PD部会:プロダクトデザイン・ミーティング2011

日本デザイン学会の会員の皆様、

日本デザイン学会プロダクトデザイン研究部会(PD部会)が発足いたしました。この研究部会の発足をかねて、下記のイベントを開催いたしますので、ご連絡します。
皆様のご参加をお待ちしております。

■タイトル:「プロダクトデザイン・ミーティング2011」
■趣旨:日本デザイン学会ではプロダクトデザイン研究部会(PD部会)を発足させ、今後プロダクトデザイン分野の研究促進をする予定です。さっそくですが、PD部会の設立のイベントを下記のように検討しています。また、このイベントではID部会のしきりとPD部会の発足をかねた楽しいイベントにできればと考えております。
■日時:1月31日(火)時間:18:00-19:30(19:40より懇親会)
■場所:六本木アクシスビル4階JIDAギャラリー
    http://www.jida.or.jp/site/about/jidasec.html
■主催:日本デザイン学会プロダクトデザイン研究部会(PD部会)
■共催:日本インダスリアルデザイナー協会アクレディット部会
■定員:30名(先着順)
■申込:こちらのWebサイトより申し込んでください。
    http://kokucheese.com/event/index/23775/
■参加費:無料(懇親会は4000円程度)
■内容;
1)「これからのデザインにむけて」、原田昭、札幌私立大学、学長
2)「プロダクトデザインの研究活動について」、山崎和彦、千葉工業大学、教授
3)プロダクトデザイン研究へのメッセージとディスカッション
・酒井正幸(札幌市立大)
・蓮見孝(筑波大)
・上田義弘(富士通デザイン)
・塚原肇(実践女子大)
・佐藤弘喜(千葉工大)
・高橋克実(ホロンクリエイト)
・細田彰一(日本工大)
・横田英夫(ノーバス)
・小野健太(千葉大)
・竹末俊昭(拓殖大)
・佐藤徹(日大)
・山中敏正(筑波大)
・河原林桂一郎(静岡文化芸術大)

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[日本デザイン学会プロダクトデザイン研究部会の紹介]

■設立趣旨:日本デザイン学会ではID部会を発足させ、製品に関するデザイン研究を推進し、製品デザインに関連する研究の幅は広がり、多様なデザイン研究に発展しました。現在、この部会の活動は実質的に休止状態にあり、製品デザインにフォーカスしたデザイン研究を推進する部会がない状態である。
 一方、社会の状況をみると、製品デザイン関連する多様な課題が議論され、これからの社会の考慮した、プロダクトデザインに関連する研究の必要性も高まっている。この研究会では、プロダクトデザインに関連する、1)未来のプロダクトデザインの研究、2)ユーザー体験を考慮したプロダクトデザインの研究、3)これからのプロダクトデザインの専門性とスキルの研究、を中心に、これからのプロダクトデザインに関わる研究を推進する。

■活動目的:プロダクトデザインに関連する下記の分野に関して、手法やアプローチの研究、実践的な研究、作品研究などの研究を推進する。
1)未来のプロダクトデザインの研究:プロダクトデザインのインテリジェント化、新技術や新素材への対応、サスティナブルな社会への対応、イノベーションを生み出すプロダクトデザイン、アドバンスドプロダクトデザインなどの研究

2)ユーザー体験を考慮したプロダクトデザインの研究:ユーザー中心、ユーザー体験、インクルーシブデザイン、多様な地域や文化への対応、エモーショナルなデザイン、五感の視点、グローバル化やローカル化などのプロダクトデザインに関わる人間とエクスペリエンスの研究

3)これからのプロダクトデザインの専門性とスキルの研究:これからのプロダクトデザインに関わる人のコンピタンス、専門スキル、専門教育、専門資格などに関する研究
4)上記以外でもこれからのプロダクトデザインを中心とした研究

■運営委員:
主査:山崎和彦(千葉工大)、幹事:蓮見孝(筑波大)、塚原肇(実践女子大)、佐藤弘喜(千葉工大)、高橋克実(ホロンクリエイト)、細田彰一(日本工大)、酒井正幸(札幌市大)、森田昌嗣(九州大学)、上田義弘(富士通デザイン)、山内勉(福井工大)、横田英夫(ノーバス)、小野健太(千葉大)、竹末俊昭(拓殖大)、柳田宏治(倉敷芸術科学大)、佐藤徹(日大)、山中敏正(筑波大)、河原林桂一郎(静岡文化芸術大)、中島聡
( 愛知県立芸術大 )、滝本成人 (椙山女学園大学)

