秋季大会案内送信についてのお詫び
只今、【JSSD】2024年度秋季企画大会(11/9@千葉大学墨田サテライトキャンパス)開催のお知らせを送信いたしましたが、
システムエラーが発生したようで、同じ内容が数件送信されてしまいました。お騒がせいたしましたことを、お詫び申し上げます。
本部事務局
只今、【JSSD】2024年度秋季企画大会(11/9@千葉大学墨田サテライトキャンパス)開催のお知らせを送信いたしましたが、
システムエラーが発生したようで、同じ内容が数件送信されてしまいました。お騒がせいたしましたことを、お詫び申し上げます。
本部事務局
「失われたクメール美術」教育復活プロジェクト2024
王立プノンペン大学 絆ホールとカンボジアソンブール小学校で開催しました!大勢の小学生や大学生がワークショップや美術授業、シンポジウムに参加してくれました。
カンボジア国営テレビ報道 2024年8月
カンボジア プノンペン新聞報道 2024年8月
事業の趣旨・目的
カンボジアの文化はアンコール繁栄時には近隣諸国に多大な影響を与え、東南アジアの中核として担っていた。その後フランス植民地時代には「東洋のパリ」と称賛された美しい街並みが立ち並び、西洋文化も発展させながら、独自のクメール文化を保持していた。その後約2000 年まで内戦に突入しクメールの伝統美術は破壊された。現在では世界的ニーズがあるのにも関わらず、継承者や専門的な知識を持ったアーティスト、研究者が存在しない為にクメール美術とその美術教育の復活はさらに困難になってきている。内戦を生き残った正確なクメール美術の知識や経験を持った人間が年老いており、急がなければ歴史検証と復活が不可能になってしまう背景がある。また復活させたくてもカンボジアは明らかな人材不足であり、日本・世界からの専門的な人的支援は大きな国際貢献といえる。アジア最貧国となったカンボジアでは現在 小学校・中学校では美術授業は行われていない。アンコールワットを生んだこの美術大国がクメール的個性を学ぶことができないことは非常に残念と言える。クメール美術とその教育の復活を最大の目的とする。
2024年度の作品集募集は9/8(日)をもって締め切りました。
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2024年度作品集の作品募集の締め切り延長をお知らせします。
論文投稿の締め切りを8月31日(土)迄としておりましたが、
より多くの会員に向けて投稿機会を設けることを目的に、9月8日(日)迄、締め切りを延長いたします。
投稿をご検討されている学会員、あるいは会員を検討されているの皆さまには、
ご自身がデザインした〈もの・こと〉の成り立ちを振り返り、
デザイニングの思考のプロセスを記述した作品論文を奮ってご応募ください。
本年度から審査体制および手続きの最適化を目的に作品論文の投稿は専用フォームにて受付をいたします。
作品論文PDFファイル投稿の際は、下記に示す投稿票フォームを使って投稿ください。
【募集情報】
⚫︎投稿締切:2024年8月31日(土) 締切から2024年9月8日(日)締切に延長します。以降の延長はありませんのでご留意ください。
投稿にあたっては、本学会サイトの[論文・作品・辞典]メニューから[作品投稿案内]を選び、
同ページの「作品投稿規定」に記載された、作品集の学術的な〈目的〉をよく読んで執筆にお取り組みください。
執筆にあたっては同ページの「作品集執筆要領」を参照いただき「作品集投稿手順」に則って投稿ください。
→作品投稿案内へのリンクはコチラです。
【投稿先:投稿票フォーム】
⚫︎以下の投稿票フォームにアクセスし、必要事項をご記入の上、作品論文PDFをフォームにアップロードください。
⚫︎投稿票フォーム→https://forms.gle/CTsSGecCWzuh9EARA
作品集は、デザインの優れた成果物を示すとともにそのデザインプロセスにおける創造的で構成的な思考を外化し、それらをデザインの知として共有し交換するメディアです。「作品論文」と「作品ムービー」(作品内容を示すデジタルコンテンツやインタラクションを記録した映像)で構成されています(作品論文のみでも可)。掲載する作品は4頁または6頁、映像は3分以内です。
