2019年4月12日(金)、慶應義塾大学矢上キャンパス創想館フォーラムを会場として、「デザイン塾:デザイン科学は『令和』時代のエスキースを描くか?」が開催されました。
本活動は、日本デザイン学会 デザイン理論・方法論研究部会、日本機械学会 デザイン科学研究会、日本設計工学会 デザイン科学に関する研究調査分科会、デザイン塾の共催により行われました。
本塾は、第1部では慶應義塾大学 松岡由幸教授、慶應義塾大学 加藤健郎専任講師、千葉大学 佐藤浩一郎准教授による3件の講演、第2部では首都大学東京 下村芳樹教授、京都大学 西脇眞二教授、東京大学 村上存教授による3件の講演が行われました。また第3部では「Mメソッドシステム」のデモンストレーションと交流会が行われました。
当日はまず松岡教授による開会のご挨拶で開会し、第1部 松岡教授による講演「デザイン科学は『令和』時代のエスキースを描くか?」、加藤専任講師による講演「デザイン科学の文脈とAGE思考モデル・多空間デザインモデルへの誘い」、佐藤准教授による講演「多空間デザインモデルの理論と実践」が行われました。
続いて第2部では、下村教授による講演「日本企業のイノベーションを阻害する障壁とは何か?またその破壊の手段は?」、西脇教授による講演「デザイン科学における数理と最適化」、村上教授による講演「二つのHumanwareのためのDesign Science」が行われました。
第3部では、「Mメソッドシステム」の実機を用いたデモンストレーションが行われました。また,交流会においては、講演者と参加者同士で活発な意見交換がなされ、盛況のうちに終了しました。本活動においては、デザインや設計に関わる研究者、教育者、実務者、および学生含めて約70名の方にお越しいただきました。