日本学術会議ニュース No.261 2010/7/23

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◇ 若手アカデミー活動検討分科会の委員候補者の公募について(ご案内)
◇ 公開シンポジウム「神経経済学―その基礎と展開―」の開催について(ご案内)

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若手アカデミー活動検討分科会の委員候補者の公募について
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会員・連携会員各位 
協力学術研究団体代表者各位

日本学術会議 若手アカデミー委員会
                           委員長  唐木 英明

日本学術会議では、現在、若手の研究者によるアカデミー活動の振興を重要な課
題として位置付け、そのための取組みを進めています。
 具体的には、昨年6月に、幹事会の下に「若手アカデミー委員会」を設置すると
ともに、本年5月には、同委員会の下に、若手の研究者によって構成する「若手ア
カデミー活動検討分科会」を設置し、日本における若手アカデミー活動の可能性を
多角的に調査研究し、今後の若手アカデミー活動の具体的な計画の検討を開始しま
した。
 現在、同分科会には4名の若手研究者が委員として参画していますが、更に委員
の拡充を図る必要があり、以下のような活動を若手アカデミーとして独立して行う
ことについて、意欲を有する前途有望な若手研究者の方々に、同分科会を伴に担っ
ていただきたいと考えています。

  ・自身の専門分野の研究において卓越した成果を上げつつ、異なる分野の研究
   者との活発な交流・協力を行い、学術全般(科学・技術を含む)に対する見
   識を高め合うこと
  ・グローバルな課題解決のための学術の貢献の促進など、学術と社会とのより
   よい関係の構築を目指した活動
  ・若手研究者の立場から見た学術の現状認識に基づく、学術政策(科学・技術
   政策を含む)に対する提言

 このため、今般、下記の要領で委員候補者を公募することとしましたので、関係
各位におかれましては、適任と思われる若手研究者に、ぜひ応募をお勧めいただき
ますようお願い申し上げます。

                  記

1.募集人員
  9名程度
  注1)学術会議の各部を構成する3分野(人文・社会科学、生命科学、理学工
  学)から、それぞれ3名程度を想定しています。
  注2)各分野とも、最低1名は女性が含まれることが望ましいと考えています。

2.応募資格
  日本の大学の博士号、外国の大学のPh.D又はこれらに相当する学位を取得し
 て10年以内の者で、日本国籍を有する者。ただし、人文社会科学系の研究者にあ
 っては、博士課程単位取得満期退学者も応募資格を有するものとし、その場合、
 退学時から10年以内の者とする。
  年齢の上限については45歳を一応の目安とする。

  注)選考の上、分科会の委員となる場合は、日本学術会議の特任連携会員とし
  て、非常勤の国家公務員に任命され、分科会の活動に参画いただくこととなり
  ます。任期は平成23年9月30日までであり、その間、1〜2ヶ月に1回程度の
  頻度で開催される分科会に出席いただくとともに、報告書の作成やシンポジウ
  ムの企画運営等にもご協力をいただく可能性がありますので、応募いただくに
  当たっては、これらについて、所属長の了承が得られる見込みのある方である
  ことが必要です。

3.選考方法
  選考は書面によってのみ行い、面接は行いません。
  選考の際には、以下の観点を重視します。
  ・優れた研究業績を有すること
  ・若手研究者によるアカデミー活動に対する強い意欲と、取り組むべき課題に
   対する的確な理解を有すること(4(1)の2のエッセイから総合的に判断
   します)
  ・外国語に堪能であること(国際ジャーナルへの論文掲載の他、国際的な活動
   への参画実績など、特記すべきことがあれば、4(2)応募方法に記載の応
   募ページの該当欄に適宜記入して下さい。)

4.応募に必要な情報と応募方法
(1)応募に必要な情報
  1 学歴及び職歴(高等学校卒業時以降 主要10項目)、並びに業績(主要な
    もの10件)
  2 以下の各項目についてのエッセイ(すべての項目を含めて3,000字以内)
   (i)  応募者の学術的プロフィール
   (ii)  応募の動機
   (iii) 日本の若手研究者を取巻く研究環境についてどのように考えるか
   (iv)  以下のいずれか一つを選択し、見解を述べること
    A 学際研究
    B 学術(科学・技術を含む)と社会
    C 学術政策(科学・技術政策を含む)
 注)詳しくは、(2)に掲げるウェブサイト上の応募ページをご覧下さい。
なお、応募情報についてご照会させて頂く場合がありますため、所属機関の
部局長の御連絡先もご入力頂きます。

(2)応募方法
   以下のウェブサイト上の応募ページから、応募者本人が直接入力・送信して
   下さい。
   https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0012.html

5.応募の締め切り
  平成22年8月20日(金)正午まで

教員公募:芝浦工業大学 デザイン工学部

芝浦工業大学 デザイン工学部では非常勤講師を公募いたします。

◇職 位 ・ 人 員 非常勤講師 1 名(2011年度 前期科目)
◇所属学部・学科 デザイン工学部 デザイン工学科
◇授 業 科 目 コミュニケーションデザイン
        (情報デザイン、インターフェースデザイン分野)
◇応 募 期 限 2010年9月30日(木)(必着)

◇詳細は以下のWebサイトをご確認ください。
 http://www.shibaura-it.ac.jp/recruit/detail/id/1432/