デザイン関連学会シンポジウム 2023

ソーシャルデザイン 過去・現在・未来

ソーシャルデザインの自覚が高まるのは、20世紀後半になって商業デザインの負の側面が目立つにつれて、デザイナーの社会責任がますます問われてからだと考えられます。ソーシャルデザインは、利益をあげるよりも社会問題の解決を優先するデザインとして知られており、この名称はいまや、大学・行政・企業において便利に使われる常套句となりつつあります。そこで、いまいちどその意味を問い直し、デザイナーの社会的役割について考える必要がありそうです。ソーシャルデザインはその性格上、社会実践のハウツーとして語られがちですが、シンポジウムでは、ソーシャルデザインの歴史や、ソーシャルデザインの哲学への扉をひらいてみたいと思います。このように、ソーシャルデザインをめぐって議論することは、今日のデザイン概念そのものを反省することにつながるでしょう。シンポジウムをとおして、デザイン学のこれからの課題をとらえようと思います。

オンライン実施

2023年9月30日(土)13:00-17:30
デザイン関連学会ネットワーク
オンライン Zoom
参加無料ですが申し込みが必要です

申し込みはこちら

パネリスト (発表順)

工藤芳彰| 日本デザイン学会 | 拓殖大学
横山千晶| 意匠学会 | 慶應義塾大学
藤本英子| 芸術工学会 | 京都市立芸術大学
渡邉哲意| 道具学会 | 宝塚大学
水内智英| 基礎デザイン学会 | 京都工芸繊維大学

プログラム

13:00-13:05
開催あいさつ
藤田治彦|意匠学会|大阪大学名誉教授

13:05-13:20
このシンポジウムについて
高安啓介|意匠学会|大阪大学

13:20-13:50
Lovely Interaction Design for Sustainability
工藤芳彰|日本デザイン学会|拓殖大学

13:50-14:20
教育・法律・チャリティー
ヴィクトリア朝の工芸デザインとソーシャル・ネットワーク
横山千晶|意匠学会|慶應義塾大学

14:30-15:00
「景観力」という名のソーシャルデザイン
藤本英子|芸術工学会|京都市立芸術大学

15:00-15:30
デジタルアートを活用した教育としてのソーシャルデザイン
渡邉哲意|道具学会|宝塚大学

15:30-16:00
ソーシャルデザインの方法論深化に向けて
複雑な社会関係と相互影響の視点から
水内智英|基礎デザイン学会|京都工芸繊維大学

16:10-17:30
ディスカッション
歴史 |哲学 |実践 |教育|未来

デザイン関連学会

日本デザイン学会

芸術工学会

基礎デザイン学会

道具学会

意匠学会

<お問合せ>

高安啓介(意匠学会)
大阪大学大学院人文学研究科
教授(美学)

〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町 1-5
大阪大学大学院人文学研究科
06-6850-5120

人材募集:教員公募:山口県立大学国際文化学部

このたび、山口県立大学国際文化学部では、学部の再編に伴い教員(2名)を募集します。
詳しくは、下記のHPにてご確認ください。

【募集人員1】准教授又は講師(専門分野:デザイン思考論)1名
【募集人員2】准教授又は講師(専門分野:コミュニティデザイン論)1名
【着任時期】 令和7年4月1日
【募集期間】 令和5年8月31日(木) 消印有効

http://www.yamaguchi-pu.ac.jp/annai/houjin/senninyoukou.html

国際ユニヴァーサルデザイン研究講座開講のご案内

IAUDはこの度、より研究教育的な事業として、新たに国際ユニヴァーサル研究学院(International Institute for Universal Design)を設置し、2023年10月より国際ユニヴァーサルデザイン研究講座を開講いたします。受講生募集も開始いたしました。

ユニヴァーサルデザイン(UD)は障害者や高齢者向けのデザインだけを意味するものではありません。UDの領域は拡大進化しており、人権意識や社会の持続可能性を考慮したデザイン経営の実践こそがいまやUDの本質です。

