日本学術会議ニュース・メール No.88 2007/06/15

◇ 日本学術会議ホームページのリニューアルについて
◇ 第6回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウムの開催について(ご案内)
◇ 第26回混相流シンポジウムの開催について(ご案内)
◇ 「環境思想からみる環境教育」シンポジウムの開催について(ご案内)
◇ 国際シンポジウムグローバル・イノベーション・エコシステム  GIES2007-躍動する世界を目指して-(ご案内)

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日本学術会議ホームページのリニューアルについて
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 6月12日(火)より日本学術会議のホームページをリニューアルしました。
 http://www.scj.go.jp/index.html
 主な変更点は以下のとおりです。

<主な変更点>
1.メニュー機能等、トップページの改善
2.日本学術会議設立(昭和24年)以降、公表した報告等をすべて電子化して掲載
  http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/index.html
3.すべてのページにサイト内での現在位置を示す機能を追加

 なお、月刊誌「学術の動向」もWEB上でご覧いただけます。
 今後も日本学術会議の活動について分かりやすく広報していきますので、よろしくお願いいたします。

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 第6回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウムの開催について(ご案内)
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  構造物の安全性・信頼性に関する諸問題について、専門領域を越えた幅広い研究発表および討論を通じて、当該技術レベルと学術の向上を図ることを目的として、上記シンポジウムが開催されます。

 ◆会  期:6月20日(水)〜22日(金)
 ◆場  所:日本学術会議講堂、6階会議室(東京都港区六本木7−22−34)
 ◆演  者:Dr.Toula Onoufriou (University of Surrey,UK) ほか

 詳細については、以下のURLを御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/38-s-3-2.pdf

 【問い合わせ先】  
  (社)土木学会 JCOSSAR2007 係 [担当:研究事業課 増永克也]
  〒160-0004 東京都新宿区四谷1 丁目(外濠公園内)
  TEL:03-3355-3559 FAX:03-5379-0125 E-mail:masunaga@jsce.or.jp

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 第26回混相流シンポジウムの開催について(ご案内) 
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  先進的な研究によって挑戦的課題に取り組んでおられる御二方の招待講演に加えて、「混相流は新しい学問の潮流を生むか?」というテーマでパネルディスカッションを行う予定です。 

 ◆会  期:6月23日(土)10:15〜15:30
 ◆場  所:札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1丁目)
 ◆演  者:稲室 隆二 (京都大学教授)
       小玉 哲也(東北大学准教授) 

 詳細については、以下のURLを御覧ください。
 http://ring-me.eng.hokudai.ac.jp/~jsmf2007/index.html

 【問い合わせ先】  
 北海道大学工学研究科機械宇宙工学専攻
 第26回混相流シンポジウム実行委員長 藤川 重雄
 TEL:011-706-6429 FAX:011-706-7889 E-mail:fujikawa@eng.hokudai.ac.jp

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 「環境思想からみる環境教育」シンポジウムの開催について(ご案内)
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 我が国の環境教育の背景ともなる「環境思想」をテーマに、この領域の現状と展望について論議を深めること、さらには、現在様々な形で展開されている環境教育の課題と展望を検討するための指針を得ることを目的として、上記シンポジウムが開催されます。

 ◆日  時:6月25 日(月)13:00〜17:00
 ◆場  所:日本学術会議6階6―C(1)(2)(東京都港区六本木7−22−34)
 ◆演  者:佐久間 正(長崎大学環境科学部教授)ほか

 詳細については、以下のURLを御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/38-s-3-1.pdf

 【問い合わせ先】  
 聖心女子大学文学部教授 鳥越 けい子
 TEL:03-3407-5945

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 国際シンポジウムグローバル・イノベーション・エコシステム
 GIES2007-躍動する世界を目指して-(ご案内)
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 我が国のイノベーションに関する最新の政策や諸外国の取り組みを踏まえ、躍動する世界と持続可能な社会の構築を目指したイノベーションのグローバルな展開には何が必要か、日本はどのような役割を果たすのべきかを議論し、解決策を求めることを目指して、上記シンポジウムが開催されます。

 ◆日  時:6月29 日(金)14:00〜18:00
 ◆場  所:経団連ホール(東京都千代田区大手町1-9-4経団連会館14階)
 ◆演  者:黒川 清 (内閣特別顧問、イノベーション25戦略会議座長、
            政策研究大学院大学教授、日本学術会議前会長)ほか

 詳細については、以下のURLを御覧ください。
 http://www.gies2007.com/

 【問い合わせ先】  
 「GIES2007」登録事務局
 株式会社サイマル・インターナショナル内
 〒104-0045 東京都中央区築地1-12-6 築地えとビル5F
 Tel: 03-3524-3132 Fax: 03-3524-3135 E-mail: info@gies2007.com

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      学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
  http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/2007-05.html
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    〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34  

日本学術会議ニュース No.85 2007/05/16

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◇ 「G8ドイツサミットに向けた各国学術会議の共同声明」に対する日本学術会議会長コメントの公表(ご報告)

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 日本学術会議は、6月にドイツ・ハイリゲンダムで開催されるG8サミットに向け、G8サミット各国及び関係5カ国(ブラジル、中国、インド、メキシコ、南アフリカ)のアカデミーと共同で、サミット参加国指導者に対する提言を取りまとめ、5月16日夕刻、金澤会長から安倍総理に「エネルギー効率及び気候保全」及び「イノベーション」についての声明を手交しました。
 これに対する金澤会長のコメントを次のとおり発表しましたので、お知らせします。
 なお、共同声明の仮訳及び本文は別途、日本学術会議ホームページに掲載する予定です。

  【問い合わせ先】日本学術会議事務局参事官室(国際業務担当)
            (Tel:03-3403-1949、i252@scj.go.jp)

     日本学術会議会長コメント

          平成19年5月16日

日本学術会議は、本年6月6日から8日にドイツ・ハイリゲンダムで開催されるG8サミットに向け、G8主要先進各国及び関係5カ国(ブラジル、中国、インド、メキシコ、南アフリカ)のアカデミーと共同で、サミット参加国指導者に対し科学者の視点から提言をとりまとめ、本日、安倍総理に2つの声明「成長と責務−持続可能性、エネルギー効率及び気候保全」及び「成長と責務−イノベーションの推進と保護」を手交した。
 ドイツでは、本日15時(現地時間)に、ドイツ連邦首相官邸において、本年のG8サミット議長であるメルケル首相と各国アカデミー代表者との会合が開催され、これらの共同声明について討議される。この会合には、日本学術会議からは土居副会長が出席する。
 これらの声明で、我々主要国のアカデミーは、G8各国首脳をはじめ世界の指導者に対して次のように訴えている。

 「成長と責務−持続可能性、エネルギー効率及び気候保全」
・エネルギー効率化、低・無炭素エネルギー源等の仕組を達成するために、大規模な投資及び技術・制度上のイノベーションが必要・G8諸国は気候変動について特別の責任を有する。新興工業国は、将来、その責任をG8諸国とともに共有することになる
・エネルギー効率の向上が問題解決の重要な最初の一歩であり、基準の策定、経済的手法による誘導、科学技術への投資を行うべき・世界的な森林伐採を抑制する方策の検討と実施・エネルギー分野に着目した研究開発を大幅に拡充する必要。このため、G8+5諸国は、明確な研究アジェンダ、イノベーションのための国内ロードマップを策定し、これらについて密に国際対話を行うべき

 「成長と責務−イノベーションの推進と保護」
・広範な基礎研究に強力な投資を行うこと、長期的な国際的研究課題の開発が重要・途上国支援が重要(イノベーションに取り組む人材の育成、世界的な金融機関による大胆なイニシアティブ、インフラや法規の整備など)・知的財産権制度による権利の保護と自由なアクセスのバランス。特許を研究目的で利用する場合の制約を排除すべき
・知識及びイノベーションの移転(特に、大学−産業間)の促進、起業精神を活性化するための手段の確立

