研究会「デザインの本質と身体のメソッド」参加募集

ローマ在住の多木陽介さんをお招きして講演とワークショップを開催します。講演では、多木陽介さんがこれまで探求してきたデザインの本質である「プロジェッタツィオーネの木」というイタリアにおけるデザインのとらえ方と身体のメソッドについてお話いただき、ワークショップで身体のメソッドを体験してみるという企画です。皆様のお越しをおまちしています。

■タイトル:UXD initiative 研究会「デザインの本質と身体のメソッド」
■日時:10月2日(木)17:00-20:00(受付16:30より)
■場所:千葉工業大学津田沼キャンパス 2号館2階会議室3/4
(JR津田沼駅より徒歩3分)
■主催:千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室、UXD initiative
■協力:日本デザイン学会プロダクトデザイン研究部会
■申込(先着順):http://kokucheese.com/event/index/216933/
■参加費:2000円(講師料)
■プログラム
・17:00-18:30 講演「デザインの本質と身体のメソッド」
・18:40-20:00 ワークショップ「身体のメソッド」

■講師プロフィール:多木陽介、演出家、アーティスト
早稲田大学文学研究科(演劇専攻)在籍中の1988年に渡伊。現在ローマ在住。演劇活動の他、現在写真を中心にした展覧会を各地で展開。スタジオ及び模型のビデオ撮影をきっかけに、カスティリオーニスタジオに2004年より通い始めそのまま研究に至り、アクシスでの連載の後、『アキッレ・カスティリオーニ -自由の探求としてのデザイン -』を出版。また、『カルヴィーノの眼』(マルコ・ベルポリーティ著)、『プリーモ・レーヴィは語る』(プリーモ・レーヴィ著)、『七つの大罪と新しい悪徳』(ウンベルト・ガリンベルティ著)など(いずれも青土社刊)の翻訳書もある。

教員公募:首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルアートコース

首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルアートコース 教員公募

◇職種 教授または准教授

◇募集人数 1名

◇専門分野 プロダクトデザイン分野(特にトランスポーテ―ションデザインなど)

◇応募資格 博士の学位をもつ、またはそれに準ずる実績を有する方(デザイン作品などの実績含む)
かつ、大学院の教育および研究指導が担当可能な方。
国籍は問わない。ただし、日本語による教育指導ができること。

◇採用年月日 平成27年4月1日

◇提出先 〒192-0397 東京都八王子市南大沢1−1
公立大学法人首都大学東京 総務部人事課人事制度係

◇提出期限 平成26年10月23日(木)(必着)

◇問い合わせ先
システムデザイン研究科インダストリアルアート学域長 笠原信一
E-Mail: kasahara@tmu.ac.jp

※本学はダイバーシティに配慮しており、特に女性の積極的な応募を歓迎します。

※応募の詳細は以下のWebサイトをご確認ください。
http://www.houjin-tmu.ac.jp/extra/download.html?d=assets/files/download/recruitment/teacher/tmu/2629_261023.pdf

案内:東京デザイン2020オープンセッション Vol.04

日本デザイン学会も共催する,2020東京デザインフォーラム,第4回を,9月20日,筑波大学文京キャンパスで開催します.(学会員でなくても参加無料)
2020年に向けて,デザインがなにをなすべきか,といったことの手掛かりを探るフォーラムです.皆さん,どうぞお越しください.

http://tokyo-design2020.jp/vol4.html

案内:デザイン教育研究会 2014年度_volのお知らせ

過日、台風の影響で延期となった「デザイン教育研究会 2014年度_vol」を、下記要領にて開催いたします。

今年度の研究会の共通テーマは「まなびのかたち、おしえのかたち」です。
デザインの分野に限らず、時代とともに学生の気質も変わり、社会のニーズに即応しながら教育現場の考え方や授業の内容、スタイルも色々変ってまいりました。
また、幼稚園〜大学の教育機関に限らず、地域のコミュニティー、美術館でのアートプロジェクト、ネットを利用した通信講座など、学びの場や方法は多様化しています。そこには時代とともに変っていくかたちと、いつまでも変らない何か、がありそうです。皆さんと有意義な時間を共有できればと思います。
教育部会主査/金子武志

テーマ 「まなびのかたち、おしえのかたち」
発表者 細谷 誠(日本大学芸術学部デザイン学科 准教授)
日時  2014 年9 月19 日(金) 18:00 〜20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階 共同アトリエ

「まなびのかたち、おしえのかたち」のテーマのもと、美大デザイン学科の現在、特に「ものづくり」に関わる状況について共有することを目的としたいと考えます。
 デジタル・ファブリケーション、パーソナル・ファブリケーション、ソーシャル・ファブリケーション…、FabLab やMaker ムーブメントの台頭や、町工場における「ものづくり」の新しい動きに象徴されるように、エンジニアリングやマニュファクチャリングのシーンは社会的な革新に進んでいます。
 近代以降の「ものづくり」は設計と製造に分離され、その前者の領域とされてきた「デザイン」にも、その再考が求められて久しく、「デザイン」自体の本質的な革新が喫緊の課題となっている状況です。「デザインの再考」は生活におけるひとつの本質―人間にとって本質的に必要なものを自分たちでつくる―をあらためて考えることから始まるのではないでしょうか。
 こうした社会的革新を考える領域として、「デザイン教育」ひいては広義の教育の役割を浮かび上がらせる必要があります。革新に対応する普通教育、それらを先導するデザイン専門教育、そして、そのプラットホームとしての新しいまなびの場の構築が目標となります。こうした文脈で「まなびのかたち、おしえのかたち」を考える機会としたいと考えます。
 その題材として、日本大学芸術学部デザイン学科インタラクションデザイン分野の活動を紹介します。2012 年度の学科カリキュラムの刷新から3 年目を迎え、専門教育として本格的に始動し、新しいデザイン教育の実験に取り組んでいます。ワークショップなどの新しい「まなびのかたち、おしえのかたち」自体を考える「アートと教育」の授業。観察・共感・本質から導かれるデザインや新しいデザインプロセスを実践する「インタラクションデザイン」の授業。さらには授業外のプロジェクト(ネットワーク配信による「ものづくり」授業の運営など)も含め、新しいデザイン教育の実験の現在を纏めます。

細谷 誠(ほそや まこと)
慶應義塾大学環境情報学部卒業。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)アートアンドメディア・ラボ科卒業。横浜国立大学大学院教育学研究科芸術系教育専攻美術教育分野(メディア芸術教育分野)修了。東京藝術大学大学美術館美術情報研究室学芸研究員などを経て、2009 年、日本大学芸術学部デザイン学科専任講師着任。2012 年、同准教授。専門はインタラクションデザイン、デザイン教育研究。共編・執筆『バウハウス・デッサウ展』(産経新聞社、2008 年)など。

【会場へのアクセス】 会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本大学芸術学部 江古田校舎 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 
http://www.art.nihon-u.ac.jp/access/
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1 分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12 分
関東バス JR 中野駅〜江古田駅(10 分間隔で運行)乗車時間15 〜20 分

ご案内:2014年度_vol1ニュース「bukai02_140919.pdf」(517k)

毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。

問合せ 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp