会報 NO.235号
発行人:佐藤弘喜 / 編集人:池田美奈子 / 発行所:日本デザイン学会
1:追悼
2:支部活動報告
3:研究部会活動報告
4:委員会活動報告
5:理事会・運営委員会議事録
6:会員の移動
1:追悼
西川潔先生を偲んで
岐阜大学 山本政幸
筑波大学名誉教授の西川潔先生が2025年3月25日、78歳にてご逝去されました。
西川先生は1971年に東京教育大学(現筑波大学)大学院を修了され、77年に同大学助手に着任後、筑波への移転時に設置された芸術専門学群視覚伝達デザインコースの専任教員になられました。長きにわたってデザイン教育に従事されたのち、芸術学系長、芸術専門学群長、そして副学長という役職を歴任されました。また学外では日本デザイン学会理事、基礎デザイン学会副会長を兼任され、全国規模のデザイン学研究の推進に尽力されるとともに、サイン計画・色彩計画の第一人者として、理論と実践の両面からヴィジュアルデザインの進展に大きく貢献されました。
戦後の新制大学発足時に東京教育大学に構成専攻を創設した高橋正人教授が、伝統的な家紋や紋章をヴィジュアルデザインの観点から類別・分析しました。西川先生は恩師によるそうした研究成果を「豊かな情報源」ととらえられ、ヨーロッパの古都の街並みを彩るさまざまな風貌の看板を、広範囲の現地調査を経て集約されました。刊行された『old signs─ヨーロッパ伝統の看板』(1981年)や『ビレッジサイン─英国フォークロアのデザイン』(1998年)では、写真撮影によって解像感に満ちたシンボルの造形美を伝えられました。手先が巧みな西川先生は、まさに故きを温ねて新しきを知るかのように、病院や大学を含む公共施設や地方自治体の公共空間のための大規模なサイン計画・色彩計画を手がけられ、機能に美を重ねたヴィジュアルデザインの効力を具体化されました。そうした実例の解説書『サイン計画デザインマニュアル─医療・福祉施設を事例として』(2002年)では、現代社会に不可欠な課題解決の見地から、文字と図とその配色によって形成するサイン計画の奥義をわかりやすく図解されています。
西川先生の授業については、諸先輩方から「厳しかった」と聞いたことがありますが、デザイン技能習得のための綿密さを想像できる、うらやましい噂話だったのかもしれません。私が学んだ頃にはとても温厚なお人柄でしたが、デザイン制作についてはやはりきめ細かく丁寧なご指導をいただきました。とりわけ先生が重視するタイポグラフィ領域については、文字や組版の基本原則だけではなく、書体デザインに関する深い歴史と背景を把握するよう手ほどきを受けました。ゼミにてかつての北欧オリンピックのポスターを取り上げた際、活字書体を下地としない不安定な文字に対する私の後ろ向きな見方を抜本的に正されました。手書きのレタリングによる文字の形態にはその国や地域独自の個性が染みわたっており、活字書体に匹敵かそれ以上の美しさが備わっているはずとの貴重なご指南でした。このご助言は私の研究テーマの起点となったことから、今なお忘れることができません。
西川先生は学術的な国際交流にも熱心に取り組まれ、デザイン学研究に盛んな英国ブライトン大学の客員教授も兼務されました。私が大学院在学中に西川先生が招かれた同大学の若手講師ロドニー・ミリアス先生からは、木製活字やカリグラフィペンを自作するところから欧文タイポグラフィに必要な基礎を学びました。そのロドニー先生は帰国後にブリティッシュ・エアウェイズ(英国航空)のCIロゴ専用書体Myliusを完成した究極の達人でした。また西川先生と親密な関係にあった英国在住の河野英一先生は、ロンドン地下鉄のサインや車両の専用書体New Johnstonを設計された著名な書体デザイナーで、私の留学時にはタイポグラフィ関連の歴史的な要所各地に連れ立っていただきました。現在も使われ続ける巨大な公共交通機関の航空会社や地下鉄のロゴやサインを出張時に見るたびに、西川先生の厚い人脈によって深い学びを得られた至福な院生時代を思い起こします。
西川先生からお祝いや英国のお土産としていつもいただいていたのは、カメラで撮られた美しい風景の写真作品でした。筑波大学に着任される以前には、撮影活動を極められたのちに名門写真ギャラリーにて個展を開かれ、他校写真学科でも教鞭をとられていたことをかなり後で知りました。『写真集・間𨻶の風景』(1978年)には大辻清司先生や勝井三雄先生から刊行に寄せる文章が添えられており、西川先生のデザイン制作が繊細な写真描写と表裏の関係にあることをあらためて知りました。かつて西川先生の研究室では、座られている背後の本棚に興味をそそられるタイポグラフィ関連の洋書が並び、机上には高性能なスナップカメラがいつも置かれていたことを思い出します。