国際ユニヴァーサルデザイン研究講座では、そのような新たなUD思考を身につけるためのリカレント教育、リスキリングのコースを提供します。自己研修や経営幹部養成プログラムの一環として活用いただければ幸いです。

詳しいスケジュール、カリキュラム、受講料などは下記ウエブサイトより、ご確認頂けます。
https://www.iaud.net/activity/21635/

2023年度 第5支部発表会のご案内(第1報)

日本デザイン学会第5支部では、前年同様のオンライン(Zoom)ベースで、
「2023年度 第5支部発表会」を開催いたします。
エントリーのご案内(第2報)は8月下旬となりますが、事前に以下の概要をご確認下さい。

1. 日時・会場等

  • 日時:2023年10月21日(土) 9:40 –
  • 会場:Zoomによるオンライン会場を準備します。
  • 概要集:支部のサイト(Wiki)上への執筆・公開となります。
  • 具体的なエントリー(9月1日〜)の方法については、
    8月下旬に あらてめてご案内いたします。

2. 発表区分

  • 第5支部では「研究発表」と「ライトニングトーク」の2つの区分を設定しています。
  • 発表区分ごとに、発表は原則としてお一人一件までとします(発表筆頭者でなければ重複可能)

2.1. 研究発表

  • 全国区で開催される春季研究発表大会(口頭発表)と同じ形式のものです
  • 発表時間(口頭):発表15分 + 質疑4分 + 予備1分 = 計20分 
  • 発表題目・氏名・所属等のエントリーが必要です
  • 発表概要(2,000字程度)のWeb投稿が必要です
  • 発表概要は第5支部のサイト上で公開・アーカイブされます

2.2. ライトニングトーク

  • デザインに関わる取り組みの報告、教育機関における演習の成果発表等、自由な情報共有を目的としたものです
  • 発表時間:一件につき、発表 3分〜5分(エントリー数により異なります)
  • 発表題目・氏名・所属等の事前エントリーが必要です
  • 発表概要(簡易的なもの)のWeb投稿が必要です
  • 発表概要は第5支部のサイト上で公開・アーカイブされます

3. 発表資格

「研究発表」と「ライトニングトーク」それぞれ、以下のとおりです。

3.1. 研究発表の発表資格

  • 学会員(第5支部以外の方も歓迎)
  • 学会員が関わる大学院生・学部生
  • 学会員の紹介を受けた一般の方

3.2.ライトニングトークの発表資格

  • 学会員(第5支部以外の方も歓迎)
  • 学会員が関わる大学院生・学部生
  • 学会員が関わる高校生
  • 学会員の紹介を受けた一般の方

4. プログラム(予定)

  • 開 場: 09:00 –
  • 開会式: 09:40 –
  • 研究発表(午前の部):10:20 – 12:20
  • 研究発表(午後の部):13:00 – 15:00
  • ライトニングトーク :15:15 – 17:35
  • 閉会式・懇親会:17:45 – 18:00

以上、2023年度第5支部発表会についての第一報でした。

人材募集:教員公募:九州大学 大学院芸術工学研究院 ストラテジックデザイン部門教員(教授 1名)の募集について

このたび、九州大学 大学院芸術工学研究院 ストラテジックデザイン部門では、下記のとおり教員を募集します。
詳しくは、下記のHPにてご確認ください。

教授 :1名
専門分野:プロダクトデザイン分野
https://www.design.kyushu-u.ac.jp/topics/18625/
募集期間:2023年7月31日から2023年9月29日まで(17時必着)

2023 年度 デザイン科学基礎講座 タイムアクシスデザイン(時間軸設計) 講習会〜事例に学ぶ 7 つの視点と応用のコツ〜

IAUD国際デザイン賞2023締切延長のご案内

先日ご案内しております「IAUD国際デザイン賞2023」について、締切延長のご要望がありましたため、
第1次応募締切を2023年8月31日(木)までに延長いたしました。

