第62回春季研究発表大会グッドプレゼンテーション賞報告

第62回春季研究発表大会のグッドプレゼンテーション賞が、以下の通り決定致しました。
受賞者には後日、学会事務局より賞状が送付されます。

【口頭発表】

A4-03 デザインの識別における印象と精神生理的評価の可能性の検討
立石 知佳子*, 稲生 楽*, 澤井 浩子**, 小山 恵美**, 木谷 庸二**, 藤戸 幹雄**(京都工芸繊維大学大学院*, 京都工芸繊維大学**)

A5-04 執務空間における植物工場技術を活用したインテリアグリーンの可能性
原 寛道, 萩谷 俊之, 濱本 雅明, 今泉 博子(千葉大学大学院)

A6-04 プレイスメイキングの定義・原則と場の評価項目に関する考察
三友 奈々(日本大学)

A7-03 能動的触知覚から生じる操作フィードバックを用いたUI の「カタチ」
安井 重哉(公立はこだて未来大学)

A8-02 人流データに基づいた移動行動のモデル化
秋山 福生*, 石垣 純一*, 小松 岳*, チョウ ショウセイ*, 土肥 真梨子**, 峯元 長**, 瀬戸 宏一**, 小野 健太***, 渡邉 誠***(千葉大学大学院*,株式会社日立製作所**, 千葉大学***)

B3-04 山梨県固有のデザインソースの編集とアーカイブ構築
佐藤 博紀*,***, 串田 賢一*,***, 渡辺 誠*,***, 鈴木 文晃*,***, 石田 正文*,***, 三井 由香里*,***, 五十嵐 哲也**,***, 秋本 梨恵**,***(山梨県工業技術センター*, 山梨県富士工業技術センター**, 山梨県総合理工学研究機構***)

B10-02 弾性を有するスギ圧縮木材の家具への適用
齋藤 優太*, 平野 葵**, 阿部 眞理***, 白石 照美***, 小幡谷 英一****, 足立 幸司*****(拓殖大学大学院*, 知多カリモク株式会社**, 拓殖大学工学部***, 筑波大学大学院生命環境科学研究科****, 秋田県立大学木材高度加工研究所*****)

C2-02 紙を用いたリバーシブルインタフェースのデザイン研究
土屋 雅人*, 鈴木 喬裕**(法政大学*, 法政大学大学院**)

C4-05 訪日外客のための鉄道駅券売機の使いやすさと印象に関する研究
飛田 真理子*, 藤戸 幹雄**, 木谷 庸二**(京都工芸繊維大学大学院*, 京都工芸繊維大学**)

C5-03 企業における組織的創造の問題と構造
畔柳 加奈子, 伊藤 晶子, 櫛 勝彦(京都工芸繊維大学大学院)

C7-03 デッサン制作時の視線行動の分析
笹井 五月, 木下 武志, 山本 紀輝, 長 篤志(山口大学大学院理工学研究科)

C9-03 動的なスクリーン「Addressable Screen」の研究開発
酒井 聡*, 青木 孝文**, 若生 一広***, 阿部 晃一****, 三瓶 仁寛*****, 菅原 道晴******(東北芸術工科大学*, 国立大学法人 東北大学**, 仙台高等専門学校***, 株式会社 小糸樹脂****, 株式会社 エキサイト*****, 株式会社 レイティストシステム******)

C10-03 精神発達遅滞児のADL の自立を支援するツール・環境のデザイン
高嶋 祐斗*, 三橋 俊雄**(京都府立大学大学院*, 京都府立大学**)

D9-02 形態比較のためのリアルタイムCG 骨格標本の提案
岑村 春香*, 金 尚泰**(筑波大学大学院 図書館メディア研究科*, 筑波大学大学院 図書館情報メディア系**)

口頭発表(テーマセッション)

A2-04 ワークショップ参加者の工程による気持ちの変化の分析
若林 尚樹*, 政倉 祐子**, 田邉 里奈***(東京工科大学*, 愛知淑徳大学**, 千葉工業大学***)

A10-06 木村貞の家具図の特質と変遷
新井 竜治(共栄大学)

B1-05 意味論的展開にもとづく感覚情報の設計方法論
柴田 英吉, 柳澤 秀吉, 辻村 宗士(東京大学)

B2-04 子どもの能動的参加を促し、遊び場を構築する道具や手法に関する基礎的研究
福田 大年, 小宮 加容子(札幌市立大学)

C3-02 内装材テクスチャの類型別評価因子と今後の開発方針
森 幸雄**, 松岡 慧*, 前泊 秀徳**, 岸本 侑子**(慶應義塾大学/K システムデザイン*, 南条装備工業株(株)**)

C8-02 「つくることで学ぶ」学習活動の実践
久保田 拓朗*, 小田 裕和**(千葉工業大学*, 千葉工業大学工学研究科**)

D2-04 再生可能エネルギーによるライトアート作品の企画・展示
村上 史明, 逢坂 卓郎(筑波大学芸術系)

D3-03 ウェアラブル・モーションキャプチャーの関節計測モジュール
後藤 泰徳*, 大谷 桂司**, 平田 一郎*(兵庫県立工業技術センター*, コンビニエンジニア**)

D4-03 音あそびが引き出す創造的コミュニケーション
森 進太郎, 谷口 俊平, 永井 由佳里(北陸先端科学技術大学院大学)

D8-04 Tokyo Graphic Recorder の活動を基盤としたビジュアライズスキル分析
清水 淳子(Tokyo Graphic Recorder / ヤフー株式会社)

【ポスターセッション】

PA1-18 行政と学生協働のデザインシンキングによるアセットマネジメント広報の実施
望月 香那, 安武 伸朗(常葉大学)

PA2-08 台湾におけるワラ材料を活用した商品開発
Yu Hsin Yin*, Shu Chu Yuan**, Lo Tsai Yun**(大同大学大学院,台湾*, 大同大学,台湾**)

PB1-13 紙育のための立体紙見本の提案
今村 文弥*, 阿部 眞理**(拓殖大学大学院工学研究科*, 拓殖大学工学部**)

PB2-03 下腿切断者向けの水泳用義足におけるデザインと機能の改善
山﨑 洵**, 和田 両磨**, 木谷 庸二*, 藤戸 幹雄*(京都工芸繊維大学*, 京都工芸繊維大学大学院**)

平成27年度学会各賞候補推薦のお願い

謹啓
貴殿におかれましてはご健勝のことと存じます。
さて、ご承知のこととは存じますが、本学会が授与する学会各賞の選考は、広く会員各位からのご推薦を受けて、その作業を進めることになっております。
つきましては、

「各賞授賞に関する規定」ならびに「各賞授賞候補推薦要領(覚え):PDF:145K
をご参照のうえ、
「日本デザイン学会平成27年度学会各賞候補推薦書:PDF:145K

にご記入いただき、平成27年7月31日までに、下記までご回答ください。

学会賞授賞にあたっては、学会賞授賞選考委員会において、各位からご推薦のあった会員および研究を対象として慎重に選考・審査し、本年度の秋季企画大会において授賞のはこびにしたいと考えております。
よろしくお願い申しあげます。

敬具

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宛先: 日本デザイン学会本部事務局
〒167-0042 杉並区西荻北3-21-15ベルフォート西荻703
TEL : 03-3301-9318
FAX : 03-3301-9319
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「デザイン塾」Facebook & HPのご案内

デザイン理論・方法論研究部会を中心とした活動「デザイン塾」のFacebook と HPをご案内いたします。最新情報は下記より参照ください。

Facebook :

https://www.facebook.com/designjuku.jp

HP:

http://www.designjuku.jp/

 

案内:第7回 九州・沖縄地区 学生デザイン展

日本デザイン学会第 5支部では、九州・沖縄におけるデザイン教育の成果を公にし、
デザインの魅力を広く社会に発信するとともに、地域社会の活性化に貢献するという目的で、
NPO法人芸術の森デザイン会議、九州芸文館との協働により、
学生デザイン展を開催いたします。
お近くの方は是非ご来場下さい。

日程・会場等

参加校

  • 大分県立芸術文化短期大学 美術科・専攻科
  • 九州大学 芸術工学部・芸術工学府・ 統合新領域学府
  • 九州産業大学 芸術学部
  • 九州造形短期大学 造形芸術学科
  • 近畿大学 産業理工学部
  • 崇城大学 芸術学部
  • 西日本工業大学 デザイン学部

 

発信:日本デザイン学会 第5支部 井上 貢一

 

 

「デザイン塾:タイムアクシスデザインの時代」開催のお知らせ

日本デザイン学会 会員各位
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デザイン塾:タイムアクシスデザインの時代

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タイムアクシスデザインは,モノ・コトづくりに時間軸を導入することで,新たな価値を創生するための新しい理論・方法論であるとともに,思想でもあります.ここでは,21世紀のモノ・コトづくりに必要となる「タイムアクシス(時間軸)」を積極的に取り入れたデザインの理論から実践について議論を行います.加えて,人工物の「タイムアクシス」における変化への適合のみならず,人工物自身がいかなる「タイムアクシス」の変化を創っていくかという新たなデザインの可能性についても勘考します.
皆様のご参加をお待ちしておりますので,よろしくお願い申し上げます.
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■共催  :日本デザイン学会 デザイン理論・方法論研究部会(DTM)
日本設計工学会 研究調査分科会
日本機械学会 デザイン科学研究会
デザイン塾
■日時  :平成 27年 7月 17日(金),13:00~18:00
■会場  :慶應義塾大学矢上キャンパス デザインセンター コラボレーティブデザインルーム(新34棟321室)
■参加費 :無料
■登録  :7月13日(月)までに慶應義塾大学 佐藤浩一郎 (k.sato@mech.keio.ac.jp) へご連絡下さい.
■日程  :下記参照(時間帯は目安であり,都合により変更となる可能性もございます)
□はじめに  (13:00~13:05)
・松岡 由幸 (慶應義塾大学)

□第1部 「タイムアクシスデザインの時代」パネルディスカッション(13:05~14:30)  司会:加藤 健郎(慶應義塾大学)
■ 「Concept Movie – TimeAxis Design」 (13:05~13:15)
■ 「タイムアクシスデザインの時代」 (13:15~13:30)
・松岡 由幸
■ 「使えば使うほど価値が成長するモビリティシステム」(13:30~13:45)
・古郡 了(マツダ株式会社)
■ 「ライフサイクル工学におけるタイムアクシスデザインの必要性」 (13:45~14:00)
・梅田 靖(東京大学)
■ 「製品サービスシステム(PSS)開発とタイムアクシスデザイン」 (14:00~14:15)
・下村 芳樹(首都大学東京)
■ 講演者全員によるパネルディスカッション(14:15~14:30)

□休憩(14:30~14:40)

□第2部  タイムアクシスデザイン・価値成長デザインに関する講演(14:40~15:30)  司会: 佐藤 浩一郎(慶應義塾大学)
■ 「材料を視点とした価値成長型人工物のタイプとデザイン指針」 (14:40~15:10)
・畑 政貴(慶應義塾大学大学院)
■ 「 Timeaxis Design of Health Monitoring Seat System」 (15:10~15:30)
・Mikako Arita(Graduate School of Keio University)

□第3部  技術交流会&ポスターセッション@創想館1階学生コミュニケーションルーム(15:40~18:00) ※参加費 1,000円(軽食を準備いたします)
■ 「Mモデル(多空間デザインモデル)とVモデルの融合」
・岡本 祐輝(慶應義塾大学),室橋 雅彦(慶應義塾大学大学院),西村 秀和(慶應義塾大学大学院)
■ 「価値成長メカニズムの解明」
・阿久津 貴広(慶應義塾大学大学院),上嶋 一徳(慶應義塾大学),西村 秀和
■ 「東京オリンピックに向けた外国人旅行者への案内システム」
・小荷田 樹之(慶應義塾大学大学院),廣井裕一(慶應義塾大学大学院),
小木 哲朗(慶應義塾大学大学院)
■ 「プラスチックの逆襲 まがいものの美学」
・椿 洋輝(慶應義塾大学大学院),森田 咲(慶應義塾大学大学院)
小林 昭世(武蔵野美術大学),佐藤 弘喜(千葉工業大学)
■ 「直線と曲線の考現学」
・前田 真里奈(慶應義塾大学),安本 雄貴(慶應義塾大学),小林 昭世,佐藤 弘喜
■ 「座り心地の知識体系化」
・亀坂 瑠里子(慶應義塾大学),金 侖慧(慶應義塾大学),松岡 由幸

オーガナイズドセッション専用サイトのご案内

オーガナイズドセッション「子どものためのデザ インに必要な視点とは何か」(第62回日本デザイン学会)
の専用サイトはこちらです.