もう一人の育ての親のようにたいへんお世話になり、本当にありがとうございました。謹んで心よりご冥福をお祈り申し上げます。
2:支部活動報告
第1支部活動報告
支部長:福田大年、副支部長:坂川侑希
第1支部(東北・北海道地区)は、仙台、札幌、函館、秋田、山形、八戸、盛岡を舞台に、地元住民、学生、教員、他地域住民らがフラットに地域デザイン実践の知見を交流する「地域に開かれた学会」を目指して活動している。2024年度「第15回第1支部大会」は、9月28日(土)、29日(日)に北海道函館市で開催した。本年度の参加者は、東北・北海道のみならず、関東、東海、関西など幅広い地域から集まり、地元企業の方からの参加、発表もあった。大会概要は以下の通りである。
第15回(2024年)第1支部大会の概要
- テーマ:ところがどっこい
- 日時:2024年9月28日(土)10:00〜17:00、29日(日)10:00〜15:00
- 場所:道立道南四季の杜公園 / 公立はこだて未来大学 / 函館市西部地区
- 参加者:68人(学会員以外の社会人7名、第1支部幹事9名、その他大学教員9名、大学院生17人、学部学生26人)
- 大会幹事校:公立はこだて未来大学(島影圭佑、元木環、安井重哉)
大会テーマ「ところがどっこい」の意図
本大会のテーマ「ところがどっこい」は、「地域」を「デザインが行われる現場」と広く捉え、デザイン実践を研究として捉える時に起こる魅力のひとつから発想して設定した。開催地である函館は観光地として知られており、会場となる公立はこだて未来大学も開学時から学習環境デザインが考慮された特徴的な空間で知られる大学である。しかし、実際に暮らしてみると、イメージとは異なる側面も多々あることがわかる。そもそも実際の現場でデザインをする(やって、みて、考える)ことは、想定外の視座や原理にでくわすことでもあり、年月や利活用を経て、これまでの常識や定説を捉え直さざるを得ない状況になるような経験は、デザイン実践や実践研究に携わる者であれば身に覚えがあることだろう。研究発表では、それぞれの環境や出来事を含めて参加者同士の交流により捉え直すことで、各自のデザイン実践研究の議論検討が進み、その魅力を共に味わうことを意図として実施された。
プログラム
1日目午前(参加者 53名)
フィールドワーク+ワークショップ1「函館の『裏』を歩いてみる」
企画チーム|写真日記の説明と紹介:坂井田瑠衣(公立はこだて未来大)/ 杜を一緒に歩く人:島影圭佑、平野智紀、安井重哉(公立はこだて未来大) / いろいろとりまとめ:元木環(公立はこだて未来大)
函館の山の方、未来大に隣接する杜(道立道南四季の杜公園)にて、フィールドワークを行い、参加者で共有した。最初に「写真日記」という形式及び手法を学び、その後少人数のグループで歩き、各自の味わいを写真日記で定着させた。いくつかの例を共有したあと、午後からの会場である大学に戻り、各自の写真日記を壁に掲示し発見などを共有した。
1日目午後(参加者 71名)
研究発表・発表省察・共有会
ポスター発表18件、ライトニングトーク:17件、カタリスト(発表者兼ねた方を除く:8人)
発表会の最後には、カタリスト役を担っていただいた参加者の方から、それぞれが選ぶ「気になった発表」についての紹介を行った。それぞれ自身が向き合う現場や実践に違いはあっても、実践研究として捉えることで共通する知見が得られていることがわかるなど、支部大会らしい規模と距離感を活かした研究会が行われた。その後、参加者40人と懇親会を実施した。
2日目(参加者43名)
フィールドワーク+ワークショップ2「函館の『奥』を歩いてみる」・省察と共有会「WS2と大会を振り返る」(函館市大町町会館)
企画・世話人|坂井田瑠衣、島影圭佑、元木環、安井重哉(公立はこだて未来大)
函館の海の方、西部地区の先端(DEEP WEST)を訪ね、観光では立ち入ることがないような函館を味わった。古くからの手法でイカの塩辛を作られている小田島水産を訪問したあと、各自で西部地区のフィールドワークを行い、午後には会場である町会館に集合し、午前の発見を写真日記にした。最後に、2日間のフィールドワークと「写真日記」を体験するワークショップ、研究発表での議論や情報交換も含め、大会全体を振り返る省察と共有会を行った。
本大会では、函館の「裏」と「奥」での人と自然の営みを、社会デザイン実践活動をする参加者らの多様な視点で見つめ、表現し、語り合った。その結果、「省察と共有会」では参加者自身の日常活動での意識や行動原理を炙り出す意見交換がなされた。
第16回(2025年)第1支部大会の計画
2025年度の第16回第1支部大会は、2025年11月8日(土)、9日(日)に支部エリアを超えた新潟県三条市での開催を予定している。三条市民が企画・実施する三条マルシェと連携し、地域に根差した「あきない(商い・飽きない)」活動を捉え直すことから、日常の営み・生活世界の中にある社会的デザイン実践の意識と行動原理を炙り出すことを試みる。第3支部との連携企画も第1支部大会内で実施予定である。
