案内:デザイン教育研究会

教育部会 : デザイン教育研究会2013年度_vol.3のご案内

下記要領にて「デザイン教育研究会 2013年度_vol.3」を開催いたします。
今年度は「教養としてのデザイン」をテーマに掲げ、その3回目の研究会となります。
現代社会ではより一般生活者の中に「デザイン」が意識され、その範囲は年齢やジャンル、地域を越えますます広がってまいりました。デザインの専門性に関わらず、造形や伝達表現の技術的な側面以上に、従来のデザインワークに含まれていた発想や問題解決の方法論などが、社会生活の様々な場面で共有すべき、身につける必要能力であるという認識が高まってきたようにも思います。
「教養」をどの文脈で捉えて語るかは簡単なことではありませんが、立場や経験の異なる方々が集まり、意識の交換が積極的に行われる中で、某かのヒントや可能性を感じていただければ幸いです。 
教育部会主査/金子武志

テーマ 「モノ・コトの意味を探る」〜デザイン教育と地域連携実践活動報告
発表者 高橋 綾(造形デザイナー、群馬県立女子大学デザイン准教授、日本デザイン専門学校非常勤講師)
日時  2014 年1 月24 日(金) 18:00 〜20:00
会場  日本デザイン専門学校 渋谷区千駄ヶ谷5-7-3

人々の生活に必要な「モノ」を生み出すデザイナー。
「モノ」の意味には機能や形だけでなく、消費者が使っていくうちに生み出す新たな価値や感情、思い出などの「コト」も含まれています。私が大学で指導している内容は「モノ・コトの意味を探る」です。
今、社会で重要視されている「モノ」と「コト」の意味をデザイン実践を経験しながら探るのが目的です。
具体的な活動内容は主に3つです。

1.  アートやデザインを活用した地域活性化
2.  病院へのアートの導入
3.  中小企業へのデザイン提案

今回、デザイン教育研究会から「教養としてのデザイン」というテーマをいただきました。
教養とはなんでしょうか?
「その人が学習して得た知識を全て取っ払った後に残るもの」と聞いたことがあります。
まさにデザインは知識だけでは解決できない総合教養だと思います。
今回お話しさせていただく「モノ・コトの意味を探る」地域連携実践活動は、デザイン実践を経験しながら探る総合教養であり、そのタネだと考えています。

高橋 綾(たかはし りょう)
造形デザイナー。群馬県立女子大学デザイン准教授。日本デザイン専門学校非常勤講師。環境芸術学会会員。R2DESIGN 代表。人と社会の活性化研究会事務局長。
人と社会の活性化を目指したアート&デザインの研究及び、気軽に芸術と関わることのできるアイテム(Kinetic Toy)の開発を進めている。
東京芸術大学大学院美術研究科修士課程1997 年修了後、同大学助手を経て株式会社富士通ゼネラルデザイン部へ2000 年に入社。
2002 年退社後、群馬県立女子大学文学部美学美術史学科のデザイン専任講師に就任。(2006 年より准教授)
2005 年より同大学と兼任で日本デザイン専門学校講師として教鞭をとっている。
主な受賞歴(抜粋)
1995 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業制作展 デザイン賞
2003 第14 回生活者のデザイン展 銀賞
2010 Contemporary Toy of the Year 2009 創作玩具公募展 佳作
2013 第4回神戸ビエンナーレ創作玩具国際コンペディション 準大賞 環境芸術学会学会賞 奨励賞

【会場へのアクセス】 会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本デザイン専門学校 渋谷区千駄ヶ谷5-7-3 http://www.ndc.ac.jp/info/accessmap.html
JR 代々木駅または千駄ヶ谷駅、都営地下鉄大江戸線代々木駅 徒歩5 分
東京メトロ副都心線北参道駅 徒歩3 分

ご案内:bukai02_131225.pdf(530k)

毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。

問合せ 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp

第2回プロダクトデザイン教育研究会

 ◆第2回プロダクトデザイン教育研究会のご案内◆

 現在、「デザイン思考」という言葉に代表されるように、経営・企画・サービス・新規ビジネスなど、幅広い分野でデザインを活用することが期待されています。
また、今後の産業振興や地域振興という観点からも、プロダクトデザインの活用が期待されています。そのような状況では、従来の美術系、工学系といった枠組みにとらわれない、新たなデザイン教育が期待されます。
 第2回となるプロダクトデザイン教育研究会では、それぞれ異なる立場でプロダクトデザイン教育に関わる3人の講師のお話をお聞きし、今後のプロダクトデザイン教育について参加者全員で議論したいと思います。
 デザイン教育に関わる人はもちろん、デザイン教育に興味がある方の参加を歓迎します。

