教育部会:「デザイン教育研究会」のお知らせ

本年初回の「デザイン教育研究会」を下記の要領で実施いたします。コロナの影響のため久々となる今回の研究会では、3年前に予定していた企画がようやく実現いたします。2月末のお忙しい時期ではございますが、皆様お誘い合わせの上是非ご参加下さい。

本研究会はデザイン、美術、工芸などの教育現場に携わる方をはじめ、デザイナー・クリエーターの方々、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方々に開かれた交流の場です。毎回様々なテーマを掲げ、年間2〜3回の予定で開催しておりますが、デザイン学会の所属に関わらずどなたでも自由に参加していただけますので、是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。

教育部会主査/金子武志

テーマ 『 蒐集についての一考察  ~ モノとの縁、ヒトとの縁 ~ 』

発表者:中川英之(gallery 坂 オーナー)             
日 時:2023年2月25日(土)14:00~16:00             
会 場:日本デザイン福祉専門学校 学生ホール          
   (東京都渋谷区千駄ヶ谷5-7-3,1F)


なぜ、ひとは蒐集するのか。蒐集癖などとも揶揄され、蒐集に興味がないひとには、まるで理解できない不可思議な行為。蒐集する対象物は、それこそ多種無限に及びます。モノがもつ魅力、その魅力の捉え方もひとそれぞれですが、モノを蒐めるということは、謂わば、それ自体が一つのデザインであり、一つの創作だとも思うのです。
様々な素材を扱う表現者、手仕事の人々と出会う生業を私はしておりますが、モノを蒐めることは、そのモノを生み出したヒトに興味をもつことでもあります。なぜその素材を扱うことになったのか、その作風に至る道程はどのようなものなのか、いま挑みたい表現は何か、敢えて異素材への探求心はないか、など興味は尽きません。
そのモノが古物の場合には、そのモノの歴史や民俗など、その背景へ興味が至ります。 どんな時代に、 何処で、 どのような者がこさえたのか、どのように伝世してきたのか、否、できれば伝世などせず、蔵から出てきて真っ先に目垢のつかないそれを手にしたい、そんな風に、そのモノを巡る夢想妄想は果てなく繰り広げられるのです。
そんなモノたちが帯同してくれる世界は、人生に深みを与え、より豊かにしてくれます。
そんなモノ蒐めについて思い巡らす様々や、そこから派生する取り留めもない話に、今回は少々お付き合い頂けましたら幸いです。


中川 英之(なかがわ ひでゆき)プロフィール

日本大学文学研究科史学専攻修士課程修了 日本中世史を鈴木國弘氏に、日本民俗学を平野榮次氏に師事、村落や島嶼への民俗調査や、武蔵村山市史編纂専門調査員としての現地踏査研究から、郷土資料や古道、民間信仰遺物の価値・多様性への探究を深める。
明光義塾狭山ヶ丘教室長を6年間務めた後、2005年東京神楽坂にgallery坂開廊。
工芸、平面、造形など多岐に亘る作家展を開催する展示スペースと、30人余の魅力溢れる作家作品を展観する常設スペースを併設し、素材・ジャンルを問わず様々な輝きを放つ作家たちと、その挑戦する表現や手仕事の形姿を紹介し続けている。
07~19年神楽坂まち飛びフェスタ参画、09~12年カグラザカヨコロジー参画、
11年木旋美術倶楽部第1回展示会講評、18年十人十色神楽坂ガラス散歩参画、
18年日本デザイン福祉専門学校クラフトデザイン学科特別セミナー講師

教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

【会場へのアクセス】 会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本デザイン福祉専門学校 渋谷区千駄ヶ谷5-7-3 http://www.ndc.ac.jp/info/accessmap.html
JR 代々木駅または千駄ヶ谷駅、都営地下鉄大江戸線代々木駅 徒歩5 分
東京メトロ副都心線北参道駅 徒歩3 分

問合せ 日本デザイン福祉専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp *atは@jssd

教育部会から研究会中止のお知らせ: 2020/3/18予定の「デザイン教育研究会」は開催中止(延期)します

以下の通り研究会を企画しましたが、今般の新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から今回の開催は一旦取りやめし延期いたします。現在発表者と相談し2ヶ月後の5月中旬を予定しております。状況を充分判断した上で再度ご案内させていただきます。何卒ご理解ご協力をお願いいたします。       
             
2020年2月26日 教育部会主査:金子武志

  

本研究会はデザイン、美術、工芸などの教育現場に携わる方をはじめ、デザイナー・クリエーターの方々、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方々に開かれた交流の場です。毎回様々なテーマを掲げ、年間2〜3回の予定で開催しておりますが、デザイン学会の所属に関わらずどなたでも自由に参加していただけますので、是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。

教育部会主査/金子武志

テーマ 『 蒐集についての一考察  ~ モノとの縁、ヒトとの縁 ~ 』

発表者:中川英之(gallery 坂 オーナー)             
日 時:2020年3月18日(水)18:00~20:00             
会 場:日本デザイン福祉専門学校 学生ホール          
   (東京都渋谷区千駄ヶ谷5-7-3,1F)


なぜ、ひとは蒐集するのか。蒐集癖などとも揶揄され、蒐集に興味がないひとには、まるで理解できない不可思議な行為。蒐集する対象物は、それこそ多種無限に及びます。モノがもつ魅力、その魅力の捉え方もひとそれぞれですが、モノを蒐めるということは、謂わば、それ自体が一つのデザインであり、一つの創作だとも思うのです。
様々な素材を扱う表現者、手仕事の人々と出会う生業を私はしておりますが、モノを蒐めることは、そのモノを生み出したヒトに興味をもつことでもあります。なぜその素材を扱うことになったのか、その作風に至る道程はどのようなものなのか、いま挑みたい表現は何か、敢えて異素材への探求心はないか、など興味は尽きません。
そのモノが古物の場合には、そのモノの歴史や民俗など、その背景へ興味が至ります。 どんな時代に、 何処で、 どのような者がこさえたのか、どのように伝世してきたのか、否、できれば伝世などせず、蔵から出てきて真っ先に目垢のつかないそれを手にしたい、そんな風に、そのモノを巡る夢想妄想は果てなく繰り広げられるのです。
そんなモノたちが帯同してくれる世界は、人生に深みを与え、より豊かにしてくれます。
そんなモノ蒐めについて思い巡らす様々や、そこから派生する取り留めもない話に、今回は少々お付き合い頂けましたら幸いです。


中川 英之(なかがわ ひでゆき)プロフィール

日本大学文学研究科史学専攻修士課程修了 日本中世史を鈴木國弘氏に、日本民俗学を平野榮次氏に師事、村落や島嶼への民俗調査や、武蔵村山市史編纂専門調査員としての現地踏査研究から、郷土資料や古道、民間信仰遺物の価値・多様性への探究を深める。
明光義塾狭山ヶ丘教室長を6年間務めた後、2005年東京神楽坂にgallery坂開廊。
工芸、平面、造形など多岐に亘る作家展を開催する展示スペースと、30人余の魅力溢れる作家作品を展観する常設スペースを併設し、素材・ジャンルを問わず様々な輝きを放つ作家たちと、その挑戦する表現や手仕事の形姿を紹介し続けている。
07~19年神楽坂まち飛びフェスタ参画、09~12年カグラザカヨコロジー参画、
11年木旋美術倶楽部第1回展示会講評、18年十人十色神楽坂ガラス散歩参画、
18年日本デザイン福祉専門学校クラフトデザイン学科特別セミナー講師

教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

【会場へのアクセス】 会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本デザイン福祉専門学校 渋谷区千駄ヶ谷5-7-3 http://www.ndc.ac.jp/info/accessmap.html
JR 代々木駅または千駄ヶ谷駅、都営地下鉄大江戸線代々木駅 徒歩5 分
東京メトロ副都心線北参道駅 徒歩3 分

問合せ 日本デザイン福祉専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp *atは@へ置き換えてください。

案内:教育部会:デザイン教育研究会 2017-vol.1 (2018/3/3実施)

年度末の3月に「デザイン教育研究会」を下記の要領で実施いたします。本研究会はデザイン、美術、工芸などの教育現場に携わる方をはじめ、デザイナー・クリエーターの方々、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方々に開かれた交流の場です。毎回様々なテーマを掲げ、年間2〜3回の予定で開催しておりますが、本年度(2017) としては最初でラストとなるこの研究会に多数のご参加をお待ちしております。デザイン学会の所属に関わらずどなたでも自由に参加していただけますので、是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。

