「日本のデザインを語るデザインミュージアムの在り方を考えるカンファレンス」開催のお知らせ

日本デザイン学会 会員の皆様

「日本のデザインを語るデザインミュージアムの在り方を考えるカンファレンス」開催のお知らせ

経済産業省デザイン政策室では、
各地の企業ミュージアムや博物館等に収蔵されているデザイン資源に着目し、
我が国におけるデザインミュージアムの在り方を考えるカンファレンスを以下のとおり開催いたします。
年度末のお忙しい中と存じますが、是非多くの皆様に御参加頂けますと幸いです。

<開催趣旨>
日本には、企業やデザイナー等が創意工夫を積み重ね、私たちの生活の課題を改善したり、
気持ちを前向きにしたり、社会を豊かにしてきたもの・ことが全国各地に(時には人知れず)存在しています。
この多くのデザイン資源をこのままにしておいて良いのでしょうか。
どのように可視化し、つなげ、活用していけば、地域の活性化、未来の日本の、未来の子ども達のためになるのでしょうか。

我が国の発展に貢献してきた工業製品や生活用品など様々なデザイン資源を所蔵する施設を、
プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、パッケージデザインを軸に抽出した経済産業省の調査を基に、
これまで長年必要性が議論されながらも実現に至らないデザインミュージアムの在り方について、
デザイン資源を保有する当事者である美術館、博物館、企業、デザイン業界団体、美術大学、自治体等関係者が一堂に会し、
各地に存在するデザイン資源の活用の方向性と我が国におけるデザインミュージアムの在り方について検討します。

<開催概要>
日時:令和5年3月17日(金)14:00~17:00
場所:国立新美術館 講堂(Microsoft Teams 配信あり)
主催:経済産業省デザイン政策室
協力:公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)|公益財団法人日本博物館協会|
日本デザイン団体協議会(D-8)|一般社団法人Design-DESIGN MUSEUM
2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合

当日のスケジュール(予定)
14:00 開会挨拶 経済産業省
14:03 ご挨拶 板倉寛(文化庁文化経済・国際課長)
14:06 ご挨拶 逢坂恵理子(国立新美術館館長)
14:10 基調講演「いま改めて考える日本のデザイン資源(仮)」(齋藤精一|パノラマティクス主宰)
14:25 調査紹介「デザイン資源を所蔵する全国の施設調査」
 (下藤菜々子|経済産業省デザイン政策室 係長))(山越理央|三菱総合研究所シニアプロジェクトマネージャー)
14:45 質疑応答・ 休憩

15:00 トークセッション
「全国各地のデザイン資源と我が国におけるデザインミュージアムの可能性 (仮)」
モデレータ:齋藤精一(パノラマティクス主宰)、原川宙(経済産業省デザイン政策室 室長補佐)
登壇者:(敬称略、五十音順)
五十嵐哲也(山梨県産業技術センター主幹研究員、博士(情報工学))
植木啓子(大阪中之島美術館 学芸課長)
久保田大輔(特許庁 審査第一部 意匠課長)
倉森京子(一般社団法人Design-DESIGN MUSEUM代表理事)
洪恒夫(株式会社丹青社 エグゼクティブ クリエイティブディレクター|東京大学総合研究博物館 特任教授|
日本デザイン団体協議会(D-8)「ジャパンデザインミュージアム設立研究委員会」委員長)
布垣直昭(トヨタ自動車株式会社 社会貢献推進部長|トヨタ博物館 館長|富士モータースポーツミュージアム 館長)
半田昌之(公益財団法人日本博物館協会 専務理事| ICOM日本委員会 事務局長)
平芳幸浩(京都工芸繊維大学デザイン・建築学系/美術工芸資料館 教授)
宗村泉(凸版印刷株式会社 印刷博物館 副館長)
矢島進二(公益財団法人日本デザイン振興会 常務理事)

16:55 閉会挨拶 俣野敏道(経済産業省デザイン政策室長)
※閉会後、名刺交換等、交流のお時間とします(対面参加者のみ|17:45頃まで)

<参加申し込み>
対面参加(国立新美術館)、またはオンライン配信(Microsoft Teams予定)をご選択いただけます。
下記【参加にあたっての留意事項】をご参照頂き、参加希望の場合は、
【3月14日(火)まで】に以下の申込フォームから必要事項をご入力いただけますと幸いです。
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/cooljapan/xi5zh89e

【参加にあたっての留意事項】
1)会場のキャパシティの関係上(定員約200名)、
 対面参加の申し込み多数の場合は抽選の上、オンライン参加に切り替えていただく可能性がございますがご了承ください。
 ※その場合は、【3月15日(水)を目処】に個別にメールでご連絡いたします。
2)機関から複数名が対面参加される場合でも、1人ずつのお申込みをお願いいたします。
3)参加に係る経費(旅費や謝金等)はお支払いできません。

<お問い合わせ先>
経済産業省デザイン政策室
bzl-design-seisaku@meti.go.jp