デザイン教育研究会2011年度_vol.2のご案内

下記要領にて「デザイン教育研究会 2011年度_vol.2」を開催いたします。

毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。
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テーマ デザインの役割、今とこれから−被災地でのワークショップを通じて

発表者 森 恵美子(東京都立工芸高等学校非常勤講師・版画家)
日時  2011年12月16日(金) 18:00〜20:00
会場  東京都立工芸高等学校 第1会議室 東京都文京区本郷1-3-9

3.11 東北大震災以降、何かしなくては落ち着かない気持ちを抱える毎日の中で、「私の版画で一体何が出来るのか?」と考えていた時にひらめいたのが『封筒の家』という版画ワークショップです。これは開封した状態の封筒が三角屋根の家に見えることから名付けたもので、このワークショップでは参加者が制作してメッセージを入れた封筒の家を、すでに誰かが制作した封筒の家と交換するというルールがあります。はじめに東京の若いデザイナーや作家その卵たちが積極的にこのワークショップに参加してくれたおかげで、みるみるうちに封筒の家がふえました。
このワークショップを、岩手県大船渡市の『やっぺし祭り』や、いわきのギャラリーで開催してみて、参加した人たちが、作る面白さだけではなく「表現」が新しいコミュニケーションの方法になるのを楽しんでいることを感じます。
「自分の感性に合うものにたどり着きたい」という意欲のあまり、自分と他者との間に距離をとろうとするところが見えた若者やこどもたちは、3.11 以降、私たちが感じている以上に現状からの突破口を探ろうとしています。そして今、この震災という極限に近い状況を目の当たりにして、その距離を縮めたり、つなげたりするチャンスが来ていることも感じ取っているのかもしれません。このワークショップが持つ、参加者の内在するエネルギーがひきだされ、表現され、お互いをつないでいくというプロセスは、これからのデザイン教育へのヒントにもなるのでは?と感じ、私の経験をお話させていただきたいと思います。

【会場へのアクセス】 前回と会場が異なりますのでご注意ください。 
東京都立工芸高等学校
http://www.kogei-tky.ed.jp/  
〒113-0033 東京都文京区本郷1-3-9 
JR 総武線「水道橋」駅東口  都営三田線「水道橋」駅 徒歩1 分

添付ファイル(案内詳細PDF書類:557K)

問合せ 東京都立工芸高等学校 森中香奈子(教育部会・事務局)
TEL03-3814-8755 E-mail morinaka_k(at)kogei-tky.ed.jp

案内:「デザイン塾:日本産業の新生 「タイムアクシス・デザインの時代」”」(DTM部会)

下記要領にて,『デザイン塾:“日本産業の新生 「タイムアクシス・デザインの時代」−世界一やさしい国のモノ・コトづくりを目指して”』を開催致します.
デザインに関わる多数の皆様の積極的なご参加をお待ち致しております.

■主催:デザイン塾,日本デザイン学会 デザイン理論・方法論研究部会(DTM)
    グローバルCOE「環境共生・安全システムデザインのための先導拠点」

■共催:日本機械学会 Design理論・方法論研究会
    日本設計工学会 設計理論・方法論に関する研究調査分科会

■日時:平成23年9月24日(土),13:00 〜 19:00

■会場:慶應義塾大学矢上キャンパス (最寄駅:東急東横線日吉駅)
    創想館3階ディスカッションスペース33・34
    http://www.st.keio.ac.jp/access/

■参加:無料

■登録:平成23年9月17日(土)までに,DTM 幹事,慶應義塾大学,氏家良樹までご連絡下さい.
    ujiie@mech.keio.ac.jp

■日程:下記参照(都合により変更の可能性もございます)

□第1部  タイムアクシス・デザインの概念,意義,理論・方法論に関する講演 (13:00〜15:00)

(1)「新パラダイム;タイムアクシス・デザインの概念」,松岡由幸 (慶應義塾大学)
(2)「心理的時間軸のデザイン:シナリオの時間とゲームの時間」,小林昭世 (武蔵野美術大学)
(3)「タイムアクシス・デザインと価値成長デザインモデル」,佐藤浩一郎 (慶應義塾大学)
(4)「次世代モビリティにおける価値成長デザイン」,古郡了 (マツダ株式会社)
(5)「タイムアクシス・デザイン理論を応用したバイオインスパイヤード・ビークル」,氏家良樹 (慶應義塾大学)
(6)「医療福祉システムにおける価値成長デザイン」,國本桂史 (名古屋市立大学)

□第2部  タイムアクシス・デザインの理論・方法論を応用したデザイン作品の発表 (15:00〜17:00)

□懇親会 (17:00〜19:00)
     ※会場は創想館1階ラポワールとなります.なお,参加費用は無料です.