第2支部活動報告
支部長:伏見清香、副支部長:加藤健郎
第2支部企画:見学・講演会の報告「デジタル庁」
2025年3月17日(月)、デジタル庁での対面とオンラインのハイブリッド形式で、デジタル監 浅沼尚様に、日本のデジタル化に関する同庁の取り組みについて解説していただくとともに、デザインの実務者・研究者との質疑応答が行われた。本会の参加登録者は44名であり、活発な意見交換が行われた。
- 日時:3月17日(月)15:30-16:00
- 会場:デジタル庁よりオンライン配信
- 講演テーマ:「デジタル庁の取り組み」
- 講師:浅沼尚 氏 (デジタル庁 デジタル監)
3:研究部会活動報告
デザイン史部会
主査:立部紀夫
コロナ禍を含む諸事情により、しばらくの間部会活動を実施できずにいたが、今年度は下記の発表形式の会合を開催することができた。
第43回研究会
- 日時:2025年3月15日
- 会場:マイ・スペースCafeMiyama渋谷東口駅前店
- テーマ:漆喰鏝絵と「漆喰看板」について
- 講師:立部紀夫
デザイン科学研究部会
主査:松岡由幸
2024年度は、デザイン科学の基礎的な理論や実践に用いる方法・視点などをテーマとし、日本設計工学会やデザイン塾と共催のもと、以下の講習会を実施した。
- 「『不確かさ』に対して頑強な設計の知恵:『高機能化・多機能化』と『安心』のはざまで、設計にできること」2024年6月19日、松岡由幸
- 「プラスチック製品開発講習会:プラスチック独自の魅力を引き出す、『10』のノウハウ」2024年7月3日、松岡由幸
- 「感動と創造:心を動かすモノ・コトづくりのために」2024年7月10日、松岡由幸
- 「デザイン科学セミナー:新価値創造をもたらす3つの理論、その応用~『革新性』と『完成度』を同時に実現する」2025年1月10日、松岡由幸、宮下朋之、加藤健郎、佐藤浩一郎、井関大介、平尾章成
また、2024年6月に開催された春季大会ではテーマセッション「多空間デザインモデル、デザイン理論・方法論」が企画され、多くの方々との活発な議論を行った。さらに、2024年7月18日には、デザイン塾と共催のもと、「デザインとデザイン科学のよもやま話」を開催し、100名を超える参加者であった。
2025年度は、昨年度に引き続き、デザイン科学の基礎的な理論や実践に用いる方法をテーマとした講習会の実施を日本設計工学会やデザイン塾との共催で実施する。具体的には、以下をzoomにて実施する。
- 「感動と創造:心を動かす者・コトづくりのために」6月18日
- 「新価値成長をもたらす「デザインと設計のあいだ」7月16日
- 「不確かさに対して頑強な設計の知恵」7月3日
また、10月以降には、「時間軸を組み込むタイムアクシスデザイン」、「製品開発のためのデータサイエンス」、「デザイン科学セミナー」を実施予定である。さらに、6月28日には春季大会でデザイン科学テーマセッション、7月18日には「デザイン塾」を実施予定であり、多くの方々との活発な議論を期待している。
プロモーションデザイン研究部会
主査:青木史郎
プロモーションデザイン研究部会は、「促進する助長するという側面」が含まれているとの視点からデザインを捉えたらなら、どのような景色がみえるかを研究課題としている。具体的な研究素材については、メンバーの多くが実践してきた20世紀のデザインを素直に研究素材として語り直してみることが重要とではないかと気づき、「インハウスデザイナーと彼らが展開したデザイン活動」に焦点をあて研究を進めている。
2022年から、インハウスデザイナーが成し遂げたこと、実現したかったことを検証しようと共同研究を開始し、デザイン学会大会での2回のオーガナイズドセッションを経て、2024年末には『デザイン学研究 特集号 109号 インハウスデザイナーが生みだした資産−新しい領域開拓を模索した1990年代』をまとめることができた。これは日産、三菱、NEC、東芝、日立の1990年代デザイン政策を、それぞれの当事者によって「読み直し」したものである。
そして今年3月、現役のデザイン部門長を招き、シンポジウム「インハウスデザインの資産−これまでとこれから」を開催した。ここではデザインを学び始めた学生から70歳を超える研究メンバーに至るまで、世代を遥かに超えた参加者によって、課題を共有し討論することができた。そして2025年度は、このシンポで提示された「デイナーは職業ではなく、ある種の属性ではないか」との意見見解をもとに、「デザイナーという存在」についての研究と討論を進めていく予定である。
