2023年7月7日(金)に,オンラインにて「慶應デザイン塾:日本のものづくりに必要な新科学技術と時間軸設計」が開催されました.本活動は,デザイン塾,日本設計工学会デザイン科学に関する研究調査分科会,日本デザイン学会デザイン科学研究部会,日本機械学会デザイン科学研究会の共催にて行われました.司会は,慶應義塾大学の加藤健郎准教授が担当されました.
はじめに,慶應義塾大学の松岡由幸名誉教授,丸善の小林秀一郎氏が「現代設計学事典の編纂について」という講演を行われました.続いて,加藤健郎准教授が「設計(デザイン)科学の枠組みにおける知識」による講演を,東京大学村上存氏が「これからの設計(デザイン)に必要な科学技術知識」による講演を発表されました.講演後に「現代設計学事典」編集幹事の皆様をまじえた総合ディスカッションが行われました.休憩をはさんで,第2部:あなたの考えるタイムアクシスデザインでは,松岡由幸氏(慶應義塾大学/早稲田大学),宮下朋之氏(早稲田大学),佐藤浩一郎氏(千葉大学),平尾章成氏(芝浦工業大学),川島洋一氏/髙橋紀子氏(福井工業大学),佐藤公一氏(カシオ計算機),渡部武夫氏(神奈川工科大学), Hyunchae Cheong氏(多摩美術大学),跡見順子氏(東京大学/帝京大学)によるディスカッションが行われ, 最後に総合ディスカッションが行われました.
当日はデザイン研究に携わる研究者,実務者,学生の方々など約162名の方が参加されました活発な意見交換も行われ,大変有意義な場となりました.ご参加,ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます.