2023年度 第5支部発表会のご案内(第2報)

10月21日(土)開催予定の「2023年度 第5支部発表会」について、エントリーの受付を 9月1日より開始します。フォームは、以下のサイトにご用意いたします。多数の方のご参加をお待ちしております。

https://design.kyusan-u.ac.jp/jssd5th2023/
事前に「はじめにお読みください」のページで発表区分および発表資格をご確認下さい。

日時・会場等

  • 日時:2023年10月21日(土) 9:40 –
  • 会場:Zoomによるオンライン会場を準備します。
  • 概要集:第5支部サイト(Wiki)上への執筆・公開となります。

プログラム(予定)

  • 開 場: 09:00 –
  • 開会式: 09:40 –
  • 研究発表(午前の部):10:00 – 12:20
  • 研究発表(午後の部):13:00 – 15:00
  • ライトニングトーク :15:15 – 17:35
  • 閉会式・懇親会:17:45 – 18:00

第11回 Xデザインフォーラム「ビジョンx AI xデザイン」オンライン

■趣旨:
これからのイノベーション、経営やデザインを考慮する上で、ビジョンとAIという視点を抜きに語ることはできません。社会的視点も考慮したビジョンやパーパスは、現代の経営やビジネスに不可欠な存在となりつつあります。また、近年の国際会議ではAIをビジネスやデザインにどのように活用するのか議論されています。このような背景より今回のXデザインフォーラムでは、これからのデザインを考えるために「ビジョンx AI xデザイン」というテーマとしました。
前半では、「ビジョンとエクスペリエンスデザイン」というテーマで、イノベーション経営の研究者でもある紺野登氏 (多摩大学大学院) より「エコシステムのエクスペリエンスデザインと構想力」という基調講演を、そして山﨑和彦氏(Xデザイン研究所)にビジョンとエクスペリエンスとAIいう視点より話題提供してもらい参加者とも議論します。後半では「AIとサービスデザイン」というテーマで、インタラクションデザインの研究者でもある渡邊恵太氏(明治大学)より「想像の世紀」というお話しいただき、源賢司氏(ACCESS UX LEAD)と羽山祥樹氏(日本ウェブデザイン)からAIとサービスデザインに関連する話題提供をしてもらい、浅野智氏(Xデザイン研究所)のファシリテーター で参加者とともに議論します。

これからのデザインを広く考える上でとても大事なフォーラムになると思います。最後に希望者で交流会も開催します。多くのみなさんの参加を期待しています。

◾️タイトル:第11回 Xデザインフォーラム「ビジョンx AI xデザイン」

◾️日時:9月3日(日)13:00-16:50 (オンライン)12:45開場
◾️主催:Xデザインフォーラム
◾️協力:日本デザイン学会PD部会、Xデザイン学校
◾️参加費:一般 3000円 交流会参加費 2000円
■ 詳細申込:https://peatix.com/event/3669577/

◾️第1部13:05-14:50 ビジョンとエクスペリエンスデザイン
・13:05-13:55基調講演「エコシステムのエクスペリエンスデザインと構想力」 
 紺野登 (多摩大学大学院)
・13:55-14:20「ビジョンとエクスペリエンスとAI」
 山﨑和彦(Xデザイン研究所)
・14:20-14:50ディスカッション
 ファシリテーター 山﨑和彦(Xデザイン研究所)

◾️第2部15:00-16:50 AIとサービスデザイン
・15:00-15:30「想像の世紀」
 渡邊恵太(明治大学)
・15:30-15:55「AIによって生まれた境界の先からサービスを考える」
 源 賢司(ACCESS UX LEAD)
・15:55-16:20 「そして僕は粛々とサービスデザインをするだけ」
 羽山祥樹(日本ウェブデザイン)
・16:20-16:50 ディスカッション
 ファシリテーター 浅野智(Xデザイン研究所)

◾️放課後 17:00-18:30 交流会

・Xデザインフォーラムでもっとも役に立つのは交流会だと言われています。
・参加者と講師でオンライン交流をしましょう。

◾️講師プロフィール:紺野 登(多摩大学)
多摩大学大学院経営情報学研究科教授。博士(学術・経営情報学)。慶應義塾大学大学院 SDM 研究科特別招聘教授。エコシスラボ株式会社代表、一般社団法人 Future Center Alliance Japan(FCAJ)ファウンダー、一般社団法人 Japan Innovation Network(JIN)代表理事、一般社団法人知識創造プリンシプルコンソーシアム(KCPC)理事、The New Club of Paris 理事。組織や社会の知識生態学(ナレッジエコロジー)をテーマに、リーダーシップ教育、組織変革、研究所などのワークプレイス・デザイン、都市開発プロジェクトなどの実務にかかわる。著書・共著に『構想力の方法論』、『イノベーション全書』、『知識デザイン企業 : ART COMPANY』、『知識創造経営のプリンシプル』など多数。

