2018年4月13日(金)、慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎を会場として、「デザイン塾:モノづくり×モノづかいのデザインサイエンス」が開催されました。
本活動は、日本デザイン学会 デザイン理論・方法論(DTM)研究部会、日本機械学会デザイン科学研究会、日本設計工学会デザイン科学に関する研究調査分科会の共催により行われました。本塾は、3件の講演とフリーディスカッション・交流会の構成で開催されました。
講演においては、慶應義塾大学の加藤健郎専任講師の司会で、慶應義塾大学の松岡由幸教授(DTM研究部会主査)、近代科学社の小山透氏、東京大学の村上存教授による講演が行われました。松岡教授からはデザイン塾開会の挨拶に引き続き,「モノづくり×モノづかいの時代」というタイトルで、小山氏からは「デザインサイエンスへの期待」というタイトルで、村上教授からは「デザインサイエンスの未来」というタイトルで、それぞれ「モノづくり×モノづかい」の可能性とそれに対するデザインサイエンスの役割についての講演が行われました。そのなかで、書籍『モノづくり×モノづかいのデザインサイエンス』の書籍も紹介されました。
フリーディスカッション・交流会においては、参加者全員によるショートスピーチの後、参加者同士で自由に意見を交わしました。会場では活発な議論が行われ、盛況のうちに終了いたした。
本活動においては、デザインに関わる研究・教育者の方々、実務者の方々、学生含めて約 80名の方にお越し頂きました。