『日本デザイン学会叢書』(創刊号)の原稿募集について

日本デザイン学会では、学術組織として専門家の知を社会へ還元すべく、2026年から一般書籍『日本デザイン学会叢書』を出版します。現代と未来につながるテーマと普遍的な価値を持つ叢書を出版することで、デザイン以外の専門領域との接続をはかり、社会のさまざまな場面におけるデザインの可能性を探りたいと考えております。また、大学などで活用していただくことで、デザイン学習者の発展的な思考と実践のガイドも提供していきます。創刊号(2026年5月)のタイトルは『デザインとデザイン学』。編集の方針および構成、仕様等については創刊号(2026年5月)のタイトルは『デザインとデザイン学』。編集の方針および構成、仕様等については、別紙企画書をご覧ください。

つきましては、会員の皆様から以下の要項にて論考を公募いたします。
*企画書(別紙)の5.「デザイン研究の諸相」の頁に掲載されます。

[応募要項]
1)創刊号テーマ『デザインとデザイン学』を念頭においた論考を募集します。
研究領域は問いません。研究部会や支部活動や個人の研究活動に基づく論考であり、
報告や研究論文は求めません。
2)文字数:8,000~10,000文字程度
(Word ファイルでお送り下さい)図版の有無、点数は問いません。
3)応募される題名と要旨の締め切り:2025年2月末
4)最終原稿の締め切り:2025年9月末
5)提出先:事務局宛メールに添付して送付 jssd@mx10.ttcn.ne.jp
6)その他:原稿料なし

*内容に関するご質問・お問い合わせは、市販図書企画・編集委員会の井口壽乃
(iguchi@mail.saitama-u.ac.jp)までお願いいたします。

会員の著書:「Co-CreationTOOL ツールで仕掛ける共創の場」三宅 由莉 いわた 花奈 著  

会員の著書に「Co-CreationTOOL ツールで仕掛ける共創の場」 三宅 由莉 いわた 花奈 著 を掲載いたしました。

会員の著書

ユニヴァーサルデザイン検定(UD検定)初級・第36回の申込み受付を開始

オンラインで実施しますので、講習も検定試験も、各期間内のお好きな時に受けていただくことができます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【UD検定・初級 第36回】オンライン開催

●申込締切: 2025年2月6日(木)
・講習1: 2月11日(火)~2月20日(木)
・講習2: 2月22日(土)~3月3日(月)
・検定試験: 3月5日(水)~3月12日(水)

詳細とお申込みは、下記URLよりお願いいたします。
https://www.iaud.net/ud_certification/24675/

会員の著書:「より良い世界のためのデザインー意味、持続可能性、人間性中心」Don Norman 著  

会員の著書に「より良い世界のためのデザインー意味、持続可能性、人間性中心」 Don Norman 著 を掲載いたしました。

会員の著書

会員の著書:「NAGATANI TAKASHI DESIGN Genealogy Selection 1970〜2023」長谷高史 著   

会員の著書に「NAGATANI TAKASHI DESIGN Genealogy Selection 1970〜2023」 長谷高史 著 を掲載いたしました。

会員の著書

研究公募:デザイン助成プログラム募集(公益財団法人日本デザイン振興会)

グッドデザイン賞を主催する公益財団法人日本デザイン振興会が、12月11日(水)からデザイン研究・デザイン振興を助成する事業「デザイン助成プログラム」を開始しました。デザイン分野の調査研究への助成、日本国内におけるデザイン振興活動への助成を通じて、デザイン分野の研究をリードする人材や、デザインの力を活用した取り組みを広げる人材を育成することを目的とします。是非、ふるってご応募ください。

申請期間:2024年12月11日(水)〜2025年2月3日(月)23時59分まで

募集1:「デザイン研究」
対象分野:デザインと企業等の経営に関する研究
申請者の資格:日本の大学(附属機関を含む)、大学共同利用機関、高等専門学校を主たる勤務先とする研究者
※グループ(複数名)での申請も可能です。グループの場合は、申請時点で
研究代表者が申請者の資格に適することとします。
助成期間:2025 年4月1日〜2026年3月31日(1年間)
助成金額:50万件/件
採択件数:2件程度