なお「プロモーションデザイン研究部会」の研究報告は、「デザイン振興政策アーカイブ」ウエブの「研究フォーラム」に順次掲載している。是非ご覧いただきたい。
子どものためのデザイン部会
主査:田邉里奈
2024年度は、第71回 春季大会において12年目となるテーマセッション「子どもたちのためのデザイン」を開催し、12件の口頭発表があった。会場では活発な質疑や意見が交わされ、今回も多くの方々と新たな知見を共有できた。また、テーマセッション後に「子どものためのデザイン部会・OpenSIG.」として、ライトニングトーク形式による「子どものためのデザイン活動報告会」を実施した。各自の取り組みを短時間でプレゼンテーションし、ディスカッションするということを参加者全員が順に行い、和気藹々とした雰囲気の中、部会員の多様な取り組みを共有することができた。
2025年度も第72回 研究発表大会においてテーマセッション「子どもたちのためのデザイン」を開催する。また、これまで好評であった「子どものためのデザイン部会・OpenSIG.」も当部会独自の企画として実施していく。その他にも、下記の部会サイトを通した部会員の研究や活動に関する情報共有・交流を活発にしていく予定であるため、下記のサイトにて情報発信をご希望の方は主査または幹事までご連絡いただきたい。
日本デザイン学会「子どものためのデザイン部会」
タイムアクシスデザイン研究会
主査:柳澤秀吉
2024年度においては、6月に開催された春季大会でのテーマセッションとタイムアクシスデザインの基礎的なタームをテーマとした講習会を実施した。春季大会にて、テーマセッション「タイムアクシスデザイン」をデザイン科学研究部会との合同セッションで実施し、口頭発表7件が行われた。セッション中は多くの質疑がなされ活発な議論を行うことができた。
2025年度は、昨年度に引き続き、春季大会におけるテーマセッションを実施していくとともに、部会内で議論する場を設定し、タイムアクシスデザイン領域における研究の推進を図っていく。具体的には、6月に開催される春季大会にて、テーマセッション「タイムアクシスデザイン」を企画している。これらの実施を通して、多くの方々と活発な議論を展開できることを期待している。
4:委員会活動報告
日本学術会議 (第1)
担当:井口壽乃
14の学会からなる藝術学関連学会連合は、年に1回公開シンポジウムを企画・開催してきた。2025年第19回公開シンポジウムはテーマを「藝術と万国博覧会」とし、5月31日に大阪大学中ノ島芸術センターにて開催した。日本デザイン学会からはパネラーとして、暮沢剛巳氏(東京工科大学デザイン学部・教授)「大阪万博における祝祭と廃墟―丹下健三と磯崎新」が推薦され発表した。
過去のシンポジウムについての記録と詳しいプログラムはHPをご覧ください。
学会誌編集・出版委員会
委員長:池田美奈子
デザイン学研究 特集号については、『110号 デザインの学び』(31巻2号)を2025年3月31日に、『111号 環世界でデザインする』(31巻2号)を6月1日に発行した。『112号 農業デザイン(仮題)』『113号 デザイン学の国際化の歴史(仮題)』が進行中である。112号はデザイン学会春季研究発表大会における農業デザインをテーマにしたオーガナイズドセッションに基づく論考を加えて7~8月に入稿の計画である。113号は資料収集と構成を決定し、執筆者への寄稿依頼の準備を進めている。2025年度中に114号まで発行し、2026年度から『叢書 デザイン研究』の出版に移行する。
会報は、オンライン化に伴い、会員間の情報共有と学会活動のアーカイブとしての役割を目指した編集を検討していく。市販図書として「叢書 デザイン研究」を2026年5月に創刊し、年1冊、継続的に一般書籍として出版していく予定である。創刊号は「デザインとデザイン学」をテーマとし、12の論考とテーマに沿った座談会、デザイン8分野の作品とその批評を収録する。
作品審査委員会
委員長:横溝賢
作品審査委員会は2024年度・作品集第30号から新体制となった。新たな体制は、池田美奈子(Edit-and-Design)、小泉雅子(多摩美術大学)、水津功(愛知県立芸術大学)、森山貴之(横浜美術大学)、横溝賢となる(五十音順)。このメンバーで取り組んだ主な課題は、年度内刊行を実現する審査体制づくりである。ここ数年、査読者の慢性的な不足が原因で、作品集の年度内刊行が実現できなくなっていた。本委員会では、第30号に投稿された作品のデザイン分野をカテゴライズした上で、各分野の専門家・研究者に声がけをして60名体制の査読ネットワークを構築した。これにより審査委員会は第三査読者の立場で審査内容を精査しながら進行管理に専念することが可能となり、無事に年度内刊行を実現することができた。2025年度も前年度と同様のスケジュール感で進行する予定である。具体的な審査プロセスはJ-stage掲載の「奥付け」を参照されたい。
