「デザイン研究の記述」研究会を開催

情報デザイン研究部会の活動として、「デザイン研究の記述」研究会 を開催しました。
2017年9月1日 10:00-18:00
会場:ヤフー株式会社 会議室
(東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー 18F)

参加者:諏訪正樹、加藤文俊(慶應大)、横溝賢(八戸工業大)、元木環(京都大)、小早川麻衣子(愛知淑徳大)、植芝智裕(中京大)、上平崇仁(専修大)、瀧智恵美、清水淳子(ヤフー)、草野孔希、木村篤信(NTT)、八城朋仁、三野宮定里、山内雅貴、原田泰(はこだて未来大)敬称略

オーガナイズドセッション登壇者を中心に続きの議論を

7月に開催された日本デザイン学会オーガナイズドセッションの続きの議論を目的に、登壇者を中心に再集結し、デザイン分野ならではの研究の方法と記述について、具体的な研究テーマを題材に議論しました。

10時-13時 研究事例発表1(小早川)、2(三野宮)、3(清水)
14時-15時 研究事例発表4(瀧)
15時-18時 事例を踏まえてのキーワードの抽出、ディスカッション

研究事例発表では、博士論文、修士論文のまとめを控えた若手研究者の進捗報告を題材に、「デザイン研究ならでは」の成果に結びつけるためにこれからどのように進めていくべきか、様々な視点から議論できました。
今半のディスカッションでは、まず参加者それぞれが前半の議論のなかで気になったキーワードを付箋に書き出し、それらをひとつずつ吟味しながら議論を進めました。人間を対象とした研究なのだから、そのための成果の記述、評価の方法が必要、そしてそれは今までの枠組みでは満たせない。というのが場の総意だったと思います。
人を対象とした研究における「ナラティブ」の重要性について再確認することができました。今後も継続して活動することを確認できました。特集号、論文集、科研費の申請など、この活動の継続や成果を意識して、進めていきたいと思います。

(文責:原田)

Xデザインフォーラム「プレイフルな学びとオープンなデザイン」参加募集

第3回Xデザインフォーラム「プレイフルな学びとオープンなデザイン」の申込を開始しました。今回のフォーラムは学生は参加費・発表費を無料ですので、積極的な参加・発表を歓迎します。

■趣旨:今回のフォーラムの一部では「プレイフルな学び」をテーマとして、上田 信行氏(同志社女子大学・教授)に基調講演をしていただき、原田先生と山崎先生の話題提供とディスカッションをします。二部では、「オープンなデザイン」というテーマに関して、森田 浩史氏(オープンイノベーションラボ、チーフプロデューサー)に基調講演をしていただき、安藤先生と玉置氏の話題提供とディスカッションをします。パネル発表では、企業・大学・学校などの発表を通して、参加どおしの交流を深めます。また、参加者からの パネル発表も予定していますので、奮ってご参加ください。皆様の多様な参加と発表を歓迎致します。