◆タイトル:第2回プロダクトデザイン教育研究会
◆日時:12月12日(木)18:30-20:30
◆場所:JIDAギャラリー
    東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4階
    Tel:(03)3587-6391
    http://www.jida.or.jp/site/about/jidasec.html
◆主催:(公社)日本インダストリアルデザイナー協会 教育委員会
◆共催:日本デザイン学会プロダクトデザイン研究部会
◆参加費:無料 定員:20名(先着順)
◆内容:
・デザイン専門学校におけるマインドマップ活用事例 木全 賢
(桑沢デザイン研究所、東京デザイナー学院、横浜デジタルアーツ 非常勤講師)
・女子大学家政学部におけるデザイン教育 大竹 美知子
(共立女子大学建築・デザイン学科 教授)
・デザイン教育に関する社会的要請 大島 義典
(中央総合教育サービス株式会社 常務取締役)
・ディスカッション

——<第2回プロダクトデザイン教育研究会申し込み>———–
宛先 JIDA事務局宛 jidasecアットjida.or.jp (アットを@にして送信)
■お名前:
■ご所属(会社名等):
■連絡先電話番号:
■JIDA正会員/賛助会員/準会員/学生会員/一般/一般学生(1つお選びください)
—————————————————————–

案内:プロダクトデザイン研究部会

下記の平成25(2013)年度 日本デザイン学会秋季企画大会にあわせて、「プロダクトデザイン研究部会」の集まりを企画しました。どなたでも参加可能です。皆さま方の積極的な参加をお待ちしております。

タイトル:プロダクトデザイン研究部会
日時:2013年10月19日(土)13:10〜14:30
場所:多摩美術大学 八王子キャンパスレクチャーホール302教室
内容:プロダクトデザイン関連の研究や作品の発表
・HOTMOCKによるフィジカルラピッドプロトタイピング
 幾原武志(株式会社ホロンクリエイト)
・医療機器による検査における相互の親和性からのインターフェースデザイン
 三枝樹成昭(名古屋造形大学)
・キッズデザインのためのツール開発(仮)
 金井宏水(株式会社TDC)
・体験を考慮したThinkGoodsプロジェクトの活動(仮)
 青木大地(千葉工業大学大学院)
・trending.netでかんたんプロダクトイメージマップ分析
 池田敏彰(株式会社ホロンクリエイト)
・ディスカッション

案内:デザイン教育研究会2013年度_vol.2

教育部会 : デザイン教育研究会2013年度_vol.2のご案内

下記要領にて「デザイン教育研究会 2013年度_vol.2」を開催いたします。
今年度は「教養としてのデザイン」をテーマに掲げ、その2回目の研究会となります。
現代社会ではより一般生活者の中に「デザイン」が意識され、その範囲は年齢やジャンル、地域を越えますます広がってまいりました。デザインの専門性に関わらず、造形や伝達表現の技術的な側面以上に、従来のデザインワークに含まれていた発想や問題解決の方法論などが、社会生活の様々な場面で共有すべき、身につける必要能力であるという認識が高まってきたようにも思います。
「教養」をどの文脈で捉えて語るかは簡単なことではありませんが、立場や経験の異なる方々が集まり、意識の交換が積極的に行われる中で、某かのヒントや可能性を感じていただければ幸いです。 
教育部会主査/金子武志

テーマ「高校・専門学校のデザイン教育における教養とは」
発表者 森中香奈子(東京都立工芸高等学校デザイン科教諭、鶴見大学文学部文化財学科非常勤講師)
日時  2013年9月20日(金) 18:00 〜20:00
会場  東京都立工芸高等学校 視聴覚室 〒113-0033 東京都文京区本郷1-3-9

