2025年度 デザイン科学基礎講座 感動と創造 〜心を動かすモノ・コトづくりのために〜

公開講座「人事のリ・デザイン × EX(従業員体験)で未来の働き方を創る!経営、組織とチームのデザイン」(オンライン)

■概要:「デザイン経営」という視点で、経営にデザインを活用する方法としては、ブランド体験という視点でお客様のためのデザインと、より創造的なイノベーションを生み出すための組織のデザインが必要になってきています。これからのリーダーは、お客様のためのデザイン(UX/CX)と社員のためのデザイン(EX)という視点が必要となり、両者を効果的に連携させるアプローチも必要となっています。そして、自分たちのチームを創造的で、良いチームの体験が得られるデザインする必要があります。まさに「自分たちのチームとメンバーの体験をデザインする」という視点です。

HRパーソンや人事担当者には、経営戦略と連動した人事戦略が必要となり、人事戦略にデザインの視点を取り入れることで、より柔軟で効果的にすることが可能になります。「人事戦略のデザイン」とは、EX(従業員体験)や企業文化を考慮し、創造的かつ体系的に人材マネジメントの仕組みを構築することを指します。これまでの人事戦略は、「管理」「制度運用」が中心でしたが、これからのHRは 「従業員一人ひとりの体験をデザインする」 視点が不可欠です。

UXデザイナーやデザイン担当者には、EXデザインやチームのデザインという視点を考慮するだけでなく、人事部門やカルチャー部門のためのデザインをするという役割もでてきます。人事部門や人材開発の分野でUXデザイナーを活用したりすることも増えてきます。

このような背景より、今回は最初に様々な企業でHR施策導入、組織人材開発、人事システム導入などの人事関連施策の企画と開発、実行を支援している玉澤康至さんより、「人事のリ・デザイン」について話題提供していただきます。次に、富士通にて人事部門のデザインや、組織開発、人事施策のEX(社員体験)向上について活動している、平野隆さんと内田奈月さんに話題提供をしてもらいます。

そして、酒井章(クリエイティブ・ジャーニー)、小原大樹(ウィルソン・ラーニング ワールドワイド)、柳瀬浩之(ビータップ)、山崎和彦(Xデザイン研究所、武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所)に加わってもらい、講師のお二人と参加者と「HRとEXとデザインを考える」ディスカッションします。最後に、「HRとEXのデザイン研究会(仮)」の紹介と参加方法について紹介します。このような分野に興味のある方は、ぜひご参加ください。

■日時:4月23 日(水)19:00-21:00(18:50より参加可能)
■主催:X デザイン学校、(株)X デザイン研究所
■共催:「人事のデザイン」研究会 
■協力:日本デザイン学会PD部会
■参加費:2000円 (X デザイン学校 2024年度/ 2025年度受講⽣は無料)
◾️詳細・申込:https://peatix.com/event/4344042/

■プログラム
19:00-19:10 はじめに
19:10-19:40「人事のリ・デザイン」
・玉澤康至(サピエントハーモニー)
19:40-20:10「Employee Success本部におけるデザイン活動」
・平野 隆(富士通)、内田奈月(富士通)
20:10-20:50「ディスカッション:」
・酒井章(クリエイティブ・ジャーニー)
・小原大樹(ウィルソン・ラーニング ワールドワイド)
・柳瀬浩之(ビータップ)
・山崎和彦(Xデザイン研究所、武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所)
20:50-21:00「HRとEXのデザイン研究会(仮)」の参加のご案内

◾こんな方にお勧め
・プロジェクトリーダーなどでチームメンバーの体験などに興味がある方
・HRや人事領域の方でデザインに関心のある方
・EX(Employee Experience)や企業文化に関心のある方
・デザイン分野の方で人事領域に関心のある方
・デザイン経営や人事戦略やデザイン戦略に関心のある方
・これからのデザインの役割やアプローチに興味がある方

◾ 講師プロフィール:玉澤康至(サピエントハーモニー代表)
銀行、ベンチャー企業、商社にて、営業・IT企画や業務改革PJを経験しチェンジマネジメントの重要性を実感。2006年オリンパスソフトウェアテクノロジーに入社し、人事企画、組織人材開発に従事。2017年オリンパスへ吸収合併後、HRの組織人材開発を担当。オリンパスグループの風土改革を推進した。現在は独立し、様々な企業でHR施策導入や人事システム導入などの人事関連施策の企画と開発、実行を支援している。

◾ 講師プロフィール:平野隆(富士通株式会社・Employee Success本部) 
早稲田大学芸術学校 建築学卒。デザイン部門で空間デザインに従事し、その後ビジョンやサービスデザイン、富士通のデザインアプローチ「Human Centric Experience Design(HXD)」を体系化しコンサルティングビジネスを開始。加えて、オープンイノベーションの場「HAB-YU platform」を森ビル株式会社と立ち上げ、共創プロジェクトを数多く実践。現在は、Employee Success本部(人事CoE)にて、EXデザインのアプローチから組織開発やカルチャーデザイン、心理的安全性デザインプロジェクトの企画・マネジメントなどを行う。

◾ 講師プロフィール:内田奈月(富士通株式会社・Employee Success本部) 
日本大学芸術学部デザイン学科卒業後、富士通に入社。グローバルマーケティング部門にてブランドコミュニケーションやオープンイノベーション領域の企画推進を担当。その後デザイン部門でデザイン思考の全社浸透企画を経て 、現在はEmployee Success本部にて、人事部門のデザイン思考浸透や、人事施策のEX(社員体験)向上、組織開発領域にて心理的安全性デザインプロジェクトの企画・リードを行う。