教育部会主査/金子武志

テーマ 『 高山正喜久とデザイン教育 』

発表者  君島昌之(日本デザイン学会名誉会員)
日 時   2018年 3月 3日 (土) 15 : 00 〜 17 : 00
会 場   日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階共同アトリエ
(入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします)

日本デザイン学会・教育部会は今から50年前、1967年4月東京教育大学でスタートしたと聞いております。この研究会を立ち上げられ、基礎デザイン分野の第一人者として活躍された高山正喜久氏が昨年(2017年)2月10日、99歳で他界されました。
今回の研究会では日本デザイン学会名誉会員・君島昌之さんにご登壇頂き、これまで様々な機関で幅広く教育研究活動された氏の足跡を振り返っていただくとともに、氏から感化されたベーシックな意識を如何にしてこれからのデザイン教育に活かすことができるか、というテーマで参加の皆様と対話しつつ氏を偲びたいと存じます。

君島昌之(きみしま まさゆき)プロフィール
1968年東京教育大学(筑波大学)卒業後、プラスチックメーカーにて製品デザインを担当。その後東京都立工芸高校デザイン科、東京純心女子大学にてデザイン教育に携わる。1971年日本デザイン学会会員、1986年教育部会主査、1989年第12回春季大会実行委員長(教育部会担当)、日本デザイン学会編集「デザイン事典」に執筆。現在、日本デザイン学会名誉会員。

(第二部):研究会終了後18時より会場を移し懇親会を予定しています。
(会費制・参加申し込み不要です)

【会場へのアクセス】
日本大学芸術学部 江古田校舎 マップはこちら
入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします。

〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12分
関東バス JR中野駅〜江古田駅(10分間隔で運行)乗車時間15〜20分

教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

問合せ 日本デザイン福祉専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp *atは@へ置き換えてください。

ニュースPDFファイル:bukai02_180207

案内:教育部会:デザイン教育研究会 2016-vol.2 (2017/3/3実施)

今年度(2016年度)2回目のデザイン教育研究会を下記の要領で実施いたします。
本研究会はデザイン、美術、工芸などの教育現場に携わる方をはじめ、デザイナー・クリエーターの方々、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方々に開かれた交流の場です。毎回様々なテーマを掲げ、年間2〜3回の予定で開催しております。デザイン学会の所属に関わらずどなたでも自由に参加していただけますので、是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。教育部会主査/金子武志


テーマ 『 地域連携プロジェクトを通じた実践教育 』


発表者 長瀬 浩明(日本大学芸術学部デザイン学科准教授)
日時  2017年 3月 3日 (金) 18:00〜20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階共同アトリエ
(入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします)


首都圏への一極集中が進み、日本各地で人口減少や経済力の低下による地方財政の悪化が深刻化しています。人口の流出を防ぎ地方を活性化させるためには、地域産業振興が欠かせないことから、国は2007 年6 月に「中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律」を制定、施行しました。これは地域の特色ある農林水産物、伝統工芸などの産地の技術、そして観光資源といった地域産業資源を活用した中小企業による事業活動を支援するための措置を講じ、地域経済の主な担い手である中小企業の事業活動を促進しようとするものです。以来、各地で地域資源を活用した新たな商品開発やブランド化の活動が活発に行われるようになりました。農林水産業、製造業、サービス業が一体となって新規事業や地域ブランド開発を行う「第六次産業」などは典型的な例でしょう。
私はデザインに携わる者としてこれまでに数多くの地域資源を活用した商品開発やブランディングに関わりながら、事業主や地域住民とともにデザインの活用を実践してきました。大学教員の立場となった今も、その経験や成果を教育にも活かしつつ、地域を支援する活動を継続的に行っています。そこで、本会ではブランド構築の基本的な考え方とその手法、そして、近年教育として取り組んできた産学連携プロジェクトの一部の概要を報告させていただきます。


長瀬 浩明(ながせ ひろあき)
日本大学芸術学部美術学科インダストリアルデザインコース卒業。
東京都立工業技術センター(現 産業技術研究センター)を経て、長野県情報技術試験場、長野県工業技術総合センターの研究員を歴任。人間工学に基づきユーザー志向のものづくりを目指し、福祉用具等の研究開発、人間中心設計、商品企画のフレームワークに関する研究を行う一方、企業や地域と連携して製品開発やブランド開発の支援、プロデュースなどを手掛けている。2010年から現職。専門はインダストリアルデザイン、エルゴノミクス。