2025年度は、実践者のデザイン知を扱う作品集の社会的認知の向上を目標に、6月の全国大会オーガナイズドセッション(以下、OS)にて、パネリストや学会参加者らと共に作品集の学術的価値や可能性について議論する。委員会では、学会OSでの議論を下地にして作品集の学術的な位置付けの明文化を図る。それとともに、第31号の審査・編集を通じて、実践者のデザイン知の所在を協働的に明らかにする論述および査読の作法についても継続して検討する予定である。
論文審査委員会
委員長:和文担当 佐藤浩一郎
英文担当:柳澤秀吉
2024年度の投稿論文数は、和文誌『デザイン学研究』では46件、英文誌 『Journal of Science of Design』では15件となった。掲載件数は、論文19件(和:13件、英:6件)、論説1件(和:0件、英:1件)、報告20件(和:15件、英:5件)とである。ご投稿いただいた会員の皆様に御礼を申し上げる。
また、英文誌 『Journal of Science of Design』については学術水準の確保と国際的認知度の向上に向け、会員による投稿の無料化、webサイトの立ち上げなどを進めた。2024年度も多くの先生方に論文審査にご協力いただき,大変貴重なご意見やご指摘をいただきましたこと、この場をお借りして深く感謝申し上げる。
※以下、ご協力いただいた先生方
記(敬称略、順不同)
CHANG Ikjoon、Cruz Guerra Guerra Christian、HO Meng-xun、Hung Chi-Sen、LIN Chang-Rong、LO TSAI-YUN、LOH Wei Leong、LU Chia-Chen、TSAI Tung-Jen、WANG Chao-Ming、ZHANG Jue、ZHENG Meng-Cong、青木宏展、赤木里香子、赤澤智津子、蘆澤雄亮,池田岳史、石川義宗,磯野誠、伊藤孝紀、井上征矢、猪股健太郎、伊原久裕、今泉博子、岩城達也、植田憲、大泉義一、大鋸智、大島直樹、小川直茂、柿山浩一郎、片山めぐみ、加藤健郎、川合康央、北神慎司、桐谷佳惠、久保田善明、久保光徳、後藤礼圭、小山慎一、近藤祐一郎、五月女賢司、佐々牧雄、佐藤公信、佐藤浩一郎、諸葛正、白石光昭、菅靖子、杉野幹人、杉本美貴、曽和英子、曽和具之、田中遵、田中みなみ、土屋篤生、寺内文雄、中島永晶、中島瑞季、永見豊、中本和宏、永盛祐介、生田目美紀、平田一郎、前川正実、槙究、森下あおい、森野晶人、山本早里、山本政幸、李俐慧、林佳音
2025年度は、昨年度に引き続き、デザイン学領域の研究・教育基盤のさらなる向上に向けた活動を推進していく。和文誌『デザイン学研究』については採択論文の多様性の拡充、投稿数の増加や審査期間のさらなる短縮を目指していく。英文誌 『Journal of Science of Design』については学術水準の確保と国際的認知度の向上に向けた制度変更を検討していくとともに,投稿数の増加を目指す。昨年度に引き続き、多くの会員の皆様にご投稿いただけるよう、迅速な対応を推進していく。
学会各賞選考委員会
委員長:松岡由幸
2024年度学会より、研究活動の推進を図るべく、各賞授賞制度を一部変更した。まず、「優秀研究賞」と「フロンティア論文賞」を新たに追加した。さらに、年間論文賞と年間作品賞の名称については、「年間」を削除した。それを受け、2024年度の学会各賞選考結果は、以下のように、特別賞1件、優秀研究賞3件、研究奨励賞1件、フロンティア論文賞2件、論文賞2件、功労賞4件、合計13件であった。
- 特別賞:長谷高史氏『環境デザインを主とした永年の制作実績及び学会活動、また若手研究者、デザイナーの育成等の功績に対して』
- 優秀研究賞:阿部真理氏『木材を中心とした自然材料による家具等の開発研究』
- 優秀研究賞:伊藤孝紀氏『環境演出の体系化に基づくデザイン方法の提案と展開に関する研究』
- 優秀研究賞:白石照美氏『室内空間認知と家具開発に関する一連の研究』
- 研究奨励賞:青木宏展氏『歴史的造形物のデジタルデータ活用を主とした地域活性化デザイン』
- フロンティア論文賞:Takeo KATO氏、 Mitsunori WADA氏、 Yasuhide KISHITANI氏『KEYWORD GENERATION SYSTEM BASED ON DESIGN MODEL AND CO-OCCURRENCE WORD LEARNING』
- フロンティア論文賞:堀川将幸氏、黄輔立氏、佐藤浩一郎氏、寺内文雄氏『サービス利用による精神価値向上のための経験価値変化モデルの提案』
