第68回 春季研究発表大会 大会開催報告

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第68回日本デザイン学会春季研究発表大会 大会報告
開催校 長岡造形大学(オンライン開催)
開催月日 2021年6月25日(金)、26日(土)、27日(日)
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■参加者数(参加登録数)
866

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■成立発表数(成立発表演題一覧
211 件
(口頭発表 148件)
(ポスター発表 63件)

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以下の演題は、発表成立要件が満たされなかった為
発表が不成立となりました。
・1D-02
・P1-27
・P1-33
・P2-15

なお、大会当日に大会参加者に公開されました演題公開サイトは
3ヶ月間(9月27日(月)まで)の公開となります。
ご活用ください。

第68回春期研究発表大会グッドプレゼンテーション賞報告

2021年6月25(金)~27日(日)の3日間オンラインで開催された第68回春期研究発表大会において、座長、研究部会オーガナイザー、グッドプレゼンテーション賞推薦委員、理事より構成される推薦委員会の下、3つの選考基準(研究内容、概要、発表質疑)に基づき審査を行い、その結果51件の候補としてあがりました。それら51件について7月3日(土)に選考会議を開催し、厳正な審議の結果、以下の34件に決定いたしましたのでここに報告します。

口頭発表 28件

1A-02 課題解決型デザインから活動構成型デザインへ
実践者視点からのデザインプロセスの省察
 三野宮 定里(株式会社ソフトディバイス)

1B-04 持続的な活動/変化に向けたリビングラボ概念の拡張
 木村 篤信(NTTサービスエボリューション研究所)

1C-06 UIデザインの仕事におけるペアデザインの実践と振り返り
ペアで取り組みチーム力を上げる
 松林 景子(富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 ヒューマンインターフェイスデザイン部)

1D-01 デザイン制作における根拠の形成過程
厚生労働省のロゴタイプ制作を例に
 富田 誠(東海大学)

2A-02 触覚矢印-DiGITS:引き込み式ストッパーによる異方性触感生成部材
 安井 重哉(公立はこだて未来大学)

2B-02 電車移動における情報行動のデザイン
 根本 藍(株式会社ナディア)

2C-05「物語」が生まれる空間づくり
子どもの主体性を高める家具の提案−その2
 何 乃馨(東京工芸大学 芸術学研究科)

2D-04 音像によるユニバーサルな海中探検「深海エレベーター」
 高橋 基就(大阪工業大学)

3A-01 箕の制作過程における身体知の可視化
 古川 侑佳(千葉大学融合理工学府)

3A-05 オンラインで行うプログラミング演習における相互コメント付けが受講者の参加意欲に及ぼす効果についての調査
 土岐 文香(公立はこだて未来大学)

3B-01 音風景における音の関係性の理解を促す教育プログラムの開発と評価
 清水 康志(札幌市立大学大学院 デザイン研究科)

3C-06 大学生による地域愛着形成を促す実践のプロセスデザイン
地域学習教材「新潟ぱるた」を用いた場づくりを事例として
 堀川 強(長岡造形大学大学院)

3D-02 地域資源を活かした商品ブランディング
炭づくりで生まれた洗浄剤のプロモーション動画
 松原 かおり(福井工業大学 大学院)

3D-07 福井市主催「リアルローカリズム事業」における観光映像の制作
 髙橋 紀子(福井工業大学 大学院)

4A-01 籐製肘掛椅子「西京丸」・籐製三つ折り寝椅子の由来
 新井 竜治(芝浦工業大学)

4B-02 視覚障がい者への触知を用いた薬剤の形状・包装デザインの可能性
 平井 由香(大阪工業大学大学院ロボティクス&デザイン工学研究科)

4D-01 個人のビジョンを創発するオンライン・ワークショップ開発の研究
日本の「あんしん」のビジョンを考えるワークショップ(オンライン)を事例として
 小川 泰明(大日本印刷株式会社、武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所)

5A-02 サービスの長期利用において成長する精神価値
 堀川 将幸(千葉大学大学院)

5B-05 グループ発散思考の系統的誘導によるデザイン発想創出の試み
 増渕 健太(東京大学大学院学際情報学府)

5D-03 ライフスタイルの変化にシンクロする広場のあり方
 青木 絵美(芝浦工業大学)

6A-02 アバターの外見と動きとその印象に関する研究
 清水 千夏(千葉大学大学院)

6B-03 HMD型MRデバイスを用いた視覚情報低減オブジェクトの可能性
 島田 誠人(千葉大学大学院)

6D-01 アイソタイプと同時代の情報アニメーションの史的研究
フィリップ・ラーガンのグラフィック・デザイン
 伊原 久裕(九州大学 大学院芸術工学研究院)

6D-03 シピ・ピネルズによる女性雑誌の編集デザイン活動
 櫻井 かのこ(岐阜大学大学院)

7A-03 鉄道駅ホームドアの印象評価に基づくデザイン要件の検討
 齋藤 健太(東京都立大学大学院システムデザイン研究科)