 今回の声明は、本年のG8サミットの重要な議題となる地球環境問題とイノベーションについて、科学者の視点から課題解決のための政策提案を行うものとして極めて重要なものである。
 日本学術会議は、今後とも各国アカデミーと連携し、国内外の科学者や学術研究団体と協力しながら、地球的規模の諸課題の解決に積極的に貢献してまいりたい。特に、来年は日本でG8サミットが開催される予定であり、日本学術会議としては、各国アカデミーに対し、より一層のイニシアティブを発揮してまいりたい。

                              日本学術会議会長 金澤 一郎

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日本学術会議ニュース No.84 2007/05/01

◇ 金澤会長より「科学者の行動規範の再確認について」

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         科学者の行動規範の再確認について

 安全性の判断や性能基準の策定などの科学的基礎となる研究においては、その透明性や信頼性が確保されるように、十分な配慮を行うことがとりわけ必要である。然るに最近、ある企業が開発した医薬品等の安全性を評価する場に、その企業から研究資金の提供を受けた研究者が直接責任を負う立場で参画していたために透明性に疑念を招いた事例があり、その対応や改善策が関係機関によって検討されているところである。

 科学がその健全な発達・発展によって豊かな人間社会の実現に寄与するためには、科学者が社会に対する説明責任を果たすこと、科学と社会の健全な関係の構築と維持に自覚的に参画すること、その行動を自ら厳正に律することが必要である。

 したがって、科学者においては、社会から無用な誤解を受けることがないように、「科学者の行動規範(平成18年10月)」に則って、個人の専門性を活かした協力はしつつも、自らを客観的な立場から厳正に評価して適切な行動をとるように、改めて注意を喚起する次第である。

                       平成19年5月1日
                       日本学術会議会長
                       金澤 一郎

 注:「科学者の行動規範(平成18年10月)」は、下のURLに掲載されています。
  http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-s3.pdf

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日本学術会議ニュース No.83 2007/04/27

◇ 公開シンポジウム「科学技術立国の礎」−日本の計測・観察技術を再興する−の開催について(ご案内)
◇ 公開シンポジウム「食育の現状と大学附属農場等の果たすべき役割」の開催について(ご案内)

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  公開シンポジウム「科学技術立国の礎」−日本の計測・観察技術を再興する−の開催について(ご案内)
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 ◆日 時:5月10日(木)12:45〜18:15 
 ◆会 場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7−22−34)
 ◆演 者:小柴昌俊(東京大学特別栄誉教授)、田中耕一(島津製作所フェロー)ほか

 詳細については、以下のURLを御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/33-s-3-3.pdf

 【お問合せ先】
  日立製作所基礎研究所 分科会幹事 橋詰富博
  TEL (049)296-6111 FAX (049)296-6005
  e-mail: tomihiro.hashizume.qb@hitachi.com

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  公開シンポジウム「食育の現状と大学附属農場等の果たすべき役割」の開催について(ご案内)
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 ◆日 時:5月11日(金)13:00〜16:30 
 ◆会 場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7−22−34)
 ◆演 者:服部幸應((学)服部学園理事長)、中司敬(九州大学農学部教授)ほか

 詳細については、以下のURLを御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/33-s-2-2.pdf

 【お問合せ先】
  宇都宮大学農学部教授(附属農場) 園芸生産技術学研究室
  全国大学附属農場協議会食育プロジェクト課題化推進企画調整室居城幸夫
  〒321-4415 栃木県真岡市下籠谷443
  Phone/Fax : 0285-84-1254(直通)
   e-mail: ijiro@cc.utsunomiya-u.ac.jp

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       学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
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    〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34  