◾️講師プロフィール:山﨑 和彦(Xデザイン研究所)
(株)Xデザイン研究所共同創業者CDO、武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所特別研究員、Smile Experience Design Studio代表。京都工芸繊維大学卒業後、クリナップ(株)、日本IBM(株)UXデザインセンターマネージャー(技術理事)、千葉工業大学デザイン科学科/知能メディア工学科教授、武蔵野美術大学教授を経て現職。日本デザイン学会理事, グッドデザイン賞選定委員、経済産業省デザイン思考活用推進委員会座長、HCD-Net 副理事長など歴任。神戸芸術工科大学・博士(芸術工学)授与。デザインの実践・研究・教育とコンサルティングに従事。2022年12 月に「うれしい体験のデザイン UX で笑顔を生み出す38のヒント」を発刊。

◾️講師プロフィール:渡邊恵太(明治大学)
明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科 准教授。博士(政策・メディア)(慶應義塾大学)。シードルインタラクションデザイン株式会社代表取締役社長。知覚や身体性を活かしたインターフェイスデザインやネットを前提としたインタラクション手法の研究開発。近著に『融けるデザイン ハードxソフトxネットの時代の新たな設計論』(BNN新社、2015)。専門はインタラクションデザイン/ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)

◾️講師プロフィール: 源 賢司(ACCESS UX LEAD)
株式会社ACCESS UX LEAD。成安造形大学 客員教授。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。合同会社DMM.comと楽天グループ株式会社でUXデザイナーやプランナーとして、新規事業の立ち上げから既存事業改善、グループ全事業横断の顧客戦略まで広い領域をUX視点で担当。現職ではB向けのソリューションやプロダクトの責任者を務めつつ、サービス運用に関するコンサルティングに従事。制作・開発とマーケティングやビジネスなど複数領域を跨いでの業務を得意とする。

◾️講師プロフィール:羽山 祥樹(日本ウェブデザイン)
⽇本ウェブデザイン株式会社 代表取締役 CEO。HCD-Net 認定 ⼈間中⼼設計専⾨家。使いやすいプロダクトを作る専⾨家。担当したウェブサイトが、雑誌のユーザビリティランキングで国内トップクラスの評価を受ける。2016 年より AI システムの UX デザインを担当。専⾨はユーザーエクスペリエンス、情報アーキテクチャ、アクセシビリティ。ライター。NPO 法⼈ ⼈間中⼼設計推進機構(HCD-Net)理事。また IBM の社外アンバサダーであるIBM Champion の認定を受ける。著書に『現場で使える! Watson 開発⼊⾨──Watson API、Watson Studio によるAI 開発⼿法』(翔泳社)がある。

IAUD国際デザイン賞2023締切延長のご案内

先日ご案内しております「IAUD国際デザイン賞2023」について、締切延長のご要望がありましたため、
第1次応募締切を2023年8月31日(木)までに延長いたしました。

ご準備頂いている方々には締切間近のスケジュール変更でご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
締切まで約1ヵ月ございますので、より多くの方々にご応募いただきたく、
関係各所の皆様にご案内いただけましたら幸いに存じます。

変更スケジュールを下記ご案内いたします。
※ウェブサイトでもご覧いただけます。 https://www.iaud.net/award/20830/ 

第1次審査募集 ~2023年8月31日(木)
第1次審査期間  9月1日(金)~9月12日(火)
審査結果連絡  9月中旬
第2次審査募集 10月1日(日)~10月31日(火)
第2次審査期間  11月1日(水)~11月15日(水)
審査結果連絡  11月下旬
プレゼン資料等提出期限 12月中旬
表彰式・プレゼンテーション 2024年1月中旬予定

共創でつくるビジョンドリブンな活動と組織(オンライン)

