【開催告知】情報デザイン研究部会 Open SIG(6/27・金)& 総会(6/28・土)@札幌市立大学
/カテゴリ: 情報デザイン研究部会, 春季大会 /作成者: 情報デザイン研究部会お手元に届いた特集号「環世界のまんなかでデザインする」はお読みいただけましたか? Info-Dの数年間にわたる「顔の見える人びとと共にデザインする」実践に環世界というスコープを設けることで、さらにふつふつと浮かんではつながり合う関係をひとまず言葉にした一冊です。
こうした視点が産業や教育の現場に広がる可能性もさらに探究したいと考えます。ぜひご参加ください。
【2025年度 Info-D Open SIG】
- 日時:2025年6月27日(金)17:15〜18:15
- 会場:サテライトキャンパス 16F 1614大研修室
- 内容:2つのテーマによるオープンディスカッションを公開
- 特集号「環世界のまんなかでデザインする」より
執筆経過を共有して変容する、生成的な論考のあり方を語り合う - セッションを一人称で記録すると見えてくる気づき
- 特集号「環世界のまんなかでデザインする」より
【2025年度 Info-D総会】
- 日時:2025年6月28日(土)12:30~12:50
- 会場:C201(口頭5会場)
- 内容
- Info-Dの活動趣旨、入会方法など
- 2024年度活動報告 https://jssd.jp/10713
- 6月27日(金)のOpenSIG概要報告
- 7月12日(土)「ジェナラティ部vol.2」Onlineセッションのご案内(春季大会リフレクション)
- 8月9日(土)「ジェナラティ部vol.3」Onlineセッションのご案内
- Info-Dの懇親会案内

2024年度活動の報告 情報デザイン研究部会
/カテゴリ: 情報デザイン研究部会, 未分類 /作成者: 情報デザイン研究部会情報デザイン研究部会(Info-D)は「情報デザインがユーザーの問題を解決する方法である」という硬直した思考をあらためて問い直し、顔の見える人びとと共にデザインする実践を続けてきた。一連の活動が2つに展開したのが2024年である。1つは環世界というスコープを用いた実践のアーカイブ化であり、17名の執筆者による論考をによる特集号を刊行した。これは第71回春季研究発表大会のTS、OSとも連続している。もう1つはオンラインセッションを再開し「ジェネラティ部」として、研究者による一人称研究と産業界における実践を相対化しながら新たな知の生成を目指す試みである。以下に具体的な活動を報告する。なお2024年度より主査が安武伸朗(常葉大学)、副査が大草真弓(成安造形大学)に交代した。部会員94名(2024年5月1日現在)である。
・第71回春季研究発表大会の活動
2024年度の研究発表大会(九州産業大学)では、TS1【デザインのアフォーダンスを問い直す】18件、TS2【デザインの実践者が見ている環世界】13件、計31件を数えた。「環世界は身体と環境との相互作用に向けられた、より内的な視点であるのに対して、アフォーダンスはそれを形作る主体として能動的な行為の視点」(横溝・札幌市立大学)であり、2つのテーマが表裏一体となることでデザイン活動をリデザインする論点がより明らかになったと考える。両セッションともに座長、副座長1名ずつ、計2名で運営することで発表をメタ視点で捉えることを試みた。発表後に20分のディスカッションタイムを設け、複数の登壇者たちの気づきを串刺しにする論点を提供しつつ、参加者とともに議論を豊かに展開している。
また6月22日(金)OPEN SIGを開催し、中島氏(女子美術大学)を中心にセッションに関するリアルタイムドキュメンテーションのあり方を協議した。記述者が主観的に受け止めた印象を中心に記録しセッション会場に次々に掲示することで、デザインの知を深める議論を誰でもが参照できる記録として振り返る試みであり、登壇者と参加者、記述者の理解が会場内で編まれてさらに新たな問いを生みだすといった、「わからない」ことを豊かな手応えと捉える、研究部会の姿勢の現れといえる。
特集号「環世界のまんなかでデザインする」vol32-1 111号の編集と発行
デザイン学のもうひとつの可能性を探究する「オルタナティ部」の活動を基盤として2023年よりナラティブ編集室を立ち上げた。編集長を宮田義郎(中京大学)が務め、17名による一連の実践研究の論考を特集号として2025年5月に刊行した。本研究部会が20余年にわたるさまざまな社会実践から獲得した態度を「世界を私と切り離して見る科学的眼差しではなく、〈いま・ここ〉を生きる世界の主体として、自己と環境の相互的な関わりをわかろうとする『環世界』という眼差し」(横溝)に収斂させ、一人称でデザイン知の可能性を捉えたナラティブが収録された。また編集の過程では各々の記述を語り合うことで論点がメタ化され、さらに知が構造化される工程の特殊性も新たな研究の種となりつつある。
