2024年 秋季企画大会 学生プロポジション 優秀発表について

2024年11月9日(土)に千葉大学墨田サテライトキャンパスで実施されました
学生プロポジションでは、68件の研究発表が盛況の内に行われ、成立しました。

このうち、以下に示す14件の発表が優秀発表賞の受賞対象となりました。
おめでとうございます。
(受賞者には後日、賞状が郵送されます。)

■ ラーニングスペース 1 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□ 発表順番:1
 音楽ストリーミングサービスにおけるデジタルコミュニティのデザイン
 今井 啓太
 法政大学院デザイン工学研究科システムデザイン専攻
□ 発表順番:11
 感情の可視化による観光・地域活性化へのアプローチ
 渡邉 裕人
 千葉工業大学
□ 発表順番:15
 多様化するハラスメントを問い直すプロセスのビジュアライゼーション
 矢島 和花菜
 東海大学教養学部芸術学科

■ オープンスペース 2-1 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□ 発表順番:2
 八王子市南浅川における水辺活用イベントの実践
 飯田 颯
 拓殖大学工学部デザイン学科
□ 発表順番:3
 木更津高専のアイデンティティ構築におけるサウンドロゴの役割
  動画メディアを通じたサウンドの最適化と効果測定
 鈴木 聡一郎
 木更津工業高等専門学校
□ 発表順番:9
 カラーハンティングの手法を用いた地域のカラーパレット作りの研究
 羽賀 優希
 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
□ 発表順番:13
 たがやす食卓?交流を生み持続的に育むための食事の場づくり?
 皆川 華
 長岡造形大学 造形学部 建築・環境デザイン学科

■ オープンスペース 2-2 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□ 発表順番:12
 花を贈る屋台?花を通じたコミュニケーションと文化の普及?
 石黒 桜和
 長岡造形大学 造形学部 建築・環境デザイン学科
□ 発表順番:13
 まちの魅力を可視化する掲示板「連なる風の便り」の提案
 市川 萌音
 長岡造形大学 造形学部 建築・環境デザイン学科
□ 発表順番:15
 かすみがうら古民家リノベスクール
 吉田 実紀
 筑波大学大学院デザイン学学位プログラム前期課程
□ 発表順番:17
 手話や身振りによるコミュニケーションを体験できるアナログゲームのデザイン
 田中 快治
 筑波技術大学

■ オープンスペース 2-3 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□ 発表順番:11
 まちあるきを促進するカードゲーム「こじつけ神経衰弱」の提案
 永井 風汰
 長岡造形大学 造形学部 建築・環境デザイン学科
□ 発表順番:12
 紋様切り紙の衝撃吸収特性とデザイン手法の検討
 友田 七海
 神奈川工科大学
□ 発表順番:18
 物理シミュレーションを用いた電子楽器 Phonoriumの設計・開発
 長谷川 泰斗
 筑波大学 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群

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発表の不成立について
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以下の発表は、発表者の都合により発表が成立しませんでした。

●ラーニングスペース1
 発表順番 2

●オープンスペース2-2
 発表順番 5

当日配布されました、みなさまのお手元の資料から削除をお願いします。

以上

「ナラティブとアクションリサーチ研究会」コミュニティで研究、実践、書籍化をめざす(オンライン)参加者募集

これからの社会やビジネスを考慮した、デザインを実践する上で、「ナラティブ・アプローチ」や「アクションリサーチ」の研究や実践に可能性があります。「ナラティブ・アプローチ」とは人々の語りや物語に着目し、その語りを通してなんらかの現象に迫る実践的アプローチです。例えば、医療、福祉、ケア、教育、コンサルティング、ビジネス、デザインなどさまざまな分野で取り入れられています。また、「アクションリサーチ」は実践者や研究者が、当事者と実践していく探索的な調査活動をする実践的で参加型のアプローチです。そのためにもブリコラージュ的な社会実験が期待されます。

ソーシャルイノベーションとサスティナビリティに関するリーダーであるエツィオ・マンズィーニ(ミラノ工科大名誉教授)は、「デザイナーが変化を起こすためには、小さな問題から始めること。そして、そのためにナラティヴは、すでに存在しているので、読み取り発見する必要がある」と語っています。