要旨: 新たなビジネスや社会イノベーションの展開を図るには、チームや部門、 企業といった組織における戦略論や専門性といった枠組みを越えたコミュニティ同士をつなぐ、あるいは新たにコミュニティーを形成することが重要になってきています。異なるコミュニティ、専門領域を超えて共通に理解できるようなキーワードやコンセプト、シンボル、体験などを生み出すことで、横断的につながったコミュニティーが形成されていく、境界をまたぐ「バウンダリーオブジェクト」のデザインが大きなテーマとなっています。また、パーパス、ビジョンも「バウンダリーオブジェクト」の1つであり、それを議論する活動そのものが、互いの認識を理解し、また自身の役割も感じることで、その組織、プロジェクトに関わる一人ひとりにその課題への当事者性を生みます。
今回、「共創でつくるビジョンドリブンな活動と組織」をテーマに、互いに学び高め合える社会にむけての取り組みについて、三澤直加氏(グラグリッド)と小清水実氏(横浜国立大学)に登壇していだきます。

三澤直加氏は「可能性を覚醒する」をテーマに小学校の教師・児童向けに取り組んでいる共創プログラム、地域内外をつなぐ舞台としての可能性を見いだすための「スナック」を運営する社会実験など、実践的な取り組みを紹介いただきます。
小清水実氏は「ビジョンドリブンな研究による社会的インパクトの創出」として、学部や大学院の枠を超え、様々な分野の研究者が集結した研究組織として “総合学術高等研究院”を新たに設置するに至る、またすでに活動を開始している「台風科学技術研究センター」など具体的な事例をご紹介いただきます。

のように「組織が変わるビジョンづくり 」の探求と実践をしているお二人に話題提供していだき、参加者とともに「これからの社会をつくり出す共創」について考えていきたいと思います。ご関心をおもちのみなさま、ぜひご参加ください。

■タイトル:Xデザイン学校公開講座:共創でつくるビジョンドリブンな活動と組織(オンライン)
■ ⽇時:8月1日(火)19:00-21:20(開場 18:50)
■ 主催:X デザイン学校、(株)X デザイン研究所
■ 協力:Xデザインフォーラム、日本デザイン学会PD部会
■ 参加費:2000円 (Xデザイン学校 2023 年度受講⽣は無料)
■ 詳細申込:https://peatix.com/event/3638282/

■ プログラム
19:00-19:05  はじめに 山﨑和彦(Xデザイン研究所)
19:05-19:15 「デザインの役割について」 小島健嗣(designMeME)
1915:-20:00 「可能性を覚醒させる」 三澤直加(グラグリッド)
20:00-20:45 「ビジョンドリブンな研究による社会的インパクトの創出」 小清水実(横浜国立大学)
20:45-21:20 考えるディスカッション「ビジョンづくりとダイアログ文化」
21:20- 放課後(自由参加)

■講師プロフィール:三澤直加(グラグリッド)
株式会社グラグリッド 代表取締役/ビジョンデザイナー。2000年にプロダクトデザイナーとしてキャリアをスタートし、その後、UI/UXデザイン、デザインリサーチ、地域活性化支援、サービスデザインを経験しながら、多くのプロダクトやサービスの企画・開発に携わる。2011年に共創型サービスデザイン会社「グラグリッド」を設立。分野を問わず、さまざまな企業のビジョン策定、事業開発の現場に伴走。デザイナーの視点で創造的な解決策を提案するとともに、組織の中から創造的な文化づくりを支援している。特に、絵や図を描きながら考える「ビジュアル思考」スタイルは、企業における合意形成、個性の発見、企画力の向上において多くの成果を生み出している。著書に「ビジュアル思考大全」などがある。武蔵野美術大学 非常勤講師/金沢美術工芸大学 非常勤講師、HCD-Net認定 人間中心設計専門家。

■講師プロフィール:小清水実(横浜国立大学)
横浜国立大学 先端科学高等研究院 兼 総合学術高等研究院 研究戦略企画マネージャー。横浜国大大学院工学研究科物質工学専攻博士課程前期修了(工学修士)。企業の研究者として、新規表示技術の応用研究と事業開発に従事後、クラウドサービスのセールスマネージャーやR&D企画部門の産学官連携等のマネジメントに従事。2018年7月先端科学高等研究院に研究戦略企画マネージャーとして着任、現在に至る。