■ポスター:下記URLの「イベント」をご参照下さい.
      http://www.designjuku.mech.keio.ac.jp/

第8回情報デザインフォーラムのお知らせ

日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会では、千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室と共催で、下記のイベントを開催いたしますので、ご連絡します。

今回は、観察とデザインに関する話題を提供していただき、皆さんとディスカッションをする予定です。また、あわせて参加者からの パネル発表も予定しています。皆様の積極的な参加やパネル発表をお待ちしております。

テーマ:「観察とデザイン」
日時:9月23日(祝金)15:00-18:30(終了後に希望者により懇親会を開催)
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス(JR津田沼駅より徒歩3分)
主催:情報デザインフォーラム、千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室/安藤研究室
共催:日本デザイン学会サービスイノベーション部会
定員:60人(申込順)参加費:無料
申込:http://kokucheese.com/event/index/16448/
概要:
15:00-16:40
・「ラピッドエスノグラフィーの実践」櫛勝彦(京都工芸繊維大学)
・「観察からのアプローチの実践」安藤昌也(千葉工業大学)
・「観察を活用したワークショップの事例紹介」寺沢秀雄(はこだて未来大学)
・「ゼロックスにおける観察の事例」未定(富士ゼロックス)
・「観察手法と分析手法の事例紹介」山崎和彦(千葉工業大学)
17:00-18:30 パネルセッションとディスカッション
・武蔵美術大学におけるインフォグラフィック作品より
・専修大学における情報デザインの活動より
・横浜デジタルアーツ専門学校の情報デザインの活動より
・東京都市大学小池研究室の活動より
・千葉工業大学デザイン科学科コミュニケーション演習より
・千葉工業大学デザイン科学科情報デザイン演習より
・上記以外にパネル発表を募集しています。

パネル発表の形式は、パネルを使用する、モデルを並べる、パソコンの画面で説明する、紙を配って 説明するなど、発表形式は自由です。上記の参加申し込のフォームの「メッセージ」欄に、パネル発表申し込みと記入してください。

地域・コミュニティを楽しくするためのデザインワークショップ

日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会では、千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室と共催で、下記のワークショップを開催いたしますので、ご連絡します。

デザインの力で、社会をもっとよくすることができると信じています。そんな力を、さらに身につけるために、「地域やコミュニティを楽しくするために情報デザインやインフォグラフィックスを活用するワークショップ」を開催します。

今回は、横浜市の活性化をデザインという力で推進しているアートディレクターの中川憲造さんをアドバイザーに、ワークショップ、講演、ディスカッションと交流会という流れで、一日をフルに活用します。

また、今回のワークショップから開始する、一連のワークショップの活動のプロセスや成果は、出版化やグッズ化など、社会化することを目標とします。皆様の参加をお待ちしています。

タイトル:地域・コミュニティを楽しくするためのデザインワークショップ
日程:8月16日(火)10:00-18:00
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス(JR津田沼駅より徒歩5分)
主催:千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室/原田研究室
共催:情報デザインフォーラム、日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会
参加費:学生は無料、社会人は2000円
詳細・申込:http://kazkazdesign.blogspot.com/2011/07/blog-post.html

スケジュール:
10:00-14:50 ワークショップ(コーディネーター:原田泰、山崎和彦)
15:00-17:00 プレゼンテーションとアドバイス(講演とアドバイス:中川憲造)
17:00-18:00 ディスカッションと交流会

地域・コミュニティを楽しくするためのデザインワークショップ

日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会では、千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室と共催で、下記のワークショップを開催いたしますので、ご連絡します。

ています。そんな力を、さらに身につけるために、「地域やコミュニティを楽しくするために情報デザインやインフォグラフィックスを活用するワークショップ」を開催します。

今回は、横浜市の活性化をデザインという力で推進しているアートディレクターの中川憲造さんをアドバイザーに、ワークショップ、講演、ディスカッションと交流会という流れで、一日をフルに活用します。

また、今回のワークショップから開始する、一連のワークショップの活動のプロセスや成果は、出版化やグッズ化など、社会化することを目標とします。皆様の参加をお待ちしています。

タイトル:地域・コミュニティを楽しくするためのデザインワークショップ
日程:8月16日(火)10:00-18:00
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス(JR津田沼駅より徒歩5分)
主催:千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室/原田研究室
共催:情報デザインフォーラム、日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会
参加費:学生は無料、社会人は2000円
詳細申込:http://kazkazdesign.blogspot.com/2011/07/blog-post.html