(第二部):研究会終了後は会場を移し懇親会を予定しています。
(会費制・参加申し込み不要です)


【会場へのアクセス】
日本大学芸術学部 江古田校舎 マップはこちら
入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします。

〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12分
関東バス JR中野駅〜江古田駅(10分間隔で運行)乗車時間15〜20分


教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

問合せ 日本デザイン福祉専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp *atは@へ置き換えてください。

ニュースPDFファイル:bukai02_170207

案内:教育部会:デザイン教育研究会 2016-vol.1

今年度初回のデザイン教育研究会を下記の要領で実施いたします。
本研究会はデザイン、美術、工芸などの教育現場に携わる方をはじめ、デザイナー・クリエーターの方々、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方々に開かれた交流の場です。毎回様々なテーマを掲げ、年間2〜3回の予定で開催しております。デザイン学会の所属に関わらずどなたでも自由に参加していただけますので、是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。教育部会主査/金子武志


テーマ 『デザイン科目を義務教育へ 〜 韓国における国家プロジェクトの取り組み』

発表者 森 香織 (日本大学芸術学部デザイン学科)
日時  2016年7月22日(金) 18:00〜20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階共同アトリエ(入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします)


韓国では国を挙げてデザインをひとつの産業として保護推進していく働きがあります。
これには、大財閥の後押しや日本よりも少子化が進んだ学歴偏重の社会影響など、諸々の理由がありますが、「美術」とは目的やアプローチの異なる新しい科目として「デザイン」を小学校の義務教育段階から教育する取り組みが8年程前から起こりました。
その発端〜経緯を調べていたのですが、なかなか取り掛かりが見つからず半ば諦めていた時に、この国家プロジェクトチームに対して評価を与える立場の研究員の方の論文を入手し、併せて小学校5〜6年生向けの教科書も入手できたことから概要がおおまかにつかめるようになりました。さらに、この論文の著者に今年2月にソウルでインタビューする機会にも恵まれ、少しまとまった形でご報告できるようになりました。
まだまだ発展途上中の取り組みであり、今後はどうなるか未知数ですが、科目としてのデザインに求めている理念は初等中等教育の範疇ではなく、まさしくデザイン教育の本質をついている内容なので、興味のある皆様と一緒に考えたり問題提起のできる共通の話題だと思います。
日本では中教審の方針で小学校の図工が1時間減らされ、ますます子どもたちがデザインを学ぶ機会が減ってきています。この韓国の取り組みはいろいろな意味で私たちに警鐘をならしてくれるものであり、微々たる働きのきっかけになればと願っています。学期末のお忙しい折りとは存じますが、ぜひお運び頂きたくよろしくお願い申し上げます。

第二部:20:30~ まんまるや(懇親会を兼ね、場を変えて座談会があります。会費制・参加申し込み不要です。)



【会場へのアクセス】
会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本大学芸術学部 江古田校舎 マップはこちら
入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします。

〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12分
関東バス JR中野駅〜江古田駅(10分間隔で運行)乗車時間15〜20分


教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

問合せ 日本デザイン福祉専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp *atは@へ置き換えてください。

ニュースPDFファイル:bukai02_160722

案内:教育部会:デザイン教育研究会 2015-vol.2

テーマ 『「まなびのかたち、おしえのかたち」〜演習授業のいまとこれから〜』

日時  2016年1月22日(金) 18:00〜20:00
会場  女子美術大学 杉並キャンパス 1 号館2F 1201セミナールーム 〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8
ファシリテーター:坪谷彩子


青少年や社会人がSNSやローカルメディア、民間のコミュニティで先端的な技術や実学、思考様式を学ぶ機会も増えてきた事例にも目を向け、演習授業のいまとこれからをサブテーマに座談会形式にてみなさんからのご意見や感想を伺えればと思います。

組織の形態にかかわらず、造形やデザイン教育における演習授業はなにを、どんなかたちで学び合う場で在りたいのか(いま、これから)を最初の投げかけとします。その後は参加されたみなさまからの自由なテーマに基づいて、有意義な時間を共有できればと思います。