なお、投稿できる作品は、原則として締切日より過去2年以内に発表されたものが対象です。環境デザインなど、デザインの熟成や完成に時間がかかる作品等については、この原則を適用しない場合があります。
【過去作品集の閲覧】
これまでの作品集は国立研究開発法人 科学技術振興機構- J-STAGE-で公開されています。
閲覧にはJ-STAGEの購読者番号が必要で、購読者番号は学会本部事務局へ直接に問い合わせしてください。
J-STAGE掲載作品集はコチラから確認できます。
ご質問など何かありましたら、下記のメールアドレスへお問い合わせください。
〈jssd.sakuhinshu2024@gmail.com〉
作品審査委員会
■主な募集条件
【学術研究部門】
・大学院生等(修士課程・博士課程)
・35歳以下の任期付き雇用の若手研究者
・ただし、「海に関係する研究」は重点テーマとして支援し、雇用形態は問わない。
・助成額は、1件150万円を限度とする
【実践研究部門】
・学校・NPO職員等に所属している方
・博物館、図書館等の生涯学習施設に所属している学芸員・司書等
・年齢、雇用形態は問わない。
・助成額は、1件50万円を限度とする
■申請期間
・申請期間:2024年 9月17日 から 2024年10月15日 17:00 まで
■申請方法
Webからの申請となります。詳細は本会Webサイトをご確認下さい。
https://www.jss.or.jp/ikusei/sasakawa/
ポスター
2024年度作品集の作品募集をご案内します。
→作品募集のチラシは コチラからダウンロードしてください。
投稿受付は8月1日から開始し、8月31日が投稿締切日となります。
尚、2024年度は投稿期間の延長は致しません。ご留意ください。
【募集情報】
⚫︎投稿期間:8月1日(木)~31日(土)
投稿にあたっては、本学会サイトの[論文・作品・辞典]メニューから[作品投稿案内]を選び、
同ページの「作品投稿規定」に記載された、作品集の学術的な〈目的〉をよく読んで執筆にお取り組みください。
執筆にあたっては同ページの「作品集執筆要領」を参照いただき「作品集投稿手順」に則って投稿ください。
→作品投稿案内へのリンクはコチラです。
⚫︎2024年度の投稿先メールアドレスは以下のとおりです。
jssd.sakuhinshu2024*gmail.com (* を@に置き換えてください)
作品集は、デザインの優れた成果物を示すとともにそのデザインプロセスにおける創造的で構成的な思考を外化し、それらをデザインの知として共有し交換するメディアです。「作品論文」と「作品ムービー」(作品内容を示すデジタルコンテンツやインタラクションを記録した映像)で構成されています(作品論文のみでも可)。掲載する作品は4頁または6頁、映像は3分以内です。
なお、投稿できる作品は、原則として締切日より過去2年以内に発表されたものが対象です。環境デザインなど、デザインの熟成や完成に時間がかかる作品等については、この原則を適用しない場合があります。
【過去作品集の閲覧】
これまでの作品集は国立研究開発法人 科学技術振興機構- J-STAGE-で公開されています。
閲覧にはJ-STAGEの購読者番号が必要で、購読者番号は学会本部事務局へ直接に問い合わせしてください。
J-STAGE掲載作品集はコチラから確認できます。
ご質問など何かありましたら、上記のメールアドレスへお問い合わせください。
作品審査委員会
今年度は、主査の交代をはじめ、部会の幹事体制をバージョンアップする年となります。新たな体制は第71回春季研究発表大会・中日6月22日(土)のお昼・12時10分〜12時40分に開催される総会にて協議・決定する予定です。
そのような意味で、6月の全国学会の隠れテーマは「Metamorphose(変身)」と言え、部会の新たな変身を見せられるよう、準備してまいります。
現場のデザインナラティブを大事にする学術コミュニティづくりに興味のある方は、全国大会にて開催されるInfo-Dテーマセッションや総会への参加をぜひご検討ください。[これまでのInfo-D部活動はコチラ]
【2024年度 Info-D 総会】
日時:2024年6月22日(土)12:10〜12:40
場所:第7会場(2E407教室(2号館4階))
文責:横溝賢(Info-D主査)