■ディスカッション ファシリテーター 小島健嗣(designMeME)
designMeME代表。1986年にプロダクトデザイナーとして富士フイルムに入社。後に富士フイルムの構造改革やオープンイノベーションに携わるように。2014年には「FUJIFILM Open Innovation Hub」を立ち上げ、社内外の最新技術やアイデアが混ざり合う場所を創出する。富士フイルム退職後、2022年1月にdesign MeME合同会社を立ち上げ、現在は共創によるイノベーション創出、組織、場、プロセス、リーダー人材育成の支援に取りんでいる。

経済産業省こどもデー デザイン発想ワークショップ

【デザイン発想ワークショップ?デザイナーといっしょに、オリジナルの標識をデザインしてみよう!?】
日時:8月2日(水)のみ開催 ※8月3日(木)は開催いたしませんのでご留意ください。
実施:1日5回、各回10名まで
   ①10:15~11:00
   ②11:30~12:15
   ③12:45~13:30
   ④14:00~14:45
   ⑤15:15~16:00
対象:小学生
※先着順となります。
※事前申込不要、参加無料
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※参考:経済産業省HP
https://www.meti.go.jp/intro/kids/torikumi/index.html

Next Service Design これからのサービスデザイン、サービスデザイン思考とわからなさのデザイン(オンライン)

■ 要旨: 近年は、サービスデザインという言葉が多く語られるようになり、例えば経産省では、サービスデザインとは「顧客体験のみならず、顧客体験を継続的に実現するための組織と仕組みをデザインすることで新たな価値を創出するための⽅法論」と定義して、行政や企業でサービスデザインの導⼊を推進しています。また、これからのサービスデザインに関して、意味のイノベーション、ソーシャルイノベーション、行政サービス、地域サービス、サーキュラーエコノミーなども議論されています。今回公開講座では、「これからのサービスデザイン」をテーマに井登友一氏(株式会社インフォバーン)と森一貴氏(アールト大学)に登壇していだきます。

井登友一氏は近著『サービスデザイン思考―「モノづくりから、コトづくりへ」をこえて』(NTT出版, 2022)において、サービスデザインとは、「顧客が自覚していないレベルのニーズや欲求に対して、顧客との共創関係のもと価値を提案し、持続的な関係を継続できる仕組みを持った製品・サービスを創りだすこと」と定義し、サービスデザイン思考でこれからのビジネスを考える実践的な活動しています。また、森一貴氏は、サービスデザインプロジェクト実践や政策デザイン・リサーチを実施しながら、アールト大学にて、これからのサービスデザインのヒントにもなる「わからなさのデザイン」の研究を推進しています。

このように次世代のサービスデザインを探求と実践をしているお二人に話題提供していだき、参加者とともにこれからのサービスデザインについて考えていきたいと思います。そして、「これからのサービスデザイン」を考えるディスカッションでは、ゲストや参加者とともにディスカッションをします。また、最後にXデザイン学校2023 年度秋コースの説明いたします。ご関心をおもちのみなさま、ぜひご参加ください。

タイトル:Xデザイン学校公開講座:Next Service Design これからのサービスデザイン

サービスデザイン思考とわからなさのデザイン(オンライン)


■ ⽇時:7月11日(火)19:00-21:20(開場 18:50)オンライン
■ 主催:X デザイン学校、(株)X デザイン研究所
■ 協力:⽇本デザイン学会 PD 部会
■ 参加費:2000円 (Xデザイン学校 2023 年度受講⽣は無料)
■ 詳細・申込:https://peatix.com/event/3608404/

■ プログラム
19:00-19:05 はじめに 山﨑和彦(Xデザイン研究所)
19:05-19:50 これからのサービスデザイン思考 井登 友一(インフォバーン)
19:50-20:35 サービスデザインとわからなさのデザイン 森 一貴(アールト大学)
20:35-21:00 考えるディスカッション「これからのサービスデザイン」
21:00-21:20 Xデザイン学校秋コース説明会
21:20- 放課後(自由参加)

■講師プロフィール:井登 友一(インフォバーン)
株式会社インフォバーン取締役副社長 / デザイン・ストラテジスト。 2000年前後から人間中心デザイン、UXデザインを中心としたデザイン実務家としてのキャリアを開始する。近年では、多様な領域における製品・サービスやビジネスをサービスデザインのアプローチを通してホリスティックにデザインする実務活動を行いつつ、デザイン教育およびデザイン研究の活動にも注力している。京都大学経営管理大学院博士後期課程修了・博士(経営科学)、HCD-Net副理事長、日本プロジェクトマネジメント協会認定プロジェクトマネジメントスペシャリスト(PMS)、立命館大学経営学部非常勤講師、同志社女子大学学芸学部嘱託講師、京都女子大学生活科学研究科非常勤講師。