スケジュール:
10:00-14:50 ワークショップ(コーディネーター:原田泰、山崎和彦)
15:00-17:00 プレゼンテーションとアドバイス(講演とアドバイス:中川憲造)
17:00-18:00 ディスカッションと交流会

地域・コミュニティを楽しくするためのデザインワークショップ

日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会では、千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室と共催で、下記のワークショップを開催いたしますので、ご連絡します。

ています。そんな力を、さらに身につけるために、「地域やコミュニティを楽しくするために情報デザインやインフォグラフィックスを活用するワークショップ」を開催します。

今回は、横浜市の活性化をデザインという力で推進しているアートディレクターの中川憲造さんをアドバイザーに、ワークショップ、講演、ディスカッションと交流会という流れで、一日をフルに活用します。

また、今回のワークショップから開始する、一連のワークショップの活動のプロセスや成果は、出版化やグッズ化など、社会化することを目標とします。皆様の参加をお待ちしています。

タイトル:地域・コミュニティを楽しくするためのデザインワークショップ
日程:8月16日(火)10:00-18:00
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス(JR津田沼駅より徒歩5分)
主催:千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室/原田研究室
共催:情報デザインフォーラム、日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会
参加費:学生は無料、社会人は2000円
詳細申込:http://kazkazdesign.blogspot.com/2011/07/blog-post.html

スケジュール:
10:00-14:50 ワークショップ(コーディネーター:原田泰、山崎和彦)
15:00-17:00 プレゼンテーションとアドバイス(講演とアドバイス:中川憲造)
17:00-18:00 ディスカッションと交流会

講演会「テッド・セルカーがデザインインテリジェンスを語る」のお知らせ

日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会では、千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室と共催で、下記の講演会を開催いたしますので、ご連絡します。

この講演会は、元MITメディアラボ准教授で、現在カーネギーメロン大学准教授のテッドセルカー氏をお招きして、どのようにして革新的なデザインを創造するのかという講演会を開催します。皆様のお越しをお待ちしています。

第6回Smile Experience 講演会「テッド・セルカー(カーネギーメロン大学准教授)がデザインインテリジェンスを語る」

日時:7月5日(火)18:00開場 18:30-20:00 講演
主催:千葉工業大学工学部デザイン科学科山崎研究室
共催:日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス7号館1階フレキシブルワークスペース(JR津田沼駅より徒歩5分)
定員:35名(申込順)
参加費:無料(懇親会3000円程度)
申込:http://kazkazdesign.blogspot.com/2011/06/smile-experience.html

概要:
元MITメディアラボ准教授で、現在カーネギーメロン大学准教授のテッドセルカー氏が、これまでの経験、研究や作品を紹介しながら、どのように革新的なアイデアのデザインを生み出すかについて語ります。
ここでは、デザインインテリジェンスという視点より、新しいコンセプトのコンピューター、キッチンから車まで、多様なプロジェクトで革新的なコンセプトを創造するデザイン事例を通して、どのようにインスピレーションと評価が進められていくのか話をする。

講師紹介:
博士というより、発明家というのがふさわしい、多様な活動。MIT Media Lab.に行くまでに、IBMアルマデン研究所(Fellow)、Xerox PARC 、 Atari Research Labs.などを歴任。IBMアルマデン研究所では、Fellowとして、IBM ThinkPadのTrack Pointという入力デバイスを開発したことでも有名。
MIT Media Lab.では、Context Aware Computing, Counter Intelligence、Design Intelligenceなどのグループのリーダーとなり、日本企業ではアルプス、クリナップ、パナソニック、リコーと、欧米の企業では British Telecom, Campbell’s soups, Chrysler, Ford, MasterCard, McDonald’s, Pepsiなど多くの企業とコラボレーションを続けた。

講演会「テッド・セルカー(カーネギーメロン大)がデザインインテリジェンスを語る」のお知らせ

日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会では、千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室と共催で、下記の講演会を開催いたしますので、ご連絡します。

この講演会は、元MITメディアラボ准教授で、現在カーネギーメロン大学准教授のテッドセルカー氏をお招きして、どのようにして革新的なデザインを創造するのかという講演会を開催します。皆様のお越しをお待ちしています。

第6回Smile Experience 講演会「テッド・セルカー(カーネギーメロン大学准教授)がデザインインテリジェンスを語る」

日時:7月5日(火)18:00開場 18:30-20:00 講演
主催:千葉工業大学工学部デザイン科学科山崎研究室
共催:日本デザイン学会サービスイノベーションデザイン部会
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス7号館1階フレキシブルワークスペース(JR津田沼駅より徒歩5分)
定員:30名(申込順)
参加費:無料(懇親会3000円程度)
申込:http://kazkazdesign.blogspot.com/2011/06/smile-experience.html