今回、X デザイン学校では、ナラティブ・アプローチとアクションリサーチについて実践的に学びを深めるオンライン研究会を企画しました。研究会では、この分野に知見や経験のある、上平崇仁さん(専修大学/デザイン研究者)、石井挙之さん(仕立屋と職⼈/ ナラティブデザイン実践者)、牛丸維人さん(KESIKI / 映像人類学者)、山﨑和彦(X デザイン学校/ 妄想デザイン実践者)と編集担当の岩崎友彦さん(すさみキャンパス)の5 人が交代で話題提供をして参加者と議論を深めます。ナラティブ・アプローチ、アクションリサーチだけでなく、ソーシャルイノベーション、ケア、コミュニティー、カルチャー、デザイン人類学、映像人類学、都市と地域、これからのデザインアプローチなど、この分野に興味がある方はぜひご参加ください。すでに定員に達していますが若干名追加募集になりますので、お早めにお申し込みされることをおすすめします。詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/4193202/

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(募集要項)

1.研究会名:ナラティブとアクションリサーチ研究会

2.概要:研究会では、この分野に知見や経験のある、上平崇仁さん(専修大学/デザイン研究者)、石井挙之さん(仕立屋と職⼈/ ナラティブデザイン実践者)、牛丸維人さん(KESIKI / 映像人類学者)、山﨑和彦(X デザイン学校/ 妄想デザイン実践者)と編集担当の岩崎友彦さん(すさみキャンパス/ 編集コンテンツ)の5 人が交代で話題提供をして参加者と議論を深めます。5回の研究会だけでなく、本研究会のオプションとして、別途申込になりますが2月22日(土)-24日(祝月)に和歌山県すさみ町での校外研修も予定されています。また、研究会の成果として、参加者と共創して書籍「ナラティブすさみ(仮)」を出版することも目的としています。

3.研究会対象者
・ナラティブアプローチやアクションリサーチに興味がある人
・これからの人と人や人と自然との関係、コミュニティ、ケアに興味がある人
・次世代のデザインアプローチ、デザイン人類学、映像人類学に興味がある人
・ソーシャルイノベーションや地域に関するアプローチや実践に興味がある人
・組織・地域・コミュニティのカルチャーやデザイン文化に興味がある人
・⼈間らしいクリエイティビティを学びたい人、意欲ある仲間と共創を楽しみたい人

4.研究会のスケジュール(詳細の内容は後半をご覧ください)

◾第1回研究会 12月19日(木)19:00-21:00(オンライン)
・テーマ:「オープニング、ナラティブとアクションリサーチと実践」 ・メイン講師:石井挙之
◾第2回研究会 1月13日(祝月)19:00-21:00(オンライン)
・テーマ:「ナラティブとケア」 ・メイン講師:上平崇仁
◾第3回研究会 2月6日(木)19:00-21:00(オンライン)
・テーマ:「ナラティブと映像人類学」 ・メイン講師:牛丸維人

◾すさみ校外研修 2月22日(土)-24日(祝月)和歌山県すさみ町
・テーマ:「すさみ町でナラティブとアクションリサーチの実践と探究」
・参加は任意で別途申込が必要です。(年末に詳細募集)
・講師・スタッフ:石井挙之、牛丸維人、上平崇仁、山﨑和彦、岩崎友彦、善利光雅
◾第4回研究会 3月17日(月) 19:00-21:00(オンライン)
・テーマ:「ナラティブとアクションリサーチの分析と表現」 ・メイン講師・山﨑和彦
◾第5回研究会 4月7日(月) 19:00-21:00(オンライン)
・テーマ:「ナラティブとアクションリサーチと編集、書籍化に向けて」・メイン講師・岩崎友彦、山﨑和彦

5.募集人員:すでに定員に達していますが、若干名追加募集になります。
6.募集期間: 2024 年 11 月 7日(木)~12月 7 日(木)定員なりしだい募集終了
7.参加費:30,000 円(全 5 回の研究会参加、講師とのオンラインコミュニティにて資料の共有と議論に参加。参加できなかった場合は録画を聴講) すさみ町研修は特別参加費(一般参加の半額程度)にて参加可能。また、書籍が完成した時には、研究協力者としてお名前を記載の上、本を一冊贈呈。
8.主催: 株式会社X デザイン研究所
9.協力: すさみの美術大学、日本デザイン学会PD部会、すさみ町(予定)
10.参加方法:(先着順)下記のWebサイトよりお申し込み
https://peatix.com/event/4193202/view

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(詳細プログラム)

◾第1回研究会 12月19日(木)19:00-21:00(オンライン)

・テーマ「オープニング、ナラティブとアクションリサーチと実践」 メイン講師:石井挙之さん(仕立屋と職人/ ナラティブデザイン実践者)

