2019年度秋季企画大会・第1支部大会:大会幹事校サイトの公開
2019年度日本デザイン学会秋季企画大会および2019年度日本デザイン学会第1支部大会の大会幹事校サイトが公開されましたので、ご確認ください。
大会参加登録および学生プロポジション出展申込フォームよりお申し込みください。
幹事校サイトはこちらです。https://www.tuad.ac.jp/jssd19f/
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2019 年度日本デザイン学会秋季企画大会及び2019年度日本デザイン学会第1支部大会を下記要領にて開催することになりましたので、ご案内申し上げます。ライトニングトーク、フィールドワークなど自由な研究交流が行える場をご用意しております。秋の香りあふれる山形にご参集ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
■日程:2019年11 月8 日(金)~ 11 月10 日(日)
■会場:東北芸術工科大学
■テーマ「おいしいデザイン」
長い年月を経て地域が生み出した独自の素材、技術、文化、伝統など、それらの魅力を多角的に引き出し、私たちの思考や日々の生活を真に豊かにする地域のデザインが今日求められています。そして、地域特有の良質なデザインに出会えることは、旅の楽しみにもつながります。さて、山形県内の2つの空港には、「人も食も、自然も文化もすべてがおいしい」そのような思いを込めて、「おいしい山形空港」「おいしい庄内空港」という愛称がつけられています。「おいしい」という言葉は「味がよい」という意味に留まらず、「ここでしか味わえない魅力」「自分も幸せ、みんなも幸せ」など幅広い解釈もでき、人の感覚の奥深いところに響く魅力や価値を表しています。令和元年を迎え、本大会では未来をポジティブに切り拓くためのテーマとして、「おいしいデザイン」を掲げました。ここ山形市を舞台に、地域を元気にするデザインを見つめ、未来を語り合う企画としてフィールドワーク「おいしい山形を探そう!」をはじめ、自由な研究交流を行える場をご用意しております。秋の香りあふれる山形に多くの皆様にご参集いただき、多様な気づきを共有できましたら幸いです。
■主な大会プログラム
11月8日(金)
14:00- 受付開始
15:00- 開会式、各賞表彰式・挨拶
15:40- 17:00 基調講演「おいしいデザイン」|中山ダイスケ氏(東北芸術工科大学 学長)
農業県山形県の小都市山形市に在する芸術デザイン系大学として、食文化や農林水産業、地域社会が抱える未来課題との関わりは、東北芸術工科大学の重要なアイデンティティーとなっています。首都圏の大学とは全く異なった状況に大学をあげて奮闘する取り組みを紹介しながら、新しい時代の芸術大学の役割を考えてみます。
17:10- 17:40 出版記念講演「デザイン科学事典」出版とデザイン科学の今後|松岡由幸氏(日本デザイン学会 学会長)
本講演では、このたび上梓される「デザイン科学事典」(学会編,丸善出版)の概要を紹介します。また、この編纂には、構想段階を含めると10年以上を要しており、その編纂を通じて得られた、学会が取り組むべき今後の課題についても言及します。
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11月9日(土)
08:30- 受付開始
09:30-11:30 ライトニングトーク
企画テーマに関連したテーマを中心に、研究成果、活動紹介、研究コンセプトの紹介、課題の共有など広く発表を募集します。日本デザイン学会員だけでなく、非会員の方の参加も大歓迎です。発表時間は5分と短いですが、様々な話題を同時に共有することができます。
12:20-13:50 学生プロポジション(出展登録・設営 10:30-12:00)
「学生プロポジション」は、大学院、大学、専門学校等で学ぶ学生達が日頃の研究成果を展示発表、交流することにより、幅広いデザインの知と技を共有する場です。ポスターと作品を用いた対話形式で行います。優秀者には賞が授与されます。
14:30-17:50 フィールドワーク「おいしい山形を探そう!」(会場:guraラウンジホールおよび山形市七日町周辺)
先着30名の事前登録による社会人と学生混成の6チームを結成します。チーム毎にテーマを決めてフィールドワークを行います。
14:15-15:45 討論会「新しい論文のかたち」(会場:東北芸術工科大学)