巻頭言:環世界のまんなかでデザインする(横溝賢)
誰もがデザインする社会をめざして(原田泰)
デザイン教育者の環世界(富田誠/上平崇仁/福田大年)
リフレクションが拓くデザイン実践の意味(瀧知惠美/小早川真衣子/須永剛司)
道具を作る環世界とその意味(宮田義郎)
現場のナラティヴと社会システムを往還する共創実践者の環世界(木村篤信)
情報デザインと環境倫理に橋を架ける(二宮咲子/吉永明弘)
ビジネス世界と生活世界を往還する若手デザイナーの環世界(海野真梨菜/木下菜穂)
微生物との共生から生まれる流動的な世界の見方(荒石磨季/宮田義郎/ラスクガブリエル/横溝 賢)
構成的行為としての環世界のデザイン(中島秀之)
Info-Dの〈デザイン環世界〉を描く(中島郁子)
問いや知性を育むオンラインの場の再開 ジェネラティ部vol.1
11月29日(金)オンライン
ヘルスケア・コミュニティの領域において地域社会でサービス事業を進める中野優氏(阪急阪神ホールディングス株式会社)が活動を紹介し、生活世界と事業構想のあわいについて参加者と対話を行った。同社はシニアと市民、自治体という多様な関係者を対象とするとともに、認知症予防とコミュニティづくりという社会課題や自社の小売事業や移動事業の活性化という産業の視点を包括的に捉える実践を進めている。いわばミクロの問題とビジネスを繋げる同社の姿勢や、自治体の態度について問いを交わした。
特別講座「本をつくる意味: 誰かと世界を共有して、未来に知見を残すのか?」
/カテゴリ: イベント (all), プロダクトデザイン部会 /作成者: プロダクトデザイン研究部会現代社会において、情報技術の進展とともに、私たちの言語活動や表現行為はかつてない速度で変容しています。
誰もが容易に発信者となり、瞬間的に世界中へ情報を届けることができる一方で、情報の一過性や消費性が問題視されるようになりました。このような状況において、あえて「本をつくる」という行為に、いかなる意味を見出すことができるのでしょうか。本というメディアは、単なる情報伝達の手段ではありません。そこには、思考を深め、時間をかけて言葉を紡ぎ、他者とつながろうとする営みが内在しています。本をつくることは、「誰かと世界を共有し、過去と未来を結び、未来に知見を残す試み」であるのかもしれません。
本イベントでは、本づくりに取り組む実践者を招き、「本をつくる意味」について多角的に考察します。最初に、岩嵜博論氏(武蔵野美術大学)よりイントロダクションを行い、続いて、4 月に書籍『見えないものをみる視点』を出版された上平崇仁氏(立命館大学)から、執筆の意図についてお話しいただきます。さらに、出版を通じて人々の活動を支援しているstudioTRUE の松岡大雅氏と寺内玲氏には、出版に対する思いを語っていただきます。また、2 年前にXデザイン出版を立ち上げ「Community based Publishing」という視点で活動している山﨑和彦氏(Xデザイン研究所)からも、その活動についてご紹介いただきます。最後に、講師と参加者との対話を通じて、「本の可能性」について共に探求していきます。

■日時:2025 年 6月13日(金)18:30-20:30(18:00 開場)
■会場参加:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 5 階 定員 60 名(先着順)
東京都新宿区市谷田町 1-4
(JR 中央・総武線「市ケ谷」駅より徒歩 3 分 東京メトロ有楽町線・南北線「市ケ谷」
駅 4 番出口より徒歩 3 分 都営新宿線「市ヶ谷」駅 4 番出口より徒歩 3 分)
■オンライン参加:zoom によるオンライン参加も可能です(18:55 から配信)
※オンライン参加のURL は、イベント日までにお申し込みの皆様にpeatixのメッセージでご連絡いたします。
■主催:武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所
■協力:日本デザイン学会 PD 部会
■参加費:無料
◾️詳細・申込:https://peatix.com/event/4400026/
■プログラム
18:00-18:30 交流タイム(名刺交換などにも活用ください)
・ 会場に講師が執筆した書籍を展示して紹介します
18:30-18:40 イントロダクション
・岩嵜博論(武蔵野美術大学)
18:40-19:10 「見えないものをみる視点、の出版」
・上平崇仁(立命館大学)
19:10-19:40 「Print on Praxis —活動のための/としての出版」
・松岡大雅(studioTRUE)
・寺内玲(studioTRUE)
19:40-20:10 「コミュニティで出版を目指す」
・山﨑和彦(武蔵野美術大学ソーシャルクリエティブ研究所/ X デザイン研究所)
20:10-20:30 ディスカッション「本の可能性」について
・上平崇仁(立命館大学)
・松岡大雅(studioTRUE)
・寺内玲(studioTRUE)
・山﨑和彦(武蔵野美術大学ソーシャルクリエティブ研究所/ X デザイン研究所)
◾こんな方にお勧め
・これからの「本の役割や意味」や「本をつくる」ことに興味ある方
・研究者、教育者、リサーチャーなどで知見を出版することに興味ある方
・ビジネス実践者がプロフェッショナルのための出版に興味ある方
・市民、地域、社会のための出版やメディアに興味ある方
・本や書店が好きな人
◾講師プロフィール:岩嵜博論(武蔵野美術大学)
武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科 教授。リベラルアーツと建築・都市デザインを学んだ後、博報堂においてマーケティング、ブランディング、イノベーション、事業開発、投資などに従事。 2021 年より武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科に着任し、ストラテジックデザイン、ビジネスデザインを専門として研究・教育活動に従事しながら、ビジネスデザイナーとしての実務を行っている。
◾講師プロフィール:上平崇仁(立命館大学)
立命館大学教授。グラフィックデザイナーを経て、2000 年から情報デザインの教育・研究に従事。近年は社会性への視点を強め、デザイナーだけでは手に負えない複雑な問題を人々の相互作用の中で創造的に解決していくためのCoDesign(協働のデザイン)の仕組みづくりについて取り組んでいる。2015-16 にはコペンハーゲンIT 大学客員研究員として、北欧流参加型デザインの調査研究に従事。著書に『コ・デザインーデザインすることをみんなの手に 』(NTT 出版)、『見えないものをみる視点 』(Xデザイン出版)などがある。
◾講師プロフィール:松岡大雅(studioTRUE)
studioTRUE 共同代表。慶應義塾大学、同大学大学院でデザイン・建築について学ぶ。制作における転用や修理に関する実践と研究を行う。『HUMARIZINE』ではエディトリアルデザインを担当。2021 年より、寺内とともにデザイン事務所studioTRUE を創業。本のデザイン、展覧会の会場構成、ワークショップの設計など、幅広い領域でデザインの実践を行う。
◾講師プロフィール:寺内玲(studioTRUE)
studioTRUE 共同代表。京都工芸繊維大学博士後期課程在籍。慶應義塾大学で建築・都市デザインを学び、IAAC(バルセロナ)修士課程でサーキュラーデザインについて実践と研究を行う。2019 年より自費出版誌『HUMARIZINE』を毎年刊行する。市民参加やまちづくりに関する実践と研究を行うと同時に、出版活動にも力を入れている。慶應義塾大学にて「SBC入門(出版)」という授業を担当。
◾講師プロフィール:山﨑和彦(武蔵野美術大学ソーシャルクリエティブ研究所/ X デザイン研究所)
武蔵野美術大学ソーシャルクリエティブ研究所特別研究員、(株)X デザイン研究所共同創業者/CDO、 SmileExperience Design Studio 代表。京都工芸繊維大学卒業後、クリナップ(株)、(株)日本IBM にてプロダクト、ソフトウェア、サービス等のデザインとコンサルティング担当、日本IBM UX デザインセ ンター長(技術理事)、千葉工業大学デザイン科学科/知能メディア工学科教授、武蔵野美術大学教授を経て現職。神戸芸術工科大学博士(芸術工学)号授与、東京大学新領域創成科学研究科博士課程満期退学。グッドデザイン賞選定委員、日本インダストリアルデザイン協会理事、日本デザイン学会理事 を歴任。主著に『うれしい体験のデザイン 』(Xデザイン出版)等。
参加募集:HRとEXデザイン研究会:人事/従業員体験/キャリア/人材育成/組織文化のデザインを探求
/カテゴリ: ニュース (all), プロダクトデザイン部会 /作成者: プロダクトデザイン研究部会
趣旨:これからのリーダーは、お客様のためのデザイン(UX/CX)と社員のためのデザイン(EX: Employee Experience)という視点が必要となり、両者を効果的に連携させるアプローチも必要となっています。このような背景より、「HRとEXデザイン研究会」を、6月より月に一度程度開催して、参加者みんなで知見を高めて、来年度は書籍を目指すような研究会です。日本企業の変革のために、私たちと一緒に共創していただけるとありがたいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
詳細・申込み:https://peatix.com/event/4397780/
(募集要項)
1.研究会名:HRとEXデザイン研究会(オンライン)
2.研究会概要:本研究会では、日本企業の変革のためにHR(人事)のリ・デザイン、EX(従業員体験)のデザイン、キャリアのデザイン、人材育成のリ・デザイン、組織文化のデザインなどについて講師と参加者で実践的な学びを深めます。また、本研究会の成果として、書籍「HRとEXのデザイン(仮)」を出版して日本企業の変革のために、この研究会の知見を広めることも目的としています。
毎回の研究会では日本を代表する知見をお持ちの講師が話題提供して、講師と参加者がディスカッションをして議論を深めます。研究会はオンラインで開催し、後日に録画を視聴できます。また、研究会参加者は講師とのオンラインコミュニティに参加して資料の共有と議論に参加できます。また、この研究会を通して書籍「HRとEXデザイン(仮)」の制作に協力することも期待されます。そして、この本が完成した時には、研究協力者としてお名前を記載の上、本を一冊贈呈します。研究会には下記の人たちが協力していただく予定です。
◾️研究会コアメンバー
・酒井章((株)クリエイティブ・ジャーニー代表)
・小原大樹(ウィルソン・ラーニング ワールドワイド(株)執行役員)
・柳瀬浩之((株)ビータップ代表)
・山崎和彦((株)Xデザイン研究所共同創業者、武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所)
◾️研究会アドバイザー(順次追加予定)
・土橋隼人( PwCコンサルティング合同会社ディレクター)
・平野隆 (富士通(株) Employee Success本部シニアマネージャー)
・大崎優 ((株)コンセント取締役デザインマネージャー)
・金井恵子((株)マネーフォワード執行役員VP of Culture)
・上田信行(同志社女子大学名誉教授、ネオミュージアム館長)
・明間隆 ((株) MIMIGURIプロセスファシリテーター)
・佐藤邦彦((株)ベネッセホールディングス 人材開発センター準備室・室長)
・山崎涼子(パーソルホールディングス(株)人事企画部長)
・金澤元起(ワクチノー (株)人事)
・西村秀武( (株)パナソニックインダストリーズ人事)
・玉澤康至(サピエントハーモニー代表)
・三宅慶典(JFEエンジニアリング(株)人事)
・仁科奏((株)プレイド / STUDIO ZERO代表)
4.研究会のスケジュールと概要

5. 募集人員:個人参加40名(先着順)、研究協力企業参加5社(先着順)
6. 募集期間: 5月1日より5月31日. 定員になりしだい募集終了
7. 参加費
1)個人参加費:30,000 円(全 5 回の研究会参加、講師とのオンラインコミュニティにて資料の共有と議論に参加。参加できなかった場合は録画を聴講)また、書籍が完成した時には、書籍に研究協力者としてお名前を記載の上、本を一冊贈呈。
2) 研究協力企業参加費:100,000円
法人より2名参加(全 5 回の研究会参加、講師とのオンラインコミュニティにて資料の共有と議論に参加。参加できなかった場合は録画を聴講)また、書籍が完成した時には、書籍に研究協力企業および担当者としてお名前を記載の上、本を2冊贈呈。また、研究協力企業としてWebサイトで告知。
8. 主催: 株式会社X デザイン研究所
9. 協力:
・日本デザイン学会PD部会
・カルチャーシフト・デザイン研究所(武蔵野美術大学/ STUDIO ZERO)
・人事のデザイン研究会
10. 詳細・お申し込み
https://peatix.com/event/4397780/
【もちよ〜る】Info-D(情報デザイン研究部会)懇親会 2025のご案内
/カテゴリ: 情報デザイン研究部会, 春季大会 /作成者: 情報デザイン研究部会