◯2023年度 第70回春季研究発表大会までの準備と運営報告
2023年度の活動は前年度の部活動を下地に展開しているため2022年度の活動概略を前置きとして報告する。2021年7月から始めたInfo-Dマンスリー部活動・オルタナティ部は、2022年度末までに延べ20回実施された。詳細は学会サイト(http://jssd.jp/8985)を参照されたい。
その間に議論されたデザインのIssue(議論すべき問い)は、教育から組織変革、社会システム、環境社会まで裾野を広げ、いずれも現場で生起する実践者の生々しい経験に基づく〈足元のWHY(問い)〉を掘り下げる研究活動であった。実践領域は違えど、オルタナティ部活動では、自己と環境(社会システムや自然世界)の相互的な知覚運動によって形づくられる〈環世界〉を一貫して捉えようとしていた。一連の部活動を通じてInfo-Dには、部会メンバーのデザイン知の所在を協働的に探索できる研究風土が育まれてきたと言える。
2023年度第70回春季研究発表大会の活動報告
2023年度の全国大会・第70回春季研究発表大会(芝浦工業大学)では、【足元のWHYを問い直すデザイン】と【デザイン実践者が見ている環世界】の2つのテーマセッション(以下、TS)を企画した。2つの企画内容はオルタナティ部活動で見出した2つの本質的Issueを骨子としている。とりわけ「環世界」はデザイン学会では馴染みのない言葉であることから、初日6月22日(金)のOpen SIGにて「微生物と共生するデザイナの環世界」についてビジュアル議論するオープンラボを企画開催した。この会を運営したメンバは、荒石磨季(小部会【微生ぶつぶつ会】部長/シャープ(株)),陳樹全(札幌市立大学),ガブリエル・ラスク(中京大学),宮田義郎(中京大学),横溝賢(札幌市立大学),中島郁子(女子美術短期大学),三河侑矢((株)Earthist),安武伸朗(常葉大学)となる。
6月23日(土)・2日目はTS1「足元のWHYを問い直すデザイン」を開催。セッション発表件数は11件。事業成果が第一に求められる社会において、実務と実践の根幹的問いの探索への関心の高さの現れなのか、同日の午前・午後に実施したセッション会場は立ち見の参加者が出る満員状態であり、常時100人超の参加者が集まるほどの盛況であった。Info-Dでは第65回大会(2018年・大阪工業大学)より、セッションにもち寄られた実践研究を串刺しで議論する場として、ディスカッションタイムを20分設けている。2023年度は4年ぶりに登壇者らが対面でディスカッションする場が設けられ、他者の実践に自己の経験を重ねることから、互いの「デザインの熱源」をわかちあう対話が生まれていた。
6月24日(日)・3日目はテーマセッション2「デザイン実践者が見ている環世界」を開催。セッション発表件数は9件。本セッションのキーノートは小部会【微生ぶつぶつ会】メンバーが担当し、環境と身体の相互性をメタ認知する工夫として酵母の風味を知覚体験するパフォーミングアートをおこなった。酵母の甘酸っぱい香りがほのかに漂う会場で、微生物という見えない存在に想いを馳せながら発表者の環世界を考えるセッションを展開し、最後のディスカッションタイムも登壇ステージの黒板を使って議論をその場で可視化。会場参加者らと共に知的欲求の熱を帯びた議論を展開することができた。
◯2023年9月移行の活動報告
全国大会以後の活動を以下に報告する。
◉2023年9月16日−17日
中島郁子氏(Info-D幹事/女子美術大学短期大学部)の企画により、小部会【生活世界のことば】スピンオフイベントとして「デザイン論@三条ものづくり学校」が燕三条市にて開催された。このイベントには、「生活世界のことば」小部会部長の木村篤信氏((株)地域創生Coデザイン研究所)がゲストスピーカーとして参加し、同市地場産業の担い手らとコト「リビングラボ」×モノ「デジタルファブリケーション」×ヒト「人々をとりまくデザイン環世界」をテーマに、互いの研究、知見を参考にしながら、「今後どのように地域に活かせるのか」「実装するには何が必要か」をテーマに議論した。
◉2023年11月17日 ナラティブ編集室(仮)立ち上げ
デザイン学のもう一つの可能性をメディア化・出版することを目的に編集室(ナラティブ編集室(仮))を立ち上げた。