■タイトル:第3回Xデザインフォーラム「プレイフルな学びとオープンなデザイン」
■日時:9月24日(日)
10:00-12:00 ワークショップ(受付は9:30より)13:00-18:00 フォーラム(受付12:30より)18:10-20:10 懇親会(事前申込)
■場所:千葉工業大学津田沼キャンパス2号館3階大教室(JR津田沼駅より徒歩3分)
■主催:千葉工業大学知能メディア工学科山崎/安藤研究室、Xデザインフォーラム/Xデザイン研究所
■協賛;NPO法人人間中心設計機構  ■協力:日本デザイン学会情報デザイン/プロダクトデザイン研究部会
■参加費:午後 4000円、午前/午後 6000円(学生無料・申込必要)、懇親会費:4000円
■申込:http://peatix.com/event/280680/
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[ワークショップ 午前:10:00-12:00]
□ワークショップ:プレイフルラーニングで世界をROCKしよう!
・概要:世界をもっとおもしろくしたいというPlayful Mindsetはどのような状況から生まれてくるのか?emergentな学びの場はどのようにデザインすることができるだろうか?世界を可能性に満ちたものとして見るGrowth Mindsetというパワフルなアイディアとは?これらの挑戦的な問いを、みなさまと共に考えていきたい。
ファシリテーター:・上田 信行(同志社女子大学・教授)・原田 泰(公立はこだて未来大学・教授)・木村 博之氏(TUBE GRAPHICS・代表)・小池 星多(東京都市大学・教授)・脇阪善則(日産)
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[フォーラム 午後:13:00-18:00]
□第1部 プレイフルな学び13:00-14:30
■基調講演1「プレイフルラーニングで世界をROCKしよう!」・講師:上田 信行(同志社女子大学・教授)
■「未来の学びとデザイン、函館での実践」・講師:原田 泰(公立はこだて未来大学・教授)
■「プレイパン:みらいの学びのためのアプローチ」・講師:山崎和彦(千葉工業大学・教授)■ディスカッション
□第2部 オープンなデザイン14:40-16:10
■基調講演2「オープンイノベーション」・講師:森田 浩史(オープンイノベーション(イノラボ)、チーフプロデューサー)
■「利他的UXデザイン」・講師:安藤 昌也(千葉工業大学・教授)
■「富士フィルムにおけるオープンイノベーション」・講師:玉置広志氏(富士フィルム・マネジャー)■ディスカッション
□第3部 パネル発表と交流(下記は依頼中、一般参加を歓迎)16:20-18:00
・午前中のワークショップの展示・Xデザイン学校・公立はこだて未来大学(原田泰先生)・武蔵野美術大学(西本企良先生)・常葉大学(安武伸朗先生)・東京都市大学(小池星多先生)・成安造形大学(大草真弓先生)・日本電子専門学校(井上順子先生)・東海大学(富田誠先生)・専修大学(上平崇仁先生)・東京女子大学(渡辺隆行先生)・千葉工業大学(山崎先生/ 安藤先生/中本先生 )等。
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■ポスター/デモ発表の希望者へ
・ポスター/デモ発表の発表者も募集します。参加申し込みサイトより申し込んでください。
・発表内容は、デザイン(アプリ・サービス・プロダクト・組織・ビジネス等のデザイン)、スタートアップ、UX、インタラクションなどに関連する発表を期待しています。・発表者1名につき幅1m高さ2mの壁と幅1mの机を用意します。・ポスター、パソコン、作品展示、デモなど発表形式は自由です。・限られた会場ですので、発表者は先着順とします。・発表内容によって調整させていただく場合があります。

情報デザイン研究部会 Info-D 部会開催 報告

第64回 春季研究発表大会のプログラムとして用意された枠を利用して、部会を開催しました。

2017年6月30日(金)16:10-17:00
会場:拓殖大学 文京キャンパス E棟 E802教室

参加者:植松、岡本、瀧、両角、安齋、益岡、宮澤、酒井、中島、堀江、山内、三野宮、八城、飯塚、鳥井、原田

新しくInfo-Dメンバーに加わった方が参加してくださいました。
メーリングリストの検討、プロジェクト活動の進捗と今後、などを議論できればと思いましたが、これらは先送りしました。
出席メンバーの自己紹介、研究キーワードの書き出しを行いました。下の画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。

「せっかくの機会だから」とセッションの時間を利用しましたが、遠隔からの参加の方は参加できず、幹事メンバーもほとんど集まれなかったので、何かを決定するような議論はできませんでした。また改めて、機会を設定したいと思います。

(文責:原田泰)

「OS-B デザイン研究における記述方法としての視覚化」 開催報告

日本デザイン学会 第64回 春季研究発表大会
オーガナイズドセッション
OS-B デザイン研究における記述方法としての「視覚化」
開催報告

7月1日 15:00-17:00
拓殖大学(文京キャンパス)E館E802教室

パネリスト:
諏訪正樹(慶應義塾大学)、加藤文俊(慶應義塾大学)、横溝賢(八戸工業大学)、元木環(京都大学)、清水淳子(ヤフー株式会社)、小早川真衣子(愛知淑徳大学)
オーガナイザー:原田泰(公立はこだて未来大学)

会場の様子(撮影:両角清隆)

下記の概要に基づき、これからのデザイン研究の「かたち」を探る機会として、セッションを開催しました。パネリストの皆さんには事前ミーティングでの意識合わせを経た上で、ご登壇いただきました。オーガナイザーとしては、現場から教育・研究分野に入ってきた若手デザイン研究者の方たちに向けて、「型にハマった(ツマラナイ!?)研究にとらわれず、自分の足元から実践者視点で研究を深めていこう」というメッセージを込めたつもりです。

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諏訪さん:〝まち観帖″という、街歩きを通じてかつての水路を見出す身体になってしまったエピソードを事例に、生きるための実践で感じる「違和感」や「もやもや」を感じる身体を創ることの大切さと、その行動原理を理解するための「実践のしかた」「問いかた」を実践しながら問うていく態度についてお話しいただきました。

加藤さん:家族の記憶を辿るゼミ生2人の研究事例を紹介いただきました。1つは両親のアルバム写真と同じ場所で撮影する活動を続けるうちに、恩師との再会が生まれ、学生自身の失われたコミュニティが再生したお話し。そしてもう1つは祖父の膨大な自叙伝をひたすらトレースするうちに祖父独特の言い回しをOSが記憶し、祖父の生きた言葉が自動的に再生されるようになった話しです。この2つのエピソードを通じて、予期しない対象との出会いや未知の状況を予測しながら受け入れる態度の必要性についてお話しいただきました。

横溝さん:愛媛県の水引プロダクトのデザイン開発を題材としたコンテキストデザイン手法の研究や、デザイン非専門家によるバスのラッピングデザイン支援を題材とした協創デザイン手法の研究、奥入瀬渓流のボランティア団体のNPO法人化を題材とした組織デザイン手法の研究など、生活世界における当事者として社会実践してきたデザイン活動をまとめた博士論文についてお話いただきました。

元木さん:学術研究の取り組み方を視覚的に表現するための手法を体系化したアカデミックビジュアリゼーションという博士論文を題材に、展示や教材開発の共同制作を通じて、研究者のデザインに関する理解の深化についてお話しいただきました。

清水さん:自分の考えを深め、考えを他者に伝えることを目的に始めたグラフィックレコーディング活動を通じて、モノづくりとしてのデザインから、人や社会との関係を形づくる活動に転換してきた経緯についてお話しいただきました。

小早川さん:看護婦の当事者デザイン活動を事例に、プロジェクトに対する自身の関わり方を内省しながら、「ただ一生懸命生きているだけ!」というデザイン研究者としてという肩書を超えた人としての本音を明らかにしました。

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進行役の至らなさで、本セッションの中だけでは完全に時間不足となってしまいました。しかし、今後も議論を続けていくことで、テーマである「デザイン研究のかたち」を示すところまで、続けていきたいと思います。

(文責:原田)

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セッション概要(参考)

従来の自然科学的研究スタイルを踏襲するだけでは、デザイン領域ならではの研究方法や成果の提示方法としてはまだ不十分なのではないのか。この問題提起を出発点として、情報デザインという市民のあらゆる生活を横断する実践分野を対象に、デザイン研究の方法、デザイン研究者の役割を再定義してみたい。
UCD(User Centered Design)の重要性が謳われて久しい。しかし、ユーザーに対する研究ほどにデザイナーの営みに対する研究が進んでいるとは言い難い。さらに、ある瞬間、高い評価を得たデザインも時間の経過とともに消滅する。そのデザインが社会に受け入れらてたことで社会も変化するし、社会の変化の方向に誰が責任を取るかをデザイナーに求めることは困難だ。デザイン研究の対象は無限に挙げられるが、問題はその研究方法と成果の評価である。どうしたらデザインできるようになるのか。どうなればデザインできたと言えるのか。そのデザインの価値を誰がどう評価すれば良いデザインなのか、これらの成果から何を学べば「デザインできる」という知や技を次世代に引き継いでいけるのか。取り掛かりとして、デザインプロジェクトのプロセスや成果の記録・記述方法に焦点を当て、デザイン研究の記述方法について議論する。フィールドワークや一人称研究のような、活動に関わる人々=当事者に焦点を当てた研究との対比から、デザインならではの記述方法を炙り出したい。

『デザイン塾:プラスチックの逆襲 -プラスチック独自の美とは何か-』開催のご案内

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◎日本デザイン学会 デザイン理論・方法論研究部会共催イベント

『デザイン塾:プラスチックの逆襲 -プラスチック独自の美とは何か-』開催のご案

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プラスチックは,人類が自ら生み出した「唯一本格的な人工材料」です.しかし,そ
の親である人類は,その加工性のよさや安価などから,単に「便利な材料」として多
用するに止まり,それ独自の美の追求や表現をなおざりにしてきました.ここでは,
「プラスチック独自の美とは何か?」「他の天然材料では表現できないプラスチック
固有の魅力をいかにデザインすべきか?」について様々な立場から議論することで,
「プラスチックの逆襲」について議論を行います.