今回のテーマである“ 高校デザイン教育における教養” について考察するにあたり、実例として工芸高校デザイン科3学年対象教科「デザイン史」の授業内容を挙げたい。これは実技教科に対して“ 座学”と呼んでいる教科のひとつであり、受験科目でもなく、大半の生徒達にはその必要性を感じられない教科である。しかし、教員である私にとって座学の使命とは、高卒就職した本校卒業生が現場で困らない為の“ 教養”、即ち同僚やクライアントとの共通言語を少しでも多く持たせて、生徒達を社会に送り出す事と考えている。
従って「デザイン史」では、“ 授業で得た知識を自らのデザインソースとしてどう生かしていくか? ” を問う課題を設定し、デザイン史の学習内容をなるべく実技教科に近づけるよう工夫している。実例としては、史実に対する正確なリサーチを基に考察を行う、レポートとイラスト制作の課題や、美術史上の任意の様式をリサーチし、ミュージアムショップの商品等を想定したプロダクトデザインを行う課題を、各学期に一つ課している。こうして生徒と共に “ 座学→創造の実学” を目指した授業づくりを行ってきた。その4年間に亘る課題と作品例を紹介し、高校生に与えたい教養について考えたい。

森中 香奈子(もりなか かなこ)
2006 年鶴見大学文学研究科文化財学専攻博士後期課程修了後、同科非常勤講師。2007 年より東京都立工芸高等学校デザイン科教諭。

【会場へのアクセス】 会場が前回と異なります。ご注意ください。
東京都立工芸高等学校 視聴覚室  
〒113-0033 東京都文京区本郷1-3-9 http://www.kogei-tky.ed.jp/
JR 総武線「水道橋」駅下車 東口より徒歩3分  都営三田線「水道橋」駅下車 徒歩2分

ご案内:bukai02_130821.pdf(587k)

毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。

問合せ 東京都立工芸高等学校 森中香奈子(教育部会・事務局)
TEL03-3814-8755 E-mail morinaka_k(at)kogei-tky.ed.jp

第12回情報デザインフォーラム「デザイン・ワークショップ」

今回は、「デザイン・ワークショップ」に関する話題を提供していただき、皆さんとディスカッションをする予定です。現在編集中の「情報デザインのワークショップ」のための情報交換と議論を、参加する皆さんと共有できるとよいと考えています。多様な分野でワークショップを活用しようと考えている方や、情報デザインの教育に関わる方々には、必聴のフォーラムだと思います。

また、あわせて参加者からの パネル発表も予定しています。奮ってご参加ください。情報デザインフォーラムは、毎回とも早い段階で定員一杯になりますので、お早目に申し込んでいただいた方がよいです。皆様の多様な参加と発表を歓迎致します。

テーマ:第12回情報デザインフォーラム「デザイン・ワークショップ」
日時:9月22日(日)14:00-17:30(受付13:30より)
終了後は希望者による懇親会(事前申込)
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス(JR津田沼駅より徒歩3分)
   http://www.it-chiba.ac.jp/institute/campus/tsudanuma.html
主催:情報デザインフォーラム、千葉工業大学デザイン科学科山崎/安藤研究室
共催:日本デザイン学会サービスイノベーション部会
定員:60人(先着順)
参加費:一般1000円、学生は無料、 懇親会費は3500円
詳細申し込み:http://kokucheese.com/event/index/108665/

プログラム(予定)
14:00-14:30 特別講演:IDEOにおけるデザイン思考とワークショップ
  石川俊祐(IDEO Japan)交渉中

14:30-15:10 コミュニケーションデザイン・ワークショップと事例
・「ビジュアルデザイン基礎 とWS」上平崇仁(専修大学教授)
・「インフォグラフィックスとWS」木村博之(チューブグラフィックス代表)
・「ドキュメンテーションとWS」原田泰(公立はこだて未来大学教授)

15:20-16:00 サービスデザイン・ワークショップと事例
・「ユーザー調査とWS」安藤昌也(千葉工業大学准教授)
・「プロトタイプとWS」小池星多(東京都市大学准教授)
・「体験的発想とWS」山崎和彦(千葉工業大学教授)
・「サービス設計のWS」脇阪 善則(楽天編成部ディレクター)

16:10-17:30 パネル発表とディスカッション
・武蔵野美術大学の情報デザインの活動より
・専修大学の情報デザインの活動より
・横浜デジタルアーツ専門学校の情報デザインの活動より
・常葉学園大学の情報デザインの活動より
・日本電子専門学校の情報デザインの活動より
・東京都市大学小池研究室の活動より
・千葉工業大学山崎研究室/安藤研究室より
・上記以外にパネル発表を募集しています。

■パネル発表の募集
パネル発表の形式は、パネルを使用する、モデルを並べる、パソコンの画面で説明する、紙を配って 説明するなど、発表形式は自由です。参加申し込のフォームの「メッセージ」欄に、パネル発表申し込みと記入してください。