7B-02 デザイン学研究の変遷と傾向に関する研究
 有馬 悠弥(芝浦工業大学大学院)

7C-03 シーンに基づいたアイデア想起法の開発
 鈴木 渚(芝浦工業大学大学院)

7C-05 プロトタイピングへ向けたアイディエーションツールの検討
産学連携事業を対象としたワークショップを通じて
 鈴木 宣也(情報科学芸術大学院大学)

ポスター発表 6件

P1-07 UD視点による呼吸器プロダクトの可能性について-6
医学とデザイン学の融合による次世代型呼吸器診療ツールの開発
 肥田 不二夫(日本大学芸術学部)

P1-09 義眼をつける子どもたちのための眼帯
 赤井 愛(大阪工業大学)

P1-28 違和感をデザイン対象として扱うための基礎研究
-モノや体験に対する違和感の構造把握-
 山根 圭太(京都工芸繊維大学大学院)

P1-30 江戸時代の染織図案に見る文字のデザインと「拡張的な文字」
寛文期の小袖模様雛形本を題材として
 山下 絵理(東京藝術大学)

P2-06 市民が実践者に変容するしくみの考察2
触媒者の重要性と行政が果たす役割の可能性
 安武 伸朗(常葉大学 造形学部)

P2-14 まちと手紙と未完成の画面
 内田 夢乃(フリーランス)

第68回 春季研究発表大会 の オンライン大会参加について

第68回日本デザイン学会春季研究発表大会を
以下の通り開催いたします。

開催校 長岡造形大学
開催月日 2021年6月25日(金)、26日(土)、27日(日)

本大会は、オンライン開催となり「参加登録」をされた方に
アクセスするための情報が以下のメールで配信されます。

■メール配信元アドレス:
noreply.confit@atlas.jp
■メールタイトル:
[日本デザイン学会 第68回研究発表大会] 大会参加に関して

迷惑メールフォルダに振り分けられるなどの報告がございますので
ご確認ください。

2021年度(第68回)総会について

日本デザイン学会会員各位

平素より学会の活動に多大なるご支援・ご理解を賜り心より感謝申し上げます。

2017年4月に一般社団法人に移行後,総会の構成員は代議員のみとなっておりますが, 総会は会員の皆様からご意見を頂戴する大変貴重な機会と考え, 会員どなたでもご参加頂ける開かれた場としてこれまで開催させて頂いてきました。

しかしながら, 2021年度(第68回)総会 は新型コロナウイルス感染拡大防止を鑑み,誠に申し訳ございませんが,代議員のみ参加のWEB会議として開催させて頂きたいと思います。

総会資料は下記からダウンロードできますので,ご精査の頂き,ご意見,ご提案がございましたら,お手数ですが,ぜひ事務局までメール,ファックスにて,お送り頂ければと存じます。

・2021年 定時社員総会_総会議案書

ご理解のほど,また引き続ご支援の程,よろしくお願い申し上げます。

2021年度春期研究発表大会 オンライン学生企画「第100回日本デザイン研究大賞選考会」のご案内

春期研究発表大会 長岡造形大学(6月25~27日)で開催するオンライン学生企画についてご案させて頂きます。

学生の方であればどなたでも無料で参加できる企画です。
特に発表をご予定の学生の皆さんは,オンライン学会を2倍いや10倍楽しむためにも,ぜひご参加頂ければと思います。
また教員の方もぜひご指導されている学生の皆様にご推薦頂ければと思います。

【企画タイトル】
「第100回日本デザイン研究大賞選考会」-今年はあなたが審査委員長です!
https://jssd2021-student-event.studio.site/

【開催概要】
形式:オンライン
参加資格:大学生、短大生,専門学校生,大学院生の個人
参加条件:求められる会議への出席、口頭発表、ポスター発表のおける審査に参加できる方。会議、審査においてZoomによる安定した接続が確保できる方に限ります。
  定員:50人程度
 参加費:無料
応募〆切:6月19日(土)23:59

※詳細・応募・お問合せについては上記のURLをご確認ください。

研究推進委員会
小野,柿山,蘆澤,佐々,佐久間,秋山

第68回 春季研究発表大会 確定版プログラム公開

第68回日本デザイン学会春季研究発表大会の
確定版プログラムを公開しました。

2021JSSD_210611

ご確認ください。

第68回 春季研究発表大会 暫定版プログラム公開

第68回日本デザイン学会春季研究発表大会の
暫定版プログラムを公開しました。

2021JSSD_tentative_210525

ご確認ください。

【JSSD_68th】発表成立要件の確定_発表申込/原稿投稿〆切延長のお知らせ

第68回 春季研究発表大会(大会幹事校:長岡造形大学)
に関してお知らせします。

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「発表成立要件」を確定しました
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大会幹事校サイトの【発表申込要領】の3ページ目をご確認ください。

https://www.nagaoka-id.ac.jp/jssd68th/

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発表申込と概要集原稿の投稿締切を延期しました
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当初、3月31日(水)とご案内しておりました
発表申し込み期間/概要集原稿投稿期間の締切を、
4月11日(日)23:59(深夜)まで延長いたします。