皆様のご参加をお待ちしておりますので, 宜しくお願い申し上げます.

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■共催

デザイン塾

日本デザイン学会 デザイン理論・方法論研究部会

日本設計工学会 デザイン科学に関する研究調査分科会

日本機械学会 デザイン科学研究会

■日時

平成 29年 7月 21日(金),13:00~18:30

■会場

慶應義塾大日吉キャンパス 来往舎2F 大会議室

( 出版記念パーティ@来往舎1F ファカルティラウンジ )

日吉キャンパスマップ

http://www.hc.keio.ac.jp/ja/hiyoshi_campus/guide/

■参加費

無料

■登録

WEBでお申し込み下さい.http://designjuku.jp/post-mail

■お問合せ

慶應義塾大学 松岡研究室秘書 ( matsuokalab.m@gmail.com ) へご連絡下さい.

■日程

下記参照( 時間帯は目安であり,都合により変更となる可能性もございます )

□第1部

講演会(13:00~14:25) 司会:加藤 健郎 (慶應義塾大学)

 ■ 「 挨拶 」 (13:00~13:10)

   ・松岡由幸(慶應義塾大学)

 ■ 「 そして,プラスチックの逆襲が始まった 」 (13:10~13:25)

   ・松岡由幸(慶應義塾大学)

 ■ 「 不本意なプラスチックの歴史 」 (13:25~13:40)

   ・青木弘行(千葉大学)

 ■ 「 今,輝いているプラスチックたち 」 (13:40~13:55)

   ・加藤健郎(慶應義塾大学)

 ■ 「 自動車内装加飾とプラスチック 」 (13:55~14:10)

   ・長尾誠(南条装備工業株式会社)

 ■ 「 プラスチック開発の未来を支えるシミュレーション技術 」(14:10~14:25)

   ・下村将基(OPTIS JAPAN 株式会社)

□休憩(14:25~14:45)

□第2部

書籍 『 プラスチックの逆襲 』 各執筆者によるライトニングトーク (14:45~
16:15) 司会:加藤 健郎

■ 「 そもそも, プラスチックとは 」 (14:45~15:00)

   ・寺内文雄(千葉大学)

■ 「 生活に染み入りはじめたプラスチックの美しさ 」 (15:00~15:15)

   ・橋田規子(NORIKO HAHSIDA DESIGN,芝浦工業大学)

 ■ 「 デザインが生み出すプラスチックの魅力 」 (15:15~15:30)

   ・佐藤弘喜(千葉工業大学)

 ■ 「 まがいものとしてのプラスチック 」 (15:30~15:45)

   ・小林昭世(武蔵野美術大学)

 ■ 「 南条とプラスチックの歩み 」 (15:45~15:50)

   ・加藤巧(南条装備工業株式会社 常務執行役員 開発本部長)

 ■ 「 南条装備工業の執筆者の皆様による一言 」 (15:50~16:15)

□休憩&移動(16:15~16:30)

□書籍『 プラスチックの逆襲 』出版記念パーティ@来往舎1F ファカルティラウンジ
(16:30~18:30)

※参加登録数が多い場合は先着順とさせて頂きます。

・参加費無料.

・お飲み物と軽食をご用意しております.是非ご参加ください.

なお,このメールは送信専用となっておりますので本件に関する参加登録はデザイン
塾参加登録サイトhttp://designjuku.jp/post-mail/にてご登録ください.

また, ご質問,ご不明点等は全てmatsuokalab.m@gmail.comまでご連絡頂きますよう
お願い申し上げます.

