案内:デザイン教育研究会 2011年度_vol.1
下記要領にて「デザイン教育研究会 2011年度_vol.1」を開催いたします。
毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。
東日本大震災に被災された関係者の皆様には心からお見舞い申し上げます。
今回のデザイン教育研究会は3月に予定しておりました発表テーマを改めて実施させていただくことになります。ご存知のように3月11日に発生しました震災の影響により前回研究会は中止することになりました。
被災された方々をはじめ、影響を受けたデザインや教育の現場では現在もまだまだ混乱も続いているかと思います。どのような形であれ活動可能な者たちが少しでも協力し合い、それぞれ出来うる事を模索する場面は今後もますます大事になっていくことと思います。
このような時こそデザインの力が様々な場面で活かされるのではないか、或はデザインの教育が色々なところでより必要になるのではないでしょうか。今後に続く研究会の場面にて皆様と意見を交換できることを期待しております。
教育部会 主査 金子武志
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テーマ:デジタルネイティブ世代を見据えた実体験型PC環境のデザイン
発表者 東京成徳大学子ども学部子ども学科 小野 和
東京農工大学大学院工学研究院 大島浩太
日時 2011年7月1日(金) 18:00〜20:00
会場 日本デザイン専門学校 渋谷区千駄ヶ谷5-7-3
進行担当 坪谷彩子 女子美術大学芸術学部
近年の情報化の進展は、幼い子ども達を取り巻く環境にも大きな変化を及ぼしています。現代の我が国の幼い子ども達は、生まれた瞬間からIT環境の中に生きるデジタルネイティブの初代ともいえるでしょう。21世紀のデザイン教育を考える際には、このような状況の変化を視野に入れ、直接体験や人間関係を基盤とした検討が必要と考えられます。
発表では、我々の研究グループが取り組んでいる保育におけるPC利用の研究の中から、実体験型のコンピュータ環境のデザインを中心にした報告を予定しています。
発表の構成は次の通りです。
(1) 幼児の活動とコンピュータ利用について
(2) コミュニケーション促進を目的としたネットワークのデザイン
(3) 保育者のコンピュータ利用の可能性
(4) 保育者支援を目的としたコンピュータ環境のデザイン
今回の発表の一部は、論集『21世紀のデザイン教育』第1集所載、「デジタルネイティブ世代を見据えたPC環境のデザイン」で紹介しています。当日は、論集掲載後の活動等も取り上げる予定です。
会場へのアクセス:
日本デザイン専門学校 渋谷区千駄ヶ谷5-7-3
http://www.ndc.ac.jp/info/accessmap.html
JR代々木駅または千駄ヶ谷駅 徒歩5分
都営地下鉄大江戸線代々木駅 徒歩5分
東京メトロ副都心線北参道駅 徒歩3分
●主催:
日本デザイン学会 教育部会
http://jssd.jp/modules/tinyd5/index.php?id=51
●ニュースPDF版:添付ファイル(PDF:209KB:bukai02_110609)
・本研究会のお知らせ
・発表の概要
・教育部会事務局より
問合せ 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp