日本学術会議ニュース No.408 2013/8/2

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 IAP、IAC、IAMP三機関の共同議長によるコミュニケ(共同発表)―
 ポスト2015年国連目標の実行段階における新たなグローバル・パートナー
 シップについて(ご案内)
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この度、日本学術会議が加盟する国際団体であるIAP及びIACの共同議長から
以下のコミュニケが届きましたので皆様にご案内申し上げます。

2013年7月15日に公表された本コミュニケは、ポスト2015年開発目標に関して、
3つの国際学術団体の共同議長6名が連名で、科学者及び科学アカデミーの役割
を再確認し、国際学術団体も貢献する用意がある旨を発表する内容となってい
ます。その概略は以下のとおりです。

2013年5月に国連事務総長に対して提出されたハイレベル・パネル(潘基文事務
総長が任命した27名の専門家)による報告書「新たなグローバル・パートナー
シップ:持続可能な開発を通じ、貧困の根絶と経済の変革を」について謝辞を
述べたい。我々は、持続可能な開発の達成には、変革の力をもった転換が極めて
重要だというレポートの内容を支援する。
世界の科学アカデミーにより2013年2月にリオデジャネイロで開催された国際
カンファレンスにおいてもポスト2015年目標プロセスにおける科学者コミュニ
ティの重要な役割が確認された。
IAP、IAC、IAMPは一丸となって、2013年9月に開催予定のポスト2015アジェンダ
を議論する国連総会特別セッションに対して、加盟各国の科学アカデミーや医学
アカデミーに加え、地域ネットワークを駆使し、世界トップレベルの専門家を提供
し、科学や医学に関する提言を発出するという形で貢献する用意がある。

特に、前述のハイレベル・パネルによる報告書で言及された4つの観点に対して
(3団体の貢献分野として)呼応しておきたい。
(1) 開発関係のデータのためのグローバル・パートナーシップを通じ、
持続可能な開発のため、新たに「根拠に基づく(データ)」(の収集・分析・利用)
を促進・実行し、政治や経済のバイアスとは 距離を置いた、科学的で独立した
提言を行う。
(2)「世界の持続可能な開発に関するアウトルック(レポート)」が、最新の科学・
医療・技術・イノベーションの成果を考慮し、適切な査読プロセスなどを経た上で
作成されるようにする。
(3)ゴール/目標4a及び4c、すなわち「回避可能な5歳未満の乳幼児死亡に終止
符を打つ」及び「妊婦死亡率を低下させる」に加え、ゴール/目標4eすなわち
「HIV/AIDS、結核、マラリア、顧みられない熱帯病、及び、重点項目としての
非感染症疾患の負荷軽減」を達成する。
(4)ゴール/目標12f、すなわち「科学・技術・イノベーション、及び開発に関する
データに関する協力体制の推進及びアクセスの促進」を達成する。

報告書『新たなグローバル・パートナーシップ:持続可能な開発を通じ、貧困の撲滅と経済の変革を(A New Global Partnership: Eradicate Poverty and Transform Economies through Sustainable Development)』の英語原本は国連のホームページでご覧いただくことができます
(http://www.un.org/sg/management/pdf/HLP_P2015_Report.pdf)。
報告書の概要やハイライト等は、国際連合広報センターのホームページでご覧いただくことができます(http://www.unic.or.jp/unic/highlight/3061/)。

本コミュニケの英語本文は、IAP及びIACのホームページにてご覧いただけます。
IAP: http://www.interacademies.net/News/21976.aspx
IAC: http://www.interacademycouncil.net/24770/28527.aspx

               日本学術会議事務局
               国際業務担当室
               佐藤・中村・清田・藤木(恵)
               (グループメール:i253@scj.go.jp)

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第5回横幹連合コンファレンス開催案内および講演発表の募集案内