- 論文賞:Kei Matsuoka氏、 Koichiro SATO氏、 Fumio TERAUCHI氏『IMPRESSION EVALUATION OF DECORATIVE FILMS USING THE SPECTRAL RADIANCE RATIO(1)&(2)』
- 論文賞:石川義宗氏『日本のインダストリアルデザインの理論的特徴』
- 功労賞:五十嵐浩也氏(長年にわたる学会運営ならびに学術活動においての特段の貢献に対して)
- 功労賞:森田昌嗣氏(同上)
- 功労賞:岡田明氏(同上)
- 功労賞:久保雅義氏(同上)
2025年度も、2024年度と同様に活動の活性化を図っていく。選考委員会の構成委員には、昨年度に優秀研究賞を受賞された阿部真理氏、伊藤孝紀氏、白石照美氏にご参加いただき、以下に示す合計15名で行う。構成委員:松岡由幸(委員長)、渡邉誠(副委員長)、佐藤浩一郎(幹事)、阿部真理、井口壽乃、伊藤孝紀、小林昭世、工藤芳彰、久保光徳、白石照美、杉下哲、村上存、柳澤秀吉、山中敏正、横溝賢
5:理事会・運営委員会議事録
日本デザイン学会2024年度第3回運営委員会議事録
記録:佐藤浩一郎
- 日時: 2025年2月1日(土曜日)15:00-17:00
- 場所: オンライン
- 出席者: 佐藤(弘)、小野、井口、池田(岳)、池田(美)、伊藤、岩田、植田、柿山、加藤(大)、加藤(健)、小泉、黄、小早川、坂川、佐々、水津、富田、福田、伏見、横溝、吉武、蘆澤、中島、佐藤(浩)
- 欠席者: 大島、上平、工藤、小林、曽我部、滝本、田村、土井、前川、永盛、森山、山中、柳澤
1. 会長挨拶
佐藤会長より、挨拶がなされた。
2. 2024年度第5回理事会議事録の承認 (佐藤本部副事務局長)
2024年度第5回理事会議事録案が示され、承認された。
[審議事項]
3. 2025年度春季大会について(柿山実行委員長)
柿山実行委員長より、組織案、テーマ案「くんずほぐれつ、デザインする」、基調講演、大会幹事校OS企画、およびエクスカーションに関する準備状況の説明がなされた。審議の結果、内容について承認され、引き続き、準備を進めていくこととなった。
4. 2025年度春季大会オーガナイズドセッションについて(工藤総合企画委員長、(代)佐々総合企画委員)
佐々総合企画委員より、開催校企画1件、会員企画4件、理事会企画2件の応募があったとの説明がなされた。審議の結果、会員企画1件を除く6件を採択することとなった。
5. 2025年度春季大会テーマセッションについて(柿山研究推進委員長)
柿山研究推進委員長より、6件の申請がなされたとの説明があった。審議の結果、6件が承認された。また、同一テーマセッション内での聴講者分散を抑制するために1テーマセッション24件を目安に上限を設け、部会による発表者選定から外れた発表については他の一般セッションでの発表にまわすこととなった。
6. 「デザイン研究」創刊号の企画について(井口市販図書企画委員長 池田学会誌編集委員長)
井口市販図書企画委員長と池田学会誌編集委員長より、特集号の市販図書化創刊号における内容について提案がなされた。具体的には、テーマは「デザインとデザイン学」とし、5つのコンテンツで構成されており、これらについて承認された。引き続き、発刊に向けて準備を進めていくこととなった。
7. 2025年度日本デザイン学会第1支部大会企画案(福田第1支部長)
福田第1支部長より、支部の発表大会における地区外での開催と他支部との連携の可能性について提案がなされた。審議の結果、承認され、他支部との積極的な連携の推進についても確認がなされた。
8. 2025年度藝術学関連学会連合シンポジウムについて(井口学術会議担当理事)
井口学術会議担当理事より、本学会パネラーとして暮沢剛巳氏の推薦がなされた。審議の結果、承認された。
9. 会員の移動について(佐藤本部副事務局長)
事務局に提出された書類を回覧・審議した結果、下記が承認された。
- 入会:正会員8名(内外国人会員2名) / 学生会員2名(内外国人会員2名)
- 退会:正会員6名 / 学生会員1件
- 休会:正会員2名 / 学生会員1件(内外国人会員1名)
10. 「デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術」を振り返るシンポジウムに対する後援について(小早川担当理事)
小早川担当理事より、当該シンポジウムに関する後援依頼について説明がなされた。審議の結果、後援について承認された。
11. 作品集の投稿規程、執筆要領等の整理と公開について(横溝作品審査委員長)
横溝作品審査委員長より、投稿規程、執筆要領、査読要領(新規公開)の再整理とweb公開について説明がなされた。審議の結果、新規に公開する要領や規定について次回の理事会で審議することとなった。