デザイン実務そのものも研究対象とするデザイン学は、他領域がこれまでに到達していない新しい学術的領域を切り拓くと同時に、そこで得られる実質的な成果・知見・経験の言語表現の新しいかたちを提案する可能性を有しています。その提案までには多くの試行錯誤を必要としますが、そのキックオフとして「新しい論文のかたち」と題した論文審査委員会による公開討論会を開催したいと考えています。自由な形での意見交換を予定しておりますので、ご興味のある方、ご意見をお持ちの方はどなたでも、この討論会に自由にご参加いただけます。
18:30-20:00 懇親会(会場:山形国際ホテル)
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11月10日(日)
10:00-11:20 フィールドワークの成果発表
各グループが発見した「おいしい山形(その土地でしか出会えない魅力)」を映像と共に発表し、地域固有の価値について意見交換します。
11:30-12:30 閉会式
13:00- 研究部会研究会
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■大会Webサイト
大会の詳細情報の確認、参加・発表申込などは、下記の大会Websiteからお願いします。
http://www.tuad.ac.jp/jssd19f/
■お問い合わせ先
・秋季企画大会・第1支部大会実行委員会 jssd2019f@gmail.com
それぞれの企画につきましては、下記にお問い合わせください。
・学生プロポジション事務局(担当:藤田寿人) prop.jssd2019f@gmail.com
・ライトニングトークおよびフィールドワーク(担当:柚木泰彦、酒井 総、長田純一) jssd2019f@gmail.com
■2019年度日本デザイン学会秋季企画大会・第1支部大会実行委員会
大会実行委員長:柚木泰彦
大会副実行委員長:酒井 総
実行委員:長田純一、藤田寿人(五十音順)
2018年10/7~8 秋田にて第1支部 第9回研究発表大会が開催されました。
● 10月7日(日)会場:秋田大学 鉱業博物館
はじめに、今井忠男先生(秋田大学国際資源学部教授/岩盤工学)による「阿仁鉱山の技術と経済が残した物~秋田文化と工業のつながり~」というテーマの講演がありました。江戸時代前期に開抗した阿仁鉱山にて、地下鉱脈の調査・採掘技術が高度に発展してきた経緯や、金銀銅の河川舟運による、まちづくり・秋田文化の創生についてのお話を聞くことが出来ました。つづいて5名の研究者による口頭発表があり、異なる現場における実践中心の研究発表を聞くことが出来ました。発表は全てグラフィックレコーディングし、懇親会の和やかな雰囲気の中で、グラレコを基ににもう一度、発表内容について議論しました。
● 10月8日(月)会場:旧割烹松下
大会二日目朝9時、約80畳のお座敷に13件のポスターがずらりと並び、ポスターセッションが始まりました。セッションは発表者も質疑に参加できるように2部制に分けて実施されました。今年は、学部生の参加が多く、学生同士の闊達な意見交換が展開されていました。
ポスター発表の次は、秋田が誇る銀銅の金工職人お二人による作品説明がありました。参加いただいたのは、江戸時代前期に刀の柄や鍔(つば)の装飾技術として生まれた木目金の製法を独学で修得した職人さんと、若い感性で伝統に捕らわれない新たな銀線細工を制作している若手職人さんです。お二人とも独自のアプローチで金工技術を探究しており、地物で工芸を極めようとするモノづくりの姿勢や考え方を学ぶことが出来ました。
職人さんの作品紹介につづいて、あきた舞妓さんによる日本舞踊の演舞がありました。実は会場となった旧割烹松下は、明治から昭和初期にかけて繁栄した川反芸者の文化を再び嗜むことを目的にリノベーションされた場所です。
鉱業で栄えた秋田の芸者文化の盛衰と再生のお話を聞き、舞妓さんの演舞による非日常世界にひとしきり浸かった後、10名の実践者によるライトニングトーク(以下、LT)がありました。LTは、「このアイデアどうでしょう?」とか、「やってみたら、こうなったんだけど、どう思います?」など、口頭発表では怖くて聞けないような「問い」を気軽に立てられることが魅力です。10人の軽やかなライトニングトークも、その場でグラフィックレコーディングし、LTの後にグラレコを見ながら参加者と発表内容に関して議論を深めました。そこでも発表者と参加者同士が、デザイン活動の悩みやアイデアについて熱く語りあう風景が、各所に生まれていました。
2日間を通して豊富な鉱脈を有する秋田の鉱業と工芸のダイナミックな相関をリアルに味わい、秋田にすっかり魅了されてしまいました。
