日本学術会議ニュース No.174 2008/10/30

◇ 黒田玲子第三部会員
ICSU(International Council for Science:国際科学会議)副会長就任について
◇ 市民公開シンポジウム「健康に及ぼす室内環境のリスク評価とリスクコミュニケーション」の開催について(ご案内)
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黒田玲子第三部会員
ICSU(International Council for Science:国際科学会議)副会長就任について
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 マプート(モザンビーク)で開催されたICSU第29回総会において、平成20年10月23日(木)に実施された役員選挙の結果、黒田玲子第三部会員がICSU副会長(渉外担当)に選出されました。日本学術会議からのICSU役員選出は、1963年の茅誠司会長(ICSU副会長)、1999年の吉川弘之会長(ICSU会長)以来のこととなります。なお、任期は、次回総会(2011年)までの3年となっています。

◆ICSU(International Council for Science:国際科学会議)について
 (1) 1931年設立の非政府、非営利の国際学術機関。パリに事務局。
 (2) 学問分野を代表する国際学術団体と各国を代表する科学アカデミーの双方を束ねる科学者コミュニティの国際的な要。
 (3) UNESCOと国際的学術の促進と発達のために密接な協力関係にあるほか、多くの国際共同研究計画を展開。
 (4) 構成会員
  ア 国際学術団体会員(29:国際数学連盟、国際薬理学連合など)
  イ 国家科学アカデミー会員(95:日本学術会議、全米科学アカデミー、ロンドン王立協会など)
  ウ 準会員(国際学術団体19、国家科学アカデミー7)、及び 国家科学アカデミーオブザーバー(12)
 (5) 役員
    会長、副会長2名(科学計画・評価担当、渉外担当)、事務総長、財務役員、前会長又は次期会長の6名から構成。
    会長 Catherine Brechignac(France)
    副会長(科学計画・評価担当) Kari Raivio (Finland)
    副会長(渉外担当) 黒田玲子(Council Member, SCJ)
    事務総長 Maurice Tchuente (Cameroon)
    財務役員 Hans-Rudolf Ott (Switzerland)
    前会長 Goverdhan Mehta (India)

◆日本との関係
 ICSU設立以来、日本学術会議(1949年以前は学術研究会議)が国家科学アカデミーとして加入。分担金額は米に次ぐ第2位。

 【本件担当】
  日本学術会議事務局 参事官(国際業務担当)付
  〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34
  Tel:03-3403-5731 Fax:03-3403-1755
  E-mail:i253@scj.go.jp

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 市民公開シンポジウム「健康に及ぼす室内環境のリスク評価とリスクコミュニケーション」の開催について(ご案内)
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 ◆日 時:平成20年11月7日(金)14:00〜16:00
◆会 場:福岡国際会議場 会議室411+412
      (福岡市博多区石城町2番1号 tel:092-262-4111)

 詳細については、以下のURLを御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/63-s-3-1.pdf

 【お問い合わせ先】
  「第67回 日本公衆衛生学会総会 運営事務局
(株)ICSコンベンションデザイン 九州支局
Tel:092-751-3244 Fax:092-751-3250
E-mail:jsph67@ics-inc.co.jp

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 発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
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