日本学術会議ニュース No.82 2007/04/23

 ◇ 対外報告「科学者コミュニティが描く未来の社会」英語版のHP掲載(ご報告)
 ◇ 地球規模の自然災害に対して安全・安心な社会基盤の構築シンポジウムの開催(ご案内)
 ◇ 第6回産学官連携会議の開催(ご案内)
 ◇ 平成19年度科学技術振興調整費に係る新規課題の募集開始について

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 対外報告「科学者コミュニティが描く未来の社会」英語版のHP掲載
(ご報告)
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 1月25日公表の対外報告「科学者コミュニティが描く未来の社会」につきまして、英語版を日本学術会議HPに掲載いたしました。

 報告全文は、以下のURLで御覧いただけます。
 http://www.scj.go.jp/en/report/index.html

 【お問い合わせ先】
  日本学術会議事務局参事官(審議第二担当)付
  Tel:03-3403-1056 FAX:03-3403-1640
  E- mail:s254@scj.go.jp

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 地球規模の自然災害に対して安全・安心な社会基盤の構築シンポジウムの開催(ご案内)
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 ◆日 時:平成19年5月9日(水)13:00〜17:00
 ◆会 場:日本学術会議6−C会議室
 ◆主 催:日本学術会議地球規模の自然災害に対して安全・安心な社会基盤の構築委員会
 ◆後援(予定):国土交通省、土木学会、日本建築学会
 ◆参加費:無料(参加受付中です)
 ◆開催趣旨:日本学術会議地球規模の自然災害に対して安全・安心な社会基盤の構築委員会では、地球規模の災害を視野において、安全・安心のための社会基盤構築の在り方や将来の整備の適正水準を検討し、これらの自然災害や社会環境の変化に如何に対応すべきか、科学的知見に基づく具体的な政策提言(案)をまとめています。 政策提言について参加者とともに議論することを本シンポジウムの目的としています。

 ◆参加申込方法:下記URLよりお申し込みください。(※電話での受付は行っておりませんのでご了承ください。)

(土木学会ホームページ)
  http://www.jsce.or.jp/news/topics/h190509.html

  ■申込締切:2007年5月7日(月)
  ■定員:先着120名様 定員になり次第受付を終了させていただきます。定員に達しない場合は、当日も受付を行います。開催日までに定員に達した場合、受付に漏れた方にのみ、ご連絡を差し上げます。
 ◆お問い合せ先 土木学会企画総務課  
   TEL 03-3355-3442  FAX 03-5379-0125

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  第6回産学官連携会議の開催(ご案内)
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 ◆日 時:6月16日(土)10:00〜20:15、17日(日)8:30〜12:30
 ◆場 所:国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)

 イノベーションの創出に向けた産学官連携の新たな展開を図ることを目的に、第6回産学官連携サミットが開催されます。

 日本学術会議は、内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省、日本経済団体連合体と共に、毎回この会議を主催しています。

 参加される方は、次のホームページからご登録願います。ホームページには、会議案内、出展登録、資料・データ等の公開、大学等の研究成果の展示等もありますので、ご参照ください。 
 http://www.congre.co.jp/sangakukan/top.html

 【お問い合わせ先】
  第6回産学官連携推進会議事務局 担当 青木、星野
  電話: 03-3263-5394   FAX: 03-5216-5552
  E-mail: sangakukan@congre.co.jp

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平成19年度科学技術振興調整費に係る新規課題の募集開始について
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 文部科学省では、平成19年4月2日(月曜日)〜平成19年5月10日(木曜日)までの間、平成19年度科学技術振興調整費「科学技術連携施策群の効果的・効率的な推進」プログラムにおいて新規課題の募集を行います。

 詳細は、下記URLをご覧下さい。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/04/07032803.htm

 なお、平成19年度より科学技術振興調整費の応募は科学技術振興機構(JST)の「電子公募システム」にて行います。
 応募方法・電子公募システムの使い方・提案書類の受付等のマニュアルは、JSTの科学技術連携施策群ホームページ(http://www.jst.go.jp/renkei/) からダウンロードすることが出来ます。