日本デザイン学会第72回春季研究発表大会2日目の夜に、【もちよ〜る】Info-D(情報デザイン研究部会)懇親会 2025を開催いたします。
対話中心の濃密な時間にしたいと思います。「シェアしたいナラティブ」「研究発表のふりかえり&準備」など楽しい話題と、「ご自慢のご当地グルメ(※任意)」を【もちよ〜る】会です。ぜひ、ご参加ください。
参加ご希望の方はPeatixよりお申し込みをお願いいたします。https://peatix.com/event/4419885
- 日時:2025年6月28日(土)19:30〜22:00
- 会場:bokashi Base https://bokashi.ink/#bokashibase
北海道札幌市中央区南二条西1丁目7番地1 二番館ビル bokashi 2階
大通駅35番出口徒歩0分、カナリヤ向かい、1Fはbokashi Diningという飲食店 - 参加費:学生2,000円、一般3,000円
※お食事:札幌ご当地B級グルメ中心の軽食をご用意します。
※お酒・お飲み物は各自でお持ち寄りください。
(近隣にコンビニあり 簡易食器・お箸はこちらで用意します) - 先着50名
- 参加申込締切:6月28日(土)13:00
人数に達した場合は締切日前に申込終了となります。お早めにお申し込みください。
申込後にキャンセルされる場合は6月24日(火)13:00までにご連絡ください。
全体の懇親会と時間が被ってしまいますので、アンケートで両方/片方に出席されるかどうかをお聞きして、先に到着された方たちとゆるゆる始めます。
公開講座:「知をカタチにする:創造性とナレッジマネジメントの交差点」(水道橋/オンライン)
/カテゴリ: イベント (all), ニュース (all), プロダクトデザイン部会 /作成者: プロダクトデザイン研究部会
◾️趣旨:ナレッジマネジメントは、個人や組織内の暗黙知・形式知を可視化・共有し、組織の知的生産性や革新性を高めることを目的とします。人間中心設計やサービスデザイン、デザイン思考といった分野におけるデザインの方法論では、ユーザーの知見や経験を収集・共有しながら課題を発見・定義し、解決策を共創していくプロセスが重要です。いずれも知識の「生成・構造化・共有・活用」がその中核にあります。組織改革やDX推進において、ナレッジマネジメントは顧客課題の本質にアプローチする「Design Thinking(デザイン思考)」をベースにユーザー起点の変革が効果的であり、企業文化の可視化と共有にはストーリーテリングやビジュアルデザインの導入が有効です。
このように、ナレッジマネジメントとデザイン方法論の関係性には知識や経験の価値を最大化するために、共創・可視化・反復を重視する共通性があり、デザインを通じてナレッジマネジメントは実践的かつ創造的に、デザインはナレッジマネジメントにより組織知として定着可能になります。この関係性について、今回は、ナレッジマネジメント、チェンジマネジメント、イノベーションマネジメントの分野で20年以上の豊富な経験を持つ専門家である荻原直紀氏に経営におけるナレッジマネジメントの位置づけじゃ実践例などその概要などをお話いただき、石黒猛氏から「デザイン」という概念を通じて、現在存在しない「物」や「事」をリサーチと理解を通じて新しい「経験」や「価値」を生み出す、組織内の知識創造やナレッジマネジメントの実践について話題提供いただきます。
お二人の話題から共創によるイノベーション支援をしている小島健嗣(designMeME)のファシリテーションで、組織内外の知識創造と共有を促進し、イノベーションを生み出すナレッジマネジメントのデザインの実践、関係性について、山﨑和彦氏(Xデザイン研究所)にも参加してもらい、実践的な活用について会場のみなさんとディスカッションをします。このような分野に興味のある方は、ぜひご参加ください。
■タイトル:Xデザイン学校公開講座:「知をカタチにする:創造性とナレッジマネジメントの交差点」
■⽇時:6月2日(月)19:00-21:00(開場 18:50)
■主催:X デザイン学校、(株)X デザイン研究所
◾️協力:日本デザイン学会PD部会
■会場参加:RIVERLD水道橋A(限定20名)
東京都千代田区神田三崎町2丁目19-9MMビル4階
JR中央・総武線 水道橋駅 徒歩1分
■オンライン参加:zoomによるオンライン参加
■ 参加費:
・会場参加:3000円 (Xデザイン学校 2025年度受講⽣は無料)
・オンライン参加:2000円 (Xデザイン学校 2025年度受講⽣は無料)
