2021年6月25(金)~27日(日)の3日間オンラインで開催された第68回春期研究発表大会において、座長、研究部会オーガナイザー、グッドプレゼンテーション賞推薦委員、理事より構成される推薦委員会の下、3つの選考基準(研究内容、概要、発表質疑)に基づき審査を行い、その結果51件の候補としてあがりました。それら51件について7月3日(土)に選考会議を開催し、厳正な審議の結果、以下の34件に決定いたしましたのでここに報告します。
口頭発表 28件
1A-02 課題解決型デザインから活動構成型デザインへ
実践者視点からのデザインプロセスの省察
三野宮 定里(株式会社ソフトディバイス)
1B-04 持続的な活動/変化に向けたリビングラボ概念の拡張
木村 篤信(NTTサービスエボリューション研究所)
1C-06 UIデザインの仕事におけるペアデザインの実践と振り返り
ペアで取り組みチーム力を上げる
松林 景子(富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 ヒューマンインターフェイスデザイン部)
1D-01 デザイン制作における根拠の形成過程
厚生労働省のロゴタイプ制作を例に
富田 誠(東海大学)
2A-02 触覚矢印-DiGITS:引き込み式ストッパーによる異方性触感生成部材
安井 重哉(公立はこだて未来大学)
2B-02 電車移動における情報行動のデザイン
根本 藍(株式会社ナディア)
2C-05「物語」が生まれる空間づくり
子どもの主体性を高める家具の提案−その2
何 乃馨(東京工芸大学 芸術学研究科)
2D-04 音像によるユニバーサルな海中探検「深海エレベーター」
高橋 基就(大阪工業大学)
3A-01 箕の制作過程における身体知の可視化
古川 侑佳(千葉大学融合理工学府)
3A-05 オンラインで行うプログラミング演習における相互コメント付けが受講者の参加意欲に及ぼす効果についての調査
土岐 文香(公立はこだて未来大学)
3B-01 音風景における音の関係性の理解を促す教育プログラムの開発と評価
清水 康志(札幌市立大学大学院 デザイン研究科)
3C-06 大学生による地域愛着形成を促す実践のプロセスデザイン
地域学習教材「新潟ぱるた」を用いた場づくりを事例として
堀川 強(長岡造形大学大学院)
3D-02 地域資源を活かした商品ブランディング
炭づくりで生まれた洗浄剤のプロモーション動画
松原 かおり(福井工業大学 大学院)
3D-07 福井市主催「リアルローカリズム事業」における観光映像の制作
髙橋 紀子(福井工業大学 大学院)
4A-01 籐製肘掛椅子「西京丸」・籐製三つ折り寝椅子の由来
新井 竜治(芝浦工業大学)
4B-02 視覚障がい者への触知を用いた薬剤の形状・包装デザインの可能性
平井 由香(大阪工業大学大学院ロボティクス&デザイン工学研究科)
4D-01 個人のビジョンを創発するオンライン・ワークショップ開発の研究
日本の「あんしん」のビジョンを考えるワークショップ(オンライン)を事例として
小川 泰明(大日本印刷株式会社、武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所)
5A-02 サービスの長期利用において成長する精神価値
堀川 将幸(千葉大学大学院)
5B-05 グループ発散思考の系統的誘導によるデザイン発想創出の試み
増渕 健太(東京大学大学院学際情報学府)
5D-03 ライフスタイルの変化にシンクロする広場のあり方
青木 絵美(芝浦工業大学)
6A-02 アバターの外見と動きとその印象に関する研究
清水 千夏(千葉大学大学院)
6B-03 HMD型MRデバイスを用いた視覚情報低減オブジェクトの可能性
島田 誠人(千葉大学大学院)
6D-01 アイソタイプと同時代の情報アニメーションの史的研究
フィリップ・ラーガンのグラフィック・デザイン
伊原 久裕(九州大学 大学院芸術工学研究院)
6D-03 シピ・ピネルズによる女性雑誌の編集デザイン活動
櫻井 かのこ(岐阜大学大学院)
7A-03 鉄道駅ホームドアの印象評価に基づくデザイン要件の検討
齋藤 健太(東京都立大学大学院システムデザイン研究科)
7B-02 デザイン学研究の変遷と傾向に関する研究
有馬 悠弥(芝浦工業大学大学院)
7C-03 シーンに基づいたアイデア想起法の開発
鈴木 渚(芝浦工業大学大学院)
7C-05 プロトタイピングへ向けたアイディエーションツールの検討
産学連携事業を対象としたワークショップを通じて
鈴木 宣也(情報科学芸術大学院大学)
ポスター発表 6件
P1-07 UD視点による呼吸器プロダクトの可能性について-6
医学とデザイン学の融合による次世代型呼吸器診療ツールの開発
肥田 不二夫(日本大学芸術学部)
P1-09 義眼をつける子どもたちのための眼帯
赤井 愛(大阪工業大学)
P1-28 違和感をデザイン対象として扱うための基礎研究
-モノや体験に対する違和感の構造把握-
山根 圭太(京都工芸繊維大学大学院)
P1-30 江戸時代の染織図案に見る文字のデザインと「拡張的な文字」
寛文期の小袖模様雛形本を題材として
山下 絵理(東京藝術大学)
P2-06 市民が実践者に変容するしくみの考察2
触媒者の重要性と行政が果たす役割の可能性
安武 伸朗(常葉大学 造形学部)
P2-14 まちと手紙と未完成の画面
内田 夢乃(フリーランス)