Xデザイン学校公開講座:組織と体験のデザイン(オンライン)

■ 要旨: 企業のイノベーションやゲームチェンジを推進するためには、製品やサービスのデザインを推進するだけでなく、企業の組織や文化のデザインも考慮する必要があります。また、企業だけはなく、行政やコミュニティにおいても同様に組織や文化のデザインが必要になってきています。また、組織のデザインを考慮する上で、お客様の体験と組織のメンバーの体験も同様に重要です。

例えば、リクルート社では、2019 年には、グループ全体のデザインを統括するためにデザインマネジメント組織が設立されました。また、武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所とウィルソン・ラーニング ワールドワイド社は、「創造的組織文化と行動様式」に関する研究を共同で実施しています。また、Xデザイン学校リーダーコースでは、デザインチームの組織や組織デザインについての学びを深めています。

このような背景より、このセッションでは「組織と体験のデザイン」をテーマに、リクルート社の組織づくりを推進しているデザインマネジメント部部長の磯貝直紀氏に「組織と体験のデザイン」のお話しいただき、体験デザインと組織のデザインの研究と実践をしている山﨑先生に「体験デザインから組織のデザインへ」をお話しいただきいただきます。

そして最後に、Xデザイン学校の浅野先生にも加わってもらい「組織と体験のデザイン」を考えるディスカッションをします。講座終了後に「X デザイン学校校外研修アクションリサーチとソーシャルイノベーション」の説明会も予定しています。とても貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

■ ⽇時:12月20 日(火)19:00-21:00(開場 18:50)オンライン
■ 主催:X デザイン学校、X デザイン研究所
■ 協力:⽇本デザイン学会 PD 部会
■ 参加費:⼀般 1000円 (Xデザイン学校 2022 年度受講⽣は無料)
■詳細申込:https://peatix.com/event/3430788/view

■ プログラム
19:00-19:05 はじめに
19:05-19:45 組織と体験のデザイン
・磯貝直紀(リクルート)
19:45-20:25 体験デザインから組織のデザインへ
・山﨑和彦(武蔵野美術大学/ Xデザイン学校)
20:30-21:00 考えるディスカッション「組織と体験デザイン」
・磯貝直紀(リクルート)、浅野智(Xデザイン学校)、山﨑和彦(武蔵野美術大学/Xデザイン学校)

21:00-21:20 X デザイン学校校外研修(和歌山県すさみ町) 「アクションリサーチとソーシャルイノベーション」説明会


■講師プロフィール:磯貝 直紀(いそがい なおき)
株式会社リクルート プロダクトデザイン室 デザインマネジメント部 部長/デザインディレクター。京都工芸繊維大学大学院を修了後、総合デザインファームにて通信キャリアのデザインマネジメントや自治体の公共デザインなど、領域を横断したデザイン業務に携わる。 2015 年にリクルートに入社し、HR、日常消費、学び領域のプロダクトデザイン業務に従事。現在は、事業横断のデザインマネジメント組織を立ち上げ、デザイン領域に特化したナレッジシェア、コミュニティ化推進をはじめ、組織長としてリクルート全体のデザイン価値向上に寄与する業務を行っている。

人材募集:職員公募:福岡市城南区役所

福岡市城南区役所では、地域に足を運んで地域コミュニティ(自治協議会、自治会・町内会等)の広報活動を支援したり、様々なツールを用いて地域コミュニティの魅力を発信したりする、地域コミュニティの活性化につながる広報に熱意のある人を募集します。


職名・人員:地域広報アドバイザー(会計年度任用職員)・1名

詳しくは下記HPをご覧ください。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/jonanku/t-shien/chiikikohoadvisorbosyu.html
提出期限:2023年1月20日(金)(午後5時必着) ※持参又は郵送受付

2022年度 日本デザイン学会第5支部発表会・ライトニングトーク・ベストトーク賞のご報告

2022年10月29(土)オンラインで開催された2022年度 日本デザイン学会第5支部発表会「ライトニングトーク」において、参加者の投票結果をもとに実行委員会で審議の結果、以下4件にベストトーク賞を授賞することに決定いたしましたので、ここにご報告いたします。

  • 乳幼児のための口腔診療台のデザイン研究
    ウー・ヤーファン / 九州大学大学院 芸術工学府
  • 小説の新しい表現「モーションノベル」の提案
    黒木勇哉 / 大分県立芸術文化短期大学 専攻科 造形専攻
  • 神戸市長田区御蔵5・6丁目における復興まちづくりの流れと結果に関する研究
    溝田唯花 / 長田高校人文数理探究類型
  • 中学校生活を充実させる生活ノートデザインの研究
    大山楠奈 / 大分県立芸術文化短期大学 専攻科造形専攻 ビジュアルデザインコース

発表概要は、以下からご覧いただけます。
https://design.kyusan-u.ac.jp/jssd5th2022/

会員マイページメンテナンスのご連絡(12/8(木)21~24時)

以下の日程で会員管理システム(SMOOSY)のメンテナンスが実施されます。
メンテナンス中は会員マイページをご利用いただけません。

12月8日(木)21時~24時 ※終了時間は30分ほど前後する可能性があります。


会員の皆様にはご不便をおかけしますが、メンテナンス時間をさけてご利用いただけますようお願い申し上げます。

第59回横幹技術フォーラム
スタートアップの潮流と今後の可能性

第59回横幹技術フォーラムを開催します.
皆様のご参加をお待ちしています.

