■趣旨: 人々が協力して何かを成し遂げるときに基本となるのがチームやコミュニティです。そして、そこにはチームやコミュニティのカルチャーが大きな影響を与えます。近年は企業ではパーパスに基づいたカルチャーを大事にしたアプローチが導入されています。企業や組織おいて、カルチャーやチームという視点は不可欠な存在となりつつあります。このような背景より今回のXデザインフォーラムでは、これからのデザインを考えるために「カルチャー x チーム x デザイン」というテーマとしました。
前半では、はじめにキーノートスピーチ「カルチャーとデザインの実践」を金井恵子氏(マネーフォワード執行役員、VP of Culture)に講演いただきます。そして、特別セッション「チームのカルチャーとチームとデザイン」では、富田誠氏(東海大学教授)、瀧本はろか氏 (株式会社スマートバンク UXリサーチャー)、瀧知惠美氏 (株式会社MIMIGURI)による講演とディスカッションをします。
後半のオープンセッションは、誰もが参加・発表できるオープンなイベントとして、大事なセッションです。オープンセッションでは口頭発表8名およびポスターセッションでも多くの方が多様なテーマで発表をしてくれます。最後に交流会では、お飲み物も準備して講師や参加者で交流を深めます。とても楽しい時間になることが予想されます。この分野に興味がある多くの皆様の参加を歓迎致します。
■日時:2024年9月1日(日)13:00-17:20(開場は12:30、交流会は17:30-19:00) ■会場参加:マネーフォワード本社会議室(田町駅より徒歩3分)限定50名 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F ■オンライン参加:Zoomでオンライン配信をします。 ■主催:Xデザインフォーラム、Xデザイン研究所 ■協力:株式会社マネーフォワード、⽇本デザイン学会PD部会、Xデザイン学校 ■参加費: □会場参加:5000円(学生及びXデザイン学校 2024年度受講⽣は1000円) □会場参加+交流会:7000円(学生及びXデザイン学校 2024年度受講⽣は3000円) □オンライン参加:3000円(学生およびXデザイン学校 2024年度受講⽣は無料)交流会はなし ■詳細・申込み:https://peatix.com/event/4061112/
■プログラム ■13:00-13:05 オープニング ・浅野智(Xデザイン研究所)・山﨑和彦(Xデザイン研究所)
■13:05-13:30 キーノートスピーチ「カルチャーとデザインの実践」 ・金井恵子(マネーフォワード執行役員、VP of Culture)
■13:30-15:20 特別セッション「チームのカルチャーとチームとデザイン」 ・「表現を通じた集団的な自己認識」 富田誠(東海大学教授) ・「リサーチカルチャーブックを形作るチーム体制」 瀧本はろか (株式会社スマートバンク UXリサーチャー) ・「知が生まれてくるチームづくりとは?」 瀧知惠美 (株式会社MIMIGURI リフレクションリサーチャー/エクスペリエンスデザイナー)
■15:30-16:50 オープンセッション:口頭発表(二つの部屋に分かれます)
(セッションA)特別セッションと同じ部屋(司会:山﨑) ・01「200人がリアルに集って対話する。全社イベントのデザイン 」 石野博一(コンセント) ・02「評価制度をキャリア開発の機会へ-個人のポテンシャルを開放するチーム対話の事例研究」笠松拓也(MIMIGURI/Yurusy) ・03「「音」に向き合い再解釈する体験を通して、新しい視点を獲得。チーム・組織の創造性を高める人材育成プログラム「Sound & Thinking」」 髙塚俊(インフォバーン) ・04「個人のビジョン構想のためのワークショップの検討」 佐々木俊弥(マネーフォワード) (セッションB)特別セッションの奥の部屋(司会:浅野) ・05「横断チームで行う生活実態調査」 大塚小容子(トヨタコネクティッド) ・06「読めない人はペルソナの概念を使えない。そんな人もデザインに取り込む状況思考のすゝめ」河上泰之(Beth合同会社) ・07「グッドパッチの新規事業デザイン-新規事業立ち上げにマッチしちゃうGpカルチャーの秘密-」 秋野比彩美(グッドパッチ) ・08「組織を越える楽しさに目覚めたワークショップの報告」 安武伸朗(常葉大学)
■16:50-17:20 オープンセッション: ポスター発表
・01「学習共同体の形成によるサービス価値創出の研究 ーCULTIBASE Labにおける学習コミュニティづくりの実践事例」 田島佳穂(MIMIGURI) ・02「新しい自己理解を生み出す」 coBARの実験〜女性たちの孤独を解消する場を考える〜」 鈴木彩音(JVCケンウッド・デザイン) ・03「横断チームで行う生活実態調査」 大塚小容子(トヨタコネクティッド),西彩加(トヨタコネクティッド) ・04「大学自治へのデザイン」 安井悠起(武蔵野美術大学) ・05「レコードの聴取体験に基づく手間を対象としたデザイン論の探究」 ロテンセキ(武蔵野美術大学) ・06「共通認識を学ぶ教材の開発事例」 水野悠子(個人) ・07「妄想対話を生み出すためのチームビルディングの考察」 鈴木愛佳(常葉大学) ・08「「互助」を促すアプリケーションの有効性」 小町帆香(東京女子大学)、高良百花(東京女子大学)、渡邉凜(東京女子大学) ・09「自利と利他から考える距離感のデザイン」 南雲琴寧(東京都立大学) ・10「テーマソング作りを通じたチームカルチャーの育成と行動の変容」 仙田真郷(note) ・11「セイコーマートの地域循環型モデル可視化」 大田菜緒(武蔵野美術大学) ・12 「高校×大学×コラボレーションスペース×未来デザイン研究会 デザイン実践の学びを見つめ直す」 金子ゆり(パーソルキャリア)、大浦美穂(常葉大学) ・13「ハラスメントの多様化をテーマとしたビジュアライゼーション」 矢島和花菜 (東海大学) ・14 「保育士の、内発的動機をストーリーにした絵本の制作」 岩瀬未佳(東海大学) ・15 「システム化によって生まれた距離を埋めるためのギフトの制作」 高橋紗彩(東海大学) ・16 「外国人労働者と対話するためのおにぎり集会の実践」 御領園結花(東海大学) ・17 「共感から育むデザインリサーチ×カルチャーの土壌づくり」 酒井芳樹 (マネーフォワード) ・18 「多国間チームとのコラボレーションによるチームビルディングとユーザー理解の事例」 重枝敦也 (マネーフォワード) ・19 「働く意味のキャリアデザインの方法論に関する研究」 柳瀬浩之(ビータップ) ・20 「自身が主催する草野球チームにおけるカルチャーブックの制作」 小泉慧史(東海大学) ・21 「顧客志向を育む従業員体験設計」 鈴木修平 (KDDI) ・22「ウェブアクセシビリティを組織に浸透させる、チェックシートの再定義」 山本泰子(コンセント)、東海林 慶祐(コンセント) ・23「日本産ラム酒「TRUCK Japanese Rum」 製造販売プロジェクトの実践」 善利光雅(truck LLC) ・24「花々のストーリーをテーマにした作品制作」 伊藤葵(東海大学)
■17:30-19:00 交流会 ・Xデザインフォーラムでもっとも役に立つのは交流会だと言われています。 ・参加者と講師・発表者で交流する楽しい、貴重な時間になります。