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本メールは,日本デザイン学会会員の皆様の名簿登録情報を元にお送りさせていただいております.
このメールの配信を停止したい方は,jssd@mx10.ttcn.ne.jp へお知らせください
Djuku2017

オーガナイズドセッションB  事前ミーティング開催報告

第64回 春季研究発表大会
オーガナイズドセッションB
デザイン研究における記述方法としての「視覚化」
事前ミーティング開催報告

2017年5月19日(金)
会場:ヤフー株式会社 会議室

参加者(敬称略):諏訪正樹(慶應義塾大学)、加藤文俊(慶應義塾大学)、横溝賢(八戸工業大学)、元木環(京都大学)、小早川真衣子(愛知淑徳大学)、清水淳子(ヤフー株式会社)、瀧知恵美(ヤフー株式会社)、原田泰(公立はこだて未来大学)
記録:堺千里、菅原麻綾(公立はこだて未来大学 学部3年)

ミーティングの様子

オーガナイズドセッションが価値ある時間となるよう、登壇予定者に事前に集まっていただき、顔合わせと当日の議論に向けての意識合わせを行いました。
簡単な自己紹介のあと、オーガナイザーの原田から趣旨説明を行い、その後はフリーディスカションという形で、交流を深めました。
「デザイン」と呼ばれる範囲の広がりに対して、「デザイン研究」の語り口は十分なのか、という問いに対して、未来に向けた可能性を垣間見ることができたと思います。
本番のオーガナイズドセッションにも、ぜひご期待ください。

(文責:原田泰)

「子どものためのデザイン部会」ミーティング

「子どものためのデザイン部会」ミーティング開催日時のお知らせ

第64回春季研究発表大会 初日の
6月30日(16:10〜17:00)に実施します.

部会員の皆様,ご興味のある皆様,ご参加下さい.
場所は,決定次第公開します.

https://www.facebook.com/childlife.design/

第1回X デザインフォーラム/情報デザインフォーラム参加募集

第1回X デザインフォーラム/情報デザインフォーラムの参加募集を開始しました。

このフォーラムでは、これからの時代にとても大事な「スタートアップとデザイン」をテーマとしました。そして、多くの学生達に参加してもらいたいという意図より学生の参加費用は格安になっています。また、ポスター/デモ発表も合わせて募集をしていますので、多くのデザイン学会関連者の参加をお待ちしています。

■趣旨:近年、テクノロジーの発達や社会の変化などにより、スタートアップが広がっています。新規ビジネスのスタートアップ、社会問題解決型のスターアップ、企業内でのスタートアップなど多様なスタートアップの形がありますが、スタートアップにおけるデザインの重要性が高まっています。今回のフォーラムでは「スタートアップとデザイン」をテーマとして、孫泰蔵 氏(Mistletoe(株)代表)に基調講演をしていただき、この分野で実践をしている方にお話をお聞きして、多くの企業や大学のパネル発表を通して、参加者でスタートアップにおけるデザインについてディスカッションをしていきます。また、あわせて参加者からの ポスター/デモ発表も予定しています。奮ってご参加ください。多くの皆様の参加と発表を歓迎致します。

■日時:2017年05月07日(日)
■場所:ヤフー(株)本社・東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
東京メトロ永田町駅 9a出口直結、東京メトロ赤坂見附駅より 徒歩1分

■主催:Xデザイン学校/Xデザイン研究所、情報デザインフォーラム
■協賛;NPO法人人間中心設計機構
■協力:ヤフー(株)、日本デザイン学会情報デザイン/PD研究部会
■定員:200名(午前は50名)
■参加費:午後 5000円(学生1000円)、午前/午後 7000円(学生2000円)
■詳細・申込:http://peatix.com/event/247219/

■午前:10:00-12:00(受付は9:30より)
□スタートアップとデザインのためのワークショップ10:00-12:00
ファシリテーター:
・原田 泰 氏(公立はこだて未来大学・教授)、木村 博之氏(TUBE GRAPHICS・代表)
・小池 星多(東京都市大学・教授)、小島健嗣 氏(富士フィルム)

■午後:13:00-18:30(受付12:30より)
□オープニング13:00-13:10
・浅野智(Xデザイン研究所)、山崎和彦(Xデザイン研究所)

□第1部 基調講演 スタートアップとデザイン13:10-13:50
・孫泰蔵 氏(Mistletoe(株)代表)

