日本デザイン学会第四支部 川島文化織物文化館「創業180周年特別企画 澤部清五郎生誕140年 川島と歩む 綴織壁掛」見学会の実施報告

第四支部では川島セルコン様のご厚意により川島文化織物文化館「創業180周年特別企画 澤部清五郎生誕140年 川島と歩む 綴織壁掛」「ミラノデザインウィーク展示作品」について、2023年9月11日(月)14:00〜16:00に見学会を行えました。
当日はイギリスや台湾からの参加者もあり、また会員以外の方の参加もあって、国際的で専門的な見学会を行うことが出来ました。
関係者の皆様方のご協力に感謝申し上げます。

名誉会員 原田昭先生 叙勲のお知らせ

当学会の名誉会員、原田昭先生が、令和5年秋の叙勲で「瑞宝中綬章」を受章されました。
原田先生が栄誉に輝かれましたことを心よりお慶び申し上げます。

日欧のオープンリサーチに関するディスカッション開催のご案内

標記の通り、日欧のオープンリサーチに関するディスカッションの開催についてご案内いたします。
Science Europe 事務総長のLidia Borrell-Damian氏の来日を機に、
日欧のオープンリサーチに関する講演・ディスカッションを対面で開催します。
Science Europeは、欧州の研究資金提供機関や研究実施機関を代表する組織で、欧州30カ国41会員が加盟しています。
オープンサイエンスを、Science Europeの他の戦略的優先事項を補完する不可欠なものであると位置づけ、その支援に取り組んでいます。
日本でも、世界の潮流に合わせてオープンサイエンスへの対応が進められているところ、
Borrell-Damian氏からオープンリサーチに関する欧州の取り組みについて共有いただき、
欧州と日本の共通課題等についての共有・議論や、今後の協力の可能性について意見交換を行います。

<開催詳細>
日時:11月6日(月)13:15~15:00頃(13:00開場)
場所:JST(科学技術振興機構) 東京本部 2階共創スペース(東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ)

(地図:https://www.jst.go.jp/koutsu.html#TOKYO
言語:英語(通訳無し)
講演者:Lidia Borrell-Damian氏(Science Europe 事務総長)
※オンラインでの開催は行いません。

参加いただける場合はこちらよりお申し込み下さい。

https://form2.jst.go.jp/s/44ff2a31/o

※会場の都合上、先着10名程度で締め切らせていただきます。
是非ご参加ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

アジャイルプロセス協議会シンポジウム2023のお誘い

アジャイルプロセス協議会ではこのたび、御団体の協賛のご承諾をいただいた「AIとシステムの社会的意義」をテーマとし、Symposium2023と題した標記シンポジウムを開催いたします。年末にさしかかった慌ただしい時期(12月2日)ではございますが、工学院大学新宿キャンパスでの知の交流イベントです。

シンポジウムの開催概要ページ↓
https://www.agileprocess.jp/sympo23

ChatGPTの出現以降、AIが急速に社会に溶け込み、個人・組織の活動が変わり、産業構造にも影響がでてきています。このシンポジウムでは、AI利用のTipsや、ツール操作の話ではなく、テクノロジーがもたらす社会的影響や組織・経営にまで視座を広げた探求や実践に関する講演を揃えています。

このシンポジウムは、多様な人々との交流の場を提供しています。コミュニケーションを重視しており、リアルな(オンラインではなく)交流が主体です。シンポジウム後も最終的なプロシーディングスの公開(2024年春)も参加者に配布する予定です。

参加申込みページ(御団体の優待価格を設定しております)↓
https://8a6ab4f86ea8f5540656e72c3a.doorkeeper.jp/events/164024

なお、支払い手続きで銀行振込、会場での現金払いなどの方法を希望される場合には、問い合わせアドレス(info@agileprocess.jp)まで連絡をお願いいたします。



2024年度研究助成 医療技術研究開発助成公募開始のご案内

公益財団法人医療機器センター(理事長:菊地眞)では医療分野における社会的課題の解決に資する技術分野に関する

基礎的段階の研究開発を支えることが、将来に渡り先端的な技術が医療機器として持続的に社会に提供されることに繋がり、

我が国が最先端の医療機器を生み出す基礎になると考えております。

そこで、アカデミアの研究成果が適切に社会実装される未来を実現するために、基礎的段階の研究開発を次の開発段階へ

向かうことを後押しすべく、この度2024年度より医療技術研究開発助成事業を実施することにいたしました。

当財団は、本事業を通して、医療機器・医療技術を研究対象とする若手自然科学系研究者の育成を目指しています。

皆様からのご応募をお待ちしております。

■募集期間、研究期間■

第1期公募締切:2023年12月13日(水)