人材募集:教員公募:大妻女子大学 家政学部

大妻女子大学家政学部ライフデザイン学科では、情報・インターネット、デザインに関する
科目を担当する専任教員を公募しています。詳しくは大妻女子大学ホームページなどをご覧ください。
ご応募をお待ちしております。

大妻女子大学ホームページ(教職員採用情報)

教職員採用情報 | 学校法人 大妻学院 https://www.otsuma.jp/recruit

Jrec-in ポータルサイト
求人公募情報閲覧 https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D125040211

大妻女子大学家政学部ライフデザイン学科

【お知らせ】「未来の学術振興構想」の改訂に向けた「学術の中長期研究戦略」の公募等について

日本学術会議 科学者委員会 学術研究振興分科会では、
2023年9月に策定した提言「未来の学術振興構想(2023年版)」の改訂に向けた
「学術の中長期研究戦略」の公募等を開始いたしました。
公募期間は、2025年4月1日(火)~10月1日(水)までとなっております。
公募等の詳細については、下記の日本学術会議HPの公募要領等を御参照ください。

広く科学者コミュニティからの積極的な応募を期待しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
○日本学術会議
 https://www.scj.go.jp/
○提言「未来の学術振興構想(2023年版)」(令和5年(2025年)9月25日日本学術会議)
 https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/kohyo-25-t353-3.html
○公募等について
 https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kenkyukeikaku/26koubo.html
 ※2025年4月24日(木)16時から、公募等説明会(オンライン)を開催予定です。

(本件に関するお問い合わせ先)
日本学術会議事務局 審議第二担当(課題別)
https://forms.office.com/r/WNpFL7WT6F

会員の著書:「ブランドスケープ ブランド構築を目的とした空間マーケティング」西口真也 著

会員の著書に「ブランドスケープ ブランド構築を目的とした空間マーケティング」西口真也 著 を掲載いたしました。

会員の著書

会員の著書:「はじめてのリビングラボ──「共創」を生みだす場のつくりかた」 木村篤信 安岡美佳 著

会員の著書に「はじめてのリビングラボ──「共創」を生みだす場のつくりかた」木村篤信 安岡美佳 著 を掲載いたしました。

会員の著書

第72回 春季研究発表大会のご案内|第3報

発表登録・原稿投稿 受付期間を延長しました。

発表登録・原稿投稿の受付を 2025年4月7日()23:59まで延長します。

なお、お問合せの受付は4月7日(月)お昼 12:00 までとさせていただきます。
締め切りギリギリでのお問合せには回答が間に合わない可能性がありますので、
事前に一旦投稿するなど、投稿の流れをご確認下さいますようお願いします。

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jssd72/content/post

今後の予定

  • 3月1日 – 31日 4月7日(月)23:59:発表登録・原稿投稿 締切
  • 4月8日 – :発表概要のチェック
  • 5月1日 – :参加登録(決済手続きを含む)
  • 6月上旬:発表プログラムの公開

お問合せ先

第72回 春季研究発表大会 実行委員会 事務局
jssd72th※gmail.com(※ → @)

会員の著書:「リチャード・サッパー・デザイン うれしい体験のための論理と感性のデザイン」山﨑和彦 著

会員の著書に「リチャード・サッパー・デザイン うれしい体験のための論理と感性のデザイン」山﨑和彦 著 を掲載いたしました。

会員の著書

会員の著書:「シェーカー教徒の思想とデザイン —祈りの中の家具と建築」石川義宗 著

会員の著書に「シェーカー教徒の思想とデザイン −祈りの中の家具と建築 」石川義宗 著 を掲載いたしました。

会員の著書

2024年度 デザイン学研究 作品集 第30号がJ-STAGEに公開されました

このたび、2024年度 デザイン学研究 作品集 第30号がJ-STAGEに公開されました。

【デザイン学研究 作品集とは】

デザイン学研究作品集は、社会の変化に呼応しながらデザインを実践する実務者の「知恵」と「技」の解明を探求するアニュアル・ジャーナルです。
デザインを生み出す思考のプロセスを論述することを目的とし、多様な現場で動的に変化するデザイン実践の研究成果が集まっています。


【作品集 第30号の特徴】

本号では、2度にわたる厳正な査読・審査のもと、23件の作品論文が採択されました。
投稿論文は、以下のような幅広いデザイン分野にわたっています。

  • タイポグラフィデザイン
  • グラフィックデザイン
  • プロダクトデザイン
  • メディアアート
  • 空間・建築デザイン
  • パブリックアート
  • 多元的デザイン

◉🔗 J-STAGE掲載ページはこちら(→リンク
(※)購読には購読者IDとパスが必要になります
お持ちでない方は事務局(jssd(アットマーク)mx10.ttcn.ne.jp )にお問い合わせください。

【2025年度 作品集 第31号:応募を検討するみなさまへ】
次年度となる第31号の投稿募集については、以下のスケジュールで情報公開と募集を進めていく予定です。

  • 公開議論:第72回春季研究発表大会OS(2025.6.29)にて作品の論述や評価について議論する予定(→リンク
  • 募集告知:第72回春季研究発表大会(2025.6.27〜29)にてフライヤーを配布予定
  • 投稿期間:2025年8月20日〜8月31日(予定)
  • 募集締切: 2025年8月31日(厳守)
  • 提出方法:Googleフォーム(上記投稿期間までに学会HPにて告知)
  • 提出形式:執筆要領をご確認の上、ご準備ください(→リンク
    ※投稿規程は改訂される可能性があります。必ず最新の規定を確認した上でご投稿ください。

2025年度 作品集 第31号 へのご投稿を心よりお待ちしております。
⚫︎学会HP_作品投稿案内(投稿規程/執筆要領/投稿手続)はこちら(→リンク