第二部:20:30~ 懇親会を兼ね場を変えて座談会があります。会費制・参加申し込み不要です。


【会場へのアクセス】

会場が前回と異なります。ご注意ください。
女子美術大学 杉並キャンパス 1号館
ガレリアニケ・歴史資料展示室2F
通用門からまっすぐ抜けて、道路挟んだ正面の建屋です。
〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8
東京メトロ 丸ノ内線 東高円寺駅 下車 徒歩8分

suginami_map_2016_web-02



尚、本研究会はデザイン、美術、工芸、などの教育現場に携わる方、デザイナー・クリエーターの方、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方など、デザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加していただけます。
是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。
教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

問合せ 女子美術大学 芸術学部 坪谷彩子(教育部会・事務局)
TEL:042-778-6129 E-mail: tsuboya07016(at)venus.joshibi.jp *atは@へ置き換えてください。

ニュースPDFファイル:bukai02_160122

案内:教育部会:デザイン教育研究会 2015-vol.1

テーマ 『「美的構成研究」での取り組み 〜ゲーム的要素を取り入れた「構成」教育の手法』

発表者 前田 滋人(日本大学藝術学部美術学科非常勤講師)
日時  2015年7月3日(金) 19:00〜20:30
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階共同アトリエ 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1

従来のいわゆる「構成」の教育としては、バウハウス的な体系や数学的な分割、色彩理論などを中心に平面構成や立体構成の作品を作る、というのが一般的だと思います。そのような「理論的知識を与える」ことはグラフィックデザインやプロダクトデザインを学ぶことにおいては必要なことかもしれませんが、非デザイン系(絵画、彫塑等の美術系)の学生にとってそのような「理屈」は自分の制作との関連が見えにくいため、学習のモチベーションが高まらないのではないでしょうか。また「構成」は平面や立体だけでなく、物理的な動きの中でのバランスであったり、ある時間軸に沿った変化など、日々拡大する現在の芸術表現の中においては、新たな学びの方法というものが必要なのではないだろうかとも思います。

現在私が担当しております日藝・美術学科の「美的構成研究」という授業では、従来の構成教育の方法や概念を取っ払い、あえて無謀というような方法を試しています。それは、彼ら(あるいは我らも)に必要なのは制作における一瞬の瞬発力、決断力を磨くことではないかという考えに基づいたものであり、そのために「構成」的手法を用いたトレーニングを行うといういわば手法と目的を逆転した方法と言えます。今回の発表では、その方法についての意図や課題の詳細および成果について話を進めたいと思います。


前田滋人(まえだしげと)
筑波大学芸術専門学群卒、筑波大学大学院芸術研究科デザイン専攻修了。
いくつかの専門学校、大学等の非常勤講師を経て、現 東京家政大学、日本大学藝術学部、大分県立芸術文化短期大学等で非常勤講師。
3Dプリントによる制作やメディアアート系など広い分野を研究のフィールドとしている。

(第二部):20:45~ まんまるや:懇親会を兼ね場を変えて座談会があります。会費制・参加申し込み不要です。


【会場へのアクセス】

開始時刻、会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本大学芸術学部 江古田校舎 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 
http://www.art.nihon-u.ac.jp/access/
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12分
関東バス JR中野駅〜江古田駅(10分間隔で運行)乗車時間15〜20分



尚、本研究会はデザイン、美術、工芸、などの教育現場に携わる方、デザイナー・クリエーターの方、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方など、デザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加していただけます。
是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。
教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

問合せ・連絡先 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko@ndc.ac.jp

案内:教育部会:デザイン教育研究会 2015-活動の予定

【研究会へのお誘い】

毎年2~3回のペースで研究会を実施しております。今年度も『まなびのかたち、おしえのかたち 2015』をテーマに据えた研究会の企画を予定しております。
デザインの分野に限らず、時代とともに学生の気質も変わり、社会のニーズに即応しながら教育現場の考え方や授業の内容、スタイルも色々変ってまいりました。
今年度研究会では昨年の共通テーマ「まなびのかたち、おしえのかたち」を受け、更に幾つかの新たなケースと出会う1年にしたいと思います。
時代とともに変って行く“まなび・おしえ” のかたち、そしていつまでも変らない何か、、、
今回も皆さんと共に有意義な時間を持ちたいと願います。
教育部会主査:金子武志