□第2部 スタートアップとデザインの実践 14:00-15:30
・「サービスのスタートアップとデザイン」
天沼聰 氏((株)エアークローゼット代表)
・「デザインのスタートアップ」
鳥越康平 氏((株)ZEPPELIN代表)
・「メルカリのサービスデザイン」
宮田大督 氏((株)メルカリ・プロデューサー)
・司会:脇阪善則(楽天)

□第3部 ソーシャル・スタートアップと新規事業のデザイン 15:40-17:10
・「ソーシャル・スタートアップとデザイン」
渡邉賢太郎 氏(NPO法人ETIC. プロデューサー)
・「ソーシャルインパクトを起こすDesign Tribe」
西村真里子 氏((株)HEART CATCH代表)
・「Yahoo! JAPANにおける新規事業デザイン」
水田千惠 氏(ヤフー(株)ビジネス開発リーダー)
・司会:山崎和彦(Xデザイン研究所)

□第4部 ポスター/デモ発表とディスカッション 17:20-18:30
・ポスター/デモ発表;企業、大学や専門学校など
・参加者同士や講師とのディスカッション

環境デザイン部会機関誌ー ED Place 78号が発行されました。

EDPlace78号

↑こちらから

案内:教育部会:デザイン教育研究会 2016-vol.2 (2017/3/3実施)

今年度(2016年度)2回目のデザイン教育研究会を下記の要領で実施いたします。
本研究会はデザイン、美術、工芸などの教育現場に携わる方をはじめ、デザイナー・クリエーターの方々、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方々に開かれた交流の場です。毎回様々なテーマを掲げ、年間2〜3回の予定で開催しております。デザイン学会の所属に関わらずどなたでも自由に参加していただけますので、是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。教育部会主査/金子武志


テーマ 『 地域連携プロジェクトを通じた実践教育 』


発表者 長瀬 浩明(日本大学芸術学部デザイン学科准教授)
日時  2017年 3月 3日 (金) 18:00〜20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階共同アトリエ
(入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします)


首都圏への一極集中が進み、日本各地で人口減少や経済力の低下による地方財政の悪化が深刻化しています。人口の流出を防ぎ地方を活性化させるためには、地域産業振興が欠かせないことから、国は2007 年6 月に「中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律」を制定、施行しました。これは地域の特色ある農林水産物、伝統工芸などの産地の技術、そして観光資源といった地域産業資源を活用した中小企業による事業活動を支援するための措置を講じ、地域経済の主な担い手である中小企業の事業活動を促進しようとするものです。以来、各地で地域資源を活用した新たな商品開発やブランド化の活動が活発に行われるようになりました。農林水産業、製造業、サービス業が一体となって新規事業や地域ブランド開発を行う「第六次産業」などは典型的な例でしょう。
私はデザインに携わる者としてこれまでに数多くの地域資源を活用した商品開発やブランディングに関わりながら、事業主や地域住民とともにデザインの活用を実践してきました。大学教員の立場となった今も、その経験や成果を教育にも活かしつつ、地域を支援する活動を継続的に行っています。そこで、本会ではブランド構築の基本的な考え方とその手法、そして、近年教育として取り組んできた産学連携プロジェクトの一部の概要を報告させていただきます。


長瀬 浩明(ながせ ひろあき)
日本大学芸術学部美術学科インダストリアルデザインコース卒業。
東京都立工業技術センター(現 産業技術研究センター)を経て、長野県情報技術試験場、長野県工業技術総合センターの研究員を歴任。人間工学に基づきユーザー志向のものづくりを目指し、福祉用具等の研究開発、人間中心設計、商品企画のフレームワークに関する研究を行う一方、企業や地域と連携して製品開発やブランド開発の支援、プロデュースなどを手掛けている。2010年から現職。専門はインダストリアルデザイン、エルゴノミクス。


(第二部):研究会終了後は会場を移し懇親会を予定しています。
(会費制・参加申し込み不要です)


【会場へのアクセス】
日本大学芸術学部 江古田校舎 マップはこちら
入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします。

〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12分
関東バス JR中野駅〜江古田駅(10分間隔で運行)乗車時間15〜20分


教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

問合せ 日本デザイン福祉専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp *atは@へ置き換えてください。

ニュースPDFファイル:bukai02_170207