第71回 春季研究発表大会 暫定版プログラム公開

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第71回 春季研究発表大会 暫定版プログラム公開
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第71回日本デザイン学会春季研究発表大会の
暫定版プログラムを公開しました。

jssd71_program_暫定版_240516.pdf

ご確認ください。
演題番号を含めて、正式な決定・通知は、後日の予定です。
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環境デザイン部会機関誌「EDPlace97.98号(PDF版)」を掲載します。

【情報デザイン研究部会】オルタナティ部「2023年度スパークリング卒業・修了研究!」2024.3.6 実施報告

◉どんな経緯の活動なのか
2022年度好評だった、きらり眩しい若手デザイナーの卒業制作研究を大学間でもちよって、議論しちゃおうという年度末企画。部会メンバーの方々から「あれやらないの?」という声をもらい、2023年度末も実施しました。
部会内で「今年もやりたい!発表してみたい」という学生や教員らからの卒研制作・研究を募り、集まった発表は全部で8件。タイトルを見るとデザインする若者が、デザインによってどのように社会と関わろうとしているのか、その生きるさまが見えてきます。

◉実施の概要

日時:2024年3月6日(水曜)19:20-22:15(オンライン)
参加方法 Zoom ミーティング

  • 挨拶(10分)
  • 発表(160分)8名*(発表10分+質疑10分)
  • まとめ(10分)
  • 懇親・振り返り議論

◉発表プログラム

19:30〜 1)発表者:西川拓輝(東海大学教養学部芸術学科 富田誠研究室 )
タイトル:「動きの誘目性に着目した読字方法のデザイン」

19:50〜 2)発表者:谷口風太(札幌市立大学デザイン学部人間情報デザインコース 福田大年ゼミ)
タイトル:日常の観察と解釈から生まれるキャラクター:「〇〇に見える」パレイドリアを利用したアイデア生成プロセス

20:10〜 3)発表者:吉田旬(千葉工業大学先進工学部知能メディア工学科 小早川真衣子ゼミ)
タイトル:「音を表現のリソースとするコミュニケーションの研究 ー自分の音を発する道具「音たまり」の提案」

20:30〜 4)発表者:佐々木良緒(成安造形大学 芸術学部芸術学科地域実践領域 石川亮ゼミ)
タイトル:「農的暮らしの学びから、来るべき生活のあり方へ

20:50〜 5)発表者:渡辺安梨沙(東海大学教養学部芸術学科 富田誠研究室 )
タイトル:「求められずにはじめる造形活動—関内地域におけるデザインギバーの実践録—」

21:10〜 6)発表者:淺川仁都(中京大学工学部メディア工学科 宮田義郎研究室)
タイトル:「食資源循環プロジェクトのための取り組みへの行動を促す方法について」

21:30〜 7)発表者:佐々木皓大(公立はこだて未来大学システム情報科学部情報アーキテクチャ学科 元木環研究室)
タイトル:「DIYにより自分たちの場が創られたデザイン実践の考察」

21:50〜 8)発表者:伊藤悠貴(札幌市立大学大学院デザイン研究科 横溝賢ゼミ)
タイトル:消滅可能性農村の生活世界を縁あわせる活動のデザイン

◉スパークリング卒研をおこなってみて
大学4年間の学びの成果を形にする活動としての卒業制作・研究、略して卒研。デザインの卒研に取り組む学生と教員の願いは、社会のさまざまな現場の中でデザインの知恵と技を繰り出して動けるようになることではないでしょうか。しかし熾烈な就職活動と並走するためには、卒研の計画を十分に立てて合理的に進めることが必要とされるのも現実です。本来、デザインの実践知は合理性の通じない状況下で知的に構成されるものですが、卒研がそのような状況を作りにくい制約があるなかでも、今回参加した8人の若者(とその指導教員)たちは、各々にとっての未開の現場があり、その場を踏み歩んでいくデザイン実践に取り組んでいました。そのような実践から得られた知見は参加した部会員にとっても勇気づけられる内容でした。スパークリング卒研は、参加した教育者らが実践研究の指導方法を学び合うような場にもなっており、次年度も継続して実施していきたいと考えています(文責:横溝賢 Info-D主査)。

会員の著書:「アイデアをもたらす思考:創造的認知を新製品・サービス開発へ応用する」磯野誠、髙橋佳代、島田善道 著

会員の著書に「アイデアをもたらす思考:創造的認知を新製品・サービス開発へ応用する」磯野誠、髙橋佳代、島田善道 著を掲載いたしました。

会員の著書