各賞授賞に関する規定
昭和62 年7 月25 日制定
平成2年4月21 日改正
平成8年4月18 日改正
2023年6月23日改正
第1条【目的】日本デザイン学会は,会則第4条ならびに第5条に基づき,デザインに関する学術的研究の進歩発展を目的として次の各賞を制定し,その優れた研究・業績,その優れた研究・業績をなした個人もしくは団体に対し,年度ごとに授賞する。
第2条【賞の種類・性格】日本デザイン学会が授賞する賞の種類と性格は,次のものとする。
1.日本デザイン学会特賞:学会誌に掲載された研究論文,作品等であって,特にデザイン学に関する優れた学術的研究業績を示した会員を対象として,顕彰する。
2.日本デザイン学会賞:学会誌に掲載された研究論文,作品等にあって,デザイン学の発展に寄与する優れた研究を対象として,顕彰する。
3.日本デザイン学会優秀研究賞:学会誌に研究論文,作品等が掲載されており,デザインの特定領域に関する優秀な研究功績をなした会員を対象として,顕彰する。
4.日本デザイン学会研究奨励賞:学会誌に掲載された研究論文,作品等および本学会主催の研究発表会における研究発表等にあって,その将来における発展が期待される優れた研究を対象として,顕彰する。
5.日本デザイン学会論文賞:学会誌の研究論文集に掲載された研究論文にあって,当該の年度ごとに,優れた研究を対象として,顕彰する。
6.日本デザイン学会作品賞:学会誌の作品集に掲載された作品にあって,当該の年度ごとに,優れた研究を対象として,顕彰する。
7.日本デザイン学会フロンティア論文賞:学会誌の研究論文集または作品集に掲載された論文・作品にあって,デザイン学における新たな領域として今後が期待される研究を対象として,顕彰する。
8.日本デザイン学会功労賞:本学会正会員,名誉会員,賛助会員等であって,本学会またはデザイン学の発展のため多大な功労をなした個人もしくは団体を対象として,顕彰する。
9.日本デザイン学会特別賞:本学会正会員,名誉会員,賛助会員等であって,上記の1項から8項までのどの賞にも該当せず,特別にデザイン学に関する優れた学術的研究業績または功労をなした個人もしくは団体を対象として,顕彰する。
第3条【賞】特賞,学会賞,優秀研究賞,研究奨励賞,功労賞,特別賞にあっては,賞状および記念品とする。論文賞,作品賞,フロンティア論文賞にあっては,賞状とする。
第4条【決定手順】各賞の授賞は次の方法で決定する。
1.各賞授賞候補の推薦者は本学会会員とし,推薦者は推薦理由を付して書面で会長に申し出るものとする。
2.各賞授賞の選考は日本デザイン学会各賞選考委員会(以下,選考委員会という)で行なう。
3.選考委員会は,理事会が指名した本学会会員およそ10 名をもって構成し,選考委員は年度当初に会長が依嘱する。選考委員会委員長は会長の指名する者とする。
4.選考委員会は各賞授賞候補の中から適当と認められる授賞候補を選考し,選考経過ならびに選考理由を付し,書面で会長に報告する。
5.会長は選考委員会からの報告を理事会にはかる。理事会は,理事会運営細則に準拠し,各賞授賞の可否を決定する。
第5条【授賞式】各賞の授賞式および選考経過報告は,毎年,日本デザイン学会秋季研究発表大会において行なう。
第6条【授賞の延期】各賞を授賞すべき対象がない場合は,当該年度の授賞を行なわない。
付則
第1条 本規定は,理事会の決議により変更することができる。
第2条 本規定の施行に必要な内規は,別に定める。
第3条 本規定は,昭和63 年4月1日より施行する。
第4条 本規定は,平成8年4月1日より施行する。
第5条 本規定は,2024年4月1日より施行する。