募集2:「デザイン振興」
対象分野:デザインを通じた地域づくり、まちおこし、デザインを通じた子どもの教育
申請者の資格:日本国内に活動拠点を置く団体または個人
助成期間:2025年4月1日〜2026年3月31日(1 年間)
助成金額:50 万件/件
採択件数:2 件程度

詳細・申請方法は下記ウェブサイトをご確認ください。
https://www.jidp.or.jp/ja/education/design-grant

第72回 春季研究発表大会のご案内|第1報

2025年度の第72回春季研究発表大会は、以下の通り開催予定です。
詳細につきましては、決まり次第、順次ご案内いたします。

日時・会場

  • 2025/06/27(⾦)
     場所:札幌市⽴⼤学 サテライトキャンパス(札幌駅前 アスティ45 12F、16F)
     開会式・基調講演・OpenSIG・エクスカーション(予定)
  • 2025/06/28(⼟)-29(⽇)
     場所:札幌市⽴⼤学 芸術の森キャンパス(札幌市南区)
     口頭発表・ポスター発表・オーガナイズドセッション・懇親会・企業展示(予定)

今後の予定

  • 2月:春季大会専用サイトの公開
  • 3月:演題登録(発表申し込み)・発表概要の投稿
  • 4月:発表概要のチェック
  • 5月:参加登録(発表費・参加費の電子決済を含む)
  • 6月上旬:発表プログラムの公開

宿泊等について

アジアからの旅行客等が増加傾向にございますと共に、
宿泊施設の価格高騰が進んでございます。

早めの移動手段、ご宿泊施設の確保をお願いいたします。

公開講座「デザイン文化が世界を変える、地域と組織とコミュニティ」(銀座/ オンライン)参加募集

◾趣旨:デザイン文化は、組織や地域のビジョンを支える戦略的な要素として重要な役割を果たします。そして、創造的な文化の推進、イノベーションや新規事業などの促進、ユーザーエクスペリエンスや社員の体験の向上、ソーシャルイノベーションやコミュニティなど、多方面にわたって企業や社会に大きな価値を提供します。ソーシャルイノベーションの第一人者であるエツィオ・マンズィーニでは「デザイン文化とは、日常生活のなかで、人々が自分の進む道の選択肢を自分でつくりだし、それを自ら選択できる文化」と語っています。

今回は、イタリアのデザイン文化に詳しい安西洋之さん(モバイルクルーズ代表)より「多様なデザイン文化」というタイトルでイタリアの地域文化やテリトーリオについて話題提供していただきます。たとえば、ミラノ、ブルネリ・クチネリ、ランゲ地方など多様なデザイン文化があります。普段はミラノにお住まいの安西さんが日本でリアルにお話しを聞くことできる貴重が機会になります。
また、そのあとにデザイン文化についての探究と実践をしている山﨑和彦さん(X デザイン研究所、武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所)より「組織やコミュニテイーのための、カルチャーとデザイン」について話題提供をしてもらいます。最後に、仁科奏さん(プレイド STUDIO ZERO 代表)と本條晴一郎先生(東京科学大学准教授)に加わってもらい、会場参加者と「デザイン文化を考える」ディスカッションます。このような分野に興味のある方は、ぜひご参加ください。

■タイトル:X デザイン学校公開講座「デザイン文化が世界を変える、地域と組織とコミュニティ」

■日時:12月10 日(火)19:00-21:00
(開場参加は18:30 より、オンライン参加は18:50 より)
■主催:X デザイン学校、(株)X デザイン研究所
■共催:(株)プレイド STUDIO ZERO
■協力:日本デザイン学会PD部会
■会場参加:(株)プレイド本社(銀座)先着30名
・東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 10F
・地下鉄「銀座」駅 徒歩5分、JR「有楽町」駅 徒歩12分
■オンライン参加:zoom によるオンライン参加
■ 参加費:
・会場参加:3000円 (X デザイン学校2024年度受講⽣は無料)定員30名(先着順)
・オンライン参加:2000円 (X デザイン学校 2024年度受講⽣は無料)