・内容:オープニングで研究会の目的と概要を山﨑和彦さんが紹介します。そして、石井挙之さんはイギリスのロンドン芸術⼤学セントマーチンズ校ナラティブ・エンバイロメントで「ナラティブ」にまつわる研究で修士号取得後、帰国。地域各所でのデザインプロジェクト参画を経て、滋賀県長浜市へ起業型地域おこし協力隊として移住。全国津々浦々でアクションリサーチを行い、課題の発見から分析、長く使い続けられるデザインや仕組みをつくりながら、仕立屋と職人の代表としてナラティブ・アプローチとアクションリサーチを実践している事例を共有します。そして、参加者と一緒にどのように実践していくのかディスカッションします。

◾第2回研究会 1月13日(祝月)19:00-21:00 (オンライン)

・テーマ「ナラティブとケア」 メイン講師:上平崇仁さん(専修大学/ デザイン研究者)

・内容:上平崇仁さんは、コペンハーゲンIT 大学インタラクションデザイン・リサーチグループ客員研究員等を経て、デザイン研究者として社会性や当事者性への視点を強め、デザイナーだけでは手に負えない複雑/厄介な問題に取り組むためのコ・デザインの仕組みづくりや、人類学の視点を取り入れた自律的なデザイン理論について研究しています。生きることと、ケアすることは、切り離せない。ケアは人と人とのケアだけでなく、動植物との関係によるケア、そして人間以上の存在(モア・ザン・ヒューマン)と深い関係になったりすることもある。
ここでは、ケアという視点でナラティブアプローチとして人間だけでなく人間以上の存在も考慮したアプローチと事例を紹介します。そして、参加者と一緒にケアを考慮したアプローチについてディスカションをします。

◾第3回研究会 2月6日(木)19:00-21:00(オンライン)

・テーマ:「ナラティブと映像人類学」 メイン講師:牛丸維人さん(KESIKI / 映像人類学者)

・内容:牛丸維人さんは、デンマークのオーフス大学で映像文化人類学を学び、カルチャーデザインファームのKESIKI で活動しています。フィリピンをフィールドに生活する視覚障害当事者たちとともに、彼らが形成する自律的なコミュニティと社会運動に焦点をあて、コミュニティ内部でのケア実践に関するエスノグラフィを行っています。民族誌映画作品の制作を通じ「ケアを提供する者」「ケアを受ける者」という二項対立的な役割認識を超えた、状況に応じた突発的で生成的なケア関係の理解の事例を共有します。そして、映像文化人類学という視点で写真や映像も活用したアプローチに参加者と一緒にディスカッションをします。

◾すさみ校外研修 (参加は任意で別途申込が必要です)

・2月22日(土)-24日(祝月)和歌山県すさみ町

・講師・スタッフ:石井挙之、牛丸維人、上平崇仁、山﨑和彦、岩崎友彦、善利光雅

・内容:和歌山県すさみ町をフィールドにして、ナラティブ・アプローチとアクションリサーチを実践して考えてみる。参加者と講師、すさみの人がリアルに現地で過ごすことで、オンラインでは得られない体験と学びが生まれます。そして、ここでのリサーチの結果を書籍化することに繋げる可能性が生まれます。12 月末までに詳細申込情報を連絡します。前回の「X デザイン学校校外研修(和歌⼭県すさみ町)「ナラティブ・アプローチ、アクションリサーチと近接のデザイン」に関してはこちらを参照してください。https://peatix.com/event/3795110/

◾第4回研究会 3月17日(月) 19:00-21:00(オンライン)

・テーマ:「ナラティブとアクションリサーチの分析と表現」 メイン講師:山﨑和彦(X デザイン学校/ 妄想デザイン実践者)

・内容:山﨑和彦さんは日本IBM で海外のリサーチャーとビジネスやデザイン領域での共創。特にMITの人類学者であるグラント マクラッケン教授とのプロジェクトでエスノグラフィーとカルチャーについて興味を持ちました。Xデザイン学校での教育だけでなく、武蔵野美術大学ソーシャルクリエティブ研究所で企業や行政と、ビジョン、カルチャー、コミュニティー、サーキュラーなどの共同研究を実施。近年では和歌山県すさみ町をフィールドに、近接のデザイン、ナラティブとアクションリサーチなど、実践を通して探究しています。ここでは、ナラティブとアクションリサーチをどのように分析して表現としてアウトプットしていくのか事例を紹介して参加者とディスカッションします。

◾第5回研究会 4月7日(月) 19:00-21:00(オンライン)