日 時: 2022年12月22日(木)15時00分-17時20分
会 場: 横幹技術協議会事務局(東京・神田)を本部とするZOOM開催
主 催: 横幹技術協議会,横幹連合
参加費: 横幹技術協議会会員企業の関係者,横幹連合会員学会の正会員,学生
     は参加無料
     今回は一般の方の参加費も無料となりました.
     なお,資料の配布はございません.

参加申込(詳細をご参照ください):【事前登録】オンライン申込 締切:12月22日(木) ※先着 100 名

https://www.trasti.jp/forum/forum_59/forum_regist.html 

詳細は, https://www.trasti.jp/forum/forum59_kyg.html を参照ください.

人材募集:職員公募:広島県

広島県では、
令和5年4月1日に採用予定の工業(意匠)職の職員を以下のとおり募集しています。

試験区分:工業(意匠)
採用予定人数:1名程度
専門分野:デザイン,人間工学
勤務先:総合技術研究所等
職務内容:工業に関する試験研究等

詳しくは、下記HPをご確認ください。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/recruit/04isyou.html

受付期限:令和4年12 月2日(金)午後5時

人材募集:特許庁非常勤職員「意匠審査資料調査員」(応募締切:令和4年11月30日)

特許庁では、意匠審査の補助業務のうち意匠出願についての下調査または意匠出願への意匠分類付与等の業務に従事する非常勤職員「意匠審査資料調査員」を募集しております。

募集人数:若干名

任用予定期間:令和5年4月1日(予定)~令和6年3月31日

(任用終了後の採用を希望する場合は、原則として改めて採用試験を受験する必要があります。)

応募締切:令和4年11月30日(水)必着(郵送の場合は同日必着。E-mailの場合は同日15時まで。)

勤務条件、求める人材(応募資格)、応募方法、選考方法など、詳細は以下の特許庁ウェブサイトをご参照ください。

https://www.jpo.go.jp/news/saiyo/other/hijokin/chousain/20221109_isho-shinsa-shiryo.html

「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2023年度前期募集

NHKで は 、 NHK アーカイブス の保存番組を 研究 用に利用 していただく トライアル へ の参加研究者 を募集しています 。
公募で 採択 された 研究者 は、 東京では NHK 放送博物館 ・川口 NHK アーカイブス 、大阪で は NHK 大阪放送局 の専用 閲覧室 で、 ご希望の 番組 を研究用に 閲覧することが出来ます。
○202 3 年度前期 閲覧 期間 20 2 3 年 4 月~ 9 月 1 組 30 日間 まで 利用可
※コロナ感染防止のため閲覧が延期・ 停止になる場合があります。
○ 募集 対象 者 大学または 高等専門学校、 公的研究所に所属する 職員・ 研究者 、大学院生
○募集 締め切り 20 2 3 年 1 月 31 日
○ 募集 研究数 放送博物館 6 組 ・川口 NHK アーカイブス 4 組 ・ 大阪放送局 2 組
応募要項等詳しくは、以下の ホームページ をご覧くだ さい 。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

人材募集:教員公募:筑波技術大学

筑波技術大学産業技術学部総合デザイン学科では、
令和5年4月1日(以降のできるだけ早い時期)に採用予定の教員を以下のとおり公募しています。

職名・人員: 助教 1名
専門分野: グラフィックデザイン学

詳しくは、下記HPをご確認ください。
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/introduction/recruitment/index.html

提出期限:令和4年12月9日(金)(必着)

第13回 日本デザイン学会第1支部大会 in 仙台「地域の見え方・接し方」実施報告

2022年10月22日(土)に仙台で「第13回 日本デザイン学会第1支部大会 in 仙台 -地域の見え方・接し方- 」開催

第13回 日本デザイン学会第1支部大会が、2022年10月22日(土)にバイブリッド形式で開催されました。

日本デザイン学会第1支部大会では、初めてのバイブリッド開催でしたが、東北・北海道地域の大学を中心に全国から、仙台会場38名、Zoom会場30名の計68名の参加者があり大盛況でした。

  • フィールドワークショップ(仙台会場)では、参加者がグループに分かれて仙台の街中を散策し、新たな発見を俳句にし、マッピングしてポスターを制作しました。
  • オンラインワークショップ(Zoom)では、各参加者が慣れ親しんだ土地について、オンラインツールを活用して紹介しました。
  • 基調講演では、岡本誠氏(公立はこだて未来大学特任教授)が「俳句とデザインあるいは共創」と題し、俳句を利用した函館の高校生と大学生による共創活動の事例紹介がありました。
  • 発表は、口頭発表6件、ライトニングトーク2件行われました。さらに、発表者と参加者を繋ぐ新しい試みの「グラフィック・カタリスト1)」によるリフレクションでは活発な意見交換がありました。

次回(2023年度)の開催地は、札幌市です。

1)グラフィック・カタリストとは?
カタリスト(Catalyst)とは、化学反応を促す「触媒」を表す英語です。発表者・観客をつなぐ新しい学会参加方法として、第一支部会が考案しました。カタリストは、口頭発表、ライトニングトークを聞いて生まれた自分の想い・問いを、発表の記録と共に紙にメモします。省察会ではそのメモを基に、発表者、観客、グラフィック・カタリストが語り合います。