■ 詳細・申込:https://peatix.com/event/4183853/

■ プログラム

18:30-19:00 会場交流タイム(名刺交換などにも活用してください)
19:00-20:00「イタリアにおける多様なデザイン文化」安西 洋之(モバイルクルーズ)
20:00-20:30「組織やコミュニテイーのための、カルチャーとデザイン」山﨑和彦(X デザイン研究所、武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所)
20:30-21:00「ディスカッション:デザイン文化を考える」
・安西洋之(モバイルクルーズ代表)
・仁科奏(プレイド STUDIO ZERO 代表)
・本條晴一郎(東京科学大学准教授)
・山﨑和彦(X デザイン研究所、武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所)

◾こんな方にお勧め
・新規事業開発や企業変革に関心のある方
・カルチャーデザインやビジョンデザインに関心のある方
・イタリアのデザイン文化、地域文化やテリトーリオに関心のある方
・地域の活動や活性化に関心のある方
・これからのデザインの役割やアプローチに興味がある方

■講師プロフィール:安西洋之

モバイルクルーズ株式会社代表取締役。De-Tales Ltd.ディレクター。 東京とミラノを拠点としたビジネス+文化のデザイナー。欧州とアジアの企業間提携の提案、商品企画や販売戦略等に多数参画してきた。同時にデザイン分野との関わりも深い。2000 年代からカーナビなどの電子機器インターフェースの欧州市場向けユーザビリティやローカリゼーションに関わり、デザインを通じた異文化理解の仕方「ローカリゼーションマップ」の啓蒙活動をはじめた。2017 年、ベルガンティ『突破するデザイン』の監修に関与して以降、意味のイノベーションのエヴァンジェリストとして活動するなかで、現在はソーシャルイノベーションとしてのラグジュアリーの新しい意味を探索中。2022 年、服飾史研究家の中野香織さんと共著で『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10 の講義』を出版。また、ソーシャルイノベーションを促すデザイン文化についてもリサーチ中である。

■講師プロフィール:仁科奏

プレイド STUDIO ZERO 代表。NTT ドコモ、セールスフォース・ジャパンで営業職やカスタマーサクセスを経験後、プレイドに参画。営業組織をリードしつつ、早稲田大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。PR Table にてCFO/CPO(チーフプロダクトオフィサー)として企業経営に従事したのち、2021年4月プレイドへ復帰。産業と社会の変革を加速させることを目的とした社内起業組織「STUDIO ZERO」を社内起業。

■講師プロフィール:本條晴一郎

東京科学大学, 環境・社会理工学院, 准教授。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻および法政大学大学院経営学研究科経営学専攻修了。博士(学術)および博士(経営学)。学術振興会特別研究員、東京大学東洋文化研究所特任研究員、NTTドコモモバイル社会研究所副主任研究員、静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント系列准教授を経て現職。力学系理論、複雑系科学、脱植民地化の研究を経て、現在は市場創造としてのソーシャルイノベーションおよびブランディング等の経営学的対象を、サイバネティクスを中心とした学際的な観点から研究。著書に『消費者によるイノベーション』、『1 からのデジタル・マーケティング』(共著)、『災害に強い情報社会』(共著)など。

■講師プロフィール:山﨑和彦

(株)X デザイン研究所共同創業者/CDO、武蔵野美術⼤学ソーシャルクリエイティブ研究所研究員、Smile Experience Design Studio代表。京都工芸繊維大学卒業後、クリナップ(株)を経て、日本IBM(株) UX デザインセンター長(技術理事)、千葉工業大学デザイン科学科/知能メディア工学科教授、武蔵野美術大学教授を経て現職。神戸芸術工科大学博士(芸術工学)号授与、東京大学大学院博士課程満期退学。グッドデザイン賞選定委員、日本デザイン学会理事、経産省デザイン思考活用推進委員会座長、HCD-Net副理事長など歴任。「うれしい体験のデザイン UX で笑顔を生み出す38のヒント」など著書多数。デザインの実践・研究・教育とコンサルティングに従事。

人材募集:教員公募:東京工芸大学芸術学部デザイン学科

このたび、東京工芸大学芸術学部デザイン学科では、下記のとおり教員を募集します。
詳しくは、下記のHPにてご確認ください。
教授 :1名
専門分野 : グラフィックデザイン
https://www.t-kougei.ac.jp/guide/recruitment/
募集期間:2025年12月7日まで(必着)

2024年度 日本デザイン学会第5支部発表会・ライトニングトーク・ベストトーク賞のご報告