 

 

Facebook「子どものためのデザイン部会」のリンク先

Facebook「子どものためのデザイン部会」のリンク先はこちらです.

https://www.facebook.com/design.for.children.jp

オーガナイズドセッション「子どものためのデザ インに必要な視点とは何か」

オーガナイズドセッション「子どものためのデザ インに必要な視点とは何か」
のご案内

第62回日本デザイン学会春季研究発表会
千葉大学(西千葉)

2015年6月13日(土)15:15〜17:15
総合校舎  OS BD会場(C号棟C12室)

プログラム:pdf

テーマセッション「子どものためのデザイン」(第62回デザイン学会)

テーマセッション「子どものためのデザイン」のご案内

第62回日本デザイン学会春季研究発表大会
千葉大学(西千葉)
2015年6月13日(土)
9:00〜11:00 口頭2会場(2階F22室)

13:00〜15:00 口頭2会場(2階F22室)

プログラム:pdf

案内:教育部会:デザイン教育研究会 2015-vol.1

テーマ 『「美的構成研究」での取り組み 〜ゲーム的要素を取り入れた「構成」教育の手法』

発表者 前田 滋人(日本大学藝術学部美術学科非常勤講師)
日時  2015年7月3日(金) 19:00〜20:30
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階共同アトリエ 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1

従来のいわゆる「構成」の教育としては、バウハウス的な体系や数学的な分割、色彩理論などを中心に平面構成や立体構成の作品を作る、というのが一般的だと思います。そのような「理論的知識を与える」ことはグラフィックデザインやプロダクトデザインを学ぶことにおいては必要なことかもしれませんが、非デザイン系(絵画、彫塑等の美術系)の学生にとってそのような「理屈」は自分の制作との関連が見えにくいため、学習のモチベーションが高まらないのではないでしょうか。また「構成」は平面や立体だけでなく、物理的な動きの中でのバランスであったり、ある時間軸に沿った変化など、日々拡大する現在の芸術表現の中においては、新たな学びの方法というものが必要なのではないだろうかとも思います。

現在私が担当しております日藝・美術学科の「美的構成研究」という授業では、従来の構成教育の方法や概念を取っ払い、あえて無謀というような方法を試しています。それは、彼ら(あるいは我らも)に必要なのは制作における一瞬の瞬発力、決断力を磨くことではないかという考えに基づいたものであり、そのために「構成」的手法を用いたトレーニングを行うといういわば手法と目的を逆転した方法と言えます。今回の発表では、その方法についての意図や課題の詳細および成果について話を進めたいと思います。


前田滋人(まえだしげと)
筑波大学芸術専門学群卒、筑波大学大学院芸術研究科デザイン専攻修了。
いくつかの専門学校、大学等の非常勤講師を経て、現 東京家政大学、日本大学藝術学部、大分県立芸術文化短期大学等で非常勤講師。
3Dプリントによる制作やメディアアート系など広い分野を研究のフィールドとしている。

(第二部):20:45~ まんまるや:懇親会を兼ね場を変えて座談会があります。会費制・参加申し込み不要です。


【会場へのアクセス】

開始時刻、会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本大学芸術学部 江古田校舎 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 
http://www.art.nihon-u.ac.jp/access/
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12分
関東バス JR中野駅〜江古田駅(10分間隔で運行)乗車時間15〜20分



尚、本研究会はデザイン、美術、工芸、などの教育現場に携わる方、デザイナー・クリエーターの方、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方など、デザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加していただけます。
是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。
教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

問合せ・連絡先 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko@ndc.ac.jp