【お問い合わせ先一覧】
  ・制度に関するお問い合わせ
  文部科学省 科学技術・学術政策局 調整企画室
  電話:03-6734-4017(直通)
  FAX:03-6734-4176

  ・電子公募システム・提案書類作成・提出に関する問い合わせ
 独立行政法人科学技術振興機構 科学技術連携施策群支援業務室
  〒102-8666 千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル23階
  電話:03-3595-6201
  FAX:03-3595-6210

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  発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
    〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34  

日本学術会議ニュースNo.81 2007/04/13

◇ 日本学術会議第150回総会について
◇ 対外報告「第一報告:国際天文学連合における惑星の定義及び
     関連事項の取扱いについて」
対外報告「基礎科学の大型計画のあり方と推進について」
         の公表(ご報告)
◇「学術の動向」4月号の刊行について(お知らせ)
◇ JSTより研究提案募集のお知らせ

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日本学術会議第150回総会について
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 日本学術会議第150回総会が、平成19年4月9日(月)及び10日(火)の2日間にわたって開催されました。

 開会に先立ち、高市内閣府特命担当大臣から御挨拶をいただきました。
 http://www.scj.go.jp/ja/info/iinkai/sokai/message.html

 また、野中郁次郎一橋大学名誉教授による特別講演「イノベーションの本質―社会的知識創造のリーダーシップ―」が行われました。
 講演資料は、日本学術会議HPの以下のURLで御覧いただけます。
 http://www.scj.go.jp/ja/info/iinkai/sokai/index.html#kouen

 今回の総会では、幹事会と審議内容に重複感が見られること等から、企画委員会を廃止する「日本学術会議細則の一部を改正する決定案」が浅島誠副会長より提案され、賛成多数で可決されました。 

【問い合わせ先】
日本学術会議事務局企画課審査係
Tel:03-3403-3768 FAX:03-3403-1260 E-mail:p225@scj.go.jp

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対外報告「第一報告:国際天文学連合における惑星の定義及関連事項の取扱いについて」
対外報告「基礎科学の大型計画のあり方と推進について」の公表(ご報告)
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 第35回幹事会(4月9日開催)において、以下の対外報告が承認され、同日公表しました。

○「第一報告:国際天文学連合における惑星の定義及び関連事項の取扱いについて」
(平成19年4月9日、物理学委員会IAU分科会及び天文学・宇宙物理学分科会)

 報告全文は、日本学術会議HPの以下のURLで御覧いただけます。       
 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t35-1.pdf

 また、第36回幹事会(4月10日開催)において、以下の対外報告が承認され、同日公表しました。

○「基礎科学の大型計画のあり方と推進について」
(平成19年4月10日、物理学委員会・基礎生物学委員会・
 応用生物学委員会・地球惑星科学委員会・化学委員会・
 総合工学委員会合同基礎科学の大型計画のあり方と推進方策検討分科会)

 報告全文は、日本学術会議HPの以下のURLで御覧いただけます。
 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t36-1.pdf

【問い合わせ先】
日本学術会議事務局参事官(審議第二担当)付
Tel:03-3403-1056 FAX:03-3403-1640 E-mail:s253@scj.go.jp

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「学術の動向」4月号の刊行について(お知らせ)
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日本学術会議の編集協力により日本学術協力財団が発行している学術情報誌「学術の動向」4月号の刊行について、お知らせいたします。

 発行予定日  平成19年4月10日
 
  *「学術の動向」の2004年8月号以降の各号の特集記事につきましては、(財)日本学術協力財団ホームページ
(http://www.h4.dion.ne.jp) で全文がご覧になれます。
    また、(財)日本学術協力財団のホームページ内「学術の動向」の ページは、日本学術会議ホームページ(http://www.scj.go.jp) とリンクしているほか、(独)科学技術振興機構(JST)サイエンスポータルともリンクしていますので、
(http://scienceportal.jp/link/magazine.html) からも入ることが
できます。

  【ご購読等問合せ先】
   財団法人日本学術協力財団
   電話 03−5410−0242、FAX 03−5410−1822
   E-mail:jssf@pro.odn.ne.jp

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JSTより研究提案募集のお知らせ
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 戦略的創造研究推進事業では新規研究提案を募集中です。

 CREST(研究代表者が研究チームを率いて研究を推進、年額3千万〜1億円程度)
 募集分野:統合センシング技術、超低消費電力情報システム技術、高精度・高分解能シミュレーション技術、
       代謝/細胞制御技術、光科学技術、生命システム、 組込みシステム、ナノテクノロジー、精神・神経疾患、
       ディペンダブルVLSI、次世代半導体デバイス

 さきがけ(研究総括のもとで、研究者個人が研究を推進、年額1千万程度)募集分野:先端計測技術、代謝/細胞制御技術、光科学技術、ナノテクノロジー、生命システム、RNA機能、次世代半導体デバイス、数学

 詳細は、下記URLをご覧下さい。
 http://www.jst.go.jp/kisoken/teian.html

 ■ 応募締切:上記URLをご確認ください。
 ■ 問合わせ先:科学技術振興機構(JST) 

 戦略的創造事業本部 研究推進部、領域総合運営部
 Tel:048-226-5693  E-mail:rp-info@jst.go.jp

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 発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
    〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34  

日本学術会議ニュース No.80 2007/03/30

◇ IAP執行委員会出席(報告)
◇「イノベーション25戦略会議」中間報告の英語版(御参考)

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     IAP執行委員会出席(報告)
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 会議名称:「IAP執行委員会」
 会  期:2月27日(火)〜28日(水)
 場  所:トリエステ(イタリア)
 
 2月27日から28日にわたって、トリエステ(イタリア)においてIAP(インター・アカデミー・パネル)執行委員会が開催され、日本学術会議からは、土居範久副会長、武市正人会員(第3部のほか事務局から村田参事官が出席しました。
 昨年12月アレキサンドリア(エジプト)で開催されたIAP総会で選出された新執行委員会メンバーによる初の会議となるものであり、日本のほか、ブラジル、キューバ、エジプト、ドイツ、マレーシア、オランダ、UKの代表者が出席したほか、ゲストとして今年のG8学術会議主催アカデミーであるドイツのレオポルデイーナから参加がありました。
 会議では、昨年12月のIAP総会で決定された「戦略計画」の具体的実行に向けた方策を中心として議論がなされるとともに、IACとの協力関係の具体的化、3月15日、16日にドイツで開催されるG8+5会合へのIAPとしての貢献の可能性等が議論されました。
 また、執行委員会の下に設置される戦略計画委員会等5委員会のうち、日本学術会議は戦略計画委員会にメンバーとして参加することが決定されました。
 次回執行委員会はキャンベラ(オーストラリア)で開催することとされました。

 なお、当国際会議の詳細については、ホームページに掲載しておりますのでご参照ください。

  http://www.scj.go.jp/ja/int/haken/index.html
 
  【問い合わせ先】日本学術会議事務局参事官室(国際業務担当)
                (Tel:03-3403-1949、i253@scj.go.jp)

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     「イノベーション25戦略会議」中間報告の英語版(御参考)
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  政府のイノベーション25戦略会議は、2月26日に「『イノベーション25』中間とりまとめ〜未来をつくる、無限の可能性への挑戦〜」を作成しましたところ、このたび、同中間とりまとめの英語版が公表されました ので、ご参考までにお知らせします。全文は以下のURLを御覧ください。
 なお、同中間とりまとめには、日本学術会議の対外報告「科学者コミュニティが描く未来の社会」が活用されています。

   http://www.kantei.go.jp/foreign/innovation/index_e.html

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 発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
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日本学術会議ニュースNo.78 2007/03/23

◇ 平成19年度共同主催国際会議の開催(案内)

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■会議名称:「第2回国際バイオ鉄学会総会(BioIron2007)」
■会  期:4月1日(日)〜6日(金)[6日間]
■場  所:国立京都国際会館、京都大学(京都市)
 
 当国際会議の詳細及び市民公開講座については、
 日本学術会議ホームページ(http://www.scj.go.jp/ja/info/kyodo/index.html) を御覧いただくとともに、
 国際会議公式ホームページ(https://www.bioiron.org/Default.aspx) についても、併せてご参照ください。

【問合せ先】内閣府日本学術会議 国際会議担当
 (Tel:03-3403-5731・i254@scj.go.jp)
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 発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
    〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34  

日本学術会議ニュース No.77 2007/03/22

◇ 対外報告「地球温暖化とエネルギー
−持続可能な社会に向けた衡平な負担−」
対外報告「提言:知の統合 −社会のための科学に向けて−」
の公表 (ご報告)

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 第34回幹事会(3月22日開催)において、以下の対外報告が承認 され、同日公表しました。

○「地球温暖化とエネルギー −持続可能な社会に向けた衡平な負担−」
  (平成19年3月22日、エネルギーと地球温暖化に関する検討委員会)

 報告全文は、日本学術会議HPの以下のURLで御覧いただけます。
  http://www.scj.go.jp/ja/info/iinkai/energy/index.html

○「提言:知の統合 −社会のための科学に向けて−」
 (平成19年3月22日、科学者コミュニティと知の統合委員会)

 報告全文は、日本学術会議HPの以下のURLで御覧いただけます。
  http://www.scj.go.jp/ja/info/iinkai/togo/index.html

【問い合わせ先】
  日本学術会議事務局参事官(審議第二担当)付
  Tel:03-3403-1056 FAX:03-3403-1640 E-mail:s254@scj.go.jp

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 発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
    〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34  

日本学術会議ニュース No.75 2007/03/14

◇ ICSU 若手科学者会議への参加

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● 国際科学会議(ICSU)は、創設75周年を記念して、若手科学者会議2007
  ( Young Scientists Conference 2007 )を開催します。
  ◆日  時 : 2007年4月4日〜6日
  ◆場  所 : リンダウ(ドイツ)
  ◆参加資格 : 原則35歳未満(40歳が限度)で、博士号もしくは修士号を有するか大学卒業後2年間研究を経験している者。

 この会議は、ICSU加盟の世界のアカデミーなどから若手科学者200名が一堂に会し、21世紀における科学の挑戦について議論します。また、若手科学者により運営されます。
 会議のテーマは、環境変化、持続的成長、健康、基礎研究と発見など科学的トピックと国際協力、学際的協力、公的な拘束、政策のための科学、科学における自由及び責任、科学と民間部門など重要な問題が組み合わされたものとなっています。

  参考URL (http://www.icsu.org/10_icsu75/75ANNIV_Young.html)

● 日本学術会議からこの会議に次の4名の若手科学者が参加します。

 ・ 西山暁義 (共立女子大学国際文化学部講師 西洋史:第一部推薦)
 ・ 谷垣健二 (滋賀県立成人病センター研究所主任研究員 医学:第二部推薦)
 ・ 鴨川仁  (東京学芸大学教育学部物理学科助手 理学:第三部推薦)
 ・ 財城真寿美(日本学術振興会特別研究員 理学:第三部推薦)

  会議の模様は、参加者からの報告として後日学術会議HPでお知らせする予定です。
  この4名の若手研究者が、3月8日(木)に学術会議の金澤会長を表敬訪問し、各参加者から会議参加に当たっての決意が表明されました。
   また、高市科学技術担当大臣、黒川内閣特別顧問にも表敬訪問しました。

【問い合わせ先】
  日本学術会議事務局参事官室(国際業務担当)
           (Tel:03-3403-1949、i253@scj.go.jp)

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