◾️詳細・申込み:https://peatix.com/event/4399158/
■ プログラム
19:00-19:10 「はじめに」
小島健嗣 (designMeME代表)
19:10-19:50「知識創造と経営」
荻原直紀(多摩大学大学院教授、ナレッジマネジメント専門家)
19:50-20:30「新しい「経験」や「価値」を生み出す活動」
石黒猛(石黒猛事務所代表、デザイナー )
20:30-21:00 考えるディスカッション
・荻原直紀(多摩大学大学院教授、ナレッジマネジメント専門家)
・石黒猛(石黒猛事務所代表、デザイナー )
・小島健嗣 (designMeME代表)
・山﨑和彦(Xデザイン研究所共同創業者)
◾️こんな方にお勧め
・感覚や経験を形式知に変換するプロセスに関心のある方
・ナレッジマネージメントの学習・教育・実践に何らか関心のある方
・「空間・体験・知識」による知の場をデザインに関心のある方
・知識を蓄積するのではなく、創造的に使うことに関心のある方
・これからのイノベーションやデザインのアプローチに関心のある方
■講師プロフィール:荻原 直紀(多摩大学大学院、ナレッジマネジメント専門家)
ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン株式会社 代表取締役・多摩大学大学院 教授。ナレッジ・マネジメント、組織変革、イノベーション経営のコンサルティング・実践・研究に25年関わり、数多くの大手企業、国際機関、政府機関の変革を支援。富士ゼロックスKDIを経て、世界銀行 上級知識経営担当官(ワシントンDC)、アジア生産性機構 調査企画部長などを歴任。多摩大MBAではチェンジ・マネジメントとナレッジ・マネジメントの実践論などを教える。
■講師プロフィール:石黒 猛(石黒猛事務所、デザイナー)
石黒猛事務所代表。育英工業高等専門学校卒業後、1995年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート工業デザイン科を修了。 1996年に米国のデザインコンサルティング会社IDEOに入社し、サンフランシスコ事務所でプロダクトデザインや戦略に携わる。 1999年にIDEO東京オフィスに転勤し、2001年に退社。2002年からは個人での活動を開始し、プロダクトデザイン、アート、舞台演出など多岐にわたる分野で活躍。 代表作は1998年の「Rice Salt&Pepper」や2007年の加湿器「Chimney」(ニューヨーク近代美術館(MoMA)永久収蔵品)などがある。
■ディスカッション ファシリテーター 小島健嗣(designMeME代表)
designMeME代表、専修大学ネットワーク情報学部兼任講師、株式会社フィラメントシニアコンサルタント。1986年にプロダクトデザイナーとして富士フイルムに入社。後に富士フイルムの構造改革やオープンイノベーションに携わるように。2014年には「FUJIFILM Open Innovation Hub」を立ち上げ、社内外の最新技術やアイデアが混ざり合う場所を創出する。富士フイルム退職後、2022年1月にdesign MeME合同会社を立ち上げ、現在は共創によるイノベーション創出、組織、場、プロセス、リーダー人材育成の支援に取り組んでいる。
2025年度 デザイン科学基礎講座 「不確かさ」に対して頑強な設計の知恵 “高性能化・多機能化”と”安心”のはざまで,設計にできること
/カテゴリ: イベント (all), タイムアクシスデザイン研究部会, デザイン理論・方法論研究部会, ニュース (all) /作成者: デザイン科学研究部会2025 年度 新価値創造をもたらす「デザインと設計のあいだ」 ~両者のいいとこ取りするモノづくり~
/カテゴリ: イベント (all), タイムアクシスデザイン研究部会, デザイン理論・方法論研究部会, ニュース (all) /作成者: デザイン科学研究部会2025年度 デザイン科学基礎講座 感動と創造 〜心を動かすモノ・コトづくりのために〜
/カテゴリ: イベント (all), タイムアクシスデザイン研究部会, デザイン理論・方法論研究部会, ニュース (all) /作成者: デザイン科学研究部会本部事務局
〒167-0042
東京都杉並区西荻北3-21-15 ベルフォート西荻 703
Tel: 03-3301-9318, Fax: 03-3301-9319
(開設時間・火・水・金曜日10:00~16:00)
E-mail: jssd[at]mx10.ttcn.ne.jp
[at]の部分を@に置き換えてください