■講師プロフィール:森 一貴(アールト大学)
プロジェクトマネージャー。フィンランド・アールト大学デザイン修士課程在籍。1991年山形県生まれ、東京大学教養学部卒業。コンサルティング会社勤務を経て福井県鯖江市へ移住し、越前鯖江の産業観光イベント「RENEW」や「ゆるい移住」など、持続可能な地域を目指すプロジェクトの企画・実施に携わる。また、福井県・鯖江市・フィンランド公共組織との複数のサービスデザインプロジェクト、およびフィンランドにおける政策デザイン・リサーチを実施。関心領域として、わからなさにおけるデザインの探索。RENEW元事務局長。シェアハウスの家主。受賞歴として令和2年度国土交通省「地域づくり表彰」最高賞・国土交通大臣賞(地域づくり部門)など。

日本バウハウス協会 特別講演会のご案内(参加無料)

【グロピウスが見た住宅産業の夢】

https://nipponbauhaus.jp/news-20230525

日時: 2023年6月15日(木)16:00-17:10

講師: 松村秀一(まつむらしゅういち)氏

早稲田大学理工学学術院総合研究所上級研究員・研究院教授

主催: 日本バウハウス協会

お申込みURL: https://zoom.us/webinar/register/WN_DPyBueOrQaWHEXjdbS8WaQ

お問合せ: https://nipponbauhaus.jp/contact-us/

講演会「作字とデザイン:グラフィックの立場からのタイポグラフィ」のお知らせ[更新]

タイポグラフィ部会では、「書体」をめぐる多様なアプローチについて議論を行ってきました。
今回は、活字以前の文字の姿をとりあげ、手で描く(書く)文字の造形として「作字」に着目し、グラフィックデザインの分野で特に文字にかかわる斬新な造形で知られる小林一毅氏と林規章氏による講演会を開催いたします。

2023年5月20日(土) 14:00~16:00(13:30 開場)

東京工芸大学 中野キャンパス 1号館 1B01教室(予定)
(丸の内線・大江戸線 中野坂上駅 徒歩10分)

小林一毅|Ikki Kobayashi
グラフィックデザイナー
1992年滋賀県生まれ。多摩美術大学を卒業後、(株)資生堂を経て2019年独立。作字・作画による平面的な造形探究を基本姿勢として美術や飲食など生活文化に携わる仕事を中心に活動している。主な受賞に東京TDC賞、JAGDA新人賞。

林 規章 |Noriaki Hayashi
アートディレクター/グラフィックデザイナー
1964年岐阜県生まれ。名古屋芸術大学卒業。花王株式会社を経て、フリー。Galleria di Piazza San Marcoにて「現代日本のポスター100」選出。「ブルーノ・ムナーリの本たち」ブックデザインが高等学校美術教科書選定。主な受賞に東京ADC賞、東京TDC賞、JAGDA新人賞、JAGDA賞、NY ADC特別賞、THE ONE SHOW GOLD PENCILなど受賞。女子美術大学教授。研究として、図像の特質を見い出し視覚伝達を通してコミュニケーションの核心を探っている。

プログラム
開会
小林一毅氏講演  14:05〜14:35
林 規章氏講演  14:35〜15:05

休憩(10分)

小林一毅氏と林規章氏による対談 15時15分〜15時45分
質疑

閉会

——–

参加費:無料

主催 : 日本デザイン学会 タイポグラフィ部会

「日本のデザインを語るデザインミュージアムの在り方を考えるカンファレンス」開催のお知らせ

日本デザイン学会 会員の皆様

「日本のデザインを語るデザインミュージアムの在り方を考えるカンファレンス」開催のお知らせ

経済産業省デザイン政策室では、
各地の企業ミュージアムや博物館等に収蔵されているデザイン資源に着目し、
我が国におけるデザインミュージアムの在り方を考えるカンファレンスを以下のとおり開催いたします。
年度末のお忙しい中と存じますが、是非多くの皆様に御参加頂けますと幸いです。

<開催趣旨>
日本には、企業やデザイナー等が創意工夫を積み重ね、私たちの生活の課題を改善したり、
気持ちを前向きにしたり、社会を豊かにしてきたもの・ことが全国各地に(時には人知れず)存在しています。
この多くのデザイン資源をこのままにしておいて良いのでしょうか。
どのように可視化し、つなげ、活用していけば、地域の活性化、未来の日本の、未来の子ども達のためになるのでしょうか。