【2014年度に開催した3回の研究会概要】

第1回  日本大学藝術学部デザイン学科インタラクティブデザイン分野が取り組んでいる新しいデザイン教育の実験を発表。
第2回 「自然との共生:持続可能なまなびのかたち ~アート、デザインは何が出来るのか」ウォールアートプロジェクトのこれまでの実践・活動を紹介。
第3回 座談会:「まなびのかたち、おしえのかたち ~私の受けた教育~」研究会参加者によるの体験談と有志によるエッセイ「私の受けた教育」のシェア。

【2015年度開催予定】

第1回 7月3日(金)19:00~20:30 日本大学芸術学部 http://www.art.nihon-u.ac.jp/
テーマ:「美的構成研究」での取り組み 〜ゲーム的要素を取り入れた「構成」教育の手法
(講師:前田 滋人(日本大学藝術学部美術学科非常勤講師)  詳細はニュースをご覧ください。
第2回 10月〜11月 女子美術大学 http://www.joshibi.ac.jp/
第3回 1月または3月 日本デザイン専門学校 http://www.ndc.ac.jp/ 


尚、本研究会はデザイン、美術、工芸、などの教育現場に携わる方、デザイナー・クリエーターの方、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方など、デザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加していただけます。是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。
日本デザイン学会教育部会公式Webページでもニュースをご覧いただけます。
http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group

問合せ・連絡先 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko@ndc.ac.jp

案内:デザイン教育研究会2014年度_vol.3お知らせ

デザイン教育研究会2014年度_vol.3のご案内です。

今年度(2014年度)は「まなびのかたち、おしえのかたち」を共通テーマに皆さんと様々な意識を共有してましりました。そこにはこれまでの既成を越えた新しい試みや工夫、沢山の可能性が確実にあったと思います。
デザインの分野に限らず、時代とともに学生の気質や社会のニーズが変って行く中、教育現場の考え方や授業の内容、学びの場や方法は今後更に変化(進化)して行く兆しも実感しました。
締めくくりの3回目となる今回は、参加の皆様と共に 〜私の受けた教育〜 をサブテーマに座談会形式にて皆様のご意見や感想を伺おうと思います。時代と共に変って行くかたちと、いつまでも変らない何か、が見えてくるかもしれません。年度末のお忙しい頃とは存じますが是非ご参加下さい。
主査:金子武志

座談会テーマ:「まなびのかたち、おしえのかたち」〜私の受けた教育〜

日時:2015年3月13日(金)18:00~20:00

場所:日本デザイン専門学校 学生ホール

参加費:無料
申込み:不要(資料の準備の都合上、事前にご連絡いただけると助かります。)

教育現場に携わる先生方やデザイン・教育に関心のあるデザイナー・作家・学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ。多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。

【会場へのアクセス】 会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本デザイン専門学校 渋谷区千駄ヶ谷5-7-3 http://www.ndc.ac.jp/info/accessmap.html
JR 代々木駅または千駄ヶ谷駅、都営地下鉄大江戸線代々木駅 徒歩5 分
東京メトロ副都心線北参道駅 徒歩3 分

問合せ 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko☆ ndc.ac.jp( ☆を@に置き換えてください。)

添付ファイル:案内:504 KB

案内:デザイン教育研究会 2014年度_vol2のお知らせ

「デザイン教育研究会 2014年度_vol」を、下記要領にて開催いたします。

今年度の研究会の共通テーマは「まなびのかたち、おしえのかたち」です。
デザインの分野に限らず、時代とともに学生の気質も変わり、社会のニーズに即応しながら教育現場の考え方や授業の内容、スタイルも色々変ってまいりました。
また、幼稚園から大学まで教育機関に限らず、地域のコミュニティー、美術館でのアートプロジェクト、ネットを利用した通信講座など、学びの場や方法は多様化しています。そこには時代とともに変っていくかたちと、いつまでも変らない何か、がありそうです。研究会を通じて皆さんと有意義な時間を共有できればと思います。
今回は、インドの少数民族が暮らすちいさな村で日印共催アートフィスティバルを企画開催し、伝統的な家作りを通して、現地で共に持続可能な自然との共生を模索する学びの場作りをスタートしたWall Art Project 主催のおふたりをお招きします。インド、日本の若者がインドでどんな学びの場を得たのか、またデザインやアートは何ができるのかなど、ユニークな実践を中心にお話を伺います。
教育部会主査/金子武志