研究期間 (1年間の例):2024年4月~2025年3月末

詳しくは下記URLあるいは添付pdfファイルをご覧下さい。

◇ 2024年度 研究助成 医療技術研究開発助成 募集のご案内

https://www.jaame.or.jp/mdsi/activity/tech-grant_application.html

■問い合わせ先■

公益財団法人医療機器センター附属医療機器産業研究所

医療技術研究開発助成事務局

Mail. mdsi@jaame.or.jp

Tel. 03-3813-8553

【情報デザイン研究部会】オルタナティ部〈vol.9-vol.20〉活動報告のまとめ

情報デザインの地平から、デザイン学のもうひとつの可能性を探究する場:オルタナティ部
2022年3月~2023年3月までに行われた部活動を報告します。

オルタナティ部活動とは→

オルタナティ部vol.09テーマ
情報デザインと環境倫理に橋を架ける

◉部長:二宮咲子(関東学院大学) 
◉日時:2022年3月12日(土)20時〜22時
◉場所:オンライン

オルタナティ部vol.10テーマ
足元のWHYを問い直す~時間が生み出す構造をとらえて持続可能な社会をかたちづくる」の準備運動!

◉部長:木村篤信(地域創生Coデザイン研究所)
◉日時:2022年5月14日(土)20時〜22時
◉場所:オンライン

オルタナティ部vol.11テーマ
足元のWHYを問い直す~時間が生み出す構造をとらえて持続可能な社会をかたちづくる」学会OS

◉部長:木村篤信(地域創生Coデザイン研究所),由井真波((有)リンク・コミュニティデザイン研究所),横溝賢(札幌市立大学),元木環(公立はこだて未来大学)
◉日時:2022年6月25日(土)20時〜22時
◉場所:オンライン

2022年7月 小部会「生活世界のことば」たちあげ:
人びとの生活世界に潜在することば(コミュニケーション)を記録する方法や、社会シ ステムに伝わる言葉に転換していくデザインの可能性を探る小部会を立ち上げました
◉部長:木村篤信(地域創生Coデザイン研究所)、横溝賢(札幌市立大学)
◉場所:オンライン

オルタナティ部vol.13テーマ
実践研究へのめざめ①横溝実践~そもそもなんで実践を研究にしようとしてるの?~

◉部長:横溝賢(札幌市立大学)
◉日時:2022年7月9日(土)20時〜22時
◉場所:オンライン

オルタナティ部vol.14テーマ
微生ぶつぶつ研究→小部会「微生ぶつぶつ会」たちあげ 微生物との共生を自覚している生き方について探る

◉部長:荒石磨季(シャープ(株))、宮田義郎(中京大学)
◉日時:2022年8月13日(土)20時〜22時
◉場所:オンライン

参加者個々人の微生物との共生のかたちがMIROにもちよられた

オルタナティ部vol.15テーマ
情報デザインの航海図を描こう!オンライン

◉部長:上平崇仁(専修大学)
◉日時:8月24日(水) 20時〜22時
◉場所:オンライン

オルタナティ部リアル・ワークショップテーマ
情報デザインの航海図を描こう

第1世代のナラティブをのこすこと。生活世界と社会システムを往還する情報デザインを探求する
◉部長:上平崇仁(専修大学)
◉日時:9月6日(火)10時〜18時
活動レポートはこちら→

オルタナティ部スピンオフ
「デザインとアートとビジネスのあわい」神谷泰史さん(情報科学芸術大学院大学,コニカミノルタ(株))の研究紹介

◉部長:瀧知恵美((株)MIMIGURI)
◉日時:10月29日 20時〜22時
◉場所:オンライン

オルタナティ部vol.16テーマ
「展示デザイン実践のナラティブから論述を目指す第一歩」「デザインのナラティブ」からデザインの研究を立ち上げる道筋を考察

◉部長:元木環(公立はこだて未来大学)      
◉日時:10月8日
◉場所:京都大学

オルタナティ部vol.17テーマ
ゆく年、くる年!パークリング卒研!若者によるフレッシュなデザイン研究をもちよって、揉んで磨こう

参加大学:常葉大学(安武伸朗/In & Out Lab)、坂井田瑠衣(公立はこだて未来大)、横溝(札幌市立大)
>若者、その人の生きることと地続きのデザイン研究が集まった
◉部長:横溝賢(札幌市立大学),元木環(公立はこだて未来大学)
◉日時:12月10日(土)20時〜22時
◉場所:オンライン

オルタナティ部vol.18テーマ
ロードオブ美大のデザイン:アート系学校は何をデザインしているの?美大受験生が鍛えたデザイン脳とはなにか?

>人とは違う物事の見方、捉え方をその場で形にできることが美大脳であった
◉部長:中島郁子(女子美術大学)、福田大年(札幌市立大学)
◉日時:1月10日(土)20時〜22時
◉場所:オンライン

オルタナティ部vol.19テーマ
「やって・みて・わかるデザイン:アクティングアウトってそもそも?」三宅由莉さんとのセッション

アクティングアウトって何なんだろう?と、そこにある不確実性を排除しない(むしろ招き入れる)デザインの知について
◉部長:小早川真衣子(千葉工業大学)      
◉日時:1月
◉場所:オンライン

オルタナティ部Vol.20テーマ
大会発表の心ざしもちより会議~No.70春季大会でなに発表する?~

二宮咲子さん(関東学院大学)の社会実践、三澤直加さん((株)グラグリッド)の社会実践は研究になるのか?
>実践者が大事にしていること、1人称の見えを描き出す議論ができていた
◉部長:横溝賢(札幌市立大学)
◉日時:3月11日(土)20時〜22時
◉場所:オンライン

「アヴァンギャルドとタイポグラフィ」トークイヴェント

YOKOTA TOKYO にてブックデザインに関する展覧会に合わせた以下の通りトークイヴェントを11月4日に開催します。

尚、無料ですが、座席の関係で参加希望の方は、申し込みが必要です。詳しくは以下のサイトをお願いします。

「アヴァンギャルドとタイポグラフィ」
https://yokotatokyo.com/talkevent_20231104.html

第14回(2023年度)第1支部大会in札幌(第5報:終了速報)

第14回(2023年度)第1支部大会 in札幌の第5報です。
大会の終了速報です。

延べ90人の参加者との地域デザイン議論の3日間が終了しました!!

10月20日(金)、21日(土)、22日(日)、第1支部大会を実施しました。
全国から延べ90人が札幌市立大学に集まり、様々な活動を行ないました。

第14回(2023年)日本デザイン学会第1支部大会in札幌
「都市と自然の端境で育むデザイン実践」

各イベントの参加者

  • 仕込みワークショップ「航海図のタネを描く」|29人
  • フィールドワーク「いしやまランブリング」|55人
  • 基調講演「地域コミュニティのつくり方」|64人
  • ワークショップ「地域デザイン実践の航海図づくり」|64人
  • 実践発表会|77人
    • ポスター発表:21件
    • ライトニングトーク:18件
    • グラフィック・カタリスト:12人
  • 発表省察会「カタリストーク!!」|72人

大会に参加された皆さま、運営に協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
後日、大会サイトであらためて活動報告します。

お問い合わせ先|第1支部事務局(札幌市立大学 福田研究室)
h.fukuda[アットマーク]scu.ac.jp([アットマーク]を@に変えてください)

2023年度 第21期調査研究助成【公募型リサーチペーパー】募集のご案内

▼ 調査研究助成のご案内

公益財団法人医療機器センター(理事長:菊地眞)では医療機器産業の活性化に
向けた社会科学系研究の活性化および研究者の先生方の育成が必須であると考え、
2017年度から研究助成制度を開始しております。

当センターでは、医療機器の研究開発のあり方や医療機器産業界のあり方を念頭に、
医療機器産業を取り巻く環境、短期的あるいは中長期的な課題について分析検討し、
提言につながり得る社会科学系研究を行う社会科学系研究者の育成に取り組んでおります。

本調査研究助成をより多くの研究者の方々にご活用いただきたく、また、
これまで医療機器を対象にされていなかった研究者の皆様にもご応募を
頂きたく以下のとおりご案内申し上げます。

本調査研究助成に関し、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、
お気軽にお問合せいただければ幸いです。
皆様のご応募を心よりお待ちしております。

■対象■
大学・国立研究開発法人等の研究機関に所属する
研究者、大学院生、学部学生の方となっています。
(学部・修士課程の学生の方が応募する場合は、責任を持って研究指導して頂ける方との連名でグループとして申請して下さい。)

当該事業で目指している育成の方向性
・社会科学の視点を持てる、医療機器に携わる研究者・医療従事者の育成
・医療技術を理解できる、社会科学系研究者の育成

■対象テーマ■

医療機器産業界の振興・発展に寄与する経済学、経営学、法学、
レギュラトリーサイエンス、医療経済評価、歴史学、政治学等の幅広い
社会科学系研究テーマとなっております。
調査や分析、実証研究、 ケーススタディ等を元に一般化した
議論をするような研究を想定しています。既成の概念にとらわれない、
新しい発想に基づくテーマについても歓迎します。
(医療機器の研究開発・試作、実験、臨床研究等は対象ではありません。)
■募集期間■
第21期公募:2023年11月1日~11月30日
■詳細■

下記URLまたは添付pdfファイルをご覧下さい。

◇ 2023年度 調査研究助成【公募型リサーチペーパー】募集のご案内
https://www.jaame.or.jp/mdsi/activity/grant_application.html

■問い合わせ先■

公益財団法人医療機器センター附属
医療機器産業研究所 担当 松橋
Mail. mdsi@jaame.or.jp<mailto:mdsi@jaame.or.jp>
Tel. 03-3813-8553