◉2023年12月9日−10日 小部会【微生ぶつぶつ会】MTG@共創学会
小部会【微生ぶつぶつ会】ミーティングを共創学会第7回年次大会(茨城)にて実施。
◉2023年12月15日 第1回ナラティブ編集室の企画会議
第1回ナラティブ編集室の企画会議を開催し、オルタナティ部活動の議論をとりまとめ、Info-Dの現在地を示す特集号を企画刊行することが決まった。
→その後、企画がまとまり、多様な現場で実践しているデザイナが見ている環世界をテーマにした特集号を特集号を2025年2月に刊行する予定で現在執筆・編集を進めている。
◉12月27日 本読み会:D.A.ノーマン氏の近著「より良い世界のためのデザイン 意味、持続可能性、人間性中心(新曜社)」
D.A.ノーマン氏の近著「より良い世界のためのデザイン 意味、持続可能性、人間性中心(新曜社)」を読んで、情報デザイン研究部会活動を相対化する本読み会を開催した。
本読み小部会は、その後、第71回春季研究発表大会のオーガナイズドセッション(2023年6月23日(日))「Why人間『性』中心デザイン?:私たちは人間中心デザインの道を抜け、人間「性」中心デザインの原野に立てるのか」企画へと展開し、ノーマン氏の近著を題材に公開議論する予定である。
◉2024年1月〜3月
Slack上で主に以下の情報について意見交換が行われた。
・各大学の卒業制作・研究展参加報告、意見交換
・ノーマン氏近著「より良い世界のためのデザイン」本に関する意見交換
・2024年度全国大会のテーマセッション企画についての意見交換
文責 横溝賢(Info-D 主査)
日本デザイン学会第4支部は,2023年3月4日(月)に令和5年度研究発表会を完全対面方式で下記の通り開催した.
開催日時: 2023年3月4日(月)
発表形式:対面方式
会場 :成安造形大学コミュニティスペース「結」
1、13:00 開会 開会の挨拶
2、13:10 シンポジウム「ユニバーサルデザイン」
益岡 了(大阪工業大学)からは、2006年の国連総会本会議における「障害者の権利に関する条約」採択以降の日本国内の動き、文部科学省所管事業分野における対応指針の策定や学校内の対応について報告があった。
また木原健太郎(大阪工業大学)からは自身の体験を踏まえて、周辺施設など具体例を示しながら、学生生活への配慮や施設管理への提言含めた示唆に富んだ報告が行われた。
質疑応答では、デザイン教育・研究に関わる立場を超えて、その意味や目的について意見交換が行われた。
3、14:30 研究発表第1セッション(座長:益岡 了支部長)
Image-based content in ELT textbooks for language acquisition
The incidence of image usage by Fukuoka’s public high school teachers
言語習得のための ELT 教科書における画像ベースのコンテンツ:福岡の公立高校教師による画像利用の発生率
サンチェス・イスリエタ・ホアン・フランシスコ1) ロウ・リオン2)
SÁNCHEZ IZURIETA Juan Francisco 1) LOH Leon 2)
1)九州大学大学院芸術工学府未来共生デザインコース 2)九州大学大学院芸術工学研究院
幼児の音声調節能力を向上させるゲーム UX デザインの改善
Improvement in game UX design to enhance preschoolers’ sound regulation abilities
王 興琦
WANG XINGQI
大阪芸術大学大学院芸術研究科
創造性発揮のために自らを動機づけようとする開発者
Designers Who Strive to Motivate Themselves to Be Creative
磯野 誠
MAKOTO, Isono
公立鳥取環境大学
4、15:30 研究発表第2セッション(座長:赤井 愛副支部長)
バーチャル・ヒューマン・インタラクション前史としてのフライトシミュレーション その1
サイバネティクスのVRデザインへの影響
Flight Simulation as a Prehistory of Virtual Human Interaction, The Impact of Cybernetics on VR Design