「ナラティブとアクションリサーチと編集、書籍化に向けて」 メイン講師:岩崎友彦(すさみキャンパス)、山﨑和彦

内容:岩崎友彦さんは筑波大学卒業後、バックパッカーから広告代理店のコピーライターを経て、出版社で編集者として経験をつみ、武蔵野美術大学大学院クリエイティブリダーシップコースを修了し和歌山県すさみ町で(社)すさみキャンパスの代表理事として、多様な実践活動中です。また、X デザイン出版の編集・出版を担当しています。ここでは、岩崎さんよりナラティブやインタビューなどの編集や出版の事例を紹介してもらい、山﨑さんも加わりナラティブとアクションリサーチの分析結果をどのように編集して、書籍化していくのか参加者とディスカッションします。

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(講師プロフィール)

◾講師プロフィール:⽯井挙之(仕⽴屋と職⼈/ ナラティブデザイン実践者)

株式会社仕⽴屋と職⼈代表、武蔵野美術⼤学客員准教授。1986 年千葉県育ち。武蔵野美術⼤学を卒業後、都内のデザイン会社へ就職。グラフィックデザイナーとして、⼤⼿企業の広告やパッケージデザインなどに携わる。同社退職後、ロンドン芸術⼤学セントマーチンズ校ナラティブ・エンバイロメントで修⼠号を取得。帰国後は⻑野県、福島県、滋賀県その他地域でデザイナーとしてプロジェクトに多数参加。株式会社仕⽴屋と職⼈を創業し、代表取締役に就任。専⾨:グラフィックデザイン 、ナラティブデザイン 、アクションリサーチ。

◾講師プロフィール:牛丸維人(KESIKI / 映像人類学者)

飛騨高山生まれ。多様なデザインプロジェクトのリードであり、人類学的フィールドワークに根差したドキュメンタリー写真・映像の制作者。散歩と古道具探し、フィールドレコーディングに情熱を注ぐ。カルチャーデザインファームKESIKI プロジェクトリード。一橋大学にて学士(社会科学)、Aarhus UniversityMSc in Visual Anthropology 修了。

◾講師プロフィール:上平崇仁(専修大学/デザイン研究者)

専修大学ネットワーク情報学部教授。グラフィックデザイナーを経て、2000 年から情報デザインの教育・研究に従事。近年は社会性への視点を強め、デザイナーだけでは手に負えない複雑な問題を人々の相互作用の中で創造的に解決していくためのCoDesign(協働のデザイン)の仕組みづくりについて取り組んでいる。2015-16 にはコペンハーゲンIT 大学客員研究員として、北欧流参加型デザインの調査研究に従事。著書に『コ・デザインーデザインすることをみんなの手に 』(NTT出版)などがある。

◾講師プロフィール:⼭﨑和彦(X デザイン学校/妄想デザイン実践者)

(株)X デザイン研究所共同創業者/CDO、武蔵野美術⼤学ソーシャルクリエイティブ研究所研究員、Smile Experience Design Studio代表。京都⼯芸繊維⼤学卒業後、クリナップ(株)を経て、⽇本IBM(株)UX デザインセンター⻑(技術理事)、千葉⼯業⼤学デザイン科学科/知能メディア⼯学科教授、武蔵野美術⼤学教授を経て現職。神⼾芸術⼯科⼤学博⼠(芸術⼯学)号授与、東京大学新領域創成科学研究科博士課程満期退学。グッドデザイン賞選定委員、⽇本デザイン学会理事、経産省デザイン思考活⽤推進委員会座⻑、HCD-Net 副理事長など歴任。「うれしい体験のデザイン UX で笑顔を⽣み出す38 のヒント」など著書多数。デザインの実践・研究・教育とコンサルティングに従事。


国立科学博物館 元センター長による「産業技術史」見学会&レクチャー企画

このたび、道具学会は「日本のモノづくり文化私論 – 江戸時代の文化から見る日本のモノづくり」と題し、元・国立科学博物館 産業技術史資料情報センター長・鈴木一義氏を招き、博物館の見学会とあわせた「産業技術史」のレクチャーを開催します。

会員外の参加も大歓迎です。みなさまのご参加をお待ちしております。

https://douguology241116.peatix.com

第15回(2024年度)第1支部大会in函館「ところがどっこい」(第2報:開催報告)

第15回(2024年度)日本デザイン学会 第1支部大会in函館の第2報(開催報告)です。

函館を舞台にした支部活動が終了しました!!

2024年9月28日(土)、29日(日)に第1支部大会を実施しました。

当日は、東北・北海道地区のみならず、全国から参加者が函館に集まりました。

実践発表会では、学生、教員、社会人、学会員以外の地域からと、多様な研究や実践について発表があり、各発表者のもと、情報交換とディスカッションが熱心に繰り広げられていました。発表会の最後には、カタリスト役を担っていただいた11名の参加者の方から、それぞれが選ぶ「気になった発表」についての紹介を行われました。

また、2か所のフィールドワークと「写真日記」を体験するワークショップを行い、観光では立ち入ることがないような函館を味わい、参加者で共有しました。

大会に参加された皆さま、運営に協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。後日、参加者の方へはあらためてワークショップの成果物(写真日記)を共有する予定です。

各イベントの参加者

  • ワークショップ1「函館の『裏』を歩いてみる」(未来大の奥にある 道立道南四季の杜公園)|53人
  • 実践発表会(公立はこだて未来大学 アトリエ,プレゼンテーションベイ)|71人
    • ポスター発表:18件
    • ライトニングトーク(展示発表):17件
    • カタリスト:11人
  • ワークショップ2「函館の『奥』を歩いてみる」(西部地区の先端 DEEP WEST)|43人

大会サイト|https://jssd-branch1-2024.studio.site/

デザイン科学セミナー:新価値創造をもたらす3つの理論,その応用 〜「革新性」と「完成度」を同時に実現する〜

公開講座:秋の研究ワークショップ 参加募集

◾️趣旨:ワークショップは参加者が主体となる体験型の活動ですが、学びだけでなく研究・実験的な目的のために開催されることもあります。Xデザイン学校では昨年度に続き今年度も、これからの参加型のリアルな体験活動としての3人の研究者による3つの研究ワークショップを開催します。
「ワークショップ-1)個人ビジョン構想ワークショップ」では、内省・問い・対話を通じて個人のビジョンを構想するアプローチを体験します。
「ワークショップ-2)親子で話すってどういうこと?親子で雑談するネタを見つけるワークショップ」では、普段言葉にできない想いをカードゲームを通じて発見します。
「ワークショップ-3)「組織のミッション✕自分のやりたいこと」組織と個人のHAPPYなかたち 実戦ワークショップ」では、組織のミッションと自分のやりたい事を繋げて実戦に活かす体験をします。

最後にX BARというみんなでゆるりと交流する時間も用意しました。自分にふさわしいワークショプをお選びになられて、ぜひご参加ください。どのワークショップも募集人数が少ないのでお早めに。

■日時:11月2日(土) 時間は各ワークショップを参照してください。

■会場:Xデザイン学校市ヶ谷キャンパス
住所:東京都千代田区九段北4-1-35 グラックス市ヶ谷一口坂501号室
アクセス:地下鉄市ヶ谷駅A4出口より徒歩4分、JR市ヶ谷駅より徒歩7分

■参加費:2,000円 (Xデザイン学校 2024 年度受講⽣は無料、お子様は無料)

■主催:X デザイン学校、(株)X デザイン研究所
■協力:日本デザイン学会PD部会
■詳細・申込:https://peatix.com/event/4158993/

下記の3つのワークショップより一つを選んでください。
ワークショップにより時間が異なりますので、ご確認のうえ右側のチケットよりお申し込みください。

■ワークショップ-1)個人ビジョン構想ワークショップ
・時間10:00-12:00(開場9:45)一般5名(先着順)

■ワークショップ-2)親子で話すってどういうこと?親子で雑談するネタを見つけるワークショップ
・時間10:00-12:00(開場 9:45)親子 2組(先着順)

■ワークショップ-3)「組織のミッション✕自分のやりたいこと」組織と個人のHAPPYなかたち 実戦ワークショップ
・時間12:15-14:15(開場 12:00)一般10名(先着順)

■X BAR:ゆるりと交流会 時間14:15-16:30(任意)
・ワークショップの参加者や研究者など、みんなで楽しく交流しましょう。
・若干のお飲み物も準備します。

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(ワークショップの詳細)

■ワークショップ-1)ビジョン構想に向けたアプローチワークショップ
・時間:10:00-12:00(開場9:45)・募集:一般5名(先着順)
・講師:佐々木 俊弥(サービスデザイナー・デザインスキル研究者)
・概要:近年の複雑で不確実な社会において、個人や企業は外部環境の変化に対応するだけでなく、より主体的に自身のビジョン(ありたい姿/世界)を構想し、試行錯誤をやり抜くことが求められています。社会環境の変化と共に、未来の社会のための意味形成、ビジョンデザインのようなアプローチも提唱されています。今回のワークショップでは、創造性を育てる方法論「アーティスト・ウェイ」から抽出した内省を促す問いと対話を通じて、個人のビジョンを構想するアプローチを体験します。自身のビジョン構想、創造力などに関心のある方はぜひご参加ください。

・プログラム
10:00〜10:15 ワークショップの目的/流れの共有
10:15〜11:35 「自分に影響を与えた人」についての内省と対話
10:35〜11:35 「過去のビジョン」に関する3つの内省と対話
11:35〜12:00 「自分の興味、好きなこと、理想、夢」についての内省と対話・振り返り

■ワークショップ-2)親子で話すってどういうこと?親子で雑談するネタを見つけるワークショップ

・時間:10:00~12:00(開場 9:45)
・募集:親子 2組(大人と小学1年生以上の子ども、最大4名まで)
・講師:原聡司(ソフトウェアエンジニア・子どもと大人創造性研究者)
・概要:普段、みなさんはお子さんと、どのような会話をしていますか?友だちとの約束のこと、夜ごはんに食べたいおかずのこと、学校で楽しかったこと、今週は習い事に行きたくないこと、先週にも部屋を掃除するようにお願いしたこと、お小遣いを上げてほしいことなど、生活の中で起こる様々なことを話していると思います。しかし、みなさんやお子さんが考えていることは、これらの会話だけしょうか?たとえば、最近手に取った本や閲覧したメディアのコンテンツで印象に残ったフレーズのこと、お子さんが年を重ねるにつれて芽生えてきた想いなども、きっと胸の内にあると思います。これらはなかなか言葉にしづらかったり、普段の会話では触れられない深い部分かもしれません。大人でも言語化が難しいことが多く、子どもにとっても同様だと思います。

今回のワークショップでは、自分自身だけでなくお子さんが大事にしていることにカードゲームを通じて触れることで、自己理解を深めるだけでなく、お子さんの新たな一面も発見する体験をしていただきます。お互いが何気ない時に話し掛られる「ネタ」を必ず1つは持ち帰っていただけると思いますので、興味のある方はぜひご参加ください。

・プログラム
10:00~10:15 ワークショップの説明
10:15~10:45 カードゲーム① 10:50~11:20 カードゲーム②
11:20~12:00 発表の準備・発表の準備と発表・振り返り

■ワークショップ-3)「組織のミッション✕自分のやりたいこと」組織と個人のHAPPYなかたち 実戦ワークショップ
・時間:12:15-14:15(開場 12:00)・募集:一般10名(先着順)
・講師:兼松佳宏(さとのば大学副学長/NPO法人グリーンズ理事)、平間久美子(UI/UXデザイナー・電子工作研究者)
・概要:実際に自分も組織の中で自分のやりたいことを見つける為のワークショップです。「さとのば大学」副学長/NPO法人グリーンズ理事/ 沙門(見習い)兼松佳宏さんを講師に迎え、ソーシャルデザイン曼荼羅、「beの肩書き」をベースにワークショップを行います。
「ソーシャルデザイン曼荼羅」とは?空海の曼荼羅にヒントを得て兼松さんが考案した、「自分のやりたいこと」=マイプロジェクトを発起するためのフレームワーク。地域を旅する「さとのば大学」でのカリキュラムデザインでも活用されています。本ワークショップではまずは「本来の自分」、「リソース」にフォーカスしてワークショップを行います。こここでは、「beの肩書き」を利用して「本来の自分」、「リソース」にフォーカスしたワークショップを行います。

■ プログラム
12:15~13:15 イベント説明・「beの肩書き」とは?
13:15〜13:55 自分らしさの発見(モヤモヤの洗い出し)

13:55〜14:05 ミニ曼荼羅(デモ発表)
14:05〜14:15 チェックアウト 

■講師プロフィール:兼松佳宏(かねまつよしひろ)

「さとのば大学」副学長/NPO法人グリーンズ理事/沙門(見習い)。1979年生まれ。ウェブデザイナーとしてNPO支援に関わりながら、「デザインは世界を変えられる?」 をテーマに世界中のデザイナーへのインタビューを連載。 その後、ソーシャルデザインのためのヒントを発信するウェブマガジン「greenz.jp」の立ち上げに関わり、10年から15年まで編集長。16年より京都精華大学人文学部特任教員として、ソーシャルデザイン教育のためのプログラム開発を手がけ、現在は地域を旅するオンライン大学「さとのば大学」副学長としてカリキュラムデザインを担当。
著書に『ソーシャルデザイン』『beの肩書き』、連載に「空海とソーシャルデザイン」など。秋田県にかほ市出身、長野県北佐久郡在住。現在、高野山大学大学院修士課程(密教学専攻)在籍中。

案内:日本デザイン学会 第3支部 2024年度 研究発表会

日本デザイン学会第3支部2024年度 研究発表会のご案内

時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日本デザイン学会第3支部では、例年開催しておりました研究発表会を、今年度は金城学院大学にて完全対面形式で開催いたします。つきましては、口頭発表、ポスター発表を募集しますので皆様の研究成果をこの機会に是非ご発表ください。

また、「第3支部報告集」に投稿していただけますと、研究発表会「梗概集」と合本して、「概要集」の名称で発行(電子出版、ISSN番号付き)し、研究発表会にも無料で参加できます。詳しくは「第3支部報告集に関するお知らせ」をご確認ください。

日本デザイン学会第3支部 支部長 黄ロビン

開催概要

目的:第3支部会員の活動・研究の発表会を通じて相互に知り合い、交流を深めます。
発表内容:デザインに関係したあらゆるテーマが発表対象です。発表者自身が行ってきたデザイン研究、今後のデザイン研究の方向性・発展性等について、発表形式にとらわれず、自由な発想と方法とによって発表していただきます。

開催日時: 2025年2月22日(土)

受付開始:10時00分より
研究発表会:10時30分 ~ 17時00分(予定)

会場 金城学院大学(E1棟 2階 205・206)

〒463-8521 愛知県名古屋市守山区大森2丁目1723

発表形式:口頭発表
発表時間:15分(発表10分・質疑応答 3分・入替2分)

発表形式:ポスター発表
A1サイズポスター2枚まで(展示・実演を歓迎します)

※今年度は学生発表のみではなく,一般からの発表も受け付けます。

参加費

  • 会 員:1.500円
  • 会員外:2.500円
  • 学 生:500円

参加・発表の申込み

※第3支部会員に限らずご参加いただけます。

  • 発表申し込み締切: 2025年1月31日(金)
  • 発表概要提出締切: 2025年2月10日(月)

参加発表申込の詳細は、こちらから第3支部サイト内の案内をご覧ください。

特別講座「プロジェッティスタの控えめな創造力」


第二次世界大戦時のイタリアでは、企業家が新しい製品を開発・生産していきました。新しい商品を開 発するには、建築家のように、社会、使う人そして技術を知って設計をできる人が必要でした。イタリア ではデザインのことを「プロジェット」と呼んでいました。 プロジェットとは、生活や環境をよくするために 提案すること。プロジェットをする人は「プロジェッティスタ」と呼ばれました。プロジェッティスタは、社会 や政治、経済、文化など、さまざまな領域に対して批判的な精神を持ち、それを何とかよくしようとした のです。一人ではなく、多様な専門家と協力して、さまざまな要素を考慮しながら、人間の生活環境を よくするための活動をしていたのです

このプロジェッティスタに詳しい、ローマ在住の批評家・多木陽介氏より今年 5 月に『失われた創造力 へ: ブルーノ・ムナーリ、アキッレ・カスティリオーニ、エンツォ・マーリの言葉』が出版されました。本書は プロジェッティスタであるデザイン界の巨匠の言葉に、これからの創造力を導く思想を探る書籍です。ま た、今年 10 月にも多木陽介氏よりプロジェッティスタに関する新しいの本の出版も予定されています。

本イベントは、いつもはローマ在住の多木陽介氏が日本でリアルに実施する貴重な機会です。講演だ けでなくワークショップを体験することにより控えめな創造力の理解を深めます。クリエイティビティや創 造性に関心をおもちのみなさま、とても楽しい会になると思いますので、ぜひご参加ください。

■日時:2024 年 10月25日(金)18:30-20:30(18:00 開場)

■会場参加:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 5 階 定員 60 名(先着順)

東京都新宿区市谷田町 1-4(JR 中央・総武線「市ケ谷」駅より徒歩 3 分 東京メトロ有楽町線・南北線「市ケ谷」駅 4 番出口より徒歩 3 分 都営新宿線「市ヶ谷」駅 4 番出口より徒歩 3 分)

■オンライン参加:zoom によるオンライン参加も可能です(18:25 から配信)

※オンライン参加のURLは、イベント日までにオンライン参加お申し込みの皆様にpeatixのメッセージでご連絡いたします。

■主催:武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所

■共催:X デザイン研究所

■協力:日本デザイン学会 ID 部会

■参加費:2000 円、学生は無料(いずれも Peatix 事前申込が必要)

◾️詳細・申込:https://peatix.com/event/4130153/

■プログラム
18:00-18:30 交流タイム(名刺交換などにも活用してください)

18:30-18:40 イントロダクション

  岩嵜博論(武蔵野美術大学)

  山﨑和彦(武蔵野美術大学ソーシャルクリエティブ研究所/ X デザイン研究所)

18:40-19:20 「控えめな創造力」講演

  多木陽介(批評家、アーティスト)

19:20-20:20 「やることで理解するワークショップ」

  多木陽介(批評家、アーティスト)

