案内:「中国のデザイン現場とデザイン教育」

シンポジウム「中国のデザイン現場とデザイン教育」

(財)工芸財団と(財)日本産業デザイン振興会は、中国のデザイン事情とデザイン教育の現状を理解し、今後の日中デザイン交流を検討するシンポジウムを開催いたします。
 多数のご参加と活発な討論を期待しております。

(開催趣旨)
 我が国と長いつながりの歴史がある大国中国、中国は今あらゆる分野で急成長を続けています。現在、我が国と中国は政治、経済、文化等で強い関係を持ち、多くの製品の輸出入、日本企業の中国現地での生産活動、観光客の訪問交流、あるいは、留学生の受け入れ等で日中の交流は深まっております。
 しかしながら、デザインの知的活動の分野においては、大学レベルの中国留学生の受け入れはあるものの、デザイン全般での交流はまだ充分とはいえません。グローバル化が進む中で、デザイン分野でも、今後、我が国と中国とのデザイン交流はどうあるべきかは、大きな課題と考えられます。
 以上の観点から、本シンポジウムでは最初に中国デザインの現場とデザイン人材育成に関わる中国大学のデザイン教育に関して複数の講師からお話をいただきます。その後、講師と会場を交えた討論を通して中国デザイン事情の理解と今後の我が国とのデザイン課題を抽出する事を目的とします。
 
1.日時:平成22年2月13日(土)13:30〜16:30(受付開始13:00)
2.場所:(財)日本産業デザイン振興会会議室
〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー5階
(都営大江戸線「六本木」駅直結、東京メトロ日比谷線「六本木」駅地下道で直結、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅徒歩約3分、南北線「六本木一丁目」駅徒歩約3分)
3.講師:
・山砥克己氏(筑波大学大学院研究員、元ソニー株式会社工業デザイナー)
・松下 洋氏(前中国万利達集団有限公司技術中心工業設計部顧問、元三菱電機株式会社工業デザイナー)
・渡邉 誠氏(千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻教授)
・小野健太氏(千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻助教)
[司会] 堀田明裕(工芸財団理事)
4.定員:50名
5.参加費:一般¥2,000、 
  工芸財団賛助会員及び工芸技術協会所属会員¥1,000、学生¥500
6.参加申込み先:
〒151−0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5−2−3−402 (財)工芸財団
e-mail: kougeizaidan@s8.dion.ne.jp
参加希望の方は、平成22年2月8日までに葉書、或いは、メールで氏名、所属、連絡先(住所、電話、メールアドレス)、(一般、工芸財団賛助会員及び工芸技術協会所属会員、学生)の別を記入してお申込み下さい。