■注意事項
 以下の注意事項を満たしていない場合は、事務局でお申し込みを取り消させていただく場合がありますので、随時「申込者リスト」をご確認ください。
1)会場が学校内の為、正しい氏名(フルネーム)と所属を明記のこと。
2)学生の場合は、所属先研究室を明記のこと。
3)以前に本情報デザインフォーラムに申し込まれて、無断でキャンセルされた方はお断りしています。

■参考情報
当日は、千葉工業大学津田沼キャンパスで千葉工業大学山崎研究室/安藤研究室による「Smile Experience オープンラボ2013」が10:00より18:30まで開催していますので、あわせてご覧ください。

案内:デザイン教育研究会2013年度_vol.1のご案内

教育部会 : デザイン教育研究会2013年度_vol.1のご案内

下記要領にて「デザイン教育研究会 2013年度_vol.1」を開催いたします。

毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。

テーマ 「教養としてのデザイン」
発表者 中林鉄太郎(テツタロウデザイン代表 / 日本大学芸術学部デザイン学科非常勤講師)
日時  2013年6月28日(金) 18:00〜20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階共同アトリエ 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1

「デザインの読み書きそろばん」が必要だ。
そう感じたのは若くして起業した人材との接点からだ。一人は女性起業家。ソーシャルイシューに対して、女性をキーワードにしながらビジネスの文法を用いた企画で立ち向かっている。もう一人は、航空会社でジェット機操縦士をしていたが退職し起業した男性。理系の思考を活かした技術でビジネスを立上げ始めている。二人に共通するのは20代後半であることと、デザイン的観点をビジネスに活用したいがデザインの専門教育は受けてないという点だった。
「教養としてのデザイン」は「専門教育としてではないデザイン」と読み替えることで、見渡した地平に手掛かりを見つけることができる。それは「デザインの読み書きそろばん」としてフィットする範囲や深さについて知ることと同じはずだ。しかし同時に「専門教育」についても疑問が湧いた。今日的なデザインへのニーズと期待値に対して、専門教育としてのデザインカリキュラムはフィットしているだろうかと。
他方で「事業企画からデザインへのブリッジ」…は、以前から解決したいテーマだ。この両者の間には多かれ少なかれ谷があり、なかなか橋渡しがうまく運んでいない。日本文化の特徴として挙げられることの多い「ハイコンテクストカルチャー(暗黙の情報を重視)」の側面も加担している。共通言語だと感じていた単語やフレーズが、後々になって異なる意味として理解されていたことが露見し、橋渡し機能不全への指摘があったりする。「教養としてのデザインは判断項目の共有基盤」という切り口から考えてみたい。

中林鉄太郎(なかばやし てつたろう)
桑沢デザイン研究所卒業後、黒川雅之建築設計事務所にて10年間勤務。プロダクトデザインセクションにて、建築設備機器、家電、インテリア雑貨、伝統工芸プロジェクトなどを担当。1997年同社を退社し、テツタロウデザイン設立。プロダクトデザインとデザインディレクションを軸に、拡張するデザインニーズへの展開のビジネス化にも挑戦中。2005年〜日本大学芸術学部デザイン学科非常勤講師、2006年〜桑沢デザイン研究所夜間部非常勤講師、2012年〜芝浦工業大学デザイン工学科非常勤講師。共著書『マルちゃんはなぜメキシコの国民食になったのか〜世界で売れる商品の異文化対応力』(日経BP社/2011年)。

【会場へのアクセス】 会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本大学芸術学部 江古田校舎 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 
http://www.art.nihon-u.ac.jp/access/
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12分
関東バス JR中野駅〜江古田駅(10分間隔で運行)乗車時間15〜20分 

添付ファイル:bukai02_130628_2.pdf(647k)

問合せ 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(@)ndc.ac.jp

案内:デザイン教育研究会2013年度活動の予定

デザイン教育研究会主査:金子武志(日本デザイン専門学校)

毎年2〜3回のペースで研究会を実施しておりますが、今年度は「教養としてのデザイン」をテーマに据えた研究会の企画を予定しております。
これまでデザイナー、或は生産する側を中心に専門的なスタンスで語られてきた「デザイン」。そして専門分野、或は高等教育という視点で語られる事が多かった「デザイン教育」ですが、現在の社会活動の中ではもっともっと一般の人々の日常の中に「デザイン」があり、その領域や分野は更に広がってまいりました。造形や視覚伝達表現の技術的側面以上に、考え方や発想、問題解決の方法論など、もはやデザインを専門にするしないにかかわらず、さまざまな仕事や生活の中で共有すべき意識であり必要能力であるという認識が高まってきたようにも思います。
今年度のテーマは、昨年度の研究会(テーマ:基礎デザイン)で度々登場した「ベーシック」「こどものデザイン教育」「教養としてのデザイン教育」「生きるためのデザイン教育」「義務教育課程のデザイン教育」というキーワードに通底する「教養としてのデザイン」に焦点を当て、皆さんと意識の交流を進めて行きたいと思います。

尚、本研究会はデザイン、美術、工芸、などの教育現場に携わる方、デザイナー・クリエーターの方、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方など、デザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加していただけます。是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。

【2013年度の予定】
「教養としてのデザイン」を考える1年、第2回・第3回も企画中です。昨年度テーマの「基礎デザイン」から続いて、初等〜高等教育を通して視野にいれてゆくべきデザイン教育についてとりあげ、様々なフィールドから講師をお招きする予定です。

第1回 6月28日(金)18:00~20:00 日本大学芸術学部 http://www.art.nihon-u.ac.jp/
「教養としてのデザイン」(講師:中林鉄太郎 テツタロウデザイン代表 /日本大学芸術学部デザイン学科非常勤講師)
「デザインの読み書きそろばん」が必要だ。(中略)「教養としてのデザインは判断項目の共有基盤」という切り口から考えてみたい。(ニュースより)詳細はニュースをご覧ください。

第2回 9月20日(金)18:00~20:00 都立工芸高校 http://www.kogei-tky.ed.jp/

第3回 1月24日(金) 18:00~20:00 日本デザイン専門学校 http://www.ndc.ac.jp/ 

添付ファイル:bukai02_130628_1.pdf(640 KB)
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日本デザイン学会教育部会公式Webページでもニュースをご覧いただけます。
https://jssd.jp/modules/tinyd5/index.php?id=51

問合せ・連絡先 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(a)ndc.ac.jp

アキッレ・カスティリオーニの会

アキッレ・カスティリオーニの会について連絡します。
皆様のお越しをお待ちしています。

趣旨:アキッレ・カスティリオーニは、デザイナーの父のような存在です。イタリアのモダンデザインを作った人と呼んでもおかしくないと思います。これまでに、家具、照明、グラスウェア、家電などのデザインや展示空間のデザインで数多くの名作を生み出してきました。

今回は、アキッレ・カスティリオーニをテーマに、『アキッレ・カスティリオーニ -自由の探求としてのデザイン -』の著者でローマ在住の多木陽介氏より話題を提供してもらい、講演とワークショップを通してカスティリオーニの魅力を把握し、参加者でカスティリオーニのデザインアプローチや魅力について議論します。
皆様のお越しをお待ちしています。

タイトル:アキッレ・カスティリオーニの会
日時:2013年6月16日(日)13:00-17:30
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス(JR津田沼駅より徒歩3分)
主催:千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室
参加費:3500円(講師料・飲食費)
定員:20名(先着順)
申込:http://kokucheese.com/event/index/83718/
内容:
13:00-13:10 「モダンデザインから学ぶ」、山崎和彦氏(千葉工業大学、教授)
13:10-14:40 「カスティリオーニのデザイン思考」、多木陽介(演出家、アーティスト)
14:50-16:20 「モノの観察ワークショップ」、多木陽介(演出家、アーティスト)
16:30-17:30 「ディスカッションとミニパーティ」

プロダクトデザイン教育研究会のご案内

趣旨:現在、「デザイン思考」という言葉に代表されるように人間中心やクリエイティブなデザインアプローチを経営・企画・サービス・新規ビジネスなど、幅広い分野でデザインを活用することが期待されています。また、今後の産業振興や地域振興という観点からも、プロダクトデザインの活用がより期待されています。
このような背景を考慮して、今後のプロダクトデザイン教育について、3人の講師のお話をお聞きして、参加者全員で議論をしていきたいと思います。
デザイン教育に関わる人はもちろん、デザイン教育に興味がある方の参加を歓迎します。

タイトル:第1回プロダクトデザイン教育研究会
日時:3月26日(火)18:30-20:30
場所:JIDAギャラリー(六本木アクシスビル4階)
   http://www.jida.or.jp/site/about/jidasec.html
主催:日本インダストリアルデザイナー協会
   アクレディット委員会、東日本ブロック教育研究会
共催:日本デザイン学会プロダクトデザイン研究部会
参加費:無料 定員:20名(先着順)
申込:http://kokucheese.com/event/index/77716/

内容:
・デザイン思考とサービスを考慮したデザイン教育、山崎和彦(千葉工業大学)
・プロダクトデザイン教育事例(社会人)、横田 英夫(ノーバス)
・プロダクトデザイン教育事例(大学)、佐藤弘喜(千葉工業大学)
・ディスカッション

プロダクト/サービスデザイン研究会

プロダクト/サービスデザイン研究会の参加者へ

会場の詳細およびプログラムの詳細が決定いたしましたので、ご連絡します。

会場は拓殖大学の正門に入らず、正門を右に300mほど歩き、さらに右に10m行った「国際教育会館」という場所のF館ですので、ご注意ください。また、プログラムは開始時間を13:00(受付12:30)に変更していますので、ご注意ください。
皆様のお越しをお待ちしております。

■タイトル:これからのサービスとプロダクトのデザイン
■日時:1月27日(日) 13:00 – 17:00(受付は12:30より)
■会場:拓殖大学・文京キャンパス・国際教育会館F館3階(茗荷谷駅より徒歩10分)必ず下記の地図で確認してください。
   http://www.takushokuu.ac.jp/map/bunkyo/map_b.html
■主催:日本デザイン学会プロダクトデザイン研究部会
     サービスイノベーションデザイン研究部会
■共催:日本インダストリアルデザイナー協会アクレディション委員会
■会費:参加費1000円、学生参加費無料
■参加申込:http://kokucheese.com/event/index/66692/
■定員:65名(申込順)

■詳細プログラム
1)講演
13:00 主催者挨拶
13:05 講演「エスノグラフィーとデザイン」佐々 牧雄(パロアルト研究所・UXシニアリサーチャー)
13:30 講演「マイクロものづくりとデザイン」三木 康司(enmono・代表)

2)口頭発表
14:00 口頭発表「感性とサービス」山中敏正(筑波大学)
14:15 口頭発表「サービスオリエンティドデザイン」上田義弘(富士通デザイン)
14:30 口頭発表 「ファブリケーションとこれからのデザイン」竹末俊昭(拓殖大学)
14:45-14:55 休憩
14:55 口頭発表「感性とプロダクト」佐藤弘喜 (千葉工業大学)
15:10 口頭発表「サービスデザインとは」古屋繁(芝浦工業大学)
15:25 口頭発表「海外のデザイン教育」小野健太(千葉大学)
15:40 口頭発表「エクスペリエンスから出発するデザイン」山崎和彦(千葉工業大学)
15:55 口頭発表「ソフト・イノベーションによる製品価値創出」渡辺俊生(中部デザイン研究所)
16:10 口頭発表「参加型デザインの手法を用いたICTサービスデザイン」大野健彦(NTTサービスエボリューション研究所)
16:25 休憩・準備

3)パネル発表/質疑/懇親会
16:35-17:00(必要に応じて、最大17:20分まで延長)
・パネル発表「ブランド体験を考慮したエクスペリエンスデザインのための手法の研究」黒坂晋(千葉工業大学)
・パネル発表「誰でも簡単!多変量解析サイト『trending.net』」池田敏章(ホロンクリエイト)
・パネル発表「デジタル・エクスペリエンス『HOTMOCK』を作ろう」幾原武志(ホロンクリエイト)
・パネル発表「モバイルのためのテクスチャーデザイン」楊舜翔(千葉工業大学)
・パネル発表「旬を楽しむための食育デザイン提案」河西真柚子(千葉工業大学)

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■口頭発表者へのお願い
・会場にプロジェクターの準備をします。
・12:30までに会場にこられて機材のチェックをしてください。
・発表は発表時間14分、交代時間1分
・発表終了1分前に呼び鈴1回、終了時に呼び鈴2回鳴らします。
・発表終了時間で呼び鈴が2回なりましたら、発表途中でも終了してください。
・質疑は最後にまとめておこないます

■パネル発表者へのお願い
・会場に机の準備と壁面を活用することができます。
・12:30までに会場にこられて、ポスター等の掲示をしてください。
・電源を使われる方は、電源の延長ケーブルを持参してください。
・各自1分の発表をお願いします。(終了時に呼び鈴1回)

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