20:20-20:30 クロージング

  山藤旅聞(新渡戸文化中学校・高等学校副校長 / (社)旅する学校代表)

  上田壮一((社)シンク・ジ・アース理事/多摩美術大学客員教授)

  山﨑和彦(武蔵野美術大学ソーシャルクリエティブ研究所/ X デザイン研究所)

◾こんな方にお勧め

・創造力や創造性に興味がある方

・プロジェッティスタやイタリアのデザインに興味がある方

・消費世界のデザインに疑問を持っている方

・これからのデザインの役割やアプローチに興味がある方

・人間の生活環境をよくすることを目標に活動したいとお考えの方

◾講師プロフィール:多木陽介

1988 年に渡伊、現在ローマ在住。演劇活動や写真を中心とした展覧会を各地で催す経験を経て、現 在は多様な次元の環境(自然環境、社会環境、精神環境)においてエコロジーを進める人々を扱った研 究(「優しき生の耕人たち」)を展開。芸術活動、文化的主題の展覧会のキュレーション及びデザイン、ま た講演、そして執筆と、多様な方法で、生命をすべての中心においた、人間の活動の哲学を探究。著 書に『アキッレ・カスティリオーニ―自由の探求としてのデザイン』(アクシス、2007 年)、『(不)可視の監 獄―サミュエル・ベケットの芸術と歴史』(水声社、2016 年)。『失われた創造力へ: ブルーノ・ムナーリ、 アキッレ・カスティリオーニ、エンツォ・マーリの言葉』(どく社、2024 年)。など。

◾講師プロフィール:岩嵜博論

武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科 教授。リベラルアーツと建築・都市デザインを学ん だ後、博報堂においてマーケティング、ブランディング、イノベーション、事業開発、投資などに従事。 2021 年より武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科に着任し、ストラテジックデザイン、ビジネ スデザインを専門として研究・教育活動に従事しながら、ビジネスデザイナーとしての実務を行っている。

◾講師プロフィール:山藤旅聞

新渡戸文化中学校・高等学校副校長。公立高校の教師として、2014年にJICA東京主催「教師海外 研修」でブータン王国を訪問。帰国後、教科と社会課題をつなげて、生徒自らが解決に向けて「行動す る」ことを目指す授業スタイルを確立する。2017年から(一社)Think the Earthに所属し、SDGsを 取り入れた教育デザインや、教育旅行デザインの実践・紹介について全国規模で出前授業や講演を 展開。2019年より現職。共著に『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』(紀伊国屋書店、2018 年)がある。

◾講師プロフィール:上田壮一

90 年、東京大学大学院工学系研究科修了。広告代理店勤務、フリーランスを経て 01 年、社会・環境 問題に対してクリエイティブなアプローチで取り組む非営利組織、一般社団法人 Think the Earth を設 立。理事・プロデューサーとして 『百年の愚行』『1 秒の世界』『気候変動+2°C』『いきものがたり -生 物多様性 11 の話』『グリーンパワーブック 再生可能エネルギー入門』などのビジュアルブックを編集・ 制作し、全国の学校に届けてきた。2017年にSDGs for School プロジェクトを開始、2018年に書籍「未来を変える目標 SDGs アイデアブック」、2024年に「あおいほしのあおいうみ」を出版。

アジャイルプロセス協議会Symposium2024 開催要領

【概要】
アジャイルプロセス協議会(2003 年設立)では、時代の要請に応えた研究・調査などを行って
います。協議会のWG(ワーキンググループ)の一つである知働化(ちどうか)研究会では、次世代
のテクノロジーやその社会的意義などを中心とした探求を行っています。
〈超・個〉をテーマに掲げたSymposium2023(第1回シンポジウム)では、「超・個の時代」
と称し、AI が社会に溶け込んでいく高度な知的テクノロジーの時代について議論を交わしまし
た。今、我々は産業パラダイムシフトの真っ只中にあります。Symposium2024 では、不確実
で複雑化していく社会における知的活動を対象として、「超・個の能力」というテーマ設定をし
て、実業家や研究者の方達と討議していきます。
【テーマ】 超・個の能力(Capability of Hyper Existence)
【主催】 アジャイルプロセス協議会 知働化研究会
【日時】 2024 年10 月12 日(土曜)
【会場】 工学院大学(新宿キャンパス)
【参加対象】ソフトウェア・システム領域の研究者、経営者、実務者、教育者、学生など
【参加料】 ¥15,000(仮)、参加予定約150名
【備考】 アジャイルプロセス協議会 知働化研究会誌Volume4(ドラフト電子版)配布

http://ichi.jupiter.bindcloud.jp/sympo24an/