第5回横幹連合コンファレンス開催案内および講演発表の募集案内

横幹連合 会長 出口光一郎
第5回横幹連合コンファレンス実行委員長 板倉 宏昭
プログラム委員長 鈴木 久敏

 文理にまたがる我が国の39の学会(他に加盟申請中1学会)の連合体である横断型基幹科学技術研究団体連合(略称「横幹連合」)が隔年で開催する横幹連合コンファレンスを、本年は下記の要領にて開催いたします。

開催月日:2013年12月21日(土曜日)〜12月22日(日曜日)
開催場所:香川大学幸町北キャンパス(香川県高松市幸町1-1)
開催テーマ:「異分野の新結合と知の創造」
〜うどん県発・地域ブランド創造による地域活性化〜
共催:横幹技術協議会、香川大学
後援:(財)高松観光コンベンション・ビューロー

 つきましては、同コンファレンスでの講演発表を募集いたします。横幹コンファレンスでは、新たな研究成果が得られた最先端の研究発表だけでなく、問題提起、提言、研究構想など、研究途上の内容についての講演発表も受け付けます。人々の価値観が多様化し、専門分野が限りなく細分化する中で、研究の初期段階で、異分野の研究者や実務家と研究内容を討議し、価値観をぶつけ合い、研究者自らが研究の方向性を確認し、新たな視点を得ることも、本コンファレンスの重要な目的の一つです。また、異分野の研究者や実務家に、発表者の専門領域での研究方法論、研究の最新動向、ものの考え方を伝え、他分野への普及・波及を狙う講演発表なども歓迎いたします。
横幹連合加盟の学協会の会員はもとより、非加盟学協会の研究者や実務家の講演発表も歓迎いたします。
講演申込受付:2013年9月5日締切 (Web受付)
講演論文提出:2013年9月20日〜10月18日 (Web受付)
参加申込、講演申込受付・講演論文提出の詳細は下記URLから。
 http://www.trafst.jp/conf2013/index.html
大勢の皆様の発表お申し込みをお待ちしております。

本件に関する問合せ・ご連絡先:
横幹連合事務局 電話・fax:03-3814-4130
         電子メール:conf2013@trafst.jp
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横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
プログラム委員長 鈴木 久敏
Transdisciplinary Federation of Science and Technology
事務局 e-mail: office@trafst.jp tel&fax: 03-3814-4130
ホームページ:http://www.trafst.jp/
所在地:東京都文京区本郷1-35-28-303 〒113-0033
(公益社団法人)計測自動制御学会 事務局内
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日豪若手研究者交流促進事業

日本工学アカデミー(EAJ)より会員学協会皆様へのご案内の
依頼がありましたので、以下そのまま御案内申し上げます。
詳細やお問い合わせは、直接同アカデミーにお願いします。
以下、原文:
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公益社団法人日本工学会 殿

「豪州工学アカデミー(ATSE)、日本学術振興会(JSPS)および
日本工学アカデミー(EAJ) が共同で実施しております若手〜
中堅研究者を対象とする日豪若手研究者交流促進事業の第3
回目の交流として、日本人研究者を下記のとおり派遣すること
になりました。
貴会会員学協会様にも、広くご案内くだされば幸いに存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。」                  
                  
               ―― 記 ――
派遣期間: 2014年2月15日(出発)〜3月1日(帰国)
派遣人数: 8名
交流分野: Technologies for the promotion of healthy ageing
        and wellbeing
        New materials, biotechnology and nanotechnology
       Emerging power systems in the changing environ
-ment and the needs of the power system transi
-tion process
       Capturing the benefits of ICT in a digital economy
応募締切: 2013年9月2日(月)必着
関連情報: EAJのホームページに掲載されております。
          http://www.eaj.or.jp/openevent/erlep-j.htm
問合せ先: 公益社団法人日本工学アカデミー 事務局
       Email: academy@eaj.or.jp Tel: 03-5442-0481
                                 以上
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  (公社)日本工学アカデミー
     常務理事 玖野峰也
  〒108-0014 港区芝5-26-20 建築会館4F
  Tel: 03-5442-0481 Fax: 03-5442-0485
  Email: academy@eaj.or.jp
  URL:http://www.eaj.or.jp/
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東日本大震災にかかわる協力学術研究団体の活動の調査(第2回)結果について