ご準備頂いている方々には締切間近のスケジュール変更でご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
締切まで約1ヵ月ございますので、より多くの方々にご応募いただきたく、
関係各所の皆様にご案内いただけましたら幸いに存じます。

変更スケジュールを下記ご案内いたします。
※ウェブサイトでもご覧いただけます。 https://www.iaud.net/award/20830/ 

第1次審査募集 ~2023年8月31日(木)
第1次審査期間  9月1日(金)~9月12日(火)
審査結果連絡  9月中旬
第2次審査募集 10月1日(日)~10月31日(火)
第2次審査期間  11月1日(水)~11月15日(水)
審査結果連絡  11月下旬
プレゼン資料等提出期限 12月中旬
表彰式・プレゼンテーション 2024年1月中旬予定

人材募集:教員公募:東北芸術工科大学

本学ではデザイン工学部プロダクトデザイン学科(製品デザイン領域)の
教員公募を行います。プロダクトデザインの今後の動向を鑑み、住宅設備などの「製品」
から「空間(インテリア)」の体験価値の提供や、IoT機器などのテクノロジーを用いて
「製品」から「インターフェース(UI/UX)」のあり方等についてご指導いただける方を
募集します。

1.募集人数:教授又は准教授 1名
2.所属:デザイン工学部プロダクトデザイン学科
3.担当分野:プロダクトデザイン分野(製品デザイン領域)
4.職務内容:教育研究、大学運営、学生募集、進路指導等
5.担当予定科目:プロダクトデザイン演習、デッサン・スケッチ、思考・構想演習、
プロダクトデザイン論、卒業制作・研究、他(週9コマ程度)
6.採用予定日:令和6年4月1日
7.雇用形態:常勤
※1年毎の契約更新により任期最長4年。任期の途中で、任期満了後の再任
(定年制への移行又は任期付き再任)の審査を行います。
※任期を付さない専任教員への転換実績あり。本学の教育職員の定年は満65歳です。
8.書類提出期限:令和5年7月31日(月)
なお、応募資格、提出書類等の詳細につきましては、本学HP「採用情報」によりご確認ください。
採用URL: https://www.tuad.ac.jp/staff-recruitment/

(問い合わせ先)
東北芸術工科大学総務課(担当:芳賀)
電話023-627-2000
E-mail:soumu@aga.tuad.ac.jp

人材募集:教員公募:東京工芸大学 芸術学部 デザイン学科

このたび、東京工芸大学 芸術学部 デザイン学科では、下記の教員を募集します。


【募集】教授(専門分野等:空間プロダクトデザイン)1名
【募集】教授または准教授(専門分野等:基礎造形、造形美術)1名

【着任時期】 2024年4月1日
【応募締切】 2023年8月18日(金)

※詳しくは下記ウェブサイトをご確認ください。
https://www.t-kougei.ac.jp/guide/recruitment/

共創でつくるビジョンドリブンな活動と組織(オンライン)

要旨: 新たなビジネスや社会イノベーションの展開を図るには、チームや部門、 企業といった組織における戦略論や専門性といった枠組みを越えたコミュニティ同士をつなぐ、あるいは新たにコミュニティーを形成することが重要になってきています。異なるコミュニティ、専門領域を超えて共通に理解できるようなキーワードやコンセプト、シンボル、体験などを生み出すことで、横断的につながったコミュニティーが形成されていく、境界をまたぐ「バウンダリーオブジェクト」のデザインが大きなテーマとなっています。また、パーパス、ビジョンも「バウンダリーオブジェクト」の1つであり、それを議論する活動そのものが、互いの認識を理解し、また自身の役割も感じることで、その組織、プロジェクトに関わる一人ひとりにその課題への当事者性を生みます。
今回、「共創でつくるビジョンドリブンな活動と組織」をテーマに、互いに学び高め合える社会にむけての取り組みについて、三澤直加氏(グラグリッド)と小清水実氏(横浜国立大学)に登壇していだきます。