既に原稿をご投稿頂いた皆様におかれましても、
原稿の差し替えが可能ですので、ご活用ください。

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本大会はオンラインでの開催となります。
奮って発表のお申し込みを頂けますよう、
宜しくお願い致します。

第68回 春季研究発表大会 について(大会幹事校:長岡造形大学)

2021年の春季研究発表大会は全てリモートで実施します。
そのため、例年と申込手順が大きく異なることになりますので
大会幹事校WebSiteの情報をご参照の上、奮ってご参加ください。

 

■大会概要
 開催校 長岡造形大学
 開催月日 2021年6月25日(金)、26日(土)、27日(日)
 開催方式 zoomミーティング及びzoomウェビナーによるリモート開催

 

■大会幹事校WebSiteの公開に関して
 以下のサイトにて、情報を公開してまいります。
  ↓
 https://www.nagaoka-id.ac.jp/jssd68th/

以上

第68回 春季研究発表大会:テーマセッションに関して

第68回 春季研究発表大会のテーマセッションは以下の通りです。

■ タイムアクシスデザイン研究部会
(1)研究部会名(和文):タイムアクシスデザイン研究部会
(2)研究部会名(英文):Timeaxis Design Research Section
(3)主査氏名:佐藤 浩一郎
(4)テーマ(和文):タイムアクシスデザイン
(5)テーマ(英文):Timeaxis Design
(6)概要:
従来のデザインに時間軸の概念を導入した新たなパラダイム;「タイムアクシスデザイン」を取り上げる.具体的には,人工物に対する時間経過に伴う価値観の変動や,様々な使用環境や使われ方などの場の時間軸変化を考慮した新しいモノ・コトづくりのためのデザイン方法やその応用まで幅広く議論を行う.主なキーワードとしては,タイムアクシスデザイン,価値成長デザイン,UXデザインなどが挙げられる.

■ デザイン科学研究部会
(1)研究部会名(和文):デザイン科学研究部会
(2)研究部会名(英文):Design Science Research Section
(3)主査氏名:佐藤 浩一郎
(4)テーマ(和文):多空間デザインモデル,デザイン理論・方法論
(5)テーマ(英文):Multispace Design Model, Design Theory and Methodology
(6)概要:
デザイン行為における法則性の解明の中核を成すデザイン理論,方法論とそれらの応用を対象として幅広く議論を行う.具体的には,デザイン理論の枠組みの一つである多空間デザインモデル,デザイン行為のモデル化や分析・発想・評価といったデザイン思考に関わるテーマを取り上げる.主なキーワードとしては,デザイン科学,デザイン思考,創発デザイン,最適デザインなどが挙げられる.

■ 子どものためのデザイン部会
(1)研究部会名(和文):子どものためのデザイン部会
(2)研究部会名(英文):Design for Children
(3)主査氏名:赤井 愛
(4)テーマ(和文):子どものためのデザイン
(5)テーマ(英文):Design for Children
(6)概要:
これまで同様、「子どものため」のさまざまの立場から、デザイン研究の成果を持ち寄り、知見を共有するとともに、協働の可能性について議論する。

■ 家具・木工部会
(1)研究部会名(和文):家具・木工部会
(2)研究部会名(英文):Furniture and Woodworking Research Group
(3)主査氏名:新井 竜治
(4)テーマ(和文):伝統的資源と現在学(家具・木工部会)
(5)テーマ(英文):Traditional Resources and Current Studies: Furniture and Woodworking Research Group
(6)概要:
本セッションは、日本・世界の家具・木工に関する最新研究成果の報告の機会である。2019年本部会は近現代日本家具のデザインと技術に関する特集号101号を発行した。その特集号執筆者の一人による特別講演も予定している。

■ プロダクトデザイン部会
(1)研究部会名(和文):プロダクトデザイン部会
(2)研究部会名(英文):Industrial Design
(3)主査氏名:山崎 和彦
(4)テーマ(和文):ユーザーエクスペリエンスデザイン
(5)テーマ(英文):User Experience Design
(6)概要:
サービス、プロダクト、アプリケーション、空間などに関わる体験デザインに関する研究。特に、ユーザー、市民、顧客、社員、など多様な人たちの体験や経験を考慮したデザインを歓迎します。

■ 情報デザイン研究部会
(1)研究部会名(和文):情報デザイン研究部会
(2)研究部会名(英文):Information Design Group
(3)主査氏名:横溝 賢
(4)テーマ(和文):自己のデザイン実践知をとらえなおす
(5)テーマ(英文):Re-grasping my own hands-on design wisdom
(6)概要:
生の人との社会実践は、やればやるほど問題の複雑さが露わになる。
複雑さを受容するデザインもあるとすれば、そこにはどんな知恵や技があるのか?
対面できない日々のなか関わりあう工夫が必要とされ、その経験がきっかけでかつての実践への発見もあるだろう。自己の経験を横断的に省察した社会実践の論述を集め、デザインの知の在りどころを深掘りする。