[報告事項]
12. 教育成果集に掲載する成果物ご推薦のお願い(伏見企画委員会・支部企画委員長)
伏見企画委員会・支部企画委員長より、当該成果集への作品推薦のお願いがなされた。
13. 第2支部企画見学・講演会の報告(伏見企画委員会・支部企画委員長)
伏見企画委員会・支部企画委員長より、12月19日(木)に開催された見学・講演会について報告がなされた。
14. 第2支部企画見学・講演会のご案内(加藤第二副支部長)
加藤第2副支部長より、3月17日(月)に開催予定のデジタル庁への見学と講演会について説明がなされた。
15. デザイン学研究の進捗状況について(佐藤論審委員長)
佐藤論審委員長より、『デザイン学研究』における審査状況について報告がなされた。また、71巻3号と4号の準備状況について説明がなされた。
16. 英文ジャーナルの進捗状況について(柳澤担当理事(代)佐藤論審委員長)
佐藤論審委員長より、『Journal of the Science of Design』における審査状況について報告がなされた。
17. 特集号と会報の進捗状況について(池田(美)学会誌編集・出版委員長)
池田(美)学会誌編集・出版委員長より、特集号の未発行分の進捗状況とweb版会報の準備について説明がなされた。
18. 作品集の進捗状況について(横溝作品審査委員長)
横溝作品審査委員長より、審査状況報告と今後の予定について説明がなされた。
19. ホームページ更新状況について(中島広報委員長)
中島広報委員長より、webサイトの更新状況について報告がなされた。また、学会ホームページのhttps化が完了したとの説明がなされた。
20. プロモーションデザイン研究部会のシンポジウムについて(蘆澤理事)
前川第4支部長より、「インハウスデザインの資産 これまでとこれから」@芝浦工業大学が3月15日に開催されるとの説明がなされた。
日本デザイン学会2024年度第6回理事会議事録
記録:佐藤浩一郎
- 日時: 2025年3月8日(土曜日)15:00-17:00
- 場所: 慶應義塾大学 三田キャンパス東館5階会議室&オンライン
- 出席者(対面): 佐藤(弘)、小野、池田(岳)、池田(美)、加藤(健)、佐々、富田、蘆澤、佐藤(浩)
- 出席者 (Web): 井口、岩田、植田、加藤(大)、上平、工藤、小泉、黄、小林、小早川、坂川、滝本、永盛、福田、伏見、前川、山中、横溝、中島
- 欠席者: 伊藤、大島、柿山、水津、曽我部、田村、土井、森山、柳澤、吉武
1. 会長挨拶
佐藤会長より、挨拶がなされた。
2. 2024年度第3回運営委員会議事録の承認 (佐藤本部副事務局長)
2024年度第3回運営委員会議事録案が示され、軽微な修正を除き、承認された。
[審議事項]
3. 2025年度春季大会について(柿山実行委員長、(代)横溝大会実行委員)
横溝大会実行委員より、大会サイトオープン、発表原稿受付、および宿泊施設・交通対応に関する準備状況の説明がなされた。引き続き、準備を進めていくこととなった。
4. 2025年度春季大会オーガナイズドセッションについて(工藤総合企画委員長、佐々総合企画委員)
工藤総合企画委員長より、企画6件分の概要について説明がなされた。これらの内容を大会ホームページにアップすることとなった。
5. 名誉会員の推挙について(小野本部事務局長)
小野本部事務局長より、12名の名誉会員候補が示された。各候補者に対して意向を確認し、次回の理事会で審議することとなった。
6. 2025年度学会運営スケジュールについて(佐藤本部副事務局長)
佐藤本部副事務局長より、次年度学会運営スケジュール案が示された。日時の修正や作品集審査日程確認などを行い、次回の理事会で再度提示することとなった。
7. 会員の移動について(佐藤本部副事務局長)
事務局に提出された書類を回覧・審議した結果、下記が承認された。
- 入会:正会員14名(内外国人会員1名)/学生会員 12名(内外国人会員4名)
- 退会:正会員13名 /学生会員 5名(内外国人会員1名)
[報告事項]
8. 「叢書 デザイン研究」創刊号の企画について(井口市販図書企画委員長 池田学会誌編集委員長)
井口市販図書企画委員長と池田学会誌編集委員長より、「叢書 デザイン研究」の準備状況について説明がなされた。引き続き、発刊に向けて準備を進めていくこととなった。また、特集号の市販図書化に伴う予算の概算や会員サービス価格との整合性について事務局と議論していくこととなった。
9. 2024年度春季研究発表大会報告(井上大会実行委員長(代)小野本部事務局長)
小野本部事務局長より、2024年度春季研究発表大会会計報告がなされた。今後の開催校と事務局の収支出の扱いや合計の見える化について議論がなされた。