テーマ 「自然との共生:持続可能なまなびのかたち」〜アート、デザインは何が出来るのか

発表者 おおくにあきこ 浜尾和徳(NPO 法人 Wall Art Project 統括ディレクター/ ディレクター 兼 コーディネーター)
日時  2014 年11 月21 日(金) 18:00 〜 20:00
会場  女子美術大学 杉並キャンパス 1 号館2F 1201 セミナールーム

ウォールアートプロジェクトは2009 年に設立以降、インド農村部3 か所(ビハール州ブッダガヤ、マハラシュトラ州ダハヌ、ジャンムーカシュミール州ラダック)、日本では福島県郡山市、栃木県さくら市にて、アートプロジェクトを展開してきました。活動の目的は、地元の人々と協働しアートプロジェクトを展開することで、アートの力を人々に伝えること。自由性、平等性、人と人をつなぐ力…アートはたくさんの力を持っているということを、アーティストと共に示してきました。 
インドでの活動では、学校で芸術祭を開催することで、識字率が低い地域の学校に通っていない子どもとその保護者が学校に足を運ぶきっかけを作ることも目的です。プロジェクト後、新しく学校に通い始める子どもが50 人~100 人増えるという現象も起きています。「何かをやり遂げる自信がついた」「絵を描く、踊る、歌う…表現することが好きになった」など、子どもたちの内面的な変化も引き起こされます。外部からのボランティアと地元の有志が芸術祭を作り上げていく過程で様々な垣根を越えた交流が生まれることも、このプロジェクトの特徴です。 
新プロジェクト・[ Noco Project ノコプロジェクト] ノコ=ワルリ族の言葉で、「もう十分、ストップ」の意 インド西部に暮らすワルリ族。ジャングルに囲まれた村で生きる彼らは、そこで採れる土と木材に牛ふんを効果的に使った家作り文化を持ちます。
彼らの伝統的な家作りと、日本のデザイナーの知恵を融合させ、持続可能な家のモデルを創出するプロジェクトです。「家」は日本や海外の青年たちが持続可能な社会、ローカリゼーションを模索し、学ぶ拠点として機能します。
今回は、ウォールアートプロジェクトのこれまでの実践・活動をご紹介すると共に、新しい試みについてみなさんと対話できる機会になることを願っています。

おおくに あきこ(統括ディクター)
東京生まれ。フリーライターとして、女性雑誌を中心に、インタビュー、旅行、ブックレビューなどを執筆。フランス、英国、オーストラリア、中国、ベトナムなど海外派遣も多数。執筆の傍ら、有限会社ブルーベアのエグゼクティブ・アートディレクターとして制作物を統括。
アートディレクションの経験を生かし、2010 年から特定非営利活動法人ウォールアートプロジェクト理事長に。インドの片隅から発信する国際的芸術祭「ウォールアートフェスティバル」をオーガナイズ。

浜尾和徳(ディレクター 兼 コーディネーター)
1985 年、福島生まれ。東京学芸大学卒業後、アルバイトを経てニランジャナスクールのボランティア・コーディネーターとしてインドへ。 滞在中、ビハール州マガダ大学で労働・社会福祉学を修了。
okazu の愛称で呼ぶインド人の友人多数。ヒンディー語を話し、 ウォールアート・フェスのために、インドで実行委員会をがっちり組織。
Wall Art プロジェクトの要的存在。現在、先住民族ワルリ族の村で暮らし、彼らの文化に親しみつつ日本と繋いでいる。

【会場へのアクセス】 
前回と会場が異なりますのでご注意ください。
女子美術大学 杉並キャンパス
北門入口1 号館ガレリアニケ・歴史資料展示室2F
〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8
東京メトロ 丸ノ内線 東高円寺駅 下車 徒歩8 分
地図:http://www.joshibi.ac.jp/access/suginami

問合せ 女子美術大学 芸術学部 坪谷彩子(教育部会・事務局)
TEL:042-778-6129 E-mail: tsuboya07016(at)venus.joshibi.jp *at は@ へ置き換えてください

bukai02_141121.pdf(地図入りのご案内:541k)