日本学術会議ニュース No.151 2008/08/12
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報告「日本語の将来に向けて―自己を発見し、他者を理解するための言葉―」の公表(ご報告)
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言語・文学委員会は、報告「日本語の将来に向けて―自己を発見し、他者を理解するための言葉―」を公表しました。
グローバル化による異文化との日常的な接触は、日本の社会を多様化し、人間関係の様態にも変化を迫っていますが、同時に日本語のあり方にも大きな影響を与えています。言語運用能力の低下、日本語の変化、小学校における外国語教育といった現象とも深く関わっています。そのような現状を踏まえ、以下の提言を「報告」にまとめました。
1.グローバル化時代に求められる市民的教養の基礎としての言葉
(1) 異文化理解の出発点としての母語
(2) 英語教育と日本語
2.グローバル化時代に求められる日本語のために
(1)「他者」の理解の基礎となる自己確立のための言葉
(2)「他者」の発見と理解のための「古典」体験の必要性
(3) 自己発見のための「書く」作業の重要性
(4)「共感」するための言葉を目指して
提言全文は、日本学術会議HPの以下のURLで御覧いただけます。
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/index.html
【お問合せ先】
日本学術会議審議第一担当(第一部担当) 藤本
TEL :03(3403)5706
E-mail:s251@scj.go.jp
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