10. 2024年度秋季企画大会報告(小野本部事務局長)
小野本部事務局長より、2024年度秋季企画大会会計報告がなされた。
11. デザイン学研究の進捗状況について(佐藤論審委員長)
佐藤論審委員長より、『デザイン学研究』における審査状況について報告がなされた。また。
12. 英文ジャーナルの進捗状況について(柳澤担当理事(代)佐藤論審委員長)
佐藤論審委員長より、『Journal of the Science of Design』における審査状況について報告がなされた。
13. 特集号と会報の進捗状況について(池田(美)学会誌編集・出版委員長)
池田(美)学会誌編集・出版委員長より、特集号の未発行分の進捗状況とweb版会報の公開について説明がなされた。
14. 作品集の進捗状況について(横溝作品審査委員長)
横溝作品審査委員長より、審査状況報告と今後の予定について説明がなされた。
15. ホームページ更新状況について(中島広報委員長)
中島広報委員長より、webサイトの更新状況について報告がなされた。
16. 2025年度会長賞の推薦について(小野本部事務局長)
小野本部事務局長より、会長賞の推薦のお願いがなされた。
17. IASDR 2025について(小野本部事務局長)
小野本部事務局長より、IASDR 2025について情報共有がなされた。また、IASDR 2027の開催地の募集についても説明がなされた。
6:会員移動
第6回理事会 2025.03.08
新入会員
正会員 11名:磯邉美香、串田賢一、暮沢剛巳、左右田智美、中川一人、西田絢子、蓮見拓也、平野覚堂、本間篤、森山亞夜子、山本泰子
学生会員15名(内海外会員5名):大村礼那、上條怜香、佐藤佳亮、佐藤航介、宍戸泰輔、髙瀬愛理、畠山結、古舘和樹、松尾晃聖、渡邉菜摘、陳征洋、黄陽剛、応夢、ロ テンセキ、KIM NAYEONG
退会者
正会員 12名:河西立雄、小玉 一徳、島田裕之、鈴鹿智子、髙屋喜久子、田島翔太、鳥居寛、萩原将文、橋本洋子、平松早苗、桝屋根ひかる、町田小織
学生会員5名(内海外会員1名):石森聖麻、遠藤柊奈、佐々木志門、松永秀文、楊逸秋
第1回運営委員会 2025.04.12
新入会員
正会員 34名(内海外会員3名):石原帆華、大西景太、大堀隼輝、大山紘平、岡井美奈、柿本悠、吉良栞、草野孔希、黒田淳哉、弦間一雄、古賀悠晟、小山祐輔、澤邉潤、清水淳子、鈴木彩希、炭田怜、高木友史、谷山建作、塚田真一郎、檜垣万里子、細見沙央梨、堀祥子、松田奈緒子、丸山新世、三上拓哉、森元真理、山田博之、山田真実、山中綾華、吉崎富士夫、吉村正照、タナウィンタクン サルタ、張英裕、楊秦華
学生会員 141名(内海外会員32名):KANO HIDETO、青木尚彦、秋本光紀、荒創、新井佑奈、石川葵、市川千馬、市橋ノア、一宮知可、稲毛陸、岩井隆宏、岩瀬未佳、宇田桐真、永野滉也、榎本航、及川和怜、大田菜緒、太田ゆり、大杖裕喜、小笠原大智、岡田ちなつ、岡本晴貴、荻野孝明、奥澤知世、奥村夏鈴、勝田壮、川岡洸希、櫛引萌々子、久保圭輔、久保峻祐、黒田俊希、小林樹奈、小林陽昭、小林理祐生、小堀葵、小松龍ノ介、小松崎直、齊藤佳祐、齋藤琴、佐々木茉歩、佐藤怜央、式田海杜、清水碧音、志村智彦、下地はるか、庄司滉俊、菅英寛、鈴木聡一郎、隅野明日菜、関口音、芹澤紗瑛、専徒礼樹、薗部有加、高島貴美子、高田友紀、高梨彰、高橋凜、滝沢友彬、竹中貫太、多鹿優貴、出村沙代、傳法舜也、常盤優菜、戸田竜雅、中尾憲明、中島大翔、中田智也、永田将、永田丈弥、永田亮大郎、中村萌絵、中村梨琴、中村隆太郎、中山和花、奈良泉美、西村夢加、野坂太陽、野田彩加、野月あすみ、萩野汰一、箸方向日葵、蓮見大知、濱嶋拓己、半田慧、日向志帆、日野真麻、平子由依、藤澤直紀、藤村成、保坂裕太、前田祥、増田健人、増田乃琉、三浦拓也、南友基、三村亮太朗、宮川尚、宮里華奈、宮本比陽子、武藤結衣、村井花帆、目黒達哉、茂泉朋華、山下詩織、山田桃花、山根早也香、吉村聖隆、渡邉萌、王怡、DENG YUNWEN、KIM DOKYUNG、Khoeun Sovanvatey、MENDEZ VARGAS PAULINA、チョウ ペイリン、易前燚、王睿鑫、郭禕依、季雨綺、金品、呉淵子、周子哲、蒋欣悦、全芸魁、孫浩然、卓冠儀、張越双、張鳳琳、張瀾雨、張閔柔、程鏡羽、鄭 瑞琦、文及哲、楊紫瑩、楊彬彬、李芷葳、林欣儀、蔡淨涵、鮑飛達、麥宇綸、黃千騫、蒋欣悦
退会者
正会員 21名:池田稔、大西康伸、小野澤明良、折笠利紗、片山享男、亀ヶ谷友佑、菊池加代子、木村南、後郷吉彦、小林正子、谷村秀、土屋伸夫、富永由佳、中川采香、西尾和秀、丹羽由佳理、橋本翔、深沢義博、松岡高弘、松田晋幸、三成啓太
学生会員 3名(内海外会員2名):堤晴季、呉松幸、Tjandra Henny
賛助会員 1件:九州産業大学造形短期大学部