我が国の発展に貢献してきた工業製品や生活用品など様々なデザイン資源を所蔵する施設を、
プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、パッケージデザインを軸に抽出した経済産業省の調査を基に、
これまで長年必要性が議論されながらも実現に至らないデザインミュージアムの在り方について、
デザイン資源を保有する当事者である美術館、博物館、企業、デザイン業界団体、美術大学、自治体等関係者が一堂に会し、
各地に存在するデザイン資源の活用の方向性と我が国におけるデザインミュージアムの在り方について検討します。

<開催概要>
日時:令和5年3月17日(金)14:00~17:00
場所:国立新美術館 講堂(Microsoft Teams 配信あり)
主催:経済産業省デザイン政策室
協力:公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)|公益財団法人日本博物館協会|
日本デザイン団体協議会(D-8)|一般社団法人Design-DESIGN MUSEUM
2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合

当日のスケジュール(予定)
14:00 開会挨拶 経済産業省
14:03 ご挨拶 板倉寛(文化庁文化経済・国際課長)
14:06 ご挨拶 逢坂恵理子(国立新美術館館長)
14:10 基調講演「いま改めて考える日本のデザイン資源(仮)」(齋藤精一|パノラマティクス主宰)
14:25 調査紹介「デザイン資源を所蔵する全国の施設調査」
 (下藤菜々子|経済産業省デザイン政策室 係長))(山越理央|三菱総合研究所シニアプロジェクトマネージャー)
14:45 質疑応答・ 休憩

15:00 トークセッション
「全国各地のデザイン資源と我が国におけるデザインミュージアムの可能性 (仮)」
モデレータ:齋藤精一(パノラマティクス主宰)、原川宙(経済産業省デザイン政策室 室長補佐)
登壇者:(敬称略、五十音順)
五十嵐哲也(山梨県産業技術センター主幹研究員、博士(情報工学))
植木啓子(大阪中之島美術館 学芸課長)
久保田大輔(特許庁 審査第一部 意匠課長)
倉森京子(一般社団法人Design-DESIGN MUSEUM代表理事)
洪恒夫(株式会社丹青社 エグゼクティブ クリエイティブディレクター|東京大学総合研究博物館 特任教授|
日本デザイン団体協議会(D-8)「ジャパンデザインミュージアム設立研究委員会」委員長)
布垣直昭(トヨタ自動車株式会社 社会貢献推進部長|トヨタ博物館 館長|富士モータースポーツミュージアム 館長)
半田昌之(公益財団法人日本博物館協会 専務理事| ICOM日本委員会 事務局長)
平芳幸浩(京都工芸繊維大学デザイン・建築学系/美術工芸資料館 教授)
宗村泉(凸版印刷株式会社 印刷博物館 副館長)
矢島進二(公益財団法人日本デザイン振興会 常務理事)

16:55 閉会挨拶 俣野敏道(経済産業省デザイン政策室長)
※閉会後、名刺交換等、交流のお時間とします(対面参加者のみ|17:45頃まで)

<参加申し込み>
対面参加(国立新美術館)、またはオンライン配信(Microsoft Teams予定)をご選択いただけます。
下記【参加にあたっての留意事項】をご参照頂き、参加希望の場合は、
【3月14日(火)まで】に以下の申込フォームから必要事項をご入力いただけますと幸いです。
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/cooljapan/xi5zh89e

【参加にあたっての留意事項】
1)会場のキャパシティの関係上(定員約200名)、
 対面参加の申し込み多数の場合は抽選の上、オンライン参加に切り替えていただく可能性がございますがご了承ください。
 ※その場合は、【3月15日(水)を目処】に個別にメールでご連絡いたします。
2)機関から複数名が対面参加される場合でも、1人ずつのお申込みをお願いいたします。
3)参加に係る経費(旅費や謝金等)はお支払いできません。

<お問い合わせ先>
経済産業省デザイン政策室
bzl-design-seisaku@meti.go.jp

「失われたクメール美術」教育復活プロジェクト2023

カンボジア プノンペン 

クメール美術教育 3月20-21日(コンポンスプー州ソンブール小学校)

クメール美術展示と国際交流会 3月21日―25日(王立プノンペン大学 絆ホール)