また、2日目 旧割烹松下での研究発表では学生と職人さん、舞妓さん、そして教員、社会人の垣根を超え、それぞれのデザイン活動についての知見を交わし深める場になりました。
第1支部大会では、学会活動を地域に開いていくことをコンセプトに大会を開催しています。
2019年度の第1支部大会は「山形!」「幹事校は東北芸術工科大学!」にて日本デザイン学会秋季企画大会と合同で開催いたします。来年度も第1支部・東北-北海道圏域ならではのデザイン知が生まれる場づくりを目指していきます。
日本デザイン学会第一支部 第9回研究発表大会のプログラムが確定しました。
口頭発表5件、ポスター発表18件、ライトニングトーク10件の研究発表が集まりました。
研究発表だけでなく、今井忠男先生(秋田大学国際資源学部教授)による、秋田の文化と鉱業のつながりについての講話や、
復活した川反芸者の舞妓さんによる演舞、また秋田銀線細工の工芸職人さんによる作品紹介とお話など、
秋田の地もとのデザインを体感できるプログラムとなっています。
https://drive.google.com/file/d/0B6Y-1bRtNvHcV1daR1FpVjJXSXpHbUVvVTJXUzdUMnJDQWlJ/view?usp=sharing
2018年度 第9回目の第1支部大会を10月7日(日)~8日(月)に秋田市(幹事校・秋田大学)で開催します。本年度も「地域に開かれた学会」を活動のコンセプトとし、正会員・学生会員の他、市民活動家と共に、生活世界に生起しつつあるデザインの旬を捉え、旬を味わうための研究交流をおこないます。
第9回日本デザイン学会第一支部大会「大会開催要項」及び「参加申し込み要項」
大会テーマ:地もとでデザイン
参加・発表申し込みの詳細は開催要項をご確認ください。PDFダウロード→こちら
〇開催日時・会場 : 平成30年10月7日(日)~8日(月)(2日間)
《第1日目》10/7(日)午後2時~午後6時(受付開始:午後1時)
会場:秋田大学附属鉱業博物館講堂(秋田市手形字大沢28−2)
《第2日目》10/8(月)午前9時~正午(受付開始:午前8時)
会場:秋田文化産業施設・旧割烹「松下」(秋田市千秋公園1−3松下)
〇開催メッセージ
鉱山、銀線細工、舞妓。。。一見、関係のないような組み合わせですが、いずれも江戸時代に花開いた「秋田の地」における文化的象徴であり、また当地のデザイン活動の萌芽として、その営みを語る上で欠かすことができない存在です。このような背景のもと、今年度の日本デザイン学会第一支部会研究発表会は「秋田大学附属鉱業博物館」と「旧割烹『松下』」という、秋田のデザイン文化の息吹を感じられる2つの会場で開催することとなりました。「地もとでデザイン」されている数々の事象の紹介を通して、地域においてデザインが果たす役割、そしてこれからのデザインのあり方について考えてみたいと思います。みなさまのご参加をお待ちしております。
学会会員に限らず、「地域の未来にむけた活動について語りたい、考えたい」というかたは誰でも参加可能です。要項をよくお読みのうえ、お申し込みください。
●参加申し込み締切日 9月27日(木)
●発表申し込み締切日 9月18日(火)まで (9/7 締切から延長しました)
●第1支部大会の更新情報を受け取りたい方は、下記のgoogleフォームに基本情報を登録ください。
https://goo.gl/forms/4tUm59eAX6bs7j2w1
●「大会開催要項」及び「参加申し込み要項」 のPDFは下記からダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/18KLJt_aaJvFUavlrLp_eIhaACrlSBO_4/view?usp=sharin
※上記≪1日目≫画像2点秋田大学鉱物博物館サイトより採録
平成29年度日本デザイン学会秋季企画大会は、函館市で開催されます。
ただいま、参加・発表申し込み受付中です。
申し込み締め切りは9月30日17:00までに延長しました。
会期:平成29年10月13日(金)から10月15日(日曜)
会場:北海道函館市 西部地区
函館市地域交流まちづくりセンター、五島軒(末広町)
はこだて未来大学デザインベース(弥生町長屋、旧大黒湯)、他
担当校:公立はこだて未来大学
*詳細は http://www.fundesign.jp/jssd2017f/ をご参照ください。
平成29年度日本デザイン学会秋季企画大会は、函館市で開催します。
会期:平成29年10月13日(金)から10月15日(日曜)