概要:
元MITメディアラボ准教授で、現在カーネギーメロン大学准教授のテッドセルカー氏が、これまでの経験、研究や作品を紹介しながら、どのように革新的なアイデアのデザインを生み出すかについて語ります。
ここでは、デザインインテリジェンスという視点より、新しいコンセプトのコンピューター、キッチンから車まで、多様なプロジェクトで革新的なコンセプトを創造するデザイン事例を通して、どのようにインスピレーションと評価が進められていくのか話をする。

講師紹介:
博士というより、発明家というのがふさわしい、多様な活動。MIT Media Lab.に行くまでに、IBMアルマデン研究所(Fellow)、Xerox PARC 、 Atari Research Labs.などを歴任。IBMアルマデン研究所では、Fellowとして、IBM ThinkPadのTrack Pointという入力デバイスを開発したことでも有名。
MIT Media Lab.では、Context Aware Computing, Counter Intelligence、Design Intelligenceなどのグループのリーダーとなり、日本企業ではアルプス、クリナップ、パナソニック、リコーと、欧米の企業では British Telecom, Campbell’s soups, Chrysler, Ford, MasterCard, McDonald’s, Pepsiなど多くの企業とコラボレーションを続けた。

案内:デザイン教育研究会 2011年度_vol.1

下記要領にて「デザイン教育研究会 2011年度_vol.1」を開催いたします。

毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。

東日本大震災に被災された関係者の皆様には心からお見舞い申し上げます。
今回のデザイン教育研究会は3月に予定しておりました発表テーマを改めて実施させていただくことになります。ご存知のように3月11日に発生しました震災の影響により前回研究会は中止することになりました。
被災された方々をはじめ、影響を受けたデザインや教育の現場では現在もまだまだ混乱も続いているかと思います。どのような形であれ活動可能な者たちが少しでも協力し合い、それぞれ出来うる事を模索する場面は今後もますます大事になっていくことと思います。
このような時こそデザインの力が様々な場面で活かされるのではないか、或はデザインの教育が色々なところでより必要になるのではないでしょうか。今後に続く研究会の場面にて皆様と意見を交換できることを期待しております。

教育部会 主査 金子武志

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テーマ:デジタルネイティブ世代を見据えた実体験型PC環境のデザイン

発表者 東京成徳大学子ども学部子ども学科 小野 和
    東京農工大学大学院工学研究院 大島浩太
日時  2011年7月1日(金) 18:00〜20:00
会場  日本デザイン専門学校 渋谷区千駄ヶ谷5-7-3 
    
進行担当 坪谷彩子 女子美術大学芸術学部

近年の情報化の進展は、幼い子ども達を取り巻く環境にも大きな変化を及ぼしています。現代の我が国の幼い子ども達は、生まれた瞬間からIT環境の中に生きるデジタルネイティブの初代ともいえるでしょう。21世紀のデザイン教育を考える際には、このような状況の変化を視野に入れ、直接体験や人間関係を基盤とした検討が必要と考えられます。
発表では、我々の研究グループが取り組んでいる保育におけるPC利用の研究の中から、実体験型のコンピュータ環境のデザインを中心にした報告を予定しています。
 
発表の構成は次の通りです。
(1) 幼児の活動とコンピュータ利用について
(2) コミュニケーション促進を目的としたネットワークのデザイン
(3) 保育者のコンピュータ利用の可能性
(4) 保育者支援を目的としたコンピュータ環境のデザイン
今回の発表の一部は、論集『21世紀のデザイン教育』第1集所載、「デジタルネイティブ世代を見据えたPC環境のデザイン」で紹介しています。当日は、論集掲載後の活動等も取り上げる予定です。

会場へのアクセス: 
日本デザイン専門学校 渋谷区千駄ヶ谷5-7-3 
http://www.ndc.ac.jp/info/accessmap.html
JR代々木駅または千駄ヶ谷駅 徒歩5分
都営地下鉄大江戸線代々木駅 徒歩5分
東京メトロ副都心線北参道駅 徒歩3分

●主催:
日本デザイン学会 教育部会
http://jssd.jp/modules/tinyd5/index.php?id=51

●ニュースPDF版:添付ファイル(PDF:209KB:bukai02_110609)
・本研究会のお知らせ
・発表の概要
・教育部会事務局より

問合せ 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp