第67回 春季研究発表大会:テーマセッションに関して

第67回 春季研究発表大会のテーマセッションは以下の通りです。

  1. 家具・木工部会
    (1)研究部会名(和文):家具・木工部会
    (2)研究部会名(英文):Furniture and Woodworking Research Group
    (3)主査氏名:新井 竜治
    (4)テーマ(和文):伝統的資源と現在学(家具・木工部会)
    (5)テーマ(英文):Traditional Resources and Current Studies: Furniture and Woodworking Research Group
    (6)概要:
    昨年度、家具・木工部会は近現代日本家具のデザインと技術に関する特集号を企画した。本セッションでは、日本・世界の家具・木工に関する最新研究成果を発表する。特集号執筆者の一人による特別講演も予定している。
  1. タイムアクシスデザイン研究部会
    (1)研究部会名(和文):タイムアクシスデザイン研究部会
    (2)研究部会名(英文):Timeaxis Design Research Section
    (3)主査氏名:寺内 文雄(幹事:佐藤 浩一郎)
    (4)テーマ(和文):タイムアクシスデザイン
    (5)テーマ(英文):Timeaxis Design
    (6)概要:
    従来のデザインに時間軸の概念を導入した新たなパラダイム;「タイムアクシスデザイン」を取り上げる.具体的には,人工物に対する時間経過に伴う価値観の変動や,様々な使用環境や使われ方などの場の時間軸変化を考慮した新しいモノ・コトづくりのためのデザイン方法やその応用まで幅広く議論を行う.主なキーワードとしては,タイムアクシスデザイン,価値成長デザイン,UXデザインなどが挙げられる.
  1. デザイン理論・方法論研究部会
    (1)研究部会名(和文):デザイン理論・方法論研究部会
    (2)研究部会名(英文):Design Theory and Methodology Research Section
    (3)主査氏名:松岡由幸(幹事:佐藤浩一郎)
    (4)テーマ(和文):多空間デザインモデル,デザイン理論・方法論
    (5)テーマ(英文):Multispace Design Model, Design Theory and Methodology
    (6)概要:
    デザイン行為における法則性の解明の中核を成すデザイン理論,方法論とそれらの応用を対象として幅広く議論を行う.具体的には,デザイン理論の枠組みの一つである多空間デザインモデル,デザイン行為のモデル化や分析・発想・評価といったデザイン思考に関わるテーマを取り上げる.主なキーワードとしては,デザイン科学,デザイン思考,創発デザイン,最適デザインなどが挙げられる.
  1. 情報デザイン研究部会
    (1)研究部会名(和文):情報デザイン研究部会
    (2)研究部会名(英文):Information Design Group
    (3)主査氏名: 横溝 賢
    (4)テーマ(和文):実践者のデザインの知のはたらき
    (5)テーマ(英文):How wisdom works in hands on design
    (6)概要:
    生の人との社会実践は、やればやるほど問題の複雑さが露わになる。複雑さを受容するデザインもあるとすれば、そこにはどんな知恵や技があるのか?多様な実践過程の論述を集めデザインの知の在りどころを深掘りする。
  1. 子どものためのデザイン部会
    (1)研究部会名(和文):子どものためのデザイン部会
    (2)研究部会名(英文):Design for Children
    (3)主査氏名:工藤 芳彰
    (4)テーマ(和文):子どものためのデザイン
    (5)テーマ(英文):Design for Children
    (6)概要:
    部会設立から8回目のセッション。「子どものため」のさまざまの立場から研究成果を持ち寄り、知見を共有する。
  1. 農業デザイン研究部会
    (1)研究部会名(和文):農業デザイン研究部会
    (2)研究部会名(英文):Agricultural design section
    (3)主査氏名:禹 在勇
    (4)テーマ(和文):農業とデザイン
    (5)テーマ(英文):Potentials for the agricultural design
    (6)概要:
    現在、日本の農業は第六次産業の展開、農業用機器の研究開発、バイオテクノロジーといった複合的な産業になっている。農業の可能性を議論しつつ、デザインとしての取り組み方と今後の展開を検討する。
  1. 創造性研究部会
    (1)研究部会名(和文): 創造性研究部会
    (2)研究部会名(英文):SIG Theory on Design Creativity
    (3)主査氏名: 永井 由佳里
    (4)テーマ(和文):人間生活・環境と創造性
    (5)テーマ(英文):Creativity and Human Life & Environment
    (6)概要:
    生活や環境は創造性に多大な影響を及ぼすと考えられる。また、創造性を促進する環境の形成はデザインの課題のひとつでもある。本セッションでは、ひとりひとりの生活や未来社会の豊かさを目指し、デザインと創造性を中心にした学術的「問い」について多面的な議論を行いたい。
  1. プロダクトデザイン研究部会
    (1)研究部会名(和文):プロダクトデザイン研究部会
    (2)研究部会名(英文):Product Design
    (3)主査氏名:山崎 和彦
    (4)テーマ(和文):ユーザーエクスペリエンスデザイン
    (5)テーマ(英文):User Experience Design
    (6)概要:
    ユーザー体験を考慮したデザインアプローチは、これからのプロダクトデザインやサービスデザインの基本になっています。このセッションでは、ユーザー体験に関連する多様な研究発表を期待します。