益岡 了1) 松田 賢1) 緒方 誠人2)
MASUOKA, Ryo1) MATSUDA, Ken1) OGATA, Masahito2)
1)大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部 2)UXデザイン研究所
利用するシーンや利用方法に焦点を当てた無電源スピーカーの提案
Proposals for unpowered speakers that focus on usage scene and methods
福浦啓志郎 三浦慎司
FUKUURA, Keishiro MIURA, Shinji
大阪工業ロボティクス&デザイン工学部空間デザイン学科
旅行困難者の海遊びトライアル
―旅行困難を解決するユニバーサルツーリズム支援のための実証―
Sea play trial for people with travel difficulties - Demonstration to support universal tourism to solve travel difficulties –
久保雅義
KUBO, Masayoshi
芸術文化観光専門職大学
茶道の美を学ぶ
2023年度社会実践力育成プログラム
Learn the beauty of tea culture, 2023 Social Practical Skills Development Program
谷本 尚子
TANIMOTO, Naoko
京都精華大学 デザイン学部
5、16:30 ポスター発表&懇親会
正課外教育サーティフィケイト制度と工学系学部におけるデザイン活動
Design Activities in University-wide Certificate Programs and in Engineering and Technical Specialized Education
阪本 邦夫 石川 奏穂
SAKAMOTO, Kunio ISHIKAWA, Kanaho
甲南大学 知能情報学部
6、16:55 閉会
令和5年度は、コロナ以前では行われていました完全対面発表を復活できた。
また参加者は4年度よりも減ったが、第4支部以外の全国から発表者、参加者があり、研究ジャンルや地域的な広がりがあった。
デザイン専攻以外の学生や英語による研究発表、活発な質疑もありました。
幹事校代表の石川泰史会員の協力より、通常の研究発表会場とは異なる明るい雰囲気の研究発表会場をご準備頂き開放的で活発な意見交換が行えた。
講演者、発表者、参加者各位の協力により、活発な交流が行えたことに御礼申し上げます。
■日時 :2024年3月16日(土)午後14:00~17:00 (質疑応答を含む)
■場所 :杉野服飾大学目黒キャンパス
■発表テーマ:明治期の染織品デザイン教育と日英交流
発表者:畑久美子(愛国学園短期大学)
要旨 : 本研究では、染織品のデザインを視座に、イギリスと日本ではデザイン教育の形成過程に差異があるのか、日英交流がデザイン教育の近代化にどのように関与しているのかについて検討した。デザイン教育の形成過程は、産業先進国であったイギリスと、西洋に後行した日本ではその様相が異なっていた。イギリスは世界に先駆けて産業革命を経験し、技術革新が先行して自生的にデザイン教育が形成されていったが、日本では、開国や明治維新などを機に技術革新と並行して、輸出や万博出品に向けたデザイン教育の必要性に迫られていった。明治期は、イギリスがデザイン改革を推進していた時期でもあり、日英交流によって、日本はイギリスから最新の工学知識・技術、博覧会や博物館、デザイン学校などの産業と芸術を融合させるしくみを享受した。一方、イギリスは、日本の伝統的な工芸の精緻や独特な美を享受し、デザインの一手法として取り入れ、日英双方向の流れがあったことを明らかにした。
〒167-0042
東京都杉並区西荻北3-21-15 ベルフォート西荻 703
Tel: 03-3301-9318, Fax: 03-3301-9319
(開設時間・火・水・金曜日10:00~16:00)
E-mail: jssd[at]mx10.ttcn.ne.jp
[at]の部分を@に置き換えてください