三澤直加氏は「可能性を覚醒する」をテーマに小学校の教師・児童向けに取り組んでいる共創プログラム、地域内外をつなぐ舞台としての可能性を見いだすための「スナック」を運営する社会実験など、実践的な取り組みを紹介いただきます。
小清水実氏は「ビジョンドリブンな研究による社会的インパクトの創出」として、学部や大学院の枠を超え、様々な分野の研究者が集結した研究組織として “総合学術高等研究院”を新たに設置するに至る、またすでに活動を開始している「台風科学技術研究センター」など具体的な事例をご紹介いただきます。

のように「組織が変わるビジョンづくり 」の探求と実践をしているお二人に話題提供していだき、参加者とともに「これからの社会をつくり出す共創」について考えていきたいと思います。ご関心をおもちのみなさま、ぜひご参加ください。

■タイトル:Xデザイン学校公開講座:共創でつくるビジョンドリブンな活動と組織(オンライン)
■ ⽇時:8月1日(火)19:00-21:20(開場 18:50)
■ 主催:X デザイン学校、(株)X デザイン研究所
■ 協力:Xデザインフォーラム、日本デザイン学会PD部会
■ 参加費:2000円 (Xデザイン学校 2023 年度受講⽣は無料)
■ 詳細申込:https://peatix.com/event/3638282/

■ プログラム
19:00-19:05  はじめに 山﨑和彦(Xデザイン研究所)
19:05-19:15 「デザインの役割について」 小島健嗣(designMeME)
1915:-20:00 「可能性を覚醒させる」 三澤直加(グラグリッド)
20:00-20:45 「ビジョンドリブンな研究による社会的インパクトの創出」 小清水実(横浜国立大学)
20:45-21:20 考えるディスカッション「ビジョンづくりとダイアログ文化」
21:20- 放課後(自由参加)

■講師プロフィール:三澤直加(グラグリッド)
株式会社グラグリッド 代表取締役/ビジョンデザイナー。2000年にプロダクトデザイナーとしてキャリアをスタートし、その後、UI/UXデザイン、デザインリサーチ、地域活性化支援、サービスデザインを経験しながら、多くのプロダクトやサービスの企画・開発に携わる。2011年に共創型サービスデザイン会社「グラグリッド」を設立。分野を問わず、さまざまな企業のビジョン策定、事業開発の現場に伴走。デザイナーの視点で創造的な解決策を提案するとともに、組織の中から創造的な文化づくりを支援している。特に、絵や図を描きながら考える「ビジュアル思考」スタイルは、企業における合意形成、個性の発見、企画力の向上において多くの成果を生み出している。著書に「ビジュアル思考大全」などがある。武蔵野美術大学 非常勤講師/金沢美術工芸大学 非常勤講師、HCD-Net認定 人間中心設計専門家。

■講師プロフィール:小清水実(横浜国立大学)
横浜国立大学 先端科学高等研究院 兼 総合学術高等研究院 研究戦略企画マネージャー。横浜国大大学院工学研究科物質工学専攻博士課程前期修了(工学修士)。企業の研究者として、新規表示技術の応用研究と事業開発に従事後、クラウドサービスのセールスマネージャーやR&D企画部門の産学官連携等のマネジメントに従事。2018年7月先端科学高等研究院に研究戦略企画マネージャーとして着任、現在に至る。

■ディスカッション ファシリテーター 小島健嗣(designMeME)
designMeME代表。1986年にプロダクトデザイナーとして富士フイルムに入社。後に富士フイルムの構造改革やオープンイノベーションに携わるように。2014年には「FUJIFILM Open Innovation Hub」を立ち上げ、社内外の最新技術やアイデアが混ざり合う場所を創出する。富士フイルム退職後、2022年1月にdesign MeME合同会社を立ち上げ、現在は共創によるイノベーション創出、組織、場、プロセス、リーダー人材育成の支援に取りんでいる。