会場:函館市内の複数の施設
担当校:公立はこだて未来大学
*詳細は http://www.fundesign.jp/jssd2017f/ をご参照ください。
日本デザイン学会第1支部大会が開催したので、概要を報告する。
■大会概要・参加者 等
日時:2015年9月5日(土)・6日(日)
会場:東北芸術工科大学 デザイン工学実習等 宿泊:黒澤温泉 悠湯の郷ゆさ
参加者:
学生24名(女子21名、男子3名)、教員・一般15名、取材学生1名(男子)1名
小学生4年生~6年生(こども芸術大学卒業生)21名 4グループ
学生参加大学:札幌市立大学、はこだて未来大学、八戸工業大学、東北工業大学、宮城大学、東北芸術工科大学、山形大学
■内容
『デザイン行為とは』『デザインの教育とは』を考える素晴らしい2日間であった。
テーマは『デザインのバトン 「気づきを手渡す」デザイン教育プログラムの試行』。
A)デザインを学ぶ学生が、日ごろ自分たちが学んでいる『デザイン』というものを小学生に伝える、そのための授業を組み立て実践して振り返りを行う。B)教員はその様子を観察し、アドバイスを行うことで、自らデザインという行為を省察し、今後の教育や実践の中で活かす。C)こうした学生と教員やデザイナーの学びが起きるような教育実践ワークショップ(プログラム)を考える、というデザインと学びに関するABCの三重構造を持つかなり高度な実験を行う支部大会となった。
大会主催大学の東北芸術工科大学の柚木先生(実行委員長)、三橋先生、藤田先生、酒井先生たちの綿密な計画と準備のおかげで、高度で実験的な試みは成功裏に終了したと言える。それは、参加した学生や教員・デザイナーの振り返りに明確に表れていたと思う。
2日間という短い時間の中で、異なった大学や学年の学生が、小学生を対象とした、デザインを題材とした学び(遊び)の授業を考えるというのは、何重にも難しさがある。課題もあったが全体として成功したのは、東北芸工大メンバーの綿密な全体の計画と準備および参加した学生たちの意欲の賜物であったと思う。特に、こども芸術大学の卒業生にWS(授業)に参加いただけたことは、東北芸術工科大学ならではのものであった。
デザインやデザイン教育は、今大きな転換点にいると思う。今回のような研究プログラム(WS)は、デザインの本質を考え、今後どこに軸足を置いていくかを考える上で、大変有効な支部大会であったと考える。
(第1支部長 両角)
■プログラム
第1日目 9月5日[土]
13:00 ガイダンス・学生ワークショップ (小学生対象のデザイン授業の企画検討会)
18:00 宿泊施設へ移動後、懇親会 および 翌日の準備
山形近郊の「黒沢温泉 悠湯の郷ゆさ」に宿泊。
第2日目 9月6日[日]
09:00 デザイン授業の準備
11:00 市内の小学生を招いてデザイン授業の実施
12:00 昼食
13:00 デザイン授業の振り返りと意見交換会
(アドバイザー : 高畠町教育委員会 早坂 美樹・東北芸術工科大学こども芸術大学 齊藤 祥子)
16:00 閉会
■大会風景
第6回 第1支部大会を開催いたします。
テーマ:デザインのバトン 「気づきを手渡す」 デザイン教育プログラムの試行
日時:2015年9月5日[土]・6日[日]
会場:東北芸術工科大学 デザイン工学実習棟 A1階 C室
大会内容:デザインを伝える授業を創る
デザインを専攻する大学生が日頃の学びの中で習得してきた、デザインを学ぶ上で大切なエッセンスなどのさまざまな気づきを、より若い年代のこどもたち(小学生)に伝えることを目的として「気づきを手渡す」デザイン授業を実施します。
スケジュール:
第1日目 9月5日[土]
13:00 ガイダンス・学生ワークショップ (小学生対象のデザイン授業の企画検討会)
18:00 宿泊施設へ移動後、懇親会 および 翌日の準備
山形近郊の温泉施設に宿泊予定です。
第2日目 9月6日[日]
09:00 デザイン授業の準備
11:00 市内の小学生を招いてデザイン授業の実施
12:00 昼食 (弁当を事務局が手配します。)
13:00 デザイン授業の振り返りと意見交換会
(アドバイザー : 高畠町教育委員会 早坂 美樹・東北芸術工科大学こども芸術大学 齊藤 祥子)
16:00 閉会
〒167-0042
東京都杉並区西荻北3-21-15 ベルフォート西荻 703
Tel: 03-3301-9318, Fax: 03-3301-9319
(開設時間・火・水・金曜日10:00~16:00)
E-mail: jssd[at]mx10.ttcn.ne.jp
[at]の部分を@に置き換えてください