学術関連ニュース:東日本大震災にかかわる協力学術研究団体の活動の調査(第2回)結果について

 この度、日本学術会議から以下の調査報告が届きました:

 東日本大震災に係る学術調査検討委員会におきましては、昨年度に「東日本大震災にかかわる協力学術研究団体の活動の調査(第2回)」を実施し、多くの協力学術研究団体の皆様にご協力をいただきました。
 アンケート項目に関するご回答は、東日本大震災に係る学術調査検討委員会の委員が手分けし一つ一つ拝読し、分析・考察を行い、今年の3月に提言「東日本大震災に係る学術調査―課題と今後について―」に取り纏めました。
 また、分析結果の詳細につきましては、6月に「東日本大震災にかかわる協力学術研究団体の活動の調査(第2回)調査報告書」に記録として残しています。
 尚、本調査の結果をもとに、文部科学省からの「震災に関する学術調査の実施についての審議」依頼への回答を整理し、提出しました。その内容は、提言の10ページに「3.文部科学省への回答」として記載しています。
 提言・記録とも、ご協力いただいた協力学術研究団体名とご回答(公開を前提とした設問3への回答)の一覧表が
資料として含まれています。提言及び記録は、下記URLをご覧ください。
 ・提言「東日本大震災に係る学術調査―課題と今後について―」(平成25年3月28日)
 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-22-t170-1.pdf
 ・記録「東日本大震災にかかわる協力学術研究団体の活動の調査(第2回)調査報告書」(平成25年6月27日)
 http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kiroku/1-250627.pdf

日本学術会議ニュース No.405 2013/7/16

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  アフリカ科学アカデミーの活動に関する評価委員会メンバー及び報告書
 Reviewerの公募について(ご案内)
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この度、日本学術会議が加盟する国際団体であるIAP共同議長から以下の募集
案件が届きました:

〇 アフリカ科学アカデミーがこの10年にわたりビル&メリンダ・ゲイツ財団
からの資金を得て牽引してきたプログラム
「African Science Academy Development Initiative (ASADI)」についての
評価を行う委員会のメンバー(5名で構成予定)
※ 活動開始時期は2013年10月、同年11月にはエチオピアでの会議に参加する
予定

〇 後に作成される報告書のReviewer

業務の詳細については、IAPから届きました英文文書の内容を以下にご紹介させ
て頂きます。

なお、英文文書中に記載があります「ビル・ゲイツ財団の2013年度年次書簡」
につきましては、以下のホームページにて日本語の年次書簡をご参照頂けます:
http://annualletter.gatesfoundation.org/pdf/2013_AL_Japanese.pdf

応募をご希望の場合には、簡単なCV(英文)の電子ファイルを添え、
7月22日(月)中に日本学術会議事務局 国際業務担当参事官 佐藤 正一 宛て
にご連絡下さい。
(メールアドレス:i266@scj.go.jp)

どうぞ宜しくお願いいたします。

               日本学術会議事務局
               国際業務担当室
               佐藤・中村・清田・藤木(恵)

News No.205, 206を掲載しました

添付ファイル(会報205_206:PDF:2.4MB)
内容:
平成25年度総会報告
会長挨拶・活動方針説明
第5支部活動報告
献本御礼/募集案内
催し物
会員の移動
平成25年度総会資料

教員公募:近畿大学 生物理工学部 人間工学科

近畿大学 生物理工学部 人間工学科 教員公募

◇募集人員  准教授または専任講師1名

◇所属学科  近畿大学 生物理工学部 人間工学科

◇専門分野  建築計画系または建築環境系の分野を専門とし,特に住居学に関連する分野を担当できる方が望ましい.
      
◇応募締切  平成25年9月14日(土)必着

◇詳細は下記HPに記載されています。

 http://www.waka.kindai.ac.jp/koubo/koubo.html#3

横幹連合ニュースレター

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 ■□■横幹連合ニュースレター 2013年6月号(No.33)■□■

 http://www.trafst.jp/news.html   編集:ニュースレター編集室
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<<目次と 主な掲載内容 >>

1●巻頭メッセージ

◆ 〈歌う天使〉と機械人形 −−シミュレーション技術の意味−−

…… 遠藤 薫 横幹連合副会長 (学習院大学 教授)

==>> 詳細はこちら http://www.trafst.jp/nl/033/index.html

2●活動紹介

【活動紹介】 速報! <第1回木村賞表彰式>

【活動紹介】  第36回横幹技術フォーラム
 総合テーマ:「アート・デザイン・テクノロジー 〜近くて遠いその関係〜」(1月29日)

==>>詳細はこちら http://www.trafst.jp/nl/033/report.html

3●参加学会の横顔
 横幹連合に参加している学会を紹介するコーナーです.

 ◆日本経営工学会 ……… 会長 河野 宏和氏
(慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長・教授、慶應義塾
大学ビジネス・スクール校長)

==>>詳細はこちら http://www.trafst.jp/nl/033/profile.html

4●イベント紹介
横幹連合の主催・共催イベントの開催情報です.

==>詳細はこちら http://www.trafst.jp/nl/033/event.html

【これから開催されるイベント】

 ◆2013年度 第5回横幹連合コンファレンス」
日時 : 2013年12月21日〜22日
会場 : 香川大学

【これまでに開催したイベント】

これまでに開催したイベントの記録です.

==>詳細はこちら http://www.trafst.jp/nl/033/event.html

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教員公募:首都大学東京システムデザイン学部

首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルアートコース 教員公募

◇職種 教授または准教授

◇募集人数 1名

◇専門分野 情報デザイン(グラフィックデザイン、基礎造形、デジタルグラフィックスなど)

◇応募資格 博士の学位をもつ、またはそれに準ずる実績を有する方(デザイン作品などの実績含む)かつ、
         大学院の教育および研究指導が担当可能な方
         国籍は問わない。ただし、日本語による教育指導ができること

◇採用年月日 平成26年4月1日

◇提出先 〒192-0397 東京都八王子市南大沢1−1
        公立大学法人首都大学東京 総務部人事課人事制度係

◇提出期限 平成25年8月1日(月)(必着)

◇問い合わせ先
 システムデザイン研究科インダストリアルアート学域長 笠原信一
 E-Mail: kasahara@sd.tmu.ac.jp

※本学はダイバーシティに配慮しており、特に女性の積極的な応募を歓迎します。

※応募の詳細は以下のWebサイトをご確認ください。
http://www.houjin-tmu.ac.jp/extra/download.html?d=assets/files/download/recruitment/teacher/tmu/2502_250801.pdf

研究職員の公募:北海道立総合研究機構 工業試験場 製品技術部

 北海道立総合研究機構 工業試験場 製品技術部 デザイン・人間情報グループでは、下記の通り、研究職員の募集を行っています。北海道の地で、地域産業を対象にしたデザイン研究、デザイン支援という仕事に情熱を傾けて頂ける方の応募をお待ちしております。

◇職名・人員:研究職員・1名

◇所属:北海道立総合研究機構 工業試験場 製品技術部 デザイン・人間情報グループ

◇主な職務:デザイン開発に関する調査研究、並びに企業などへの技術支援

◇求める人材:デザイン分野(プロダクトデザイン、コミュニ ケーションデザインデザイン)全般の基礎知識、
          並びにデザインマネジメントに関する専門知識を有する者

◇受験資格 :35歳以下(昭和54年4月2日以降に生まれた者)で修士課程修了者と同等の 能力を有すると認められる者

◇応募締切:2013年6月28日(金)消印有効

◇試験日程:第1次試験:2013年7月21日(日) 試験地は札幌
         第2次試験:2013年9月上旬 試験地は札幌

◇採用時期:原則、2014年4月1日 。ただし既に学校等を卒業している場合は、H25年度中に採用される場合もある。

募集の詳細は、以下のWebサイトをご確認下さい。
 http://www